僕はZOOM H2essentialを、家でナレーションを録るときと、散歩の途中で川や雨の音を録るときに使っています。この記事の軸は、マイクの向きです。結論から言うと、録るものが日によって変わる人に合うレコーダー。フロント・リア・双方向という3つの録音方向を、本体1台で切り替えられます。
この記事でわかること
- 9種類のマイクパターンでできること
- 音量を合わせずに録れるしくみ
- 使って気づいたこと・合わなかった場面
- H1essential・DR-07XPとの違い
本体だけの商品のほか、セット品も売られています。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
H2essentialの基本情報

H2essentialは、ZOOMのハンディレコーダーです。USBマイクの機能も入っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ZOOM |
| 商品名 | H2essential(ハンディレコーダー) |
| サイズ | 60×44×97mm(幅×奥行×高さ) |
| 重さ | 170g(電池を含む) |
| 価格 | オープン価格(メーカー希望小売価格) |
| 電源 | 単三電池2本/ACアダプタ/USBバスパワー |
画面は1.3インチのフルカラー液晶。内蔵スピーカーも付いていて、つなぎ口はUSB Type-Cです。
電源は3通りです。単三電池2本(アルカリ・ニッケル水素・リチウム)、ACアダプタのAD-17、USBバスパワーのどれでも動きます。電池の持ちは、フロントのステレオ録音(48kHz/32bitフロート)でアルカリ乾電池なら約11時間、リチウム乾電池なら約20時間30分が目安。ニッケル水素蓄電池(1900mAh)では約9時間です。フロントとリアを合わせたステレオ録音では、アルカリ乾電池で約8時間に縮みます。値はヘッドフォンを使わないなどの条件で出した目安です。
3つのマイクで録る向きを選べる
H2essentialのマイクと9つのパターン
H2essentialには、マイクが3つ入っています。正面と背面に向いた単一指向性マイクが1つずつ。そこに、左右に向いた双指向性マイクが1つ加わります。
録る方向は、フロント・リア・双方向の3つから選びます。音の広がりは、モノラル(ハイパーカーディオイド)・ステレオ90°・ステレオ120°の3種類。この2つを掛け合わせて、9種類のマイクパターンが使えます。
モノラルで1方向に絞るか、ステレオ90°・120°で左右に広げるかを、録る方向と組み合わせて選べます。場面ごとに録り方を変えられるのが、この機種の持ち味です。MS RAW録音にも対応しています。
大きな音への強さを示す最大入力音圧は、正面と背面のマイクが120dB SPL、左右のマイクが122dB SPLです。
録る前の音量合わせがいらない
録音は最高96kHz、32bitフロート形式。マイクパターンを選んだら、あとはRECボタンを押すだけです。録る前に入力の大きさ(ゲイン)を合わせる手間がありません。ファイルはWAV(44.1/48/96kHz)で、BWFとiXMLにも対応。
無償のバージョン2.0アップデートでは、入力ゲインの調整、AIノイズリダクション、MP3での録音が加わりました。録音レベルを自分で決めたい人も、これで調整できます。
録り逃しを減らす機能は、次のとおりです。
- 2秒前にさかのぼって残せるプリレコード
- オートレコード
- 3秒・5秒・10秒後に録り始めるセルフタイマー
- 最大99個まで打てるマーカー
- 0.5〜1.5倍に変えられる再生スピード
ほかに、低い音を抑えるローカットフィルタと、設定メニューを音声で読み上げるアクセシビリティ機能もあります。
USBマイクとしても使える
パソコンやスマホにつなぐ準備は、USB-Cケーブル1本だけ。それで32bitフロート対応のUSBマイクになります。つなげる相手はWindows・Mac・iOS・Android。パソコンやスマホでの録音にも、ライブ配信にも使えます。
オーディオインターフェースとしては、4in2out(Multi)と2in2out(Stereo)の2つのモードがあります。ピンマイクなどをつなげる3.5mmのマイク/ライン入力端子もあり、プラグインパワーは3.3Vです。内蔵ミキサーも入っています。
ひとつ気をつけたいのは、Lightning端子のiPhoneやiPadにつなぐときで、Lightning to USB 3カメラアダプタが別に要ります。
使ってみてわかったこと

