西海岸風の部屋は、壁・床・布の3面を先に決めて、小物は最後に2点だけ足すという順番で形になります。海のモチーフの小物が悪いという話ではありません。効かなくなるのは、広い面が決まらないうちに小物から買ったときです。面積の大きいところから手を入れていけば、5点そろえても部屋は散らかりませんし、買った物も余りません。遠回りに見えるかもしれませんが、僕はこの順番が結局いちばん早いと考えています。
うまくいっていない部屋には、はっきりした共通点がありました。雑貨の数が多いのです。一つひとつは悪くないのに、それぞれが違う方向を向いているせいで、部屋全体としては「海っぽい何か」が散らばっているようにしか見えません。ここで要るのは、買い足しを我慢することではなく、どの面から手を入れるかを先に決めておくことでした。
僕はアパレルの本部で商品計画をしていた時期があり、メンズのアウターを担当していました。同じ型でも色を増やすほど売場は散らかって見えて、結局は絞ったほうが一枚ずつ良く見えてきます。部屋も同じ理屈です。もうひとつ、投稿写真から服の着られ方を読み取る仕事もしてきました。そこで嫌というほど分かったのは、完成形の写真には生活動線が写っていないということでした。真似して買い足すと、動線のほうが先に死にます。
順番としては、まず「やりすぎ」に転ぶ条件を、色と素材の数で切り分けるところからです。そのうえで壁・床・布という3面の決め方を書き、住まいの条件別に当てはめた5アイテムを挙げていきます。広い面を作る3点に、最後へ足す小物を2点だけ加えた内訳です。予算とサイズでどれから買うかを振り分けたうえで、5つとも抱えている素材上の弱みまで出しておきます。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
西海岸風が「やりすぎ」に転ぶのは、品目ではなく色と素材の数
西海岸風というと、青い海と白い壁とヤシの木が浮かぶはずです。ところが部屋へ持ち込む段になると、多くの人は思いついた端から1点ずつ買い足していきます。1点目は狙いどおりに効いて、2点目もまだ持ちこたえて、3点目のあたりから急に焦点がぼやけてきます。原因は、買った物そのものではありません。1点足すたびに、部屋の色と素材が1つずつ増えているからです。
つまり「やりすぎ」は、品目の問題ではなく数の問題でした。同じ貝殻やサーフボードのモチーフでも、色が3系統に収まった部屋へ1つだけ置けば効きますし、色が5系統ある部屋へ4つ目として置けば埋もれます。分かれ目は好みでもセンスでもありません。色と素材という、数えられる2つの軸にあります。
色は3系統まで。緑だけが例外
僕が置いている基準は単純で、部屋にある色を3系統に収めることです。白かベージュ、木の色、そして青の3つです。ここに絞ると、それぞれの物が同じ方向を向いてくれます。緑だけは例外扱いにしていて、植物の緑を色数として数えていません。自然物の緑は他の色と喧嘩しにくく、むしろ3系統の間をつなぐ役をしてくれるからです。
4系統目が入った瞬間から、部屋は散らかって見え始めます。赤いロゴのプレート、黄色い樹脂の浮き輪型オブジェ、黒いスチール棚あたりを思い浮かべてください。どれも単体では悪くないのに、並ぶと焦点が合わなくなります。色を絞る具体的な組み合わせ方はグレーで統一する部屋作りのほうで別に書いています。
素材は「乾いた質感」でそろえる
もう一軸が素材です。西海岸風で使われている素材を並べると、木、綿や麻、籐、ガラス、素焼きの鉢が挙がります。共通しているのは、光沢が弱くて乾いた質感だという点でした。
ここに鏡面仕上げのプラスチックや、つやのあるレザー調の物が混ざると、そこだけ浮いてしまいます。逆に言えば、質感さえ揃っていれば柄が多少強くても部屋は落ち着くのです。ブランドの営業をしていたころ、素材表記だけを見て売れ行きを当てにいく癖がつきました。部屋の物選びでも、この読み方はそのまま使えます。
「やりすぎ」に転びやすい4つの合図
- 部屋の中に色が4系統以上ある
- 海のモチーフ雑貨が3つ以上並んでいる
- 光沢の強い素材とマットな素材が混ざっている
- どこから見ても主役が2つ以上ある
手を入れる面は、壁・床・布の順に決める
軸が決まったら、次は順番です。ここを間違えると、買った物が余ります。
