メンズのバニラ系香水おすすめ4選、濃度と容量で選びました

スタジオ照明の中で撮られた黒いフォルムの香水瓶

バニラの香水を探しはじめると、「甘さが襲ってくる」「秋冬の夜に最強」といったレビューの言葉ばかりが増えていきます。読むぶんには楽しいのですが、どれを、どの大きさで買うのかは一向に決まりません。

そこでこの記事は、感想を書くのをやめました。代わりに並べたのは、公表されている数字だけです。EDTかEDPかという濃度と、選べる容量と、実際にいくらで買えるかの3つです。この3つなら、香りを嗅ぐ前でも比べられます。

香りの説明は、@cosmeの商品ページに載っているものをそのまま引きました。ここで先に伝えておくと、4本のうち香りの説明に「バニラ」という語そのものが出てくるのは1本だけです。残りの3本はトンカビーンやベンゾイン、アーモンドやヘリオトロープといった名前で載っていました。

並べる順番は濃度でそろえました。EDTの2本を先に、EDPの2本をあとに置いています。実売はいずれも1万3千円台から1万4千円台で、4本の幅は1,600円しかありません。値段で悩む記事ではなく、容量と濃度で決める記事だと思って読み進めてください。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

濃度と容量を先に見ると、4本の性格がきれいに分かれます

香水を買うとき、多くの人は香りの説明から読みはじめます。ただ、実際に後悔するのは香りより先に、買った量濃度のほうです。100mLを買って半分残る人もいれば、10mLで足りずに買い直す人もいます。

今回の4本を、その2つで整理しました。EDTがゴルチエのル マルとマルジェラのレプリカ、EDPがブルガリのマン イン ブラックとゲランのロム イデアル エクストレームです。容量の選択肢は、マルジェラが10mL・30mL・100mLの3段階でいちばん細かく、ゴルチエが75mLと125mL、ブルガリが60mLと100mL、ゲランは実測できたのが100mLでした。

10mLから試せるのは、この4本のなかではマルジェラだけです。初めての1本で外したくない人は、ここから入るのがいちばん損が小さくなります。

もうひとつ、1mLあたりの単価も出しておきます。ゴルチエの125mLが約105円、ブルガリの100mLが約137円、マルジェラの100mLが約142円、ゲランの100mLが約147円。量あたりでいちばん安いのはゴルチエで、他の3本との差は、ブルガリで32円、マルジェラで37円、ゲランで42円でした。毎日つける前提なら、この差は効いてきます。

商品と濃度容量の展開と実売@cosmeの商品ページの香りの表記
ジャンポール ゴルチエ ル マル(EDT)75mLと125mL / 125mLが13,100円前後ミントの香りに導かれ・バニラが漂うアンバーの力強いベースノートへ(段階分けの記載なし)
メゾン マルジェラ レプリカ バイ ザ ファイヤープレイス(EDT)10mLと30mLと100mL / 100mLが14,200円前後燃える暖炉とチェスナッツの香り(ウッディーアンバー・段階分けの記載なし)
ブルガリ マン イン ブラック(EDP)60mLと100mL / 100mLが13,700円前後トップはスパイスとアンバーラム / ハートはチュベローズとイリスアブソリュートとレザーアコード / ドライダウンはベンゾインとトンカビーンとグァイアックウッド
ゲラン ロム イデアル エクストレーム(EDP)100mLが14,700円前後(@cosmeは50mL規格で15,400円)トップはアーモンドとピンクペッパー / ハートはシナモンとプラムとヘリオトロープ / ベースはシダーウッドとタバコとレザー
価格は2026年9月時点の実売です。店と時期で動きます。香りの表記は@cosmeの商品ページに載っている内容をそのまま引いています

甘い香水の1本目にするなら、ゴルチエのル マル(EDT・125mL)

甘い方向の香りをまだ持っていない人が、最初に手を伸ばす定番がこれです。ジャンポール ゴルチエのル マルは、バニラ系のメンズ香水では定番中の定番にあたります。濃度はEDT、サイズは75mLと125mLの2つです。

@cosmeの商品ページには「ミントの香りに導かれ、優しく香りが膨らみ、バニラが漂うアンバーの力強いベースノートへと続く」と書かれています。トップやミドルといった段階分けの記載はなく、ベースノートだけが明記されている形です。今回の4本のうち、香りの説明にバニラという語が出てくるのは、このル マルだけでした。

