着なくなった服を手放す方法は複数あって、回収できる金額と手間が大きく違います。全部を高く売ろうとすると時間を失い、全部を捨てると回収できるものを捨てることになる。分け方を整理します。
手放す方法は5つ
| 方法 | 回収率 | 手間 | 向くもの |
|---|---|---|---|
| フリマアプリ | 定価の2〜6割 | 大 | ブランド品・状態良好 |
| 買取店(持込) | 定価の1〜3割 | 中 | まとめて処分 |
| 宅配買取 | 定価の1〜3割 | 小 | 量が多い |
| 店の下取り | 割引券など | 小 | 次に買う予定がある |
| リサイクル | 0 | 小 | 値が付かないもの |
回収率と手間は、ほぼ逆に動きます。高く売りたいほど、時間がかかる。
だから全部を同じ方法で処理するのは非効率です。品物ごとに分けるのが正解になります。
目安として、5,000円以上で売れそうなものはフリマ、それ以下はまとめて買取、値が付かないものはリサイクル。
店の下取りの仕組み
服を持ち込むと、次の買い物に使える割引がもらえる仕組みです。
| 形式 | もらえるもの | 条件 |
|---|---|---|
| 割引券 | 次回の買い物で使える | その店で買う必要がある |
| ポイント | 店のポイント | 同上 |
| 現金 | そのまま | 扱う店は少ない |
割引券は、その店で買うことが前提です。買う予定がなければ、価値はありません。
逆に、その店で買う予定があるなら現金に近い価値になります。
対象になる服の条件(そのブランドのみ、点数制限など)を先に確認してください。
買取店の選び方
| 種類 | 得意 | 査定 |
|---|---|---|
| ブランド専門 | 高級ブランド | 高い |
| 総合リサイクル | 何でも | 低い |
| 古着専門 | 古着・特定の年代 | 品による |
| 宅配買取 | 量が多いとき | 中 |
ブランド品を総合店に持ち込むと、安く査定されます。扱いに慣れていないからです。
同じ品でも、店によって倍以上違うことがある。2〜3店で見積もりを取る価値があります。
宅配買取は箱に詰めて送るだけですが、査定額に納得できない場合の返送料に注意してください。
査定を上げる準備
同じ品でも、状態で査定額が変わります。
持ち込む前にやること
- 洗濯またはクリーニング
- 毛玉を取る
- アイロンをかける
- 付属品を集める(保存袋・箱・替えボタン)
- たたんで持っていく(袋に詰め込まない)
袋に詰め込んで持ち込むと、シワだらけで査定されます。たたむだけでも印象が違う。
付属品がそろっていると、1〜2割上がることがあります。箱や保存袋は探してから行く。
クリーニング代が査定の上がり幅を超えるなら、そのままでも構いません。金額で判断してください。
値が付かないもの
| 状態 | 扱い |
|---|---|
| 毛玉・毛羽立ち | 値が付かない |
| 黄ばみ・シミ | 同上 |
| 量販店の服 | 数十円か0円 |
| 10年以上前のもの | 品による |
| 下着・靴下 | 対象外 |
値が付かないものを持ち込むと、そのまま引き取られて終わります。
無料で処分してもらえると考えれば、それでも意味はある。ゴミとして出す手間が省けます。
ただし引き取り自体を断られることもあるので、事前に条件を確認してください。
時間で判断する
どの方法を選ぶかは、時間あたりの金額で決まります。
計算のしかた
- フリマ:1点あたり35分・手取り2,000円 → 時給3,400円
- 買取店:10点で1時間・合計3,000円 → 時給3,000円
- 宅配買取:20点で30分・合計3,000円 → 時給6,000円
- リサイクル:10分・0円 → 時給0円
点数が多いなら、宅配買取が最も効率的です。詰めて送るだけで済む。
高額な1点だけなら、フリマのほうが回収額が大きい。
この計算をすると、「全部フリマに出す」が非効率だと分かります。
手放す時期
季節によって、査定額と売れやすさが変わります。
| 品目 | 高く売れる時期 |
|---|---|
| 冬物アウター | 9〜11月 |
| 夏物 | 4〜6月 |
| スーツ | 2〜3月(新生活前) |
| 定番品 | 通年 |
シーズンが終わってから出すと、安くなります。コートを2月に出しても、需要が落ちている。
着なくなったと気づいた時点で次のシーズン前まで保管しておくほうが高く売れます。
ただし1年保管すると、その分だけ状態が落ちる。半年以内が現実的な範囲です。
手放す基準を先に決める
何を手放すかで迷うと、作業が進みません。
機械的に判断する基準
- 1年着ていない
- サイズが合わない
- 同じようなものが3着以上ある
- 傷んでいて直す予定がない
- 着ると気分が上がらない
1年着ていないものは、次の1年も着ません。これが最も分かりやすい基準です。
「痩せたら着る」で置いているものは、期限を決めてください。半年で判断する。
迷ったものは、いったん箱に入れて3か月置く。その間に一度も出さなければ、手放していい。
買うときに考えておく
手放すときのことを、買うときに考えると選び方が変わります。
値崩れしにくいのは、定番のブランド品です。数年着ても3割は回収できることがある。
逆に、流行の強いものや量販店の服はほぼ回収できません。
「買値マイナス売値」で考えると、少し高いものを選ぶ判断がしやすくなります。
3万円で買って1万円で売れるなら実質2万円。1万円で買って0円なら実質1万円。差は1万円しかない、という見方ができます。
この視点があると、良いものを選びやすくなります。
全部を換金しなくていい
手放すこと自体が目的なら、金額にこだわる必要はありません。
着ない服を抱えていると、クローゼットが機能しなくなります。
探す時間が増え、持っているものを把握できなくなる。
その状態のほうが、数千円の回収より損失が大きいことがあります。
だから、値が付かないものは迷わず手放す。回収を考えるのは、値が付くものだけでいい。
手放すハードルを下げておくと、クローゼットが常に使える状態に保てます。
そして使える状態が保てると、同じものを重複して買う失敗も減ります。
あわせて読みたい
- 高く売りたいならフリマアプリで服を売るもどうぞ。
- 何を手放すか迷うなら服を手放す基準もどうぞ。
自分で売り買いするなら、フリマアプリの記事もあわせてどうぞ。
安く買うほうを先に考えるなら、型落ちを狙う買い方の記事もあわせてどうぞ。
最後にひとこと
回収率と手間は逆に動きます。品物ごとに方法を分けてください。
5,000円以上ならフリマ、それ以下はまとめて買取が効率的です。
たたんで持ち込む、付属品を集めるだけで査定が変わります。
シーズン前に出すと高く売れます。冬物は9〜11月。
※本記事はプロモーションを含みます









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