20代のころと同じ洗顔料を使っているのに、洗ったあとつっぱるようになった。それなのに夕方にはテカる。この2つが同時に起きるのが30代によくある状態です。
矛盾しているようですが、仕組みを知ると噛み合っていることが分かります。打ち手も見えてきます。
この記事でわかること
- 乾くのにテカるという状態
- 同じ製品が合わなくなる理由
- 30代で見直す2か所
- 足すなら何から
皮脂は減り、水分保持力も落ちる
皮脂の分泌量は20代をピークに緩やかに減っていくとされます。同時に、角層が水分を保つ力も落ちる。この2つが同時に進むので、乾燥を感じる場面が増えてきます。
ところがTゾーンの皮脂腺は比較的量を保つので、額や鼻はテカったままになる。結果として場所によって状態が違う混合肌に近づきます。
同じ製品が合わなくなる
20代の皮脂量に合わせて選んだ洗顔料は、30代の肌には強すぎることがあります。製品が変わったのではなく肌のほうが変わったということです。
切り替えの合図は分かりやすい。洗って10分後につっぱるかどうかです。数年前は平気だった製品でつっぱるなら、それが切り替えの時期になります。
見直すのは洗浄力と蓋
| 見直す場所 | 20代のやり方 | 30代での調整 |
| 洗浄力 | 強めで問題なかった | アミノ酸系などへ |
| 洗う回数 | 2回 | 2回のまま。減らす場合も |
| 蓋(乳液・クリーム) | 省きがち | 必ず入れる |
| 部位ごとの量 | 全面同じ | Tゾーンは薄く、頬は普通に |
特に4つ目が効きます。全面に同じ量を塗るとテカる場所と乾く場所が同時にできてしまう。場所で量を変えるだけでかなり整います。
乳液を省かない
化粧水だけで終わっている人が多い年代です。ベタつくのが嫌という理由が大半ですが、蓋が無いと入れた水は逃げます。
量を減らす、軽い剤形にする、乾く場所だけに使う。調整の余地はいくらでもあります。ゼロにするより少なくても塗るほうが結果は出ます。
目元から変化が出る
目の周りは皮膚が薄く、皮脂腺も少ない。だから乾燥の影響が最初に出ます。小じわが気になり始めるのもこの場所です。
顔全体と同じケアでは足りないことがあるので、乳液を重ねるか目元用を足すという選択肢があります。ただし優先度としては顔全体の保湿を整えるほうが先です。
くすみが出てくる
肌の入れ替わりに時間がかかるようになると、古い角質が表面に残りやすくなります。これがくすみとして見える要因の1つです。
ただし、ここで削る方向に振ると角質が厚くなる循環に入ります。保湿で柔らかくするほうが先で、それでも残るなら週1回だけ擦らない方法で落とす。
日焼け止めの優先度が上がる
20代で浴びた紫外線の影響が出てくるのがこの年代です。いま塗り始めてもこれから増えるぶんは確実に防げます。
毎日塗る習慣が無いなら、ここが最も費用対効果の高い改善点になります。美容液を足すより先にここを埋めるほうが結果が出ます。
髭剃り負けの赤みが長引く
角層の回復に時間がかかるようになると、髭剃りで削られた分が翌日までに戻りきらないことがあります。赤みが続くようになるのはこのためです。
剃り方を見直す価値があります。刃をこまめに替える、逆剃りをやめる、風呂上がりに剃る。費用のかからない調整で変わることが多い。
足すなら何から
| 順位 | 足すもの | 理由 |
| 1 | 日焼け止め | 将来のしみ・シワに直接効く |
| 2 | 乳液・クリーム | 水分保持力の低下を補う |
| 3 | 洗浄力の穏やかな洗顔料 | 削りすぎを止める |
| 4 | 目元用 | 変化が最初に出る場所 |
美容液は4番目より後で構いません。土台が整っていないと効果が分かりにくいためです。順番を守るほうが無駄が出ません。
高い製品に替えるべきか
価格と効果は比例しません。見るべきなのは区分と有効成分、それに全成分の前半です。
医薬部外品で肌荒れ防止の有効成分が入っていれば効能の根拠があります。同じ根拠を持つ製品の中から続けられる価格のものを選ぶほうが合理的でしょう。
引っかかるところ
この記事の結論は「洗浄力を落として蓋をする」というものです。劇的な変化を求めている人には地味に見えると思います。
ただ、30代は基本の調整でかなり戻る年代でもあります。新しいものを足す前に、いま使っているものが今の肌に合っているかを確かめるほうが早い。
季節の振れ幅が大きくなる
20代のころは一年中同じ製品で通せた人も、30代になると夏と冬で状態が違うことに気づきます。夏はテカり、冬はつっぱる。
2本持つのが面倒なら、蓋の側だけ季節で変えるという手があります。夏は乳液、冬はクリーム。化粧水は同じで構いません。手間が小さいわりに効きます。
生活の影響が出やすくなる
睡眠不足や飲酒の翌日に肌の状態が変わるようになります。20代なら一晩で戻ったものが、数日残るようになる。
化粧品でこれを打ち消すことはできません。重要な予定の前は生活のほうを整えるほうが確実です。費用もかかりません。
ひとつ前の年代については20代のスキンケアにまとめています。
製品ではなく肌が変わった
乾くのにテカるのは皮脂と水分が別の動きをしているからです。洗浄力を落として、蓋をする。それだけで整うことが多い。
そして日焼け止めを毎日。順番の考え方は基本ガイドに、選び方はランキング記事にまとめています。
30代は、いま使っているものを疑い直す時期でもあります。何年も同じ製品を同じ使い方で続けているなら、そこが最初に見る場所になります。
※本記事はプロモーションを含みます

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