ハードケースから出して初めて持ち上げたとき、クイックイージーは思っていたよりずっしりしていて、雪道でも頼れそうだと感じました。このレビューは「付けやすさ」を軸に書いています。ジャッキアップ不要の非金属タイヤチェーンで、チェーンを付ける作業が不安な人に僕はすすめます。
この記事でわかること
- 3か所を締めて付ける仕組み
- 使って分かった付けやすさと重さ
- 付けられない車とタイヤ
- QE11L・QE10との違い
雪が降る前に、売り場を一度のぞいておくと安心です。
CARMATE カーメイト バイアスロン クイックイージー QE10L 非金属タイヤチェーン
参考価格 31,799円前後
雪道に備えて、ジャッキアップ不要で付けやすい非金属チェーンを選びたい人向け。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
クイックイージー QE10Lの基本情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | カーメイト(CARMATE) |
| 商品名 | バイアスロン クイックイージー QE10L |
| 種類 | 非金属タイヤチェーン(ジャッキアップ不要) |
| 製品重量 | 6200g |
| 発売日 | 2012年10月1日 |
| 価格(税込) | 31,799円(カーメイト公式オンラインストア) |
日本製で、色はブラックです。箱を開けると、左右ペアの本体のほかに、ハードケース、ハンドル2本、軍手つきの腕カバー(左右ペア)、防水の取扱説明書が入っています。
パッケージのサイズはH139×W539×D431mm。トランクに積むものなので、置き場所はこの数字で見ておくと安心です。
JASAA認定品で、保証は3年間あります。ただし、購入から1か月以内に登録が必要です。届いたらまず登録だけ済ませておきましょう。
重さと箱の大きさを確かめたら、今の値段も見ておいてください。
CARMATE カーメイト バイアスロン クイックイージー QE10L 非金属タイヤチェーン
参考価格 31,799円前後
雪道に備えて、ジャッキアップ不要で付けやすい非金属チェーンを選びたい人向け。
クイックイージーで頼れるところ
いいところは、付けるときのラクさと、氷の上でのつかみ、それに寒さへの強さです。順番に見ていきます。
クイックイージーは3か所を締めるだけで付けられる
まず、ジャッキアップがいりません。車を持ち上げなくても、そのままタイヤに付けられます。
付ける流れはシンプルです。本体をタイヤの裏側へ回し込み、ワンタッチジョイントを1か所つなぎます。そのあと外側のフックを2か所つないで、ロック部を3か所締めれば完了です。
カーメイトは、これまでのゴムバンド式チェーンはフックが多く、寒いとゴムが固くなるので力のいる作業だったと説明しています。クイックイージーは3か所のクイックロック機構で、締める力を3点に分けました。そのぶん少ない力で、締め上げとロックを同時に進められます。
ロックは走行中、遠心力で締まる方向に力がかかる仕組みになっています。金属チェーンのように締め付け部品がホイールをまたぐことなく、タイヤに付けられるのもポイントです。
クイックイージーの108本のスパイクピン
氷の上でのつかみを担うのが、両輪で108本あるスパイクピンです。ピンには超硬の素材を使い、形をマカロニ型にしました。そうすることでアイスバーンへの食い付きを高めた、というのがカーメイトの説明です。
本数についても、ほかの会社の非金属タイヤチェーンと比べて多い数を使っていると書かれています。国内の自動車メーカーの純正品として採用されていることも、公式ページで挙げられている点です。
クイックイージーは寒さで固くなりにくい素材
タイヤに触れる部分には、高性能ポリウレタンエラストマーが使われています。普通のゴムチェーンとは違う、低温に強い柔軟な素材です。マイナス20℃の冷え込みでも固くなりにくく、切れにくいのが特徴です。
耐久性は、金属タイヤチェーンの約5倍とカーメイトは説明しています。トレッドやスパイクピンなどに、高品質な素材を使ったことによるものです。
形の面でも手が入っていて、タイヤの形にフィットしやすい立体構造にし、断面を最大12mmまで厚くして耐久性を上げています。
雪の朝にクイックイージーを付けてみて
僕がクイックイージーをケースから出すのは、雪の予報が出た日の朝、出かける前です。冬のあいだはトランクに積みっぱなしにしていて、道に雪が残っていそうな日に使っています。

寒い朝でも手が止まりにくかった
本番の前に、晴れた日に家の駐車場で付ける練習をしておきました。説明書が防水なので、雪の日に外で広げても気になりません。
実際に付けてみて、少し手間取ったのはタイヤの裏側へ回し込むところです。ここさえ済めば、あとは前から見える場所の作業になります。ジョイントをつないで、フックをかけて、ハンドルで3か所を締めていく。締める作業は、思っていたほど力がいりませんでした。
