エルメス 24 フォーブル は西日の入る部屋に白い花が残る香り

夕暮れの光が差し込む室内

白い花の香水って、男が使うには華やかすぎるんじゃないかと身構えますよね。エルメスの24 フォーブルは、その手前でちょうど止まってしまう香水だと思います。結論から言うと、これは甘さで押す香水ではなく、明るさで押す香水でした。実際に使い込んだ僕が、香りの正体と弱点、似合う場面まで正直に書きます。

この記事でわかること

  • 24 フォーブルがどんな香りか、買う前にイメージできる
  • 体感でどれくらい肌に残るのか
  • 男性がつけるときに気をつけたいところ
  • 似合う服と場面、そして買える場所
HERMÈS 24 フォーブル オードゥパルファム 50mL

HERMÈS 24 フォーブル オードゥパルファム 50mL

参考価格 19,137円前後

白い花とバニラが香る温かなオードゥパルファムで、華やかさと上品さを両立させたい人向け。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

プロフィールを見る ▶ YOUTUBE

目次

結論:24 フォーブル は「日の差す部屋に置かれた白い花」

一言で言うなら、カーテン越しの日差しが当たっている、白い花のブーケです。

24 フォーブルは、1996年にモーリス・ルーセルが手がけたオードゥパルファム。地中海とインド洋という、太陽をたっぷり浴びた海が発想のもとになっています。エルメスはこの香りを「香りの雲」と表現していて、肌の上でも本当にそう振る舞うんですよね。きりっとした線を引くような香り方はしなくて、体のまわりに丸く広がります。

香りをつくっているのは、オレンジブロッサムとジャスミン、そしてバニラ。花の華やかさと、アンバーの温かさが同居する組み立てです。この組み合わせだけ聞くと重たそうに思えますが、実際に肌に乗せると驚くほど風通しがいい。

僕がこの香水を手放さない理由は、白い花なのに湿っぽくならないところなんです。花の香水は油断すると供花のような重さが出ますが、24 フォーブルはずっと乾いていて明るい。日向に置いた花瓶、くらいの温度感で収まってくれます。

弱点も先に書いておきますね。とにかく広がります。1プッシュでも部屋の空気が変わるくらいの力があるので、量の加減は最初につかんでおいたほうがいいです。

総合評価:4.5 / 5.0 ★★★★☆

香りの良さ ★★★★★
白い花とバニラの均衡がとにかくきれい
色気 ★★★★☆
肌に近づくほど艶が出る
万人受け ★★★☆☆
華やかさをどう受け取るかで割れる
持続 ★★★★☆
体感6〜7時間

エルメス 24 フォーブル の基本情報

数字まわりを先に押さえておきましょう。

項目内容
ブランドエルメス(HERMÈS)
商品名24 フォーブル オードゥパルファム(24 Faubourg Eau de Parfum)
発売年1996年(調香師はモーリス・ルーセル)
容量 / 価格50mL:19,137円(税込)
香調オレンジブロッサム / ジャスミン / バニラ
系統フローラル アンバー
同じ名前でオードトワレとオー デリケートも並んでいるので、買うときは表記を確かめてください。

50mLというサイズは、香水を1本使い切ったことがある人なら想像がつくと思いますが、かなり長く付き合える量です。この香りは1回に使う量が少なくて足りるので、なおさら減りません。毎日つけても季節がひとまわりするくらいは残ります。

濃度はオードゥパルファムで、形はスプレー。同じ名前でオードトワレとオー デリケートも展開されているため、買うときはボトルの表記を見てください。名前が同じでも印象はまったく違います。

HERMÈS 24 フォーブル オードゥパルファム 50mL

HERMÈS 24 フォーブル オードゥパルファム 50mL

参考価格 19,137円前後

白い花とバニラが香る温かなオードゥパルファムで、華やかさと上品さを両立させたい人向け。

香りをつくっている素材

この香水は、素材が順番にバトンを渡していくタイプではありません。オレンジブロッサム、ジャスミン、バニラの3つが同時に鳴っている構成です。だからいつ肌に鼻を近づけても、明るい花の塊としてまとまって届きます。