使い始めて最初に気づいたのは、録る前に音量を合わせる時間がなくなったことでした。パターンを選んでRECを押す。それだけで録音が始まるので、思い立ったときにすぐ録れます。
机でナレーションを録るとき
家ではH2essentialを机に置いて、フロントのモノラルで自分の声を録っています。マイクの向きを自分に合わせるだけなので、セッティングで悩むことはほとんどありません。
パソコンに向かって録る日は、USB-Cでつないでマイクとして使います。レコーダーとマイクを別々に出さなくていいのは、机の上が狭い僕には助かりました。
録ったあとは、再生スピードを落として聞き返すこともあります。言いよどんだところを探すときに、ゆっくり聞けるのは便利でした。
外で川や雨の音を録るとき
散歩に持ち出すときは、ステレオ120°に切り替えます。広く録れるので、川の流れや雨の音を、その場の空気ごと持ち帰れる感じがします。
鳥の声のように急に来る音には、プリレコードが頼りになりました。RECを押すのが少し遅れても、押す前の音から残ってくれます。手のひらに収まる大きさで、上着のポケットからさっと出せるのも外では楽です。
向かなかったのは、スマホから録音を操作したかった場面です。iOS用アプリ『ZOOM Handy Control & Sync』で操作するには、BluetoothアダプタのBTA-1が別に要ります。本体だけで済ませたい人は、ここは割り切りが必要でしょう。
H2essentialが合う人・合わない人
- 合う:声も環境音も録るので、マイクの向きを切り替えたい
- 録る前の音量合わせを省きたい人にも合う
- 合う:レコーダーとUSBマイクを1台で済ませたい
- 合わない:別売品なしでスマホから操作したい人
H1essential・DR-07XPとの違い
ZOOMには、もっと軽いH1essentialもあります。ZOOM STOREの販売価格は13,000円です。マイクはステレオ指向角90°のXYマイクで、耐音圧は120dB SPLです。最高96kHzの32bitフロートで録れる点は、H2essentialと変わりません。電池は単四2本、重さは電池込みで92gです。
H1essentialについては、ZOOM H1essentialのレビューでくわしく書きました。
TASCAMのDR-07XPは、ティアックストアの販売価格が29,700円(税込)。単一指向性のコンデンサーマイクを、A-BとX-Yの2つの形に動かして使います。最大音圧は125dB SPLです。WAVの32bitフロート・96kHzとMP3で録れて、USB Type-Cの2入力/2出力オーディオインターフェースにもなります。単3形アルカリ乾電池2本で最大17.5時間、重さは電池込みで184gです。
使い分けで言うと、前に向けたステレオで足りる人にはH1essentialの軽さが生きます。マイクの形をA-BとX-Yで切り替えたい人にはDR-07XP。内蔵の3つのマイクを組み合わせて、フロント・リア・双方向から録る方向を選びたい人にはH2essentialが合います。
本体だけの商品とセット品の違い
H2essentialには、本体だけの商品と、付属品を足したセット品があります。セット品で見かけるのは、アクセサリパックのAPH-2eやミニ三脚、ウィンドスクリーンのWSH-2eが付いたものです。中身が違うので、商品名の後ろまで読んでから選んでください。
H2n、H1essential、H4essentialは、どれもH2essentialとは別の型番です。本体のJANコードは4515260029884。名前が似ているぶん、型番の数字とessentialの有無で見分けると迷いません。
記録用のmicroSDHC/microSDXCカードは別売です。対応する容量の上限は、メーカーの案内の中で1TBと2TBの2通りの書き方があります。大きなカードを使うつもりなら、手持ちのカードで動くかを先に確かめておくと安心です。
別売のオプションも用意されています。
- APH-2e:専用ケース・ヘアリーウィンドスクリーン・ACアダプタ・USB-Cケーブルが入ったアクセサリパック
- WSH-2e:ヘアリーウィンドスクリーン
- AD-17:ACアダプタ
- BTA-1:Bluetoothアダプタ
本体に何が付いてくるかは、販売ページで確かめてから選ぶと失敗しません。ケーブルやアダプタを手持ちで間に合わせるか、APH-2eでまとめてそろえるかは、そこで決められます。
ZOOM H2essentialのまとめ
ZOOM H2essentialは、3つのマイクを組み合わせた9種類のパターンで、録る向きと広がりを選べるハンディレコーダーです。32bitフロートなので、録る前の音量合わせがいりません。USB-Cでつなげば、パソコンやスマホのマイクにもなります。
記録用のmicroSDカードは別売なので、本体と一緒に用意しておきましょう。
声も景色の音も、1台で向きを変えながら録りたい人に向くレコーダーです。
※本記事はプロモーションを含みます

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