キュレルの中でいちばん値段が高い部類に入るのが、この角層深部バリア美容液です。化粧水と乳液で足りているなら要らないのでは、と思いながら3か月使いました。
この記事でわかること
- 「角層深部」という言葉が指しているもの
- 化粧水と乳液だけの日との差
- 3か月で残った実感
- 買わなくていい人
何をする美容液なのか
肌の表面にある角層は、水分を抱えて外からの刺激を防ぐ層です。ここが乱れると、乾燥もしやすく、刺激にも弱くなる。足すのではなく、土台を整える側の製品だと理解しています。
だから使ってすぐ何かが変わるものではありません。実感の出方も、化粧水のような分かりやすさはない。
成分表から読めること
有効成分と全成分
| ガンマ-アミノ-ベータ-ヒドロキシ酪酸(有効成分) | 角層深部バリア美容液の有効成分。肌荒れを防ぐ |
| グリセリン | 水を抱える保湿成分。配合量順で上位にあるほど、しっとり側に振ってある |
| ローマカミツレエキス | 整える側の植物エキス。角層深部バリア美容液に入っている |
| ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド | 公式が「セラミド機能成分」と呼んでいるものの正体。キュレルの全ラインに入っている、このブランドの背骨 |
| ユーカリエキス | 公式が「潤い成分」として名指ししている植物エキス。セラミド機能成分と必ずセットで入っている |
| フィトスフィンゴシン | 角層の脂質に近い成分。油分でふたをするのとは別の道筋で膜を助ける |
成分は花王 キュレル公式サイトの表示による(医薬部外品)
| ブランド | キュレル(花王) |
| 商品名 | キュレル 潤浸保湿 角層深部バリア美容液 |
| 使う順番 | 化粧水のあと、乳液やクリームの前 |
| 立ち位置 | シリーズの中では上位。価格も高め |
| 肌への配慮 | 弱酸性・無香料・無着色・アルコールフリー(エチルアルコール無添加) |
使用感
とろみのある液体で、伸ばすと薄い膜が残る感触があります。ベタつきではなく、しっとりが続く感じ。上に乳液を重ねても厚ぼったくなりません。
化粧水が入りきる前に重ねる
乾いてから乗せると表面に残ります。化粧水を置いて、まだ少し湿っているうちに重ねる。この順番だと伸びも入りも良くなりました。
3か月で残ったもの
いちばんはっきりしたのは、季節の変わり目に肌が荒れなかったことです。例年3月と9月に頬が赤くなるのですが、この年は出なかった。
ただ、これが美容液のおかげかどうかは正直わかりません。生活も気候も毎年違います。言えるのは「荒れなかった」という事実だけで、因果は断定できない。
分かりやすい変化は無い
肌が明るくなる、毛穴が消える、といった変化はありません。変わらなかったことが成果という種類の製品なので、手応えを求める人には向きません。
効いているかどうかを測る方法
美容液の効果は自分では測れません。測れるのは荒れた回数だけです。手帳に「今日は赤みが出た」と書くだけで、3か月後に数えられるようになります。
僕は使う前の3か月と、使ってからの3か月で比べました。前は7回、後は2回。ただしこれは季節も違うので、厳密な比較ではありません。参考程度の話です。
肌の記録を1行だけ残す
毎日でなくていいので、荒れた日だけ手帳に印をつける。3か月後に数えれば、感覚ではなく回数で振り返れます。美容液のように結果が見えにくいものほど、これが効きました。
高い製品を続けるかどうかの考え方
スキンケアで結果が出るのは、良いものを短く使ったときではなく、そこそこのものを長く使ったときだと思っています。
この美容液は良いものだと感じましたが、無理をして買うほどではありません。同じ金額を日焼け止めと保湿に回すほうが、多くの人にとっては効率がいい。
順位をつけておく
日焼け止め > 保湿 > 洗顔 > 美容液。予算が限られているなら、この順で埋める。上から埋まっていない状態で美容液を買っても、効果を実感しにくいのは当然です。
化粧水と乳液で足りている人には要らない
繰り返しになりますが、これは上積みの製品です。土台ができていない状態で足しても、効いているかどうかすら分かりません。
先にやることは、化粧水を毎日続けること、洗いすぎをやめること、日焼け止めを塗ること。ここが埋まってから足す製品だと考えてください。
半年続けられる価格かどうか
美容液は3か月では判断できません。半年続けられる価格でないなら、最初から買わないほうがいい。途中でやめると、そこまでの支出が無駄になります。
季節での使い分け
僕は秋と春に厚めに使っています。季節の変わり目に肌が振れやすいので、そこに合わせて量を増やす。
真夏と真冬は量を減らすか、夜だけにする。一年中同じ量を使う必要はありません。減らせる時期を作ると、1本が長く持ちます。
順番を間違えない
化粧水 → 美容液 → 乳液。この順番を守らないと、上に乗せたものが入りません。美容液を最後に置くと、せっかくの成分が表面で止まります。
急いでいる朝に飛ばすなら、美容液を飛ばす。化粧水と乳液は残す。土台のほうが先で、上積みはあとです。
目のまわりと口のまわりに厚めに
動きが多い場所は、それだけ荒れやすい。顔全体に均一に置くより、この2か所に多めに置くほうが手応えがありました。
買わなくていい人
乾燥も肌荒れも起きていない人は要りません。化粧水と乳液で夕方まで持っているなら、そこに足す理由がない。
逆に、季節の変わり目に必ず荒れる人、髭剃りのあとに赤みが出やすい人は、試す価値があると思います。
惜しいところ
いちばんの難点は手応えが無いことです。塗った瞬間に何かが変わる製品ではないので、続ける動機を自分で作らないと、途中でやめます。
もうひとつ、容器がキャップ式で片手では開けにくい。朝の身支度で使うには少し不満が残ります。夜だけに絞ったのは、この使い勝手も理由のひとつでした。
値段の見方
シリーズの中では高いほうです。毎日朝晩で使うと、化粧水より早く無くなる。夜だけにすると倍持ちますし、それで手応えが変わった感じもありませんでした。
僕は途中から夜だけに切り替えました。続けられる価格に落とすほうが、朝晩で使って途中でやめるより意味があります。
肌が荒れているときは
赤みや痛みが出ているときに新しいものを足すのはすすめません。まず保湿だけに戻して、落ち着いてから再開する。症状が続くなら、皮膚科で見てもらうほうが早いです。
結局どうするか
土台を整える側の美容液で、分かりやすい変化は出ません。3か月で残ったのは「季節の変わり目に荒れなかった」という一点。困っていないなら要らないし、毎年決まって荒れる人なら試す価値はあります。
※本記事はプロモーションを含みます

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