6畳のワンルームで「ホームジム」と検索した人が最初にぶつかるのは、器具の性能ではなく置き場所のほうです。ラックもバーベルも魅力的ですが、部屋の真ん中に鉄の塊が居座った瞬間、トレーニングより先に生活が壊れます。
そこで今回は、置きっぱなしにするのか、出し入れして使うのかをはっきり分けられる顔ぶれで10点を選びました。常設が前提になるのは可変式ダンベルとトレーニングベンチの2点で、そのほかは使わないときにしまう場所を作りやすい器具を中心にそろえています。
価格の幅も書いておきます。いちばん安いのがプッシュアップバーの2,860円前後、いちばん高いのが可変式ダンベルセットの15,950円前後でした。10点を一気にそろえる必要はまったくありません。
以下は胸・背中・脚・体幹・ケアと、種目ごとに節を分けてあります。自分が増やしたい動きのところだけ拾い読みしてください。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
6畳に器具を入れる前に決めておくと、あとで泣かない3つのこと
1つめは、置きっぱなしにする器具を何点までにするかです。6畳の部屋にベッドと机が入っていれば、常設できるのは現実的に1〜2点でしょう。それ以外は「出す・使う・しまう」が回せる大きさかどうかで判断してください。
2つめは床です。フローリングに直接ダンベルやケトルベルを置くと、へこみや傷が残ります。集合住宅なら階下への音も気になるところで、器具そのものより先にマットの準備を考えたほうが結果的に安く済みます。
3つめは、動くための余白です。器具の寸法だけを見て買うと、実際に振ったり寝転んだりする空間が足りません。腹筋ローラーもチューブも、器具の本体は小さいのに動作の軌道はしっかり広がります。
床が見える面積が減るほど、同じ広さの部屋でも窮屈に感じられます。器具を足していくときは、床の見える面積で決まる部屋の見え方という視点も一緒に持っておいてください。
| 鍛えたい部位 | 今回の器具 | 価格の目安 |
|---|---|---|
| 胸・腕 | プッシュアップバー、可変式ダンベル | 2,860円前後〜 |
| 背中 | 懸垂バー(ドアジム)、チューブ | 3,980円前後 |
| 脚・お尻 | ケトルベル8kg | 4,730円前後 |
| 体幹・腹筋 | 腹筋ローラー | 5,200円前後 |
| 土台とケア | ベンチ、ヨガマット、フォームローラー、グローブ | 3,190円前後〜 |
胸を鍛える:床の高さを上げるだけで、腕立てが別物になります
自重の胸トレは器具ゼロでも始められますが、床に手をついた腕立てだと胸が床に当たったところで動きが止まります。そこを解決するのがプッシュアップバーで、手をつく位置を持ち上げて可動域を深く取れるようにする道具です。
adidasのADAC-12231は、サイズが195×150×115mm、重量750gの2個入りでした。耐荷重は150kgと記載されています。チューブ部分が鉄、グリップがHDRという構成で、握る部分にゴム系の素材を使う作りになっています。
収納という点でも扱いやすい部類です。2個合わせて750gという表記で、使わないときはベッド下や本棚の隙間に押し込めます。
ひとつ注意があります。滑りやすいフローリングの上だと、体重をかけた瞬間にグリップがずれることがあるようです。マットを敷くか、カーペットの上で使うほうが安心して押せます。
adidas(アディダス) プッシュアップバー ADAC-12231
参考価格 2,860円前後
腕立て伏せの可動域を深くして胸・二の腕に効かせる、床トレーニングの入り口になる1点。
背中を鍛える:工事なしで「引く動き」を足す
自宅トレーニングで最後まで残る空白が背中です。押す種目は床さえあれば成立しますが、引く種目は体を吊るす場所がないと組み立てられません。
GronGの懸垂バーGronG-710は、ドア枠に挟み込んで使うタイプです。耐荷重は120kg、バー本体の幅は94cmで、設置可能なドア枠の幅は72〜84cmと案内されています。買う前に、自宅のドア枠を必ず測ってください。ここを確認せずに注文すると、届いてから設置できない事態になります。
使い終わったら外して壁際に立てておけるので、6畳の部屋でも常設スペースを取られません。ネジも工事もいらないという点は、賃貸住まいにはかなり大きいところでしょう。
一方で、壁や天井への固定には対応していません。ドア枠専用と割り切る必要があり、枠の材質や強度によっては取り付けそのものを見送る判断もあり得ます。
脚とお尻:ダンベルとは違う「振る」種目を1個で足す
ダンベルは上げ下げが基本ですが、ケトルベルは振る動きが加わります。この動作の違いによって、下半身やお尻、体幹の使われ方が変わってくるところが面白い部分です。
IROTEC FITのネオプレーンケトルベルは8kgで、サイズはW18×D12×H20cm、グリップ径は約3cmと記載されています。表面はネオプレンコーティングで、床や壁に当たったときの当たりがやわらぎます。スモーキーブルーという色味なので、部屋に出しっぱなしにしても圧は強く出ないほうでしょう。