面積の大きい順に決めると、後戻りが減る
部屋の印象は、視界に占める面積でほぼ決まります。だから最初に手を入れる先は、壁・床・布という広い面の3つで十分です。小さい雑貨を先に買うと、あとから大きい布や植物を入れたときに埋もれてしまい、結局は片づける羽目になります。
| 手を入れる面 | 足すと効く物 | つまずきやすい点 |
|---|---|---|
| 家具で埋まっていない壁 | 柄のある布を1枚掛ける | 掛ける位置が低いと洗濯物に見える |
| 床の隅や家具の脇 | 背の高い緑を1本 | 通り道に置くと毎日ぶつかる |
| ソファや床の広い面 | 色柄のある大判の布 | すでにある家具と色が競る |
住まいの条件で、始める面が変わる
3面すべてに手を入れられる部屋ばかりではないはずです。そこで、条件ごとに分けておきます。壁に打てる穴の数が限られている人なら、画びょうやフックで済む軽い布から入るのが無難でしょう。床に置ける余白が少ない人は、床を飛ばして壁と布の2面で組むほうが動線を殺しません。ソファを持っていない人なら、布は掛ける先をラグに変えて考えます。
賃貸で原状回復が気になる場合、壁に打つ穴の数をどこまで許容するかを先に決めておきたいところです。棚を付けるほど穴は増えますから、壁面を使う手順そのものは壁掛けの棚の記事にまとめてあります。

以下に挙げる5つは、僕が自分の部屋で使い込んだ物ではありません。販売ページに出ている寸法と素材を読んで、壁・床・布の3面と、そこへ最後に足す小物に当てはめたものです。使ってもいない物をレビューの形で書くつもりはありませんので、判断材料だけをお渡しします。
| 部屋の条件 | 足す1点 | 価格の目安 |
|---|---|---|
| 壁が空いていて穴を最小限にしたい | ヤシの木柄のタペストリー | 4,400円前後 |
| 床に緑を置ける余白がある | 鉢付きのフェイクのヤシ | 6,500円前後 |
| ソファか床の広い面を変えたい | 185cm角のマルチカバー | 11,800円前後 |
| 棚の一段に置く物を探している | 木のサーフボードオブジェ | 1,280円前後 |
| 夜も雰囲気を残したい | 貝殻型のLEDランプ | 3,290円前後 |
5つ全部を揃えると合計2万7,270円前後です。一度に買う必要はありません。面の広い順に1つずつ足していくほうが、部屋の変わり方を確かめながら進められるはずです。
壁の一面は、ヤシの木柄のタペストリー1枚に任せる
hanahana-ribbonの「タペストリー ビーチ ココナッツ ヤシの木デザイン」は、素材がポリエステル100%の機械織りです。サイズは95×70cmから複数の展開があり、洗濯は手洗い可となっています。
壁の一面を布で埋める手が効くのは、家具を1つも増やさずに視界の大きな割合を変えられるからです。穴を開けられない住まいでも、画びょう程度で掛かる軽さは効いてきます。サイズを選ぶときの僕の目安は、掛けたい壁の上下左右に手のひら幅くらいの余白が残ることです。ぎりぎりまで大きくすると壁紙との境目が消えて、かえって窮屈に見えてしまいます。
機械織りという表記も、地味ですが判断に効きます。手織りや手染めの製品と違い、届いた物と写真の差が出にくい作りです。天然素材の一点物は個体差が仕様のうちですが、こちらはその心配が最初から小さくなります。
一方、確かめておきたい点は2つです。1つは素材で、ポリエステル100%は水を吸いにくく乾きやすい代わりに、熱には弱いという性質があります。もう1つは洗い方です。洗濯方法は手洗い可と書かれていますから、洗濯機で回す前提の人は購入前に表示を確かめておいてください。
95×70cmから複数のサイズが並ぶぶん、注文画面に入る前に壁の空き幅と高さを測っておいてください。そうすれば、選ぶ作業は一度で終わります。
掛ける高さは、目線よりやや上から始めると収まりがよくなります。低く掛けるほど洗濯物に近づいて見えますから、そこだけは妥協しないほうが賢明です。
床には、水やりの要らないヤシを1本立てる
miki-tomoの「アレカヤシ フェイクグリーン 大型鉢付き」(ck0928)は、高さ120cm・130cm・160cm・180cmの4つから選べる人工観葉植物です。素材はプラスチックと鋼線で、鉢が付いた状態で届きます。