3つの役割を分けると、こんな感じです。

オレンジブロッサム:明るさをつくる主役

香りの輪郭を決めているのがオレンジブロッサムです。みかんの実そのものではありません。木に咲いている白い花のほうです。柑橘の皮のような苦みと、白い花の甘さを両方持っています。

僕の肌でいちばん強く出るのも、この明るい部分でした。花の甘さがふくらみそうになると、苦みのほうが横から入って引き戻してくれます。華やかなのに、べたつかない。この折り返しが本当に上手いんですよね。

オレンジブロッサムが主役の香水はほかにも持っていますが、石けんっぽさに寄るか、南国のフルーツに寄るかのどちらかです。24 フォーブルはそのどちらでもなく、日の当たる室内のような明るさに着地します。ここが好きです。

ジャスミン:体温を足すアクセント

オレンジブロッサムだけだと、香りは明るいまま平らに終わります。そこに人の体温を持ち込むのがジャスミンです。

ジャスミンは花の中でもかなり艶っぽい部類で、少しの量でも肌のニュアンスが変わります。ここでは前に出しゃばらず、明るさの後ろから支えるくらいの分量に収まっています。おかげで「花の香り」ではなく「花を抱えた人の香り」に近づくわけです。

女性らしさを狙った香水にありがちな、甘えるような媚びは感じません。姿勢のいい色気というか、背筋が伸びた華やかさ。人に会う日の香りとして頼れるのは、この一段の落ち着きがあるからだと思います。男性がつけても浮かないのは、ここの効き方が上品だからでしょう。

バニラ:全体を包む背景

甘い香りが苦手な人ほど身構えるのがバニラですよね。でも安心してください。ここでのバニラは、お菓子の甘さではありません。花全体を毛布のように包んで、輪郭をやわらげる役どころです。

肌に乗せたときの手触りみたいなものは、この素材が作っています。花の明るさを少しだけぼかして、温かい膜を張る。この膜があるから、白い花の密度が高いのに刺さらない。アンバーの温かさというのは、たぶんこの感触のことを指しています。

3つのうちでいちばん目立たない存在ですが、抜けたら別の香水になるはずです。特に肌に寄ってからの数時間は、この甘さと温かさが香りの本体になります。花が苦手でバニラが好き、という人にも刺さると思いますよ。

Ryo

香水というより、いい天気をひとつ持ち歩いている感覚に近いです。

正直な注意点

いいところばかり書いてもフェアじゃないので、気になる点を2つ挙げておきます。

注意

① 香りが遠くまで届く。白い花とバニラが重なるぶん、1プッシュでも周りに伝わります
② 正規の売り場が限られる。エルメスの直営店と公式サイト、百貨店が中心で、通販モールに並ぶのは海外通販や並行輸入が主です

ひとつめが本当に大事です。手首か首筋に1プッシュ、それで足ります。2プッシュを超えたあたりから、香りが自分の周りから部屋の側へ出ていきます。狭い場所で人と会う予定があるなら、服の内側に1プッシュだけ、くらいでちょうどいいです。

ふたつめは買うときの話。エルメスの香水は直営店と公式サイト、百貨店のカウンターで買うのが本筋です。通販モールにも出ていますが、そちらは海外通販や並行輸入の扱いが中心になります。箱の状態や保管の履歴が読めないぶん、はじめの1本はカウンターで試してから決めるほうが気持ちよく使えるはずです。

合う人・合わない人

香りの好みははっきり分かれるので、正直に書きますね。

こんな人に合う

  • ✓ 明るくて華やかな香りを、品よくまといたい人
  • ✓ 甘い香りは好きだけど、お菓子っぽいのは避けたい人
  • ✓ スーツやシャツをきちんと着る日が多い人

合わないかも

  • × 香水をつけていると気づかれたくない人

スーツやきれいめのシャツを着る人に合わせやすいのは、この香りが持っている明るさが、かしこまった服の硬さをほどいてくれるからです。堅い格好ほど、香りだけが少し華やかというバランスが効きます。

逆に、すれ違ったあとにほんのり残る程度の存在感が欲しい人には向きません。24 フォーブルは自分から名乗るタイプなので、香りを気づかれたくない日は別の1本を選んだほうが気楽ですね。

