キュレルの潤浸保湿には化粧水と乳液があります。そこに美容液を足す必要があるのか。正直、最初は要らないと思っていました。
全成分を見て考えが変わりました。この美容液にだけ入っている成分があります。
この記事でわかること
- 化粧水・乳液と成分がどう違うか
- フィトスフィンゴシンという成分の位置づけ
- 3つ全部そろえる必要があるか
- 使う順番
この美容液にだけ入っているもの
有効成分と全成分
| アラントイン(有効成分) | 肌荒れを防ぐ有効成分(消炎剤)。潤浸保湿ラインに共通で入っている |
| ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド | 公式が「セラミド機能成分」と呼んでいるものの正体。この美容液では上から5番目と、かなり上位にある |
| フィトスフィンゴシン | 化粧水にも乳液にも入っていない。角層の脂質に近い成分で、油分でふたをするのとは別の道筋 |
| 水溶性ショウキョウエキス(K) | ショウガ由来。これも潤浸保湿の中ではこの美容液だけ |
| ユーカリエキス | 公式が「潤い成分」として名指ししている植物エキス |
| パラベン | 防腐剤。キュレルは防腐剤フリーではない |
化粧水はセラミド機能成分が9番目、こちらは5番目。医薬部外品の成分表示は配合量順ではありませんが、それでも顔ぶれの違いは読み取れます。
成分は花王 キュレル公式サイトの表示による(医薬部外品)
つまりこれは「セラミド機能成分を濃く入れる段」です。化粧水と乳液の間に、その一点だけを足す製品だと考えると位置づけがはっきりします。
| ブランド | キュレル(花王) |
| 商品名 | キュレル 潤浸保湿 美容液 |
| 区分 | 医薬部外品 |
| 有効成分 | アラントイン |
| 使う順番 | 化粧水のあと、乳液やクリームの前 |

使ってみた
とろみのある液体で、伸ばすとすっと入ります。べたつきはほとんど残りません。男性でも抵抗なく使える質感です。
あとに重ねるものが軽くて済む
これを挟むと、乳液の量を減らせました。同じ保湿感を、少ない油分で出せる。皮脂が多い肌にはこの効き方がありがたい。
逆に、これを飛ばすと乳液を多めに使うことになります。油分でふたをするか、成分で補うかという選択です。
効いている実感は地味
塗った直後に何かが変わるわけではありません。1週間ほど続けて、朝の頬のやわらかさが少し違うと感じる程度です。
派手さを期待すると肩透かしを食います。土台を整える製品なので、効果を感じたいなら乳液やクリームを変えるほうが速い。
3つ全部そろえる必要があるか
答えは「人による」です。乾燥が軽い人は、化粧水と乳液の2段で足ります。
美容液が効くのは、乳液を増やしても夕方に乾く人。油分の量では解決しない乾き方をしているなら、ここを足すと変わる可能性があります。
順番を変えても意味がない
化粧水の前に使う、乳液のあとに使う。どちらも試しましたが、公式の順番がいちばん素直に入りました。
とろみのあるものを先に置くと、あとから来る水分の入りが悪くなります。薄いものから濃いものへ、という順番には理由があります。
量の目安
公式の目安どおりで足ります。多く使っても入りが良くなるわけではなく、ぬるつきが残るだけでした。
顔全体に薄く、乾く場所だけ二度塗り。この使い方で1本が2か月半ほど保っています。
冬は量を増やすより、乳液のほうを厚くしています。美容液で押し切ろうとすると減りが速くなるだけで、ふたをする役は油分に任せるほうが経済的でした。
「セラミド配合」という言い方について
キュレルの紹介記事で必ず出てくるのが「セラミド配合」という言葉です。ただ、公式はそう書いていません。
公式が使っているのは「セラミド機能成分」で、注記まで読むとヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミドと正体が書いてあります。
言葉が変わると期待も変わる
セラミドそのものではなく、セラミドと似た働きをするように作られた成分。そう言われれば、期待の置き方も変わります。
ここを曖昧にしたまま勧めている記事が多い。公式の注記を読むだけで分かることなので、買う前に一度目を通しておく価値があります。
キュレルの中でどこに置くか
潤浸保湿には化粧水・乳液・フェイスクリーム・美容液があります。このうち美容液は、いちばん後回しでいい段だと思っています。
乾燥がきついなら先にフェイスクリーム。洗顔後の突っ張りが問題なら先に化粧水。美容液は、その2つを整えてから足すものです。
資生堂メンの美容液と比べると
資生堂メンのアルティミューン パワライジング セラムは9,900円。こちらは1/3以下です。そして区分はこちらが医薬部外品。
価格が高いほど区分が上、ということはありません。毎日続ける前提なら、この価格帯で医薬部外品というのは十分に強い条件です。
気になったところ
価格が化粧水や乳液より高い。キュレルの中では上のほうです。3段そろえると月の負担が一段上がります。
それと、公式のオンラインで品切れになっていることがあります。見つけたときに買っておくほうが確実でした。
パラベンが入っているのも、人によっては引っかかる点だと思います。キュレル=無添加という思い込みがあると、成分表を見て驚くはずです。僕は問題ないと考えていますが、避けたい人は先に確認してください。
2か月半使って
フィトスフィンゴシンとショウキョウエキスが入る、潤浸保湿では特別な1本です。乳液の量を減らせるのが実利。乾燥が軽い人には要りませんが、油分を増やしても乾く人には試す価値があります。
キュレルの他の製品では、潤浸保湿 角層深部バリア美容液の中身も確かめました。
キュレルの別の製品なら、潤浸保湿 乳液と並べて読むと違いが見えます。
※本記事はプロモーションを含みます

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