数字の面では、125mLという容量がそのまま強みになります。実売は13,100円前後で、1mLあたり約105円。4本のなかで量あたりの単価がいちばん安いのがこの1本です。@cosmeの商品ページに載っている125mLの価格は10,450円で、実売のほうが2,650円ほど高くなっていました。定価より安い店を探すタイプの商品ではない、と考えておいてください。

買い方でひとつ注意があります。Amazonの出品は並行輸入品と明記されていて、国内正規輸入と書かれたページは今回確認できませんでした。楽天の3店(12,907〜13,420円)はいずれも在庫があったので、価格と表記を見比べてから決めてください。

ジャンポール ゴルチエ ル マル オードトワレ 125mL

ジャンポール ゴルチエ ル マル オードトワレ 125mL

参考価格 10,450円前後

甘い香水を初めて買う人に向く1本

10mLから試せる1本を探しているなら、マルジェラのレプリカ

失敗したくない人に、いちばん現実的な選択肢がこれです。メゾン マルジェラのレプリカ バイ ザ ファイヤープレイスは、10mL・30mL・100mLの3サイズが用意されています。10mLは@cosmeの商品ページで5,500円、30mLで12,210円という掲載価格でした。

まず10mLで手首に乗せてみて、続けられそうなら100mLへ移す。この買い方ができるのは、4本のなかでこの銘柄だけです。濃度はEDTで、日中から使いたい人にも扱いやすい設計になっています。

正直に書いておくと、@cosmeの商品ページに載っている香りの説明は「燃える暖炉とチェスナッツの香り(ウッディーアンバー)」で、バニラという語は出てきません。バニラ系として名前が挙がることの多い1本ですが、表記のうえでどう書かれているかは、こうして1本ずつ違います。甘さの系統から選びたい人は、この表記を見たうえで判断してください。

100mLの実売は14,200円前後です。ただし店による差がとても大きく、楽天の2店が11,890円と12,950円、Yahoo!ショッピングが17,800円でした。いずれも並行輸入品の表記が付いた出品です。@cosmeの商品ページの100mL掲載価格は24,970円なので、1万円以上の開きがあることになります。差の理由は流通経路の違いにあるので、次の節で扱います。

メゾン マルジェラ レプリカ バイ ザ ファイヤープレイス オードトワレ 100mL

メゾン マルジェラ レプリカ バイ ザ ファイヤープレイス オードトワレ 100mL

参考価格 24,970円前後

甘いだけの香りを避けたい人・10mLから試したい人に向く1本

仕事の日にも置いておきたいEDPなら、ブルガリのマン イン ブラック

濃度を1段上げたい人が入る枠です。ブルガリのマン イン ブラックはEDPで、サイズは60mLと100mLの2種類です。実売は100mLで13,700円前後、EDP2本のうちでは安いほうになります。

この銘柄は、@cosmeの商品ページに段階分けの記載があります。トップノートがスパイスとアンバーラム、ハートノートがチュベローズとイリスアブソリュートとレザーアコード、ドライダウンノートがベンゾインとトンカビーンとグァイアックウッドです。ここに並ぶ素材のうち、甘さの側に立つのがベンゾインとトンカビーンです。バニラという表記そのものは、このページにはありません。

レザーとスパイスが名前を連ねる構成なので、甘い香水は職場で浮くのではと迷っている人が、最初に検討しやすい1本になります。30代以降の使い方に寄せたい人にも合う枠です。

@cosmeの商品ページに載っている100mLの価格は23,210円で、実売との差は9,000円以上あります。楽天は13,640円・13,678円・14,850円の3店を確認しました。Yahoo!ショッピングは12,581円と最も安いものの、送料580円が別で、並行輸入品の明記があり、在庫も残りわずかでした。急がないなら楽天から見るほうが落ち着いて選べます。

ブルガリ マン イン ブラック オードパルファム 100mL

ブルガリ マン イン ブラック オードパルファム 100mL

参考価格 23,210円前後

仕事の日にも付けたい人に向く1本

すでに何本か持っている人には、ゲランのロム イデアル エクストレーム

甘い香水を通ってきた人が、最後に触りにいく枠です。ゲランのロム イデアル エクストレームはEDPで、実測した100mLの実売は14,700円前後でした。今回の4本では実売がいちばん高い1本になります。

@cosmeの商品ページ(50mL規格・同一処方)には段階分けが載っていて、トップノートがアーモンドとピンクペッパー、ハートノートがシナモンとプラムとヘリオトロープ、ベースノートがシダーウッドとタバコとレザーです。アーモンドが先頭に立つ構成は、この4本のなかでもここだけでした。砂糖の甘さとは別の方向を探している人に向きます。