使う場所と時間

つけてからの残り方を、香りの強さの配分で書きます。素材の名前は出さずに、どれくらいの距離まで届くかで読んでください。

STEP 1|0〜30分

いちばん強く広がる

顔のまわりが明るい花で埋まります

STEP 2|〜3時間

輪郭がゆるんで丸くなる

すれ違いざまに気づかれる距離

STEP 3|それ以降

肌の近くだけに残る

自分ではもう分からなくなります

場面ごとの相性はこうなります。

使う場面

仕事・オフィス1プッシュに絞れば上品に収まります
夜デート肌に寄ってからの艶が効きます
休日白いシャツやニットによく似合います
真夏湿度が高いと甘さがふくらみます

服装で言うと、白いシャツ、ネイビーのジャケット、明るいグレーのニットあたりがよくなじみます。黒でかためた格好には少し浮きますね。香りが明るくて健康的なので、暗い服だと香りだけが前に出てしまうんです。

季節は秋から春がいちばん扱いやすいと感じています。空気が乾いていると香りの届く距離が縮むので、いつもより気持ち多めでちょうどよくなります。真夏は湿度で甘さがふくらむため、量を半分にするか、朝だけにするのが無難です。

保管で中身は変わる

香水は置き場所で本当に変わります。白い花とバニラの組み合わせは繊細なので、ここは守ったほうがいいですよ。

置き場所と影響

直射日光の当たる窓際×光と熱で香りの印象がぶれます
浴室・洗面所×湿気と温度差が中身を傷めます
暖房の近く×温度の上下をくり返すと劣化が早まります

うちではクローゼットの引き出しに立てて入れています。光が届かず、温度が動きにくい場所であれば、それで十分です。箱を捨てずに取っておいて、箱ごとしまうのが手っ取り早いですね。

やりがちなのが、洗面台の鏡の前に並べる置き方。見た目は気持ちいいのですが、シャワーのたびに湿気と温度差を浴びせることになります。飾りたい気持ちは分かるので、うちでは空き瓶をひとつだけ置いて我慢しています。

口コミの読み方

ネットで見かける感想には、それぞれ背景があるんですよね。よく見る3つに答えておきますね。

口コミの読み方

女性向けの香りでは半分は本当華やかさは確かに女性寄りですが、肌に寄ってからは性別を感じさせません
甘すぎる量の問題1プッシュに減らすと、甘さより明るさが前に出ます
値段が高い本当ただし1回に使う量が少なく、50mLでかなり長く使えます

「女性向けでは」という声から答えていきますね。確かに最初の華やかさは女性寄りに聞こえます。ただ、肌に寄ってからの温かい甘さは性別と関係のない香り方で、男性がつけると華やかさより落ち着きのほうが目立ちます。首筋を避けて服の内側につけると、その落ち着いた部分だけを連れて歩けますよ。

「甘すぎる」と感じた人は、たぶん量が多いのだと思います。この香りは1プッシュでも十分に成立するので、半分に減らして試すと印象がかなり変わるはずです。

「高い」については、正直そのとおりです。ただ、1回に使う量が少なくて済むぶん、1本あたりの寿命は長くなります。毎日つけても手元に残り続けるので、使った日数で割るとそこまで無茶な買い物にはなりません。

まとめ

24 フォーブルは、白い花の華やかさをアンバーの温かさで支えている香水です。ひねった意外性で勝負していないので、好きかどうかがすぐ決まります。

この記事のまとめ

  • オレンジブロッサム・ジャスミン・バニラが同時に鳴るフローラル アンバー
  • 華やかなのに乾いていて、スーツやシャツによく似合う
  • 体感の持続は6〜7時間。1プッシュで十分に届く

華やかな香りは自分には派手すぎる、と思っている人ほど一度試してほしい香水です。僕も最初は「白い花は自分の柄じゃない」と決めつけていましたが、量を絞ってからは手が伸びる回数が増えました。よく晴れた日の朝、これを1プッシュして家を出ると、その日の機嫌が少しよくなります。

HERMÈS 24 フォーブル オードゥパルファム 50mL

HERMÈS 24 フォーブル オードゥパルファム 50mL

参考価格 19,137円前後

白い花とバニラが香る温かなオードゥパルファムで、華やかさと上品さを両立させたい人向け。

※本記事はプロモーションを含みます

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

コメント

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次