サイズが小さいぶん置き場所には困りません。ただし重量は8kg固定で、プレートを足すような調整はできません。動きに慣れてきたら別の重量を買い足す前提になります。
スイング動作は軌道が大きい種目です。周囲に物を置かない状態を作れるかどうかを、購入前に一度シミュレーションしておいてください。
IROTEC FIT(アイロテック フィット) ネオプレーンケトルベル 8kg
参考価格 4,730円前後
スイング動作で下半身とお尻・体幹をまとめて鍛える、ダンベルとは違う動きを増やす1個。
体幹:畳1枚ぶんのスペースで完結する腹筋ローラー
腹筋ローラーは、器具の小ささに対して動きの負荷が大きいところが特徴です。膝をついて転がすだけでも、体幹全体で体を支える必要が出てきます。
Perfect FitnessのAB CARVER PROは、ローラー系のなかでもよく名前の挙がる1台です。価格は5,200円前後で、ヨガマットの上に置けば移動もいりません。
ここは正直に書いておきます。商品ページにサイズと重量の記載がなく、届くまで実寸が分からない状態でした。手元のスペースにきっちり収めたい人には、この情報の少なさがひっかかると思います。
床に近い位置で使う器具なので、下に敷くものは用意しておいたほうがよさそうです。転がす音と振動は、階下に伝わる余地があります。
Perfect Fitness(パーフェクトフィットネス) AB CARVER PRO 腹筋ローラー
参考価格 5,200円前後
体幹・腹筋を集中して追い込むローラー。ヨガマットの上に置けば1畳のスペースで完結する。
全身を伸ばす軸:可変式ダンベルとベンチの2点
ここからは、6畳の部屋でも本格的にやりたい人向けの2点です。ほかの8点と違って常設が前提になるので、置き場所を先に決めてから検討してください。
IROTEC ラバーダンベル可変式セット 40kg
内訳は2.5kgのシャフトが2本、プレートが1.25kg・2.5kg・5kgの各4枚、そしてラバーリングという構成でした。合計で40kgになる計算です。片手ずつ重さを組み替えられるので、胸も背中も脚も同じ1台でまかなえます。
10点のなかでは15,950円前後ともっとも高い枠ですが、負荷を伸ばせる器具はここだけです。長く続ける前提なら、最初にここへ投じておくと後から買い直す回数が減ります。
引っかかるのはプレート交換で、工具と時間がかかります。重量をテンポよく切り替えていくサーキット系の使い方には正直向きません。種目ごとにじっくり組み替える人と相性のいい1台です。
IROTEC(アイロテック) ラバーダンベル可変式セット 40kg
参考価格 15,950円前後
上半身も下半身もこれ1台で鍛えられる可変式ダンベル。プレートを継ぎ足して負荷を伸ばしていける本格派の軸。
WASAI トレーニングベンチ MK037
背もたれが8段階、フロントシートが2段階の角度調整で、フラットもインクラインも1台でこなせます。耐荷重は300kg、本体重量は約15kgと記載されていました。
サイズは幅125cm×奥行34cm×高さ42〜112cmです。この数字は6畳の部屋だと軽くありません。折りたたんだあとにどこへ立てかけるかまで決めてから注文してください。壁際に隙間が作れるなら、ダンベルとの組み合わせで一気に種目が増えます。
WASAI トレーニングベンチ MK037
参考価格 10,800円前後
ダンベルやチューブと組み合わせる土台。背もたれ8段階・フロントシート2段階の角度調整でフラットもインクラインも1台でこなす。

持ち出せる負荷とストレッチの土台
器具を常設できない人ほど、しまえる道具の価値が上がります。ここでは袋に入るチューブと、丸めて立てられるマットを見ていきましょう。
GronG トレーニングチューブ 4本セット
外径208cmのループタイプが負荷別に4本、収納バッグ付きです。3,980円前後で全身を扱えるうえ、出張や帰省にもそのまま持っていけます。ホームジムを組む前の「まず1点」としても選びやすい存在でしょう。
ゴム製なので経年で劣化します。使う前に亀裂が入っていないか目で確認する手間は、どうしても付いて回ります。ここを面倒に感じるかどうかで評価が分かれる部分です。
GronG(グロング) トレーニングチューブ 4本セット
参考価格 3,980円前後
負荷別4本を使い分けて全身をほぐしながら鍛えられる、外出先にも持っていけるバンド。
adidas ヨガマット ADYG-10001
176cm×61cm、厚さ0.4cm、素材はEVAとTPEで重量650gでした。寝転がる種目とストレッチの土台として、最初に買っておくと使い道が広がります。丸めれば片手で持てる軽さで、クローゼットの隅に立てておけます。
ただし厚さは4mmです。ストレッチや自重には十分でも、硬いフローリングだとクッション性を物足りなく感じることがあるようです。ダンベルやケトルベルの落下対策としては薄すぎます。重量物を扱うなら、厚手のトレーニングマットを別に用意するほうが安全です。防音を保証できるものではありませんが、床への当たりをやわらげる意味は十分にあります。
adidas(アディダス) ヨガマット 4mm ADYG-10001
参考価格 3,190円前後
ストレッチや自重トレの下敷きになる1枚。ダンベルや懸垂の合間のクールダウン・体幹種目に使う。
