夜のケアは、朝より時間が取れるぶん工程が増えがちです。ただ、増やせば良くなるというものでもありません。その日に何を顔に乗せたかで必要な落とし方が変わり、それによって後の工程も決まってきます。
この記事では、落とすところから始めて寝るまでの流れを整理します。省いていい工程と、省くと後で困る工程も分けて書きます。
この記事でわかること
- その日に乗せたもので落とし方が変わること
- 夜の工程の順番
- 省いていい工程と残すべき工程
- 寝る前にやってはいけないこと
落とすものを先に決める
顔に乗っているものは、大きく3種類あります。皮脂などの体から出たもの、ほこりや排気ガスといった外から付いたもの、そして日焼け止めや整髪料のように自分で塗ったもの。3つ目があるかどうかで洗い方が変わります。
| その日に塗ったもの | 必要な落とし方 |
| 何も塗っていない | 洗顔料だけで足りる |
| 日焼け止め(普通のもの) | 洗顔料で落ちるものが多い。表示を確認 |
| 日焼け止め(耐水性★★) | クレンジングを使うほうが確実 |
| ベースメイク・コンシーラー | クレンジングが要る |
日焼け止めに「クレンジング不要」と書いてあれば洗顔料で落とせますが、塗った量が多い日はすすぎを丁寧にする必要があります。落とし残しが毛穴の詰まりや翌朝の肌荒れにつながるので、ここは省かないほうがいい。
順番
| 順 | 工程 | 省けるか |
| 1 | クレンジング(塗った日だけ) | 塗っていなければ不要 |
| 2 | 洗顔 | 省けない |
| 3 | 化粧水 | 省けない |
| 4 | 乳液・クリーム | 省くと化粧水が無駄になる |
| 5 | 部分ケア(目元など) | 必要な人だけ |
4番目を省く人が多いのですが、これをやると3番目で入れた水分が逃げていきます。ベタつくのが嫌なら量を減らすか乾きやすい場所だけに使う。ゼロにするより、少なくても塗るほうが結果は出ます。
風呂と顔洗いの順番
湯船に入る前に顔を洗うか、出てから洗うかで迷う人がいます。結論としては出てから、洗面台でが無難です。浴室の湯温は顔には熱すぎることが多く、シャワーを直接当てると皮脂が落ちすぎます。
ただ、湯気で毛穴がゆるんでいるほうが汚れは落ちやすいという面もあります。風呂の最後に、ぬるいシャワーで洗面器の湯を使って洗うという折衷案もあり得ます。大事なのは温度で、熱い湯を顔に当てないことが共通の条件になります。
化粧水を入れるタイミング
タオルで水気を押さえたら、できるだけ早く。洗ったあとの肌は水分が蒸発していくので、時間を置くほど乾いた状態から始めることになります。洗面所に置いておくだけでこの時間差はかなり縮まります。
量は、顔全体が湿る程度。ケチると塗れていない場所ができて、そこだけ乾きます。手のひらに広げてから押さえるように入れる。コットンで擦るのは摩擦になるので、手で入れるほうが肌には優しい。
省いていい工程
工程が5つも6つもある必要はありません。洗う・入れる・蓋をするの3つが揃っていれば基本は成立します。美容液やパック、部分用のクリームは目的がはっきりしているときだけ足せばいい。
むしろ工程が多いと、何かが合わなかったときに原因を特定できなくなります。肌の調子が悪いときは意図的に減らして様子を見るほうが切り分けとしては正しい。
寝る前にやってはいけないこと
| やりがちなこと | なぜ良くないか |
| 濡れた髪のまま寝る | 頭皮が数時間湿ったまま。ニオイとフケの原因 |
| 顔を触りながらスマホを見る | 無意識の摩擦。時間が長い |
| パックを長く貼りすぎる | 乾き始めると水分を引き戻す |
| その日の汚れを残す | 翌朝の肌荒れにつながる |
髪を乾かさずに寝るのは、顔のケアより優先度が高い改善点かもしれません。頭皮が湿ったまま数時間続くと菌が増える条件がそろい、枕を経由して顔にも影響します。
枕カバーとタオル
顔が毎晩7時間ほど触れている布です。皮脂も汗も付いたまま何日も使えば、そこが菌の温床になります。フェイスラインのニキビと接触面はよく重なるので、週2回替えるだけで変わることがあります。
タオルも同じで、洗顔後に使うものは清潔なほうがいい。共用のものを使い回しているとそこが原因になっていることもあります。
睡眠そのものの効き方
肌の状態にいちばん効くのは睡眠です。費用がかからず、数日で違いが分かる。どんな化粧品より確実という面もあります。
だから、ケアの工程を増やして寝る時間が削れるなら本末転倒になります。3工程を5分で終わらせて早く寝るほうが、10工程を30分かけるより結果は良いかもしれません。
季節での変え方
冬は乳液やクリームを厚くし、夏は軽くする。同じ製品を一年使うより、蓋の側だけ季節で変えるのが手間としては小さくて済みます。
洗浄力も同じで、夏に合うものは冬には強すぎることが多い。洗ったあと10分でつっぱるなら切り替えの合図です。
物足りないと感じる点
この記事には特別な工程が出てきません。洗って、入れて、蓋をする。それだけです。新しい製品を買う話も少ないので、物足りないかもしれません。
ただ、この3つが揃っていない人が多いのも事実です。化粧水だけで終わっている、落とし残しがある、髪を乾かさずに寝ている。まずここを埋めるほうが、製品を足すより効きます。
朝の工程については朝のスキンケアの記事にまとめています。
落とし方から決める
その日に何を塗ったかで落とし方が決まり、そこから後の工程も決まります。洗う・入れる・蓋をするの3つが揃えば基本は成立する。
工程を増やす前に、この3つが埋まっているかを見る。順番の考え方は基本ガイドに、製品の選び方はランキング記事にまとめています。
※本記事はプロモーションを含みます

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