インドの花市場が題材です。夜明けの農園で摘まれたジャスミンが、市場に運ばれてくる。その情景を、2つの花の対比で作っています。
題材になっているもの
公式の説明では、インドの夜明けから始まります。
穏やかで静かな農園から摘み取られたジャスミン サンバックのつぼみが、活気のある花市場に運ばれてくる。
静けさと賑わい、その移動そのものが題材になっています。
バニラとアンバーの温かさに包まれ、鮮やかなマリーゴールドと対照をなす構成です。
ジョー マローン ロンドンは1994年にロンドンで始まったブランドです。創業者のジョー マローン自身が調香し、シンプルな組み合わせと重ね付けを提案してきました。
ジャスミン サンバックという花
アラビアンジャスミンとも呼ばれ、インドや東南アジアで栽培されます。
| ジャスミンの種類 | 特徴 |
|---|---|
| グランディフロラム | グラース産。上品で複雑 |
| サンバック | インド産。濃厚で甘い |
| 中国産 | 茶の香りづけに使う |
サンバックは花輪や供物に使われる花で、宗教的な意味も持ちます。
香りはグランディフロラムより直接的で、甘さと厚みが前に出ます。
コロン インテンスは、通常のコロンより香料の濃度を上げたラインです。同じブランドでも持続と拡散が違うので、通常のコロンと同じ感覚でつけると多すぎます。
原料の構成
| 段階 | 原料 | 役割 |
|---|---|---|
| 最初 | マリーゴールド | 青くて苦い花 |
| 中盤 | ジャスミン サンバック | 濃厚な白い花 |
| 最後 | バニラ | 甘さ |
| 最後 | アンバー | 暖かい樹脂 |
マリーゴールドは花の中でも青く苦い部類です。
白い花の甘さと正面から対立する素材で、この対比が構成の核になっています。
そこにバニラとアンバーが入ることで、対立が和らぎ厚みが出ます。
香りの流れ
時間の変化
- 最初:マリーゴールドの青く苦い花
- 1〜3時間:ジャスミン サンバックが開く
- 3時間以降:バニラとアンバーの甘い余韻
青く始まって、濃くなり、甘く終わります。
公式は「魅惑的で華麗な香り」と表現しています。
白い花が中心なので、存在感ははっきりあります。
当てはまるほうだったなら、こちらです。
向いている人
| こういう人 | 相性 |
|---|---|
| 白い花が好き | ◎ |
| 濃厚な香りが好き | ◎ |
| 夜の外出が多い | ◎ |
| 職場で使いたい | × |
| さっぱりした香りが好き | × |
白い花の香りは好みがはっきり分かれます。
苦手なら最初から候補外です。
濃度が高いので、量の調整が必須になります。
服との合わせ方
| 場面 | おすすめ度 | つけ方 |
|---|---|---|
| 夜の外出 | ◎ | 1プッシュ |
| 特別な日 | ◎ | 首すじに |
| 休日 | ○ | 控えめに |
| 職場 | × | 避ける |
| 夏の日中 | △ | 強く出る |
合わせやすい服
- きれいめの服
- シルク
- 濃い色
- フォーマル寄り
コロンとコロン インテンスの違い
ジョー マローンには濃度の違う3つのラインがあります。
| ライン | 濃度の目安 | 持続 |
|---|---|---|
| コロン | 低め | 2〜4時間 |
| コロン インテンス | 高め | 5〜8時間 |
| エリクシール | 最も高い | 8時間以上 |
コロン インテンスは、通常のコロンの倍近い持続があります。
そのぶん1回に使う量を減らせるので、1本あたりの費用で見ると割高とは限りません。
ただし量を間違えると、通常のコロンの感覚では強すぎることになります。
短所
| 短所 | 程度 |
|---|---|
| 白い花が苦手だと使えない | 大 |
| 濃い。量の調整が必須 | 中 |
| 100mLのみの展開 | 中 |
| 価格が高い | 大 |
| 職場では使いにくい | 中 |
この香りは100mLのみで33,000円です。
白い花はインドールという成分を含み、濃度によって印象が反転します。
薄ければ華やか、濃いと動物的。つける量で評価が変わる素材です。
苦手だと言われたことがあるなら、香りそのものより量の問題かもしれません。
重ね付けをどう考えるか
このブランドは、香りを重ねて使うことを提案しています。
重ねるときの原則
- 濃度の低いほうを先につける
- 重ねるのは2種類まで
- 同じ系統どうしは重ねない(濃くなるだけ)
- 違う系統を1対1ではなく、主役と脇役に分ける
- インテンス同士は重ねない
コロン インテンスは濃度が高いので、重ねるなら通常のコロンと組ませるのが現実的です。
インテンス同士を重ねると、どちらの個性も潰れて重いだけになります。
白い花は主張が強いので、重ねる余地が少ない。
どうしても足すなら柑橘を少量。
同じ花系統を重ねると、ただ濃くなるだけで個性が消えます。
サイズが決まったら、あとは買うだけです。
サイズが決まったら、あとは買うだけです。
容量の選び方
この香りは100mLのみで33,000円です。
1プッシュを約0.1mLとすると1,000回分。毎日2プッシュ使っても1年以上あります。
濃度が高いので1プッシュで足りる場面が多く、実際にはもっと長く残ります。
開封後1〜3年で香りは変わり始めるので、使い切る前に劣化する可能性は高い。
50mLの展開がないぶん、最初から3万円を超える買い物になります。
買える場所
日本では公式オンラインと、伊勢丹などの百貨店で買えます。
| 容量 | 価格 |
|---|---|
| 100mL | 33,000円 |
| 買う場所 | 価格 | 注意 |
|---|---|---|
| 公式・百貨店 | 定価 | 試してから買える |
| 正規取扱の通販 | 定価 | 扱う香りが限られる |
| 並行輸入 | 上下する | 保管状態が読めない |
通販に出ているものには並行輸入品が混ざります。香水は熱と光で劣化するので、輸送と保管の条件が見えない点は許容が要ります。
定価より極端に安いものは、中身と状態を確認できないと考えたほうがいい。
白い花は肌の油分で出方が変わります。
店頭で肌につけて、最低でも3時間は見てから決めてください。
実際の価格と在庫は、扱っている店によって変わります。同じものでも取扱の有無が分かれるので、まとめて確認しておくと早い。
店頭で試せない香りもあります。少量から肌で試す方法を持っておくと、3万円を払う前に判断できます。
あわせて読みたい
- ブランド全体を見るならジョー マローンのおすすめ香水もどうぞ。
- 同じブランドのジョー マローン サイプレス&グレープバイン、空中庭園を題材にもどうぞ。
話をまとめると
インドの花市場が題材で、静けさと賑わいの移動を香りにしています。
マリーゴールドの青く苦い花と、ジャスミンの甘さを対立させた構成です。
白い花はインドールという成分を含み、つける量で印象が反転します。
100mLのみで33,000円。職場では使いにくい濃さです。
※本記事はプロモーションを含みます









コメント