甘い香水だと思って買ったら、届いたのはお香のような匂いでした。ビリー アイリッシュ アイリッシュ No.2 は、僕が11月から2月まで毎朝使っている1本です。結論から言うと、甘い果実の香りを探している方には向きません。花で始まって煙で終わる香りなので、ウッディ系を自分で選んできた方ほど手になじみます。肌と服で残り方が違うところも書きます。
この記事でわかること
- 花から煙へ、どの順で入れ替わるか
- 肌で何時間、ニットやマフラーで何日残るか
- 買ってから戸惑った2か所
- 買う前に迷った3つと、僕の答え
中身の話の前に、まずは僕のイチオシから。
ビリー アイリッシュ アイリッシュ No.2 オードパルファム 100mL
参考価格 10,956円前後
アップルブロッサムやポピーの香りに、温かなムスクが続く一本を探している人向け。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
結論:アイリッシュ No.2 は花より煙の香りです
結論から言うと、この香水で記憶に残るのは花ではなく煙のほうです。
素材の並びがそうなっているからだと思います。トップにイタリアン ベルガモットとアップルブロッサム、そこへインセンスが最初から同居していて、ベースはパロサント、エボニー、スキンムスク。花の要素は入口に置かれていて、出口は木と煙です。名前から受ける印象が可愛いほうに寄っているので、僕にはまったく想像の外でした。
僕の腕でも同じ順に動きました。吹いた直後は青い花と柑橘のにおいがして、10分ほど経つと乾いたお香のようなにおいが出てきます。そこから先は、寝るまでずっとその煙が続きました。持続は体感で5〜7時間です。ただし、この数字は肌の話でしかありません。衣類に乗ったぶんはもっと長く残ります。
というわけで、名前から甘い果実系を期待している方にはおすすめしません。ウッディや煙っぽい方向を自分で選んできた方なら、開けた瞬間に話が早いはずです。
総合評価:4.5 / 5.0 ★★★★☆
Ryo
甘いのを想像して開けたら、焚きかけのお香でした。

アイリッシュ No.2 のスペックを5行で
1万円をほんの少し超えるくらいで、100mLが手に入ります。毎朝1プッシュなら半年以上かかる量なので、1日あたりに割ってしまえば財布への負担は小さいほうでした。
濃度はオードパルファム、剤形はスプレーです。系統としてはウッディ フローラルにあたります。この5つを頭に入れておけば、商品ページで迷うところはほとんどありません。ひとつだけ補足しておくと、このブランドは日本語のページを持っていません。国内では並行輸入品として扱う店もあるので、どこで買うかを先に決めておくほうが気は楽でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ビリー アイリッシュ |
| 商品名 | アイリッシュ No.2 オードパルファム |
| 容量 | 100mL(ほかに 0.33 FL OZ・1.0 FL OZ・1.7 FL OZ) |
| 濃度 | オードパルファム |
| 系統 | ウッディ フローラル |
| 香調 | トップ:イタリアン ベルガモット、アップルブロッサム、インセンス/ミドル:パピルス、ブラックペッパー、ワイルド ウェット ポピー フラワー/ベース:パロサント、エボニー、スキンムスク |
| 剤形 | スプレー |
| 実売 | 10,956円(楽天) |
数字で見ると、毎日使う1本としては無理のない大きさに収まっています。秋から冬にかけて出番が集まる香りなので、100mLでも持て余しませんでした。
買う場所で迷っている方は、並行輸入の香水の記事も先に読んでおくと判断が早くなります。
いまの値段と在庫は、下のリンクから確かめてみてください。
ビリー アイリッシュ アイリッシュ No.2 オードパルファム 100mL
参考価格 10,956円前後
アップルブロッサムやポピーの香りに、温かなムスクが続く一本を探している人向け。
香りは10分でごっそり入れ替わります
この香水のおもしろいところは、前半と後半でほとんど別物になるところです。層ごとに分けて書きます。
トップ
