【レビュー】ジミー チュウ フィーバーはコートの季節に手が伸びます

暖炉で燃える3本のキャンドル

上着を出す時期になると、決まって同じ瓶に手が伸びます。ジミー チュウ フィーバーです。結論から言うと、熟れたプラムとバニラの甘さで最後まで押し切るタイプで、体感の持続は6時間前後でした。甘い一本を探している方へ、弱点まで正直に書きます。

この記事でわかること

  • プラムとバニラが腕の上でどう動いたか
  • 向いている方と、やめておいたほうがいい条件
  • 出番が増える季節と、服装や時間帯の合わせ方
ジミー チュウ フィーバー オードパルファム 100mL

ジミー チュウ フィーバー オードパルファム 100mL

参考価格 7,536円前後

熟れたプラムとバニラオーキッドの甘さを、色気のある一本として纏いたい人向け。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

結論:甘さで押し切る1本です

この香水の性格がはっきり出るのは、最初から最後まで甘さを引っ込めないところです。途中で急に落ち着いたり、清潔感のある方向へ逃げたりしません。甘い香りを探している方には、ここがそのまま決め手になります。

理由は素材の並びを見れば分かります。立ち上がりは熟したプラムのみずみずしい甘さ。真ん中にはバニラオーキッドとヘリオトロープの粉っぽい丸さが来て、土台にはサンダルウッドのミルクっぽさとトンカビーンの香ばしさが敷かれています。上から下まで、甘さの担当が一度も途切れません。

僕の腕でも、そのとおりに出ました。最初の数分こそグレープフルーツのほろ苦さが縁取りをしてくれますが、それが抜けたあとはプラムとバニラの帯がずっと続きます。時間で顔が変わっていくのを楽しむ香水ではありません。つけた瞬間の印象が、消えるまでほとんど崩れないタイプです。

だからこそ、選ぶときの判断はかなり簡単です。最初のひと吹きが好みなら、その日は最後まで好みのままでいられます。

Ryo

プラムとバニラの甘さを、薄めずにそのまま出してくる香水です。

総合評価:4.5 / 5.0 ★★★★☆

香りの良さ ★★★★★
プラムとバニラの甘さが上から下まで通っている
色気 ★★★★☆
トンカビーンの香ばしさが肌の近くに残る
万人受け ★★★☆☆
甘さが強いぶん好みははっきり割れる
持続 ★★★☆☆
体感6時間前後

フィーバーを買う前に確かめたこと

買う前にいちばん確かめたかったのは、濃度と容量でした。甘い香りは量を間違えると自分で持て余すとわかっていたので、そこだけは数字で押さえてから注文したかったからです。

濃度はオードパルファムです。僕が使っているのは100mLで、1プッシュあれば足りました。香調は公式の表記でも3つの層に分かれていて、トップがプラム・ライチ・グレープフルーツ、ハートがヘリオトロープ・バニラオーキッド・ジャスミン、ベースがサンダルウッド・ベンゾイン・トンカビーンです。どの層にも甘い素材が入っている構成なので、量が過ぎたときの出方も、ここで見当がつきました。

サイズは、米国の公式サイトに40mL・60mL・100mLの3つが載っています。日本語のページは用意されていません。日本の正規代理店が扱うジミー チュウの一覧にもフィーバーの名前は入っていないので、国内で手に入れるならネット通販になります。100mLで7,536円ほどでした。確かめたかった濃度と容量は、これではっきりしました。

項目 内容
ブランド ジミー チュウ
商品名 フィーバー オードパルファム
濃度 オードパルファム
香調(トップ) プラム、ライチ、グレープフルーツ
香調(ハート) ヘリオトロープ、バニラオーキッド、ジャスミン
香調(ベース) サンダルウッド、ベンゾイン、トンカビーン
容量 40mL/60mL/100mL
実売 100mLで7,536円ほど
僕が使っているのは100mLです。
ジミー チュウ フィーバー オードパルファム 100mL

ジミー チュウ フィーバー オードパルファム 100mL

参考価格 7,536円前後

熟れたプラムとバニラオーキッドの甘さを、色気のある一本として纏いたい人向け。

腕の上で香りはこう動きます

層が3つに分かれているので、順番に見ていきます。ただし同じ層の中の素材どうしは横並びです。どれが大きく出るかは肌によって変わるはずなので、そこは僕の腕での話として読んでください。

