ブランドが1961年に店を開いた場所が、そのまま名前になっています。店内に漂っていた空気を再現したという成り立ちを持つ1本です。何が入っているのかを見ていきます。
住所が名前になった経緯
ディプティックは1961年、パリのサン・ジェルマン大通り34番地で始まりました。
画家・舞台美術家・インテリアデザイナーの3人が作った店で、もともとは布や雑貨を扱っていました。
その店に漂っていた香りを1本にまとめたのが、この香水です。
つまり、抽象的な情景ではなく実在する場所の空気が題材になっています。
ディプティックは1961年、パリのサン・ジェルマン大通り34番地で始まりました。画家・舞台美術家・インテリアデザイナーという3人のアーティストが作った店で、もともとは布や雑貨を扱っていました。
原料の構成
| 原料 | 役割 |
|---|---|
| トルコ産ローズ | 華やかな花 |
| パチュリ | 土と木の深み |
| サンダルウッド | クリーミーな白檀 |
| シダー | 乾いた木 |
公式はオードトワレについて、この4つのウッディノートを挙げています。
花と木を並べる構成で、店内に置かれていた布や木の家具を思わせます。
最初に評判を取ったのはフレグランスキャンドルで、香水はその後です。1968年に最初のオードトワレ「ロー」を発売しました。部屋の香りから始まったブランドなので、空間に馴染む作りが今も残っています。
店の香りを再現するということ
空間の香りを香水にするのは、実は難しい作業です。
空間の香りの成り立ち
- 置かれているものの匂いが混ざる
- 木の家具・布・紙・キャンドル
- 時間をかけて染み込んだもの
- 特定の1つの素材では再現できない
だから複数の素材を重ねることになります。
この香りが花と木を同時に持っているのは、店内にあったものを反映しているためです。
キャンドルから始まったブランドらしい成り立ちでもあります。
つけてからの変化
時間の変化
- 最初:ローズの華やかさ
- 1〜3時間:パチュリと木が中心に
- 3時間以降:サンダルウッドの落ち着き
花から木へ移る、分かりやすい構成です。
劇的に変わる場面はなく、全体を通して落ち着いています。
当てはまるほうだったなら、こちらです。
向いている人
| こういう人 | 相性 |
|---|---|
| ブランドの歴史に興味がある | ◎ |
| 花と木の両方が好き | ◎ |
| 秋冬に使いたい | ◎ |
| 爽やかな香りが好み | △ |
| 軽い香りが好き | △ |
ブランドの原点にあたる香りなので、ディプティックを知りたい人には入り口になります。
ただし香り自体は落ち着いた方向です。
服装と場面
| 場面 | おすすめ度 |
|---|---|
| 秋冬 | ◎ |
| 夜の外出 | ◎ |
| フォーマルな場 | ◎ |
| 職場 | ○ |
| 夏 | △ |
合わせやすい服
- きれいめの服
- ウール
- 濃い色
- 落ち着いた服装
オードトワレとオードパルファンの違い
ディプティックには、同じ名前でオードトワレとオードパルファンの両方がある香りがあります。
| オードトワレ | オードパルファン | |
|---|---|---|
| 濃度 | 低め | 高め |
| 持続 | 3〜5時間 | 5〜8時間 |
| 拡散 | 軽く広がる | 肌に近く長い |
| 価格 | 18,700円〜 | 31,460円 |
濃度が違うだけでなく、処方そのものが違うことがあります。
同じ名前でも別の香りとして扱ったほうが正確です。
軽く使いたいならオードトワレ、長く残したいならオードパルファンという分け方が現実的です。
この香りは両方の展開があり、価格も違います。
| オードトワレ | オードパルファン | |
|---|---|---|
| 容量 | 100mL | 75mL |
| 価格 | 28,490円 | 35,310円 |
他の香りより高い価格帯に置かれています。
難点
| 短所 | 程度 |
|---|---|
| 価格が高い | 大 |
| 名前が長い | 中 |
| 夏には重い | 中 |
| 個性が分かりにくい | 中 |
オードトワレでも100mLで28,490円と、他の香りより高い設定です。
名前が長く、店頭で伝えにくいという実務的な問題もあります。
「サンジェルマン34」と略されることが多い。
キャンドルとの関係
ディプティックはキャンドルで知られたブランドです。
| キャンドル | 香水 | |
|---|---|---|
| 広がり方 | 空間全体に均一 | 肌から立ち上がる |
| 温度 | 炎の熱で一定 | 体温で変化する |
| 変化 | ほとんどない | 時間とともに移る |
| 価格 | 8,000円前後〜 | 18,700円〜 |
同じ名前の香りがキャンドルにもある場合、部屋で試してから香水に進むという順番が取れます。
ただしキャンドルと香水では設計が違うので、同じ香りに感じられるとは限りません。
サイズが決まったら、あとは買うだけです。
サイズが決まったら、あとは買うだけです。
何mLを選ぶか
オードトワレは100mLのみで28,490円です。
1プッシュを約0.1mLとすると1,000回分。
オードトワレは持続が短めなので、1日に2回つけることもあります。
その使い方なら1年半ほどで使い切れます。
オードパルファンは75mLで35,310円。濃度が高いぶん1回の量は減らせます。
どこで買うか
日本では公式オンラインと、伊勢丹などの百貨店で買えます。
| 容量 | 価格 |
|---|---|
| 100mL | 25,960円 |
| 買う場所 | 価格 | 注意 |
|---|---|---|
| 公式・百貨店 | 定価 | 試してから買える |
| 正規取扱の通販 | 定価 | 扱う香りが限られる |
| 並行輸入 | 上下する | 保管状態が読めない |
通販に出ているものには並行輸入品が混ざります。香水は熱と光で劣化するので、輸送と保管の条件が見えない点は許容が要ります。
定価より極端に安いものは、中身と状態を確認できないと考えたほうがいい。
ブランドの原点にあたる香りなので、直営店では試せることが多い。
店の空気そのものと比べられるのは、この香りだけの体験です。
実際の価格と在庫は、扱っている店によって変わります。同じものでも取扱の有無が分かれるので、まとめて確認しておくと早い。
店頭で試せない香りもあります。少量から肌で試す方法を持っておくと、3万円を払う前に判断できます。
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- もう1本のパリの香りを見るならディプティック オー キャピタルもどうぞ。
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締めくくりに
1961年に店を開いた住所が、そのまま名前になっています。
トルコ産ローズ・パチュリ・サンダルウッド・シダーで、店内の空気を再現しています。
花から木へ移る構成で、全体を通して落ち着いています。
オードトワレでも100mLで28,490円と、他の香りより高い設定です。
※本記事はプロモーションを含みます









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