資生堂メンの化粧水は2種類あって、どちらも4,400円です。トーニングローションと、このハイドレーティング ローション C。店頭で見比べても違いが分かりません。
全成分を並べたら一発で分かりました。この2本は、さっぱりの作り方がまるで違います。
この記事でわかること
- トーニングローションとの中身の違い
- メントールが入っているかどうかで何が変わるか
- 髭を剃る人がどちらを選ぶべきか
- 4,400円をどう見るか
成分の並びが答えを持っていた

全成分から読めること
| 水・グリセリン・DPG(1〜3番目) | 水と保湿成分が上位。まず水分を入れる設計になっている |
| 変性アルコール(4番目) | 入ってはいるが4番目。乾く速さを出す役で、主役ではない |
| キシリトール・エリスリトール | 水分を抱える側。糖アルコールで、じわっと残るタイプ |
| グリシルグリシン・グリチルリチン酸2K | 整える側。毛穴や剃ったあとを想定した処方だと読める |
| メントール | 入っていない。冷たさで「引き締まった感」を出していない |
トーニングローションは並びが逆。あちらは 変性アルコール・水・グリセリン の順で、メントール入り。同じ4,400円でも別物です。
成分は資生堂 公式サイトの全成分表示の表示による(化粧品)
つまりこちらは「入れてから軽く仕上げる」、トーニングは「引き締めてから足りないぶんを補う」。同じさっぱりでも入口が逆です。
| ブランド | SHISEIDO MEN(資生堂) |
| 商品名 | SHISEIDO MEN ハイドレーティング ローション C |
| 価格 | 4,400円(税込) |
| 区分 | 化粧品 |
| もう1本 | トーニングローション(同じ4,400円・メントール入り) |
使ってみた
手のひらに出すと、トーニングよりわずかにとろみがあります。肌に置いてから乾くまでが15秒ほど。トーニングの10秒より少しゆっくりで、そのぶん途中でなじませ直す余裕があります。
冷たくない
メントールが入っていないので、つけても冷たさは来ません。刺激で分かるタイプの気持ちよさは無い。ここを物足りないと感じる人はいると思います。
僕は逆にこれが良かった。冷たいと「効いている」と錯覚しますが、冷たさは肌が変わったことを意味しません。感覚と結果を混ぜたくないなら、こちらです。
剃ったあとに使える
髭を剃った直後にのせても、しみませんでした。変性アルコールが4番目まで下がっていて、メントールが無い。成分表どおりの結果です。
どちらを選ぶか
テカりが主訴で、朝に引き締めたいならトーニング。乾燥が主訴か、髭剃りで荒れやすいならこちら。両方買う必要はありません。
迷ったらこちらを先に使ってみてください。刺激が弱いほうから試すのが順番として安全です。足りなければトーニングに移ればいい。
重ねるものとの相性
乾くのが少し遅いぶん、上に乳液を重ねるときに伸びが良くなります。モイスチャライザー EG と合わせると、朝の工程が2段で終わりました。
逆に、これ1本で終わらせるには物足りない。グリセリンとキシリトールで水分は入りますが、ふたをする油分がほとんど入っていない。化粧水は化粧水の仕事しかしません。
化粧水を1本だけ選ぶなら
資生堂メンで1本だけ買うとして、僕は化粧水を勧めません。いちばん差が出にくい工程だからです。
化粧水は肌に乗っている時間が短く、ほとんどが水と保湿成分。安いものと高いものの差は、刺激の少なさと、あとに重ねるものの伸びに出るだけです。
それでもこれを選ぶ理由がある人
毎朝髭を剃っていて、化粧水をつけるとしみる日がある。その人にとっては、しみないという一点だけで買う価値があります。
僕は週に2回ほどしみる日がありました。それが無くなったのが、この1本で起きた唯一の変化です。小さいと思うか、大事だと思うかは人によります。
季節で使い分ける手もある
夏はトーニング、冬はこちら。皮脂が出る時期は引き締める側、乾く時期は入れる側。2本を同時に使うのではなく、半年ずつ回すという考え方です。
4,400円が2本で8,800円ですが、1本あたり半年保つなら年8,800円。毎月ではなく年で見ると、そこまで無茶な数字ではありません。
4,400円という価格
ドラッグストアの化粧水の3〜4倍。朝晩で2か月ほど保ちます。月2,200円と考えると、続けるかどうかは人によります。
僕の見立てでは、この価格に見合うのは「髭剃りでしみる人」だけ。しみない人なら、安い化粧水でも結果は変わらないと思います。
コットンか手か
僕は手のひら派です。コットンだと摩擦が増えるうえ、吸われるぶん量が読めなくなる。
ただし出すぎるボトルなので、手に受けるなら傾ける角度を浅く。一度に出しすぎたぶんは、首に伸ばせば無駄になりません。
気になったところ
容器の口が広く、傾けると出すぎます。手のひらに受けるより、コットンに落としたほうが量を読みやすい。
それと、香りがほぼありません。無香料ではなく香料は入っているのですが、使っている実感が乏しい。ここは好みが割れると思います。
つめかえが無いのも惜しい点です。毎回ボトルごと買うことになるので、続けるほどゴミが増えます。4,400円という価格帯でつめかえが無いのは珍しいと思いました。
使ってみた結論
水とグリセリンが上位で、メントールが入っていない化粧水です。刺激で気持ちよくなりたい人には向きません。髭を剃った直後に何かをのせたい人には、資生堂メンの2本のうちこちらが正解です。
SHISEIDO MENの他の製品では、トーニングローションと並べて読むと違いが見えます。
※本記事はプロモーションを含みます

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