西海岸風で緑が要るのは、色ではなく高さのためです。壁と床の布はどちらも平面ですから、それだけだと部屋が絵のように平たく見えてしまいます。そこに背の高い緑が1本入ると、視線が縦に動いて奥行きが出ます。
盆栽を置いている身として言うと、生きた鉢物でいちばん効いてくるのは水やりそのものではなく、置き場所を動かせなくなることでした。鉢が大きいほど重く、受け皿には水が溜まり、床材の上でずらすたびに気を使います。造花なら、その制約が丸ごと無くなります。模様替えのたびに片手で持ち上げられるのは、思っている以上に楽なはずです。
高さの選び方は、部屋の条件で割り切れます。120cmや130cmはソファの脇や棚の横に添える寸法ですから、床の余白が少ない人でも収まりやすいでしょう。160cmや180cmは部屋の角に1本だけ立てる使い方になります。天井までの余白がどれだけ残るかを、実際に測ってから決めてください。頭でっかちに見えるかどうかは、天井との距離で決まります。
素材にプラスチックと鋼線とあるとおり、枝には芯が通っています。届いた直後に葉が潰れていても、広げて角度を整えられる構造です。
4つの高さが並ぶ以上、迷いどころは120cm台か160cm台かの二択になるはずです。床の余白が少ないなら前者を、部屋の角を1本で埋めたいなら後者を選びます。
運び込む前に、鉢の直径だけでなく通り道の幅も見ておきましょう。葉が横に張り出しますから、廊下や扉のところで引っかかりがちです。
布ものはタイダイを1枚。ソファにもラグにも回せる
zakka-elements(asia-kobo)の「マルチカバー タイダイ絞り染め コットン100%」は、185×185cmの正方形です。表地・裏地・中材のすべてが綿100%で、重量は約1.7kg、生産国はインドとなっています。商品説明の中にも「西海岸」の記載がありました。
この商品で注目したいのは、中材という表記があることです。つまり一枚布ではなく、間に綿が挟まった作りになっています。約1.7kgという重さも、薄いシーツ類ではないことを裏づけています。だからソファに掛ければ座面の凹凸を拾いすぎませんし、床に敷けばそのままラグになるわけです。用途もソファカバー、ラグ、こたつの薄掛けと複数にまたがりますから、季節をまたいで置き場所を移せます。
185cm角という寸法は、使い道によって足りたり足りなかったりします。ソファに掛けるなら、座面の幅と前に垂らしたい長さを足して185cmに収まるかを先に測ってください。背もたれまで回したい人は、この一枚では届かない可能性が高いでしょう。ラグとして敷く場合は、テーブルの下に敷きたい範囲を床に測って当てておくと間違えません。
タイダイの絞り染めという柄は、西海岸風の中では珍しく「柄で語れる」パーツです。壁のタペストリーと柄がぶつからないよう、片方を柄、もう片方を無地寄りにすると落ち着きます。色柄の展開は販売ページで確認してください。
ソファに掛けるか床に敷くかを、買う時点で決めきらなくても構いません。使い道を1つに絞らずに買えるところが、この正方形の強みです。
ただし、届いてすぐ白い家具の上へ広げるのは避けてください。理由は後半の短所の節に書きます。
棚の一段に足す小物は、厚み1cmのサーフボードで足りる
ふぁんくる(fankle)の「ウッドサーフボードオブジェ アンティーク調」(10001745)は、約W13×D1×H30cmの木製オブジェです。素材はMDF、生産国は中国で、価格は1,280円(税込)・送料無料となっています。スタンドを立てて使う場合、奥行きは約9cmまで広がります。
冒頭で小物を後回しにする話をしておきながら置物を挙げるのは、矛盾に見えるかもしれません。けれども前半で書いたとおり、効き方を分けるのは品目ではなく数と順番でした。前半のチェック項目にも「海のモチーフ雑貨が3つ以上並んでいる」と書いています。広い面を先に決めたあとで1つか2つ置くぶんには、部屋の焦点はぼやけません。
このオブジェが小物として扱いやすいのは、厚みが約1cmしかないところです。壁に掛ければ床の面積は要りませんし、棚に置くならスタンドぶんの奥行き約9cmを見ておけば足ります。高さ30cmという寸法は、置いても圧迫感が出ないうえに、離れた場所からも形が読める大きさでしょう。小物なのに形が伝わるのは、この縦横比のおかげです。