トップ

熟したプラムのみずみずしい甘さから始まります。ライチのばらのような華やかさと、グレープフルーツのほろ苦さが一緒に来ます。僕の腕ではプラムがいちばん大きく出て、グレープフルーツは全体を引き締める役に回りました。果汁を搾ったばかりの、あの濃い甘さに近い立ち上がりです。ここが好きかどうかで、この香水との相性はほとんど決まると思います。

ハート

粉っぽい丸さのヘリオトロープに、南国的なバニラオーキッド、そこへジャスミンが重なります。この段が、甘さのいちばん濃い場所でした。焼き菓子のような甘さとは少し違って、白い花の濃さが混ざるぶん、大人びた聞こえ方になります。バニラオーキッドの丸さがなかなか引かず、気づくと何時間も同じ甘さを連れて歩いていました。

ベース

ミルクのようなサンダルウッド、樹脂めいた温かさのベンゾイン、ローストアーモンドを思わせるトンカビーンの香ばしさ。ここまで来ると、甘さは肌の近くだけに寄ります。ニットの襟元に鼻を寄せたときに残っているのは、だいたいこの香ばしさです。ベルベットのような、と言いたくなる肌ざわりに変わるのもこの段です。

STEP 1|0〜30分

トップのプラム、ライチ、グレープフルーツ

1プッシュでも立ち上がりははっきり濃い

STEP 2|〜3時間

ハートのヘリオトロープ、バニラオーキッド、ジャスミン

いちばん甘い時間帯で、人と向かい合う予定はこの時間に入れています

STEP 3|それ以降

ベースのサンダルウッド、ベンゾイン、トンカビーン

肌の近くだけになり、体感6時間前後で消える

甘さの扱いでつまずきました

2プッシュして出かけた日、暖房の効いた電車の中で自分の甘さを持て余しました。冷えた朝の玄関ではちょうどよく感じた量が、室内に入ったとたんに濃くなります。この香水はどの層にも甘い素材が入っているので、温度が上がると甘さがまとめて立ち上がるわけです。以来、僕は1プッシュから増やしていません。少ないと感じたら、その日は足さずに翌日試すくらいでちょうどよかったです。

もうひとつは、買える場所です。日本語で読めるページが無く、日本の正規代理店が扱うジミー チュウの一覧にもフィーバーは入っていません。米国のサイトには今も3サイズが並んでいますが、そちらではフレグランスは返品不可と書かれています。国内のネット通販では、僕が見た100mLの店が「並行輸入品」と明記していました。注文する前に、どの表記の店から買うのかは自分で見ておいたほうがいいと思います。

裏を返せば、引っかかるのはこの2つだけでした。やることは、量をひとつに固定して買う店を先に決めること。そこさえ済ませてしまえば、あとは瓶が減るのを眺めるだけです。

注意

① 暖かい室内に入ると甘さが濃くなる。暖房の効いた室内では1プッシュで十分なので、2プッシュ目は様子を見てから
② 買える場所が通販に限られる。日本語のページが無く、店によって「並行輸入品」と「正規品」で表記が分かれる

こういう人には強くすすめます

これまで試した甘い香りが物足りなかった、という方にはまず当たります。この香水は甘さを途中で薄めません。プラムの濃さが好きなら、最初のひと吹きで結論が出ます。

次に、上着を着る季節の一本を決めてしまいたい方。どの層にも甘い素材がそろっているので、厚手の服に囲まれた状態でちょうどよく届きます。僕もコートを着る時期はほかの瓶に手が伸びなくなりました。

反対に、石けんのような清潔感や、汗のあとに残っても気にならない軽さを求めている方には向きません。ここは甘さの濃さがそのまま出る香水なので、軽さを最優先するなら別の系統を探したほうが早いです。甘さが苦手な方が我慢して使う類の香りではないと思います。

こんな人に合う

  • ✓ 甘い香りを探していて、これまでのものが軽すぎた
  • ✓ 上着を着る季節につける一本を決めたい

合わないかも

  • × 石けんのような清潔感と軽さを最優先したい

つけているのは夕方が多いです

出番が増えるのは、日が落ちるのが早くなってからです。朝つけると、通勤の途中で気温が上がったぶんだけ甘さが濃くなるので、この瓶は夕方に回すようになりました。家を出る15分前に手首へ1プッシュ。着く頃にはハートの甘さに落ち着いています。

服装でいうと、厚手のニットとウールのコートがいちばん収まりがよかったです。布の厚い服は香りを受け止めてくれるので、肌の近くだけで足ります。反対にシャツ一枚の日は、手首ではなく腰の高さで1プッシュして、そこを通るやり方に変えました。