吹いた直後に立つのは、イタリアン ベルガモットとアップルブロッサム、そしてインセンスです。柑橘の酸っぱさと、まだ咲ききっていない花の青さが同時に来ます。僕の腕では、このうちインセンスがいちばん大きく出ました。花だけを想像していると、ここで一度「あれ」と思うはずです。
甘さは、かじった林檎ではなく林檎の木の花のほうです。砂糖の匂いはしません。朝の冷たい空気に吹くと、この青さがきれいに立ちました。
ミドル
パピルス、ブラックペッパー、ワイルド ウェット ポピー フラワー。ここが僕の好きな時間帯です。乾いた草を束ねたようなパピルスの匂いに、こしょうのぴりっとした感じが混ざります。花の湿っぽさもまだ残っていて、乾いた匂いと湿った匂いが一度に来る感じでした。
このあたりから、腕に鼻を寄せないと分からない距離まで落ちます。1プッシュだと1時間ほどでここに来ました。2プッシュ吹いた日は、この時間帯がもう少し長く続きます。
ベース
パロサント、エボニー、スキンムスク。ここがこの香水の本体だと思っています。パロサントの乾いた煙に、体温のようなムスクが重なります。肌に残るのは体感で5〜7時間ですが、話はここで終わりません。
ニットやマフラーに移ったぶんが、翌日まで残ります。ウールのマフラーに至っては、2日経ってから巻いてもまだ煙のにおいがしました。寝る前に腕に吹いた日は、朝に枕カバーからも同じにおいが返ってきます。肌の上では静かになっているのに、布の上では元気に残っている。この落差は、買ってからしばらく経って気づきました。だから僕は、その日どの服を着るかを見てから吹く場所を決めるようになりました。
STEP 1|0〜30分
ベルガモットと花の青さ、そこにインセンス
離れていても分かる時間帯です
STEP 2|〜3時間
パピルスとこしょう、湿った花
腕を寄せると分かるくらいまで落ちます
STEP 3|それ以降
パロサントの煙とムスク
肌のすぐ近くだけ。衣類には翌日も残ります

買ってから戸惑ったところ
甘い香りを想像して開けると、最初の5分でつまずきます。アップルブロッサムは確かに出ますが、それと同じ大きさでインセンスが最初から立っていて、そこからは煙のほうが長く続きました。果実の甘さを期待して買うと、想像していた香水とは別のものが手元に来ます。僕はここを受け入れるまでに1週間ほどかかりました。
もうひとつは、衣類に残る量が読みにくいところです。肌の上では5時間ほどで静かになるのに、ウールやニットに乗ったぶんは翌日も残ります。同じセーターを2日続けて着る日に前日と同じ量を吹くと、朝の時点でにおいが重なります。僕は服に近い場所へ吹くのをやめて、手首と首の後ろだけに変えました。
この2つは、知っていれば避けられます。知らずに買うと最初の1週間で確実につまずくので、先に書いておきます。
注意
① 想像していた甘さは来ません。アップルブロッサムと同じ大きさでインセンスが立ち、後半はパロサントの煙がずっと続きます
② 衣類に残る量が読みにくい。肌では5〜7時間でも、ウールやニットに乗ったぶんは翌日まで残ります
この香りが刺さる人、外す人
ウッディ系や、お香のような乾いた香りを自分で選んできた方なら、この1本はまず外しません。煙の出方がはっきりしていて、ぼんやりしないからです。
秋冬に1本を決めて毎日使う方にも向きます。100mLは半年以上かかる量ですが、出番の季節が決まっている香りなので、その季節に毎朝使う前提なら無理なく減っていきます。何本かを気分で持ち替える使い方だと、逆に瓶がなかなか軽くなりません。
反対に、果実やお菓子のような甘さを探している方には遠回りです。名前の印象からそちらを期待して手に取ると、ほぼ確実に方向が違います。ここは好みの問題なので、期待の向きを先に合わせておくほうが幸せになれます。
こんな人に合う
- ✓ ウッディや煙っぽい香りを自分で選んできた方
- ✓ 秋冬に1本を決めて毎日使う方
合わないかも
- × 果実やお菓子のような甘さを探している方
いつ、どこで吹いているか
出番が集まるのは、11月から2月にかけての朝です。家を出る15分前に手首へ1プッシュ、コートとマフラーを身につけるのはそのあとにしています。冷たい空気のほうがインセンスとパロサントがくっきり出て、生乾きの煙っぽさが出ません。