色の面でも、この1点は扱いが楽なはずです。アンティーク調の木ということは、前半で決めた3系統のうち「木の色」に収まります。青や白を増やさずに海のモチーフだけを足せるので、色数は3系統のまま動きません。前半で挙げた「色が4系統以上ある」という合図に、触れずに済むわけです。
素材がMDF、つまり繊維板である点は、先に知っておいてください。無垢の木材を削り出した一点物ではなく、量産品です。1,280円という価格は、そこから来ています。裏を返せば、木目の出方が1点ごとに違って届く心配は小さいでしょう。
置き場所は、棚の一段か、テレビ台の脇か、壁に掛ける形になります。スタンドを使うなら奥行きが約9cmまで広がりますから、棚板の奥行きを先に測っておきましょう。
厚み1cmという数字は、販売ページの写真と並べて見たほうが早く飲み込めます。棚板の奥行きを測ったうえで、色味と大きさを確かめてみてください。
壁のタペストリーと同じ視界に入る位置へ置くなら、少しだけ離してください。柄の強い布のすぐ横では、この薄い板の形が読み取りにくくなります。
夜の見え方は、貝殻型のランプ1つで変わる
Giftya(golwis)の「シェルランプ 貝殻型LEDライト 小物入れトレー付き」(goods0020)は、高さ15×横幅16.5×奥行14cmのセラミック製ライトです。重量は610g、生産国は中国で、電源にはLEDのボタン電池を使います。パール部分は取り外せる作りになっていて、価格は3,290円(税込)・送料無料となっています。
前半で、天井の照明そのものを替える話は工事が絡むので候補から外すと書きました。その代わりに置けるのが、電池で光るこの手のライトです。配線も工事も要らないので、置き場所を決めるだけで夜の見え方が変わります。
昼間の西海岸風は、白と木と青が光を受けて明るく見えている状態です。ところが日が落ちると、その3系統は暗がりの中で同じ色に沈みます。天井のシーリングライトだけで過ごしていると、昼に作った雰囲気が夜には残りません。低い位置に光源をもう1つ足すと、その落差が埋まります。
このランプが小物として無理なく置けるのは、高さ15cmという寸法にあります。棚の一段にも、ベッドサイドにも、テレビ台の端にも収まる大きさでしょう。重量610gは、片手で持ち上がる一方、袖が触れた程度では動かない重さです。
もう1つ効いてくるのが、パール部分を取り外せる仕様です。外した状態では小物入れのトレーになりますから、指輪や鍵の置き場を兼ねられます。玄関や寝室に置くなら、この使い方のほうが出番は多いかもしれません。
素材がセラミック、つまり陶器である点は、置き場所を決めるときに効いてきます。落としたり強くぶつけたりすれば欠けますから、通り道の角や、扉の開く先は避けてください。電源がボタン電池である以上、つけっぱなしで使う照明ではありません。夜のあいだだけ灯すナイトライトとして数えておくと、期待とのずれが出ないでしょう。
光り方と、パールを外したときのトレーの形は、写真で見たほうが早いはずです。置きたい棚の奥行きが14cmを超えているかどうかも、あわせて確かめておきましょう。
昼に見せたい色と、夜に灯す光は、別々に決めて構いません。前者は面の話で、後者は点の話です。
予算で決めるなら、1点あたりの効きが大きい順に買う
5点を並べると、価格は1,280円から11,800円まで開きます。全部そろえるなら合計2万7,270円前後ですが、一度に払う必要はまったくありません。予算の枠が決まっている人のために、金額別の入り口を書いておきます。
| 予算の目安 | 先に買う物 | この段階で変わること |
|---|---|---|
| 5,000円まで | タペストリー1点 | 壁の一面がまるごと変わる |
| 1万5,000円まで | タペストリーとフェイクグリーンの2点 | 壁と床がそろい、部屋に高さが出る |
| 2万円超 | マルチカバーまで加えた3点 | 壁・床・布の3面が完成する |
この順番にしているのは、視界に占める面積が大きい物ほど、1点あたりの変化量も大きいからです。4,400円のタペストリーは壁の一面を丸ごと変えますが、1,280円のオブジェが変えるのは棚の一段だけでしょう。金額あたりの効きで並べ直しても、結論は前半と同じ順序になりました。
