軟毛でヘアセットが決まらない——そんな悩みを持つ方に、ぜひ試してほしいワックスがあります。
僕は中学生の頃からほぼ毎日ヘアセットをしていますが、軟毛のためセットがしづらいのが長年の悩みでした。油分の多いワックスは基本NGで、艶が出ないマットタイプをたくさん使ってきました。
そこで出会ったのがオーシャントリコの「クレイ」というワックスです。今まで数多くのクレイワックスを使ってきましたが、僕にとってこれが一番しっくりきました。本記事では、良い点も悪い点も正直に書いていきます。
結論:オーシャントリコ クレイは油分が少なく高いセット力とキープ力を両立した、軟毛と相性抜群のマットワックス。軟毛でもしっかり束感と動きが出せて、洗い落ちも良好でした。
この記事でわかること
- オーシャントリコ クレイのセット力・キープ力・質感
- 軟毛の僕が実際に使って感じた良い点・悪い点
- どんな髪質・仕上がりを求める人に向いているか
同じく軟毛の方は、洗い流さないトリートメントも合わせるとセットがさらにしやすくなります。軟毛におすすめの洗い流さないトリートメント(エルジューダFO)もあわせてどうぞ。
オーシャントリコとは
原宿の人気美容室『Ocean Tokyo』が監修して作られたヘアワックスです。“匂いからパッケージまで全ての要素を満たした納得のいくワックスを作りたい”という想いから、約2年かけて開発されました。
シリーズは複数のタイプが展開されており、それぞれに特徴があります。今もメンズのスタイリング剤として高い人気を誇るブランドです。
オーシャントリコ クレイの評価レビュー

総合評価 ★★★★☆ 4.2
- セット力:★★★★☆(4.5)
- キープ力:★★★★☆(4.0)
- 軟毛との相性:★★★★★(4.8)
- 洗い落ち:★★★★☆(4.0)
- ツヤ感:★☆☆☆☆(1.0 ※マット仕様のため)
※クレイワックスなのでツヤは意図的に出ない仕様です。ツヤ重視の方には向きませんが、マットな仕上がりを求める軟毛の方には高評価です。
クレイワックスなのでツヤはなく、ドライな質感です。セット力・キープ力ともに高めで、髪の長さによってはスプレーがなくてもまとまります。
クレイワックスなのに伸び・馴染みが良く、洗い落ちも良好で、とても使いやすかったですね。
オーシャントリコ クレイの良い点
- 軟毛に適している
- 高いセット力とキープ力
- 馴染みの良さ
軟毛に適している
軟毛の僕が使ってものすごく使いやすかったので、ここは間違いないです。油分が少なくセット力が高いので、軟毛でもしっかり動きを出せます。キープ力もあるので、スプレーも少量で済みます。軟毛の方には本当におすすめです。
高いセット力とキープ力
軟毛だとナチュラル系のワックスでは動きが出ず、すぐに重くなってしまいがちですよね。このワックスはセット力が高くキープ力もあるので、その心配がありません。束感もかなり出しやすいです。軟毛でなくても、これだけのセット力があれば様々なヘアスタイルに対応できると思います。
馴染みの良さ
クレイワックスの多くは馴染みが悪かったり、洗い落ちが悪かったりしますが、このワックスはそれがありませんでした。シャンプーの際も髪に残る感じが少なかったです。操作性にも優れているので、初心者の方でも扱いやすいと思います。
オーシャントリコ クレイの悪い点
- 剛毛には使いづらい
- 極度のダメージ毛だと相性が悪い
剛毛には使いづらい
油分が少ないため、ボリュームをある程度抑えながら動きを出したいという方には不向きだと感じました。剛毛の方は、もう少し油分のあるワックスをおすすめします。
極度のダメージ毛だと相性が悪い
こちらもクレイワックスならではですが、油分が少ないため、ダメージ毛の方だとつける際に髪が絡まってしまうことがあります。ダメージ毛の方は違うワックスを使うか、ツヤの出るワックスを混ぜるなどの対策が必要だと思います。
軟毛でもセットとキープを両立させる使い方のコツ
軟毛はワックスを付けすぎると、その重みで一気にペタッとつぶれてしまいますよね。オーシャントリコ クレイは油分が少なくベタつかないので、少量でも根元が立ち、動きをキープしやすいのが強みです。使い方を少し意識するだけで、夕方までのキープ力がぐっと変わります。