容量と価格の関係が、この銘柄はとくにねじれています。@cosmeに載っているのは50mLで15,400円という価格で、100mLの記載はありません。そして実測した100mLは14,700円前後。掲載されている50mLの価格より、100mLの実売のほうが安いという並びになりました。量を使う前提なら、100mLを探すほうが合理的です。

ただし、店による差が今回いちばん激しい銘柄でもあります。楽天の2店が14,575円と14,718円だったのに対し、Yahoo!ショッピングは23,694円で残りわずかの表示でした。9,000円に近い差がありますので、必ず複数の店を開いてから買ってください。ここを飛ばすと、同じものを9,000円近く高く買うことになります。

ゲラン ロム イデアル エクストレーム オードパルファン 100mL

ゲラン ロム イデアル エクストレーム オードパルファン 100mL

参考価格 23,694円前後

甘い香水をすでに何本か持っている人に向く1本

4本中3本で並行輸入の表記が出てきました

今回の実測でいちばん多く出てきた注意点が、これです。ゴルチエ、マルジェラ、ブルガリの3本で、並行輸入品と明記された出品を確認しました。ゲランで見た2店には、その表記がありませんでした。

並行輸入というのは、正規代理店を通さない流通経路で入ってきた商品を指します。同じ商品でも国内定価より安く出ることが多く、今回の価格差の大部分もここから来ていました。一方で、メーカーや正規代理店の保証が付かないことがあります。返品や交換の条件も、正規のルートとは別物になる場合があります。

判断の材料としては、次の3つを商品ページで見ておくと迷いません。ひとつめが並行輸入品という表記の有無、ふたつめが箱の有無(今回の楽天1店は箱無しでの販売でした)、みっつめが店の返品条件です。この3つを確かめたうえで価格差を受け入れるなら、選択肢としては十分に成立します。仕組みそのものをもう少し知りたい人は、香水の並行輸入について整理した記事も合わせて読んでみてください。

在庫の偏りも書き添えておきます。マルジェラはAmazonで該当ASINが別商品に差し替わっていて確認できず、ブルガリも同じ状態でした。ゲランはAmazonで100mLの出品そのものが見つかりません。この4本については、楽天とYahoo!ショッピングを軸に探すほうが確実です。

「バニラ」と書かれているかどうかは、1本ずつ違いました

最後に、この記事でいちばん伝えておきたい話をまとめます。バニラ系として紹介されることの多い4本ですが、@cosmeの商品ページに「バニラ」と書かれているのはゴルチエのル マルだけでした。

残りの3本は、こう載っています。マルジェラは燃える暖炉とチェスナッツの香り、ブルガリはドライダウンにベンゾインとトンカビーン、ゲランはトップにアーモンド、ハートにヘリオトロープ。名前は違っても甘い方向の素材が並ぶので、バニラ系として紹介されるのだと考えられます。

ここを知らずに「バニラ」だけを頼りに選ぶと、届いてから想像と違った、ということになりかねません。逆に、素材名まで見て選べるようになると、次の1本を探すときの精度が一気に上がります。段階分けまで載っているのはブルガリとゲランの2本なので、香りの移り変わりを気にする人はその2本から入るのが合理的です。

なお、@cosmeは口コミとデータベースのサイトであって、ブランドの公式サイトではありません。この記事の香りの表記は、あくまでそのページに載っている内容として読んでください。

買う前に確かめる4つ

  • 濃度がEDTかEDPか。まず商品名の後ろの表記を見る
  • 容量の選択肢。10mLがあるのはマルジェラだけです
  • 並行輸入品の表記と、箱の有無。楽天は同じ商品でも店ごとに違います
  • 楽天とYahoo!ショッピングの両方を開く。ゲランは9,000円に近い差がありました

決め方を、容量と濃度の順に置き直します

迷ったときの順番を、3つに畳んでおきます。

まず容量から決めてください。試してから決めたい人はマルジェラの10mL、毎日たっぷり使う人はゴルチエの125mLです。1mLあたり約105円という単価は、今回の4本では頭ひとつ抜けていました。

次が濃度です。日中も含めて幅広く使いたいならEDTのゴルチエかマルジェラ、仕事の日にも置いておきたいならEDPのブルガリ、甘い香水を何本か通ってきたならEDPのゲラン。ここで2本まで絞れます。

最後に買う店です。4本とも楽天とYahoo!ショッピングで価格が大きく動きます。並行輸入品の表記と箱の有無、返品条件の3つを見てから、リンク先の在庫を確かめてください。

バニラ寄りの香りを1本ずつ読むなら

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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