冬にクレンジングを使うと、そのあとが乾きます。落とす力があるほど、必要な油分も持っていくからです。この乳液タイプは、そこを狙って作られた1本でした。
この記事でわかること
- 乳液タイプが乾きにくい理由
- 落ちの上限はどこまでか
- 拭き取るか、洗い流すか
- 夏には向かない理由
乳液がクレンジングになる仕組み
油分と水分が混ざった状態なので、日焼け止めの油分となじみつつ、肌の上に油分を残していきます。落としながら、少し置いていくという形です。
だからすすいだあとの肌がやわらかい。オイルのあとにありがちな、「洗ったのに顔がこわばる」感覚が出ませんでした。
成分表から読めること
有効成分と全成分
| グリチルリチン酸ジカリウム(有効成分) | 甘草由来の消炎剤。肌荒れを防ぐ有効成分 |
| グリセリン | 水を抱える保湿成分。配合量順で上位にあるほど、しっとり側に振ってある |
| ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド | 公式が「セラミド機能成分」と呼んでいるものの正体。キュレルの全ラインに入っている、このブランドの背骨 |
| ユーカリエキス | 公式が「潤い成分」として名指ししている植物エキス。セラミド機能成分と必ずセットで入っている |
| イソステアリン酸コレステリル | コレステロール由来の油分。肌になじみやすい |
| コレステロール | 角層の細胞間脂質にもともとある成分。外から足りないぶんを補う考え方の処方 |
成分は花王 キュレル公式サイトの表示による(医薬部外品)
| ブランド | キュレル(花王) |
| 商品名 | キュレル 潤浸保湿 乳液ケアメイク落とし |
| 容量 | 200mL(つめかえ用あり) |
| 立ち位置 | クレンジングの中でいちばん優しい。落ちは控えめ |
| 区分 | 医薬部外品(有効成分:グリチルリチン酸ジカリウム) |
使ってみた
とろりとした乳液が出てきて、顔にのせると体温でゆるみます。転がしている時間は40秒ほど。オイルより時間はかかりますが、そのぶん摩擦が少ない。
落ちるのは軽い日焼け止めまで
日常使いの日焼け止めなら落ちます。ウォータープルーフや、BBクリームは残る。落ちの上限は低いので、そこを承知で使う道具です。
つめかえ用があるのが大きい
200mLで毎日使うと1か月ちょっと。つめかえ用があるので、容器を増やさずに続けられます。毎日使うものは、ここが効いてきます。
拭き取るか、流すか
洗い流すのが基本ですが、肌が荒れているときはティッシュで軽く押さえて拭き取るだけにする手もあります。
ただし拭き取りは摩擦が増えるので、常用はすすめません。水に触れたくない日の逃げ道として持っておく程度です。
拭き取りと洗い流しで残り方が違う
洗い流したほうが、当然きれいに落ちます。拭き取りは楽ですが、拭いた方向に汚れを引き延ばしているだけのこともある。
僕は基本すすぎで、風呂に入らない日だけ拭き取りにしています。毎回拭き取りにすると、2週間ほどで鼻のざらつきが戻ってきました。
顔を洗う回数を1回減らす
乳液で落として、そのまま洗顔料を使わずに終える日を作る。洗浄成分に触れる回数が減るぶん、冬の乾きが軽くなりました。道具を足すより、工程を1つ減らすほうが効く日があります。
つめかえ用は同じ容器に戻さない
継ぎ足しは避けてください。古いぶんが底に残ったまま新しいものを入れると、そこから傷みます。使い切って、洗って、乾かしてから入れる。手間ですが、毎日顔に触れるものなので守る価値があります。
冬の乾燥は落とし方から始まる
冬に顔が乾く原因を、化粧水や乳液だけで考えている人は多いと思います。ただその日いちばん肌から油分を奪っているのは、たいてい落とす工程です。
足すほうを増やすより、奪うほうを減らすほうが効きます。クレンジングを乳液タイプに替えるだけで、同じ化粧水でも夕方の状態が変わりました。
湯の温度も一緒に見る
熱い湯ですすぐと、優しいクレンジングを使っても意味が薄れます。32度前後、手首にかけて熱いと感じない温度。道具と温度はセットで考えてください。
メイクをしない人がこれを選ぶ理由
「メイク落とし」という名前で敬遠されがちですが、中身は油分でなじませて落とす道具です。メイクをするかどうかは関係ありません。
日焼け止めを塗る人、BBクリームやコンシーラーを使う人、整髪料が顔につく人。このどれかに当てはまるなら、名前に関係なく必要な道具になります。
乳液タイプなら抵抗が少ない
オイルは「本格的すぎる」と感じる人でも、乳液タイプなら手が出しやすいと思います。見た目も使用感も、普段の乳液とほとんど変わりません。
置き場所と動線
洗面台に、化粧水と並べて置いています。クレンジング → 洗顔 → 化粧水、という流れが左から右になるように並べると、飛ばしたときに気づけます。
風呂場に置くと、湯気でとろみが変わることがあります。乳液タイプは特に、洗面台に置いたほうが状態が安定すると感じました。
乾燥がひどい人ほど効く
冬に頬が粉をふくような肌だと、クレンジングの選び方で日中の状態がはっきり変わります。オイルからこれに替えた週は、午後の突っ張りが目に見えて減りました。
ただし落ちの上限は低いままです。落ちない日は素直に別の道具を使う。優しいほうに寄せきると、今度は残ります。
つめかえ用のペースで買う
本体200mLに、つめかえ用を2つ。これで半年ほど回せます。まとめて買っておくと、切らして他のもので済ませる日が減りました。
当てはまるほうだったなら、こちらです。
夏には向かない
油分を残す設計なので、皮脂が多い季節に使うとぬるつきが残ります。夏はジェルかオイルに振ったほうが素直です。
僕は11月から3月だけこれにしています。通年で1本に決める必要はなく、季節で持ち替えるほうが結果が良かった。
物足りないと感じる点
香りも清涼感も無いので、使っている実感は薄いです。「落とした」という手応えを求めると肩透かしになります。
それと、乳液なので置く時間を長く取る必要がある。急いでいる朝には向きません。夜のゆっくりできる時間に使う道具だと考えてください。
そのあとに洗顔料を使うか
冬は使わない日が多いです。乳液で落として、すすいで終わり。これで足りるなら、そのほうが乾きません。
鼻のまわりにぬるつきが残るなら、そこだけ洗顔料を使う。顔全体に当てる必要はありません。
まとめ
冬に乾かないクレンジング。落ちの上限は低いので、軽い日焼け止めまで。夏は別のものに持ち替えて、つめかえ用で続けるのがいちばん噛み合います。
キュレルの他の製品では、ジェルメイク落としと並べて読むと違いが見えます。
※本記事はプロモーションを含みます

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