ただし、例外が1つあります。夜に部屋にいる時間のほうが長い人は、この順番を入れ替えて構いません。帰宅が遅く、平日に部屋を見るのが夜だけという生活なら、3,290円のランプが最初の1点として効いてきます。昼の面積より、夜の光源のほうが目に入る回数が多いからです。
サイズで迷う人向けに、寸法の幅もまとめておきます。置き場所を大きく取るのは、マルチカバーの185×185cmと、最大180cmまで選べるフェイクグリーンの2点です。逆に、置き場所をほとんど取らないのが、厚み約1cmのオブジェと、奥行き14cmのシェルランプになります。タペストリーは95×70cmから複数のサイズが並びますので、壁の空き寸法に合わせて選べます。部屋の余白が少ない人ほど、後ろの2点から入るほうが失敗しにくいでしょう。
買ってから気になる点は、たいてい素材に出る
ここまでは足す話でしたが、選ぶには引っかかりも要ります。5つの弱みは、いずれも販売ページの素材表記から読み取れるものでした。
- タペストリーの洗濯は手洗い可の表示です: 販売ページで案内されているのはそこまでですので、機械洗いが前提の人は購入前に表示を確かめてください。ポリエステルは熱に弱いので、乾燥機や高温のアイロンも避ける前提になります。埃が乗る場所に掛けるなら、その手間を織り込んでおきましょう。
- フェイクグリーンは本物ではありません: プラスチックと鋼線で作られた造花ですから、近づけば作り物と分かります。土から育つ物ではありませんので、芽が伸びる楽しみや季節ごとの表情の変化はないままです。葉の上には埃が積もりますから、月に一度は払う作業が発生します。
- マルチカバーには色落ち・色移りの可能性があります: 手洗いが推奨で、洗濯によって色が落ちたり移ったりすることがあるという案内です。淡い色のソファや白いラグの上へ直接広げるときは、最初のうち様子を見ておきましょう。先ほど「白い家具の上へ広げるのは避けてください」と書いたのは、この理由からです。
- サーフボードオブジェはMDFの量産品です: 無垢の木材を削り出した物ではありませんので、一点物の風合いを求める人には向きません。スタンドを立てると奥行きが約9cmまで広がりますから、棚板の浅い場所には置けないでしょう。
- シェルランプは陶器で、電源はボタン電池です: 落としたり強くぶつけたりすれば欠けるおそれがありますので、通り道の角や扉の開く先には置かないでください。夜のあいだ灯すナイトライトですから、部屋の主照明の代わりにはなりません。

5つに共通する話も2つあります。ひとつは置き場所です。布も造花も、直射日光が長時間当たる面に置けば色は抜けていきます。南向きの窓辺を避けるだけでも、寿命はずいぶん変わります。陶器のランプは日焼けの心配こそ薄いものの、代わりに落として欠けない場所かどうかが問われるでしょう。もうひとつは飽きです。柄の強い物は、部屋に入った瞬間の印象が強いぶん、半年後に見飽きる速度も速くなります。柄を1つに絞って、残りを無地寄りにしておくと、飽きたときの入れ替えが1点で済みます。
賃貸に住んでいる人は、壁に何をどう固定するかを先に管理会社の規約と照らしておくと安全です。画びょうの穴まで原状回復の対象になるかは、物件によって変わります。
買う前に測る4か所
- 掛けたい壁の空き幅と高さ
- 床に置ける四角い面積と、そこまでの通り道の幅
- ソファの座面幅、またはラグを敷きたい範囲
- 小物を載せる棚板の奥行き(スタンドを使うなら9cm以上)
弱みを承知したうえで面から決めるなら、この5つで大きく外すことはないはずです。逆に、手を入れる面を決めないまま小物だけを買い足していくと、いくら数を増やしても焦点は合わないままでしょう。
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買う順番は、面の広いところからで構いません。先に測っておきたいのは、壁の空き幅、床の余白、ソファの座面、そして小物を載せる棚板の奥行きの4つです。この数字を手元に置いてから販売ページを開くと、サイズ選びで往復せずに済みます。
※本記事はプロモーションを含みます

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