箱から出したR35を手に取ると、まず薄さと軽さが手のひらに残りました。SENAでインカムを探すと、R35の上には60Sや60Xといった上位の機種も並んでいます。MESHで仲間と話して、ナビと音楽を聞く。使い方がそこまでなら、僕はR35で足りると考えています。
この記事でわかること
- R35でできること(MESH・WAVE・ナビと音楽)
- ヘルメットに付けて走ったときの付け心地と聞こえ方
- MESH専用モデルならではの弱点
- 60S・60Xとの使い分け
本体の薄さは、販売ページの写真でも見比べられます。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
SENA R35の基本情報

R35は、SENAのバイク用インカムです。商品名には「日本限定」と入っていて、このセットはヘルメット1つ分の本体が入ったシングルセットになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | SENA(セナ) |
| 商品名 | R35(R35-01)メッシュインターコム シングルセット |
| 本体 | 91×43.2×23mm・約47g |
| 通信 | Mesh 3.0/2.0・Bluetooth 5.3 |
| 価格 | 29,480円 |
| 発売 | 2026年3月 |
R35でできること
Mesh 3.0とWAVEで仲間とつながる
R35が採用しているのは、SENAのMesh 3.0です。オープンMESHは参加人数に制限がなく、6つのチャンネルを切り替えて使えます。混雑したエリアで混信を抑えるための切り替えです。仲間内で話すときはグループMESHを使い、最大24人まで登録できます。
通信距離は通常使用で最大約2km。6人以上つながると、最大約8kmまで広がります。隊列が伸びたときに、この距離が会話を続けられるかどうかを分けます。
もう1つの話し方が、WAVEインターコムです。スマホのアプリを使ったグループ通話で、モバイル通信を使うぶん距離の制限がありません。MESHボタンをダブルタップすれば、WAVE通話が始まります。
アクションカメラとつなげるのも、R35でできることの1つです。Insta360 X4・X5・Ace Pro 2とペアリングしてMESH通話にすると、グループの会話を動画の中に録音できます。走った日の映像に、そのときの会話まで残せるわけです。
走行中の声と音
スピーカーは、厚さ9mmの第二世代HDスピーカーです。直径は40mm。共鳴する空間を広げて、低音から高音までバランスよく再生する作りになっています。音量を上げても歪みにくく、会話の声が埋もれにくい設計です。音質はSENA Motorcyclesアプリで、好みに合わせて変えられます。
風切り音への備えは、AIノイズリダクションです。走る環境に合わせてAIの処理が働き、風切り音やロードノイズを抑えてくれます。高速道路でも市街地でも、通話の質を保つためのものです。
スマホとナビは、同時につなぐ前提の作りです。Bluetooth 5.3で接続が速く、通話・音楽・ナビ音声を切り替えながら聞けます。操作の遅れを感じにくい設計で、ツーリングだけでなく通勤や街乗りでも扱いやすい仕様。
インターコムで話している間は、音楽やナビ音声が自動で抑えられます。このオーディオマルチタスクのおかげで、会話がさえぎられにくくなっています。
約47gの本体と長めのバッテリー
本体は約47gの薄型です。ヘルメットに付けても違和感が出にくく、長く使っても疲れにくいように作られています。
バッテリーは、メッシュ通信で最大18時間、音楽再生で最大21時間もちます。充電にかかるのは2時間。20分の充電で最大4時間話せる急速充電にも対応しています。防水はIPX7です。
使い勝手まわりの機能もそろっています。使わない状態が続くと電源が自動で切れ、持ち上げるとすぐに起動します。インターコムや音楽は声で操作でき、日本語を含む8言語に対応。アプリから設定を変えたり、PCにつながずにOTAでアップデートしたりもできます。LEDの色と光り方もアプリで選べて、交換用のカラーパネルが4色付いてきます。