季節の出入りははっきりしていて、僕はこの瓶を11月の頭に、冬物と一緒に押し入れから出します。戻すのは連休が明けるころ。そこから半年は、ほとんど触りません。夏に一度だけ出してみた日は、汗ばむ前から甘さが前に出てきて、その日のうちに箱へ戻しました。使う季節を半分に決めてしまってから、この香水との付き合いはずいぶん楽になりました。

使う場面

仕事・オフィス △ 甘さが強いので、人と近い席が続く日は手首だけに留めています
夜の食事 ◎ 夕方につけると着く頃にハートの甘さに落ち着く
休日 ○ 厚手のニットとコートの日に合わせることが多い
真夏 × 気温が上がると層をまたいで甘さがいっぺんに立ち上がる

この甘さが気に入った方へ

瓶は押し入れの箱に入れています

いま置いているのは、冬物をしまってある押し入れの、衣装ケースの上に載せた小箱の中です。半年は出番が無い瓶なので、毎日開け閉めする場所より、閉じたままにできる場所を選びました。箱に入れて襖を閉めてしまえば、光も温度もほとんど動きません。コートを引っぱり出す時期に、上着と一緒にこの瓶も表へ出てくる形になりました。

100mLは、1日1プッシュで使う僕にはかなり長く付き合う容量になります。だからこそ、置き場所は買う前に決めました。減りの速い瓶なら多少ぞんざいに扱っても使い切れますが、この瓶はそうはいきません。押し入れで眠っている時間のほうが長いので、眠らせ方のほうを先に考えた形です。

置き場所と影響

直射日光の当たる窓際 × 半年は箱の中で眠らせる瓶なので、使っていない時期にだけ光を浴び続けることになります
浴室・洗面所 × 出かける支度は寝室で済ませるので、洗面所に置くと取りに戻る手間が増えます
暖房の近く × コートを着る時期に使う香りなので、暖房を入れる季節と出番がそのまま重なります

甘い香水を敬遠していた頃の話

正直に書くと、僕は甘い香りを長いこと避けていました。子どもっぽく聞こえるのではないか、というのが理由です。その偏見を持ったまま、この瓶を買うかどうかでずいぶん迷いました。

最初に引っかかったのは、商品説明が女性に向けて書かれていることでした。買ったあと自分の腕に乗せてみると、プラムの甘さは尖らずに落ち着きましたし、ベースの香ばしさが出てからは甘さが肌側へ寄ります。名前の付き方と、肌の上で起きることは別物だと分かりました。

2つめは、甘さが食べ物っぽくならないかでした。これはハートにジャスミンが入っているおかげだと思っています。白い花の濃さが混ざるので、お菓子の方向には倒れませんでした。

3つめは容量です。半年しか出番が無いのに100mLを持て余さないか、そこはかなり迷いました。答えは、1日1プッシュなら何シーズンも回せる、でした。夕方に手首へひと吹きだけと決めているので、瓶の減り方は緩やかです。

買う前に迷った点

商品説明が女性に向けて書かれている 僕の腕ではプラムの甘さが尖らず、ベースが出てからは肌側へ寄った
甘さが食べ物っぽくならないか ハートのジャスミンが混ざるので、お菓子の方向には倒れなかった
100mLを持て余さないか 1日1プッシュなら何シーズンも回せるペースだった

秋が来たら手に取ってほしい1本

ジミー チュウ フィーバーは、熟れたプラムとバニラの甘さを薄めずに出してくる香水です。トップのプラム、ハートのバニラオーキッド、ベースのトンカビーン。どの層を切っても甘さがいて、それが体感6時間前後、肌の上で続きます。甘い香りを探していて軽いものばかりに当たってきた方ほど、最初のひと吹きで手応えがあるはずです。

気をつけるのは、温度で甘さが濃くなることと、買える店が通販に限られることの2つ。量を1プッシュに固定して、買う店の表記を先に見ておけば、そのあとは季節が来るのを待つだけです。コートを出す頃になったら、押し入れの奥から連れ出してあげてください。

この記事のまとめ

  • どの層にも甘い素材がそろった、プラムとバニラの濃い1本
  • 1プッシュで足りる濃さで、体感の持続は6時間前後
  • 40mL・60mL・100mLがあり、僕は100mLを1日1プッシュで使っています
ジミー チュウ フィーバー オードパルファム 100mL

ジミー チュウ フィーバー オードパルファム 100mL

参考価格 7,536円前後

熟れたプラムとバニラオーキッドの甘さを、色気のある一本として纏いたい人向け。

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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