SHIRO ホワイトティーは職場で使えるか、爽やかさの中身

香水を職場でつけるかどうかは、いつも悩ましい問題です。強すぎれば迷惑になり、無香料では清潔感が伝わらない。SHIROのホワイトティーは、その中間を狙った設計に見えます。僕はこれを使っていないので、公式が公表している内容から読める話を書きます。

目次

紅茶ではなく、白茶の側

公式の説明は、グレープフルーツやグリーンティーがフレッシュに広がる、上品な爽やかさの中にも落ち着きのある香り、というものです。

ホワイトティーは実在するお茶で、茶葉の新芽をほとんど加工せずに乾かしたもの。紅茶のような発酵の甘さがなく、青さと淡さが残ります。この香水が向いているのもその淡さのほうです。

冒頭にグレープフルーツを置いているのは、柑橘の明るさで入り口を作るためでしょう。お茶の香りは輪郭が弱く、そのままだと存在に気づかれません。

職場で使いやすいと言える理由

公式自身が「オフィスやお食事の席などでも使いやすい」と明記しています。香水のページでここまで書くのは珍しい。

条件この香りの状態
拡散強くない。近づいた人に届く程度
甘さほぼない。柑橘とお茶が中心
持続約5〜6時間。夕方には薄くなる
性別の印象公式が男女問わずと明記

食事の席でぶつかりにくいのは、甘さと重さがないためです。グルマン系や樹脂系を食卓に持ち込むと料理の邪魔をしますが、この方向ならその心配は薄い。

つける場所で印象を作る

公式は、肌から15センチほど離して1〜2プッシュと案内しています。

つける場所と出方

  • 首すじ・耳の後ろ:最も届く。人に伝えたいとき
  • 手首:動くたびに香る
  • 足首・内もも:自分だけが感じる程度
  • ウエストまわり:下から穏やかに立ち上がる

公式が「しっかり香らせたいなら上半身、穏やかに楽しみたいなら下半身」とはっきり書いているのは親切です。同じ1プッシュでも、場所を変えるだけで印象が変わります。

サボンとどちらを選ぶか

銘柄向く人
ホワイトティー柑橘とお茶。乾いた爽やかさ職場中心。無臭に近い清潔感がほしい
サボン石鹸。ややしっとり定番を1本持ちたい

どちらも清潔感を作る香りですが、ホワイトティーのほうが乾いています。湿度の高い日本の夏には、こちらのほうが軽く感じられるはずです。

持続と、足すタイミング

公式が公表している持続時間は、どの香りも約5〜6時間です。

朝につけて昼過ぎに薄くなる計算になります。夕方まで残したいなら、昼に一度足す前提で考えておくと外しません。

SHIROの作り方

SHIROは1989年に北海道の砂川で始まった会社です。もともとは化粧品の受託製造をしていて、自社ブランドを立ち上げたのは2009年。ガゴメ昆布や酒かすなど、日本の素材を使うことで知られています。

SHIROの香水は、水の代わりに植物の抽出液を使っています。香りによって使う素材が違い、北海道愛別町のヨモギ、北海道江丹別町の白樺、徳島県の木頭ゆずが使い分けられている。香料以外の部分に産地を持たせているのは、この会社らしいところです。

SHIROの香水には2つのラインがあります。値段が4倍近く違うので、先に整理しておいたほうがいい。

ライン容量と価格性格
フレグランス40mL・4,180円サボンなど。日常に置く価格帯
パフューム50mL・11,203円/100mL・16,005円調香師の作家性を出したライン

フレグランスは日常に置く価格帯で、サボンやキンモクセイのように名前がそのまま香りを示します。パフュームは世界各地の調香師が自分の世界観を出したラインで、香りの名前も抽象的。同じブランドですが、買うときの判断はまったく別物になります。

物足りないと感じる点

印象に残りません。存在を消す方向に振った設計なので、香りで覚えてもらいたい人には向かない。

柑橘とお茶は競合が非常に多い領域でもあります。数千円の商品にも似た方向のものがあり、違いを感じ取れるかは人によります。

ひとつ注意があります。公式はアトマイザーへの詰め替えを「吐出不良の原因になる」として控えるよう案内しています。小分けして持ち歩く使い方は想定されていません。

どの容量を買うか

日本では公式オンラインと直営店で買えます。一部の百貨店にも入っています。

容量価格
40mL4,180円
買う場所価格注意
直営店・公式定価試してから買える。返金・交換の対象
百貨店の取扱店定価店舗が限られる
通販の転売品上下する保管状態が読めない

SHIROは開封済みでも返金・交換に応じる制度を持っています。オンラインなら発送完了メールの翌日から10日間、直営店なら購入日の翌日から7日間。香りが合わなかったときの逃げ道があるのは、この会社の強みです。

取り扱いを見るなら

SHIRO ホワイトティー

試してから決めるなら

4千円を超える買い物になります。店頭のテスターは紙に吹いたものが多く、肌の上でどう出るかまでは分かりません。少量から試す方法を持っておくと、判断が早くなります。

ここまでの整理

ホワイトティーは、職場で咎められないことを最優先にした香りです。柑橘とお茶で作られていて、甘さも重さもありません。

印象を残す力は弱い。ただ、香水を使いたいけれど周囲が気になる、という人には現実的な答えになります。

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この記事を書いた人

「かっこよくなりたい」を、ファッション・香水・美容・ガジェット・インテリア・仕事・健康まで丸ごと。大事にしているのは、実際に自分で買って使った"本音レビュー"——良い点も悪い点も包み隠さずお伝えします。テーマは「人生を豊かに生き抜く」。MEN'S EDIT を運営、YouTubeでも動画で発信中です。

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