ヘルメットに付けて走ってみて
僕が最初に気づいたのは、付けてしまうと本体のことをほとんど考えなくなることでした。薄いので横から見ても出っ張りが小さく、ヘルメットをかぶるときにも引っかかりを感じません。
付け心地と操作
朝、ヘルメットを持ち上げると、もうR35の電源が入っています。電源ボタンを探す手間がないのは、出発前のバタバタした時間に助かりました。
走りながらの操作は、ほとんど声で済ませています。グローブをしたままボタンを探さなくていいので、信号待ちでも気が楽です。日本語で話しかけられるのも、なじむまでの早さにつながりました。
付属のカラーパネルは、ヘルメットの色に合わせて替えました。使わなかった残りのパネルは、箱に戻してしまってあります。
走りながらの聞こえ方
ナビの案内は、風の中でも聞き取りやすく感じました。高速道路に乗っても、案内の声が風の音にかき消されにくかったのが印象に残っています。
MESHで話し始めると、流していた音楽が自動で小さくなります。会話のたびに音量をいじらなくていいので、運転に気持ちを向けたままでいられました。
音はアプリで自分好みに調整しています。ヘルメットの中で聞く音楽が、少しだけ自分の耳に近づいた気がします。
帰ってきたらUSB-Cで充電しておく。それを続けてからは、出かける前にバッテリーを気にすることがなくなりました。
R35はMESH専用モデル
R35は、MESH専用モデルとして出たSENAの入門機です。60SはMESHに加えて、Bluetoothインターコムで最大4人と話せます。R35で仲間と話すときは、MESHが軸になります。
WAVEも万能ではありません。距離の制限がないのは、スマホのモバイル通信がつながっている間の話です。通信が不安定な場所では、MESH通話に自動で切り替わります。
充電できる温度は0〜45℃です。動作温度の-20〜55℃と比べると幅がせまいので、冷えきった場所で充電するときは気にしておきたい数字でしょう。
保証は2年間です。60Sの3年と比べると、1年短くなります。
R35が合う人・合わない人
- 初めてのインカムで、MESHで仲間と話せれば十分な人
- ナビの案内と音楽も、ヘルメットの中で聞きたい人
- Bluetoothインターコムで話す相手がいる人には合わない
- FMラジオや3年保証まで欲しい人は60Sも候補
60S・60Xとの違い
同じSENAの上位機種として、60Sと60Xがあります。
60Sは、Mesh 3.0/2.0に加えてBluetoothインターコム(最大4人)に対応したモデルです。本体は94×52×27mmで68g。Mesh通話は最大17時間で、充電時間は1.5時間です。IPX7の防水はR35と同じで、FMラジオが付き、保証は3年あります。価格は64,680円から。通信距離を同じ書き方でそろえると、見通しの良いところでR35が最大1.6km、60Sが最大2kmです。
60Xは、SOUND BY BOSEのスピーカー、ジョイスティックでの操作、マグネット式のボディ、Qi充電に対応したモデル。価格は59,800円からです。
使い分けは、話す相手とほしい機能で決まります。Bluetoothインターコムで話す仲間がいるなら60S、ジョイスティックでの操作やマグネット式のボディ、Qi充電がほしいなら60X。MESHで話すことと、ナビや音楽を聞くことに絞るならR35が合います。
箱の中身と表記の違い
シングルセットは、本体1台のセットです。箱には本体のほか、フェイスプレート4枚、ヘルメットクランプ、スピーカーセット、接着型マウントプレート、両面接着パッド、ケーブルブームマイク、ケーブルマイク、各種ベルクロパッド、USB-C充電ケーブル、クイックスタートガイドが入っています。取り付けは、クランプで挟むか、マウントプレートを貼るかを選べます。
これから取り付け先のヘルメットを選ぶなら、バイクヘルメットの比較も参考にしてみてください。
数字の書き方が分かれているところもあります。通信距離は、公式サイトでは通常使用で最大約2km、SENA公式の楽天ショップのスペック欄では見通しの良いところで最大1.6kmです。重さも、約47gと46.8gの2通りの書き方があります。型番はR35-01で、TELECの認証を取っています。
SENA R35のまとめ
R35は、MESHで仲間と話すことと、ナビや音楽を聞くことに絞ったSENAのインカムです。約47gの薄い本体に、最大18時間のメッシュ通信、IPX7の防水、日本語のボイスコマンドが入っています。60Sや60Xの機能まで使う予定がないなら、R35から始めるのが身軽です。
買う前に1つだけ見ておきたいのが、一緒に走る仲間のインカムです。相手もSENAのMeshで話せるかを確かめてから選んでください。
※本記事はプロモーションを含みます

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