終わったあとのケアと、手を守る道具
トレーニングそのものより続かない理由になりがちなのが、後始末と手のダメージのほうです。ここは2点だけ紹介します。
TriggerPoint GRID フォームローラー
長さ33cm×直径14cm、EVAフォームに30%の再生素材を使ったモデルです。5,995円前後という価格は器具としては中間ですが、ケアに投資する価値を感じている人には納得しやすい定番でしょう。
コンパクトなぶん、太もも全体のような広い面は数回に分けて転がすことになります。持ち運びやすさと引き換えの部分です。
面で転がすより点で当てたい人には、マッサージガンという道具もあります。重さと振動数、それに音の大きさで使う場所が変わります。
汗をかいたあとの片づけまで含めて考えるなら、汗拭きシートの比較も合わせて見ておくと部屋トレの動線がまとまります。
TriggerPoint(トリガーポイント) GRID フォームローラー
参考価格 5,995円前後
トレーニング後の筋膜リリースに使う定番ローラー。ダンベルやチューブで追い込んだあとのケア担当。
Schiek トレーニンググローブ Model 540
合成皮革でリストラップが一体になったモデルです。手のひら周り約15〜23cmのサイズ展開があり、価格は6,399円前後でした。バーやダンベルを握り続ける手を保護しながら、手首もまとめて支える構造になっています。
海外サイズの表記なので、日本人の手にはやや大きめに出ることがあります。手のひら周りをメジャーで測ってから選ぶほうが失敗しません。
Schiek(シーク) トレーニンググローブ プラチナシリーズ Model 540
参考価格 6,399円前後
ダンベルやバーを握る手を保護するグローブ。リストラップ一体型で手首もまとめてサポートする。
床と音、階下への配慮をどう考えるか
集合住宅でのホームジムは、ここを外すと続けられません。器具の落下音と、動作中の振動の2つに分けて考えると整理しやすくなります。
- 落下音: 可変式ダンベルは、置くときに必ず手を添えます。ラバー部分があっても、床に落とせば響きます
- 振動: 腹筋ローラーやスイング系は、動作そのものが床を揺らします
- 時間帯: 夜遅い時間は、重量物を使う種目を避けるだけでも印象が変わります
床を守る順番
- まず厚手のマットを敷く
- ヨガマットは重量物の緩衝材にしない
- ダンベルは置く動作までコントロールする
- 心配なら、重い種目は日中に回す
「これなら音は出ません」と言い切れる器具はありません。できるのは、当たりをやわらげて、時間帯を選ぶところまでです。そのうえで気になるなら、チューブと自重中心の構成に寄せる判断も十分に現実的でしょう。
汗が背中に残ったままだと肌トラブルの原因にもなるので、トレーニング後の洗い流しまでを習慣にしておくと安心です。
部屋トレのついでに整えたいもの
- オルビス クリアボディ スムースローション汗をかいたあとの背中のケアに使えるアイテムをまとめています
- 接触冷感インナー メンズ比較夏場の部屋トレで着るインナーを選ぶときの比較記事です
手放しでは勧めきれない部分も書いておきます
10点それぞれに向き不向きがあり、全部が誰にでも合うわけではありません。とくに引っかかりやすいところを並べておきます。
ベンチとダンベルは、そろえると場所も予算もはっきり必要になります。幅125cmのベンチを畳んで立てかける壁が確保できないなら、この2点は見送って自重とチューブに寄せるほうが現実的です。
懸垂バーはドア枠の幅が72〜84cmという条件付きで、壁や天井への固定には対応していません。ここは相性の問題なので、測ってから決めるほかありません。
固定重量の器具にも限界があります。ケトルベルは8kg、プッシュアップバーは自重が前提なので、負荷を伸ばしたくなった時点で買い足しが視野に入ります。腹筋ローラーに至ってはサイズ表記がなく、届くまで実寸が読めませんでした。
それから、器具は買っただけでは何も変わりません。当たり前に聞こえますが、続く配置かどうかを買う前に考えたかどうかで、半年後の景色はかなり違ってきます。
続いているかどうかを数字で見たいなら、体組成計を一緒に置いておくと変化を追えます。アプリに記録が残る機種なら、乗るだけで推移が並びます。
6畳の部屋に、どれから入れるか
置き場所から逆算するなら、最初の1点はプッシュアップバーかチューブあたりが無理のない入り口です。次にヨガマットを足すと、寝転がる種目とストレッチが一気に扱えるようになります。
引く動きを増やしたくなったら懸垂バー、下半身に振る動作を足したくなったらケトルベル、体幹を詰めたくなったら腹筋ローラーという順で、種目ごとに埋めていく形が組みやすいはずです。
そして本格的に重量を伸ばす段になったら、可変式ダンベルとベンチを検討してください。この2点は場所を要求するぶん、できることの幅が大きく変わります。
ケアの道具は後回しにされがちですが、フォームローラーとグローブは続けるための装備です。手が痛くて握れない日が増えると、それだけで足が遠のいてしまいます。
※本記事はプロモーションを含みます

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