休日なら夕方から出かける日に使っています。美術館や本屋のように、暖房の入った静かな屋内へ入る日です。屋内では自分の手首から返ってくる量が増えるので、そういう日は1プッシュで止めています。逆に真夏は吹きません。汗と混ざると煙の部分がべたついて、自分の鼻でずっと気になりました。
服装でいうと、ウールのニットやコートのほうが相性がいいと感じています。綿のシャツ1枚の日は、昼前には肌のすぐ近くまで落ちていました。厚手のものを着る季節ほど長く楽しめる香りです。
使う場面
| 仕事・オフィス | △ | 暖房の入った会議室がある日は1プッシュに留めています |
| 夜デート | ○ | 暗くなってからのほうがムスクの体温っぽさがよく分かります |
| 休日 | ◎ | コートとマフラーで出かける日にいちばん手が伸びます |
| 真夏 | × | 汗と混ざると煙の部分がべたついて、自分で気になります |
季節で香りを分けている方は、冬向きの香水の記事もあわせてどうぞ。
サイズは4つ、僕は100mLにしました
公式の販売単位は 0.33 FL OZ・1.0 FL OZ・1.7 FL OZ・3.4 FL OZ の4つで、値段は $30.00 から $82.00 まで。日本円での税込表示はありません。僕が選んだのは、いちばん大きい100mLでした。11月から2月までを1本で通すつもりだったので、小さい瓶だと冬の途中で空になると思ったからです。
ただ、最初からこの大きさでなくてもいいと思います。香りの方向だけ確かめたいなら、いちばん小さい 0.33 FL OZ から入る手があります。あいだに 1.0 FL OZ と 1.7 FL OZ も挟まっているので、自分の使い方に合わせて刻めるのはありがたいところです。
買う前に検索した3つのこと
僕が最初に検索窓へ打ったのは「ビリー アイリッシュ 香水 評判」でした。画面を見ているうちに、自分が引っかかっているのは3つだと分かってきました。
1つめは甘さの量です。名前から受ける印象だけで、かなり甘いほうを想像していました。実際は林檎の花の青さで止まっていて、砂糖の匂いはしません。甘い香水を探していたわけではなかったので、ここは僕にとって都合のいい外れ方でした。
2つめはインセンスです。お香が入っていると聞くと、部屋の中にずっと残るのではないかと身構えます。僕の場合、室内の空気に残った経験はありません。残るのは布のほうでした。
3つめが、その布です。ニットやマフラーに移ったにおいが翌日の邪魔にならないか、ここが最後まで気になっていました。答えは、吹く場所で解決します。服から離れた手首と首の後ろに吹くようにしてからは、翌日に困ったことはなくなりました。
買う前に迷った点
| 名前から想像するほど甘いのか | 林檎の花の青さで止まり、砂糖の匂いはしませんでした | |
| インセンスが部屋に残らないか | 室内の空気に残った覚えはなく、残るのは衣類のほうでした | |
| 衣類に残った香りが翌日の邪魔にならないか | 服から離れた場所に吹くようにしてから困らなくなりました |
アイリッシュ No.2 を半年使って残ったこと
半年ほど使って手元に残ったのは、寒い日の朝に迷わなくていいという感覚です。コートを着る季節にこれを1プッシュしておけば、その日の方向が決まります。
ウッディや煙っぽい香りを自分で選んできた方には、そのままおすすめできます。甘い方向を探している方は、期待の向きを変えてから手に取るほうが後悔しません。100mLは決して小さくありませんが、出番の季節が決まっている香りなので、毎朝使う方なら1シーズンで自然に軽くなります。
この記事のまとめ
- ✓花で始まって煙で終わる香りで、記憶に残るのはパロサントとインセンスのほうです
- ✓肌では体感5〜7時間、ウールやニットに乗ったぶんは翌日まで残ります
- ✓コートとマフラーを出す季節に出番が集まる1本です
在庫も値段も動きます。気になった方は、いまの状態を見てから決めてください。
ビリー アイリッシュ アイリッシュ No.2 オードパルファム 100mL
参考価格 10,956円前後
アップルブロッサムやポピーの香りに、温かなムスクが続く一本を探している人向け。
※本記事はプロモーションを含みます

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