POINT|軟毛の付け方3ステップ
- ドライヤーで根元を起こし、8割ほど乾かす(半乾きが立ち上げの鍵)
- パール1粒分を手のひら全体に薄く伸ばし、後頭部・襟足など内側からもみ込む
- 前髪は最後に。指先に残った少量で束感を作ると重くならない
それでも夕方にへたりが気になる軟毛の方は、クレイの前にドライ系のパウダーやミストを仕込むとキープ力が底上げされます。クレイ自体のホールドが高いので、ハードスプレーは軽く一吹きで十分。付けすぎないことが、軟毛を一日中キープさせる一番のコツだと感じています。
クレイが軟毛に効く理由と、効かないケース
クレイ系が軟毛と相性がいいのには理由があります。ただし万能ではなく、合わない条件もはっきりしています。
| 条件 | クレイの向き不向き | 理由 |
| 細くて柔らかい髪 | とても向く | 油分が少なくマットなので、髪が重くならず根元が立つ |
| 短め〜ミディアム | 向く | 動かす距離が短く、ホールド力が効きやすい |
| 硬くて多い髪 | 条件付き | ホールドは足りるが、質感がゴワつくことがある |
| 長めで流したい | 不向き | マットで摩擦が出るため、流れる動きは作りにくい |
| ツヤを出したい | 不向き | クレイは質感を消す方向。ツヤ系を選ぶべき |
「軟毛だからクレイ」ではなく「軟毛でマットに立ち上げたいからクレイ」という選び方が正確です。同じ軟毛でも、ツヤのある束感が欲しいなら別のタイプが向きます。
僕がクレイに落ち着いたのは、ぺたんこになる悩みが「重さ」から来ていたと気づいたからでした。油分の多いワックスを足すほど根元が沈む。そこを断てたのが一番の変化です。
軟毛に効く理由と効かないケースまで読んだうえで試すなら、こちらです。
量とつける順番で仕上がりが決まる
クレイはホールド力が強いぶん、量を誤ると一気に不自然になります。ここは慎重に進めたいところです。
| 工程 | やり方 | 外すとどうなるか |
| 量 | まず小豆1粒分から | 多いと固まって不自然。足すのは後からできる |
| 伸ばし方 | 手のひら全体に透明になるまで | 塊のままだと一箇所に固まる |
| つける順番 | 後頭部→サイド→トップ→前髪 | 前髪から始めると付きすぎる。最後が正解 |
| 仕上げ | 指先に残った分で毛先を整える | 上から足すと重くなる |
前髪を最後にするのが最大のコツでした。顔まわりは目立つうえ、手に残ったわずかな量でちょうどよく決まります。最初に触ると必ずつけすぎます。
髪は完全に乾かしてからつけること。半乾きだと水分で薄まり、ホールド力が出ないまま量ばかり増えていきます。
髪が硬いなら、剛毛のセットの記事もあわせてどうぞ。
要点をもう一度
オーシャントリコ クレイは、特に僕のような軟毛の方にはかなりおすすめできるワックスです。セット力・キープ力は申し分なく、束感も出しやすい。さらに洗い落ちも良いのが嬉しいポイントです。
本体は80gで、実勢価格はおおむね1,600円前後(2026年時点)と手に取りやすい価格帯です。ツヤ感を求める方や剛毛の方には向きませんが、マットに軽く動かしたい軟毛の方は試す価値アリだと思います。
同じオーシャントリコの他タイプが気になる方はオーバードライブのレビューを、別ブランドのクレイ系が気になる方はBYRDのクレイポマードのレビューもあわせてどうぞ。
この記事のまとめ
- ✓ 軟毛でもしっかり動く、高いセット力・キープ力
- ✓ クレイなのに馴染み・洗い落ちが良く扱いやすい
- ✓ ツヤは出ないマット仕様。剛毛・ダメージ毛には不向き
- ✓ 80gで1,600円前後とコスパも良好(2026年時点)
あわせて読みたい:他の軟毛向けワックスと比較したい人は軟毛メンズのヘアワックスおすすめ5選もどうぞ。質感とセット力の違いで整理しています。
あわせて読みたい:同じクレイ系ではモデニカ スモーキーマットも湿気に強く、軟毛と相性がいいです。
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