ありがたかったのは軍手つきの腕カバーです。タイヤまわりは雪で濡れているので、袖を汚さずに済みました。冷えた手で細かいフックをいくつもかける作業が無いのも、寒い朝にはうれしいところです。
走り出してから気づいたこと
走り出すと、タイヤからゴツゴツとした感触が伝わってきます。それでも雪道をゆっくり進むぶんには、気持ちに余裕を持って運転できました。
雪が消えて乾いた道が続くようになったら、早めに車を止めて外すようにしています。外すときも締めたところを順にゆるめていくだけなので、付けるときより気がラクでした。
気になったのは重さです。ケースごと持ち上げると、やはりずっしりきます。トランクの床もそれなりに使うので、荷物の多い日は積み方を考えることになりました。
トラックや軽トラックには付けられません
まず見てほしいのは、付けられない車があることです。トラックや軽トラック、それにキャンピングカーや福祉車両のような特装車には、タイヤチェーンを付けないよう案内されています。
タイヤの種類にも制限があります。オフロード専用タイヤ、スパイクタイヤ、ダブルタイヤ、オールテレーンタイヤ、それに主な不適合銘柄には付けられません。
車まわりのすき間も必要です。チェーンを付けていない状態で、フェンダーまわりに3cm以上、タイヤの裏側に2cm以上のすき間がいります。前輪はハンドルを左右いっぱいに切っても、フェンダーまわりに2cm以上が条件です。
ほかにも、付けたことでタイヤの側面がすり減ったり、ホイールに傷がついたりすることがあるとされています。運転補助システムが付いた車では、その機能が本来どおりに働かないこともあります。そして、乾いた道が続くときは外してください、というのがカーメイトの案内です。
使っていて感じた弱点は、雪が途切れ途切れの道です。付けたままにするか外すか、判断に迷う場面がありました。31,799円という値段も、雪の日にしか出番のないものとしては、僕には軽い出費ではありませんでした。
QE11L・QE10と比べると
同じクイックイージーには、QE11LとQE10という品番もあるんです。3つとも製品重量は6200g、パッケージは同じH139×W539×D431mmで、販売価格も31,799円(税込)の同額で並びます。
違うのは品番、つまり合うタイヤサイズです。発売日も分かれていて、QE10が2009年10月30日、QE10Lが2012年10月1日、QE11Lが2019年8月1日です。
例として挙がっている車種も違います。QE11Lはアクセラ、プリウス、インプレッサ、ステップワゴン。QE10はプリウス、エスクァイア、ノア、セレナ、ハイエースです。
どれがいいかではなく、自分の車とタイヤで決まる、というのが答えです。同じ車でも、夏タイヤと冬タイヤで品番が変わることがあります。たとえば205/55R16のヴォクシー・ノア ZWR80Wでは、夏タイヤはQE10Lで、冬タイヤには「QE11」が挙がっています。この節で比べているQE11Lとは末尾のLの有無で表記が違うので、冬タイヤで使う人は、適合表で品番を1文字ずつ見ておいてください。
非金属以外のチェーンもまとめて比べたい人は、タイヤチェーンのおすすめも参考にしてみてください。
重さとケースの大きさは3つとも同じなので、品番が変わってもトランクの置き場所は考え直さずに済みます。
自分のタイヤに合うかの確かめ方
QE10Lの対応タイヤサイズとして挙がっているのは、195/60R16、195/65R15、205/55R16(リム幅6.0)、205/70R14、215/45R17の5つです。ただ、上で書いたように、夏タイヤか冬タイヤかで品番が分かれるサイズがあります。
夏冬ともQE10Lになる例は、215/45R17のBRZ(ZC6)、86(ZN6)、プリウス(ZVW51・ZVW55)、カローラ・カローラツーリング、レクサスCT(ZWA10)です。195/60R16では、シルフィ(TB17)とセレナ(GFC27・HFC27)が夏冬ともQE10Lになります。195/65R15のダンロップ シンクロウェザーにも、QE10Lが指定されています。
自分の車がここに無い人は、カーメイトのタイヤサイズ適合表で、いま付けているタイヤのサイズを見て確かめてください。適合は車種ではなく、装着するタイヤで確認するよう案内されています。
付けるのは駆動輪です。ホイールキャップが付いている車は、外してから付けます。
売り場によっては、QE1LやQE10など、いくつもの品番を1ページに並べているところがあります。注文するときは「QE10L」の文字を見落とさないでください。
カーメイトの公式ページには、「ニセモノにご注意ください」という項目もあります。楽天とYahoo!にはカーメイト公式の店があり、商品名に「バイアスロン(公式)正規品」と入っているので、売り場を選ぶときの目印になります。
クイックイージー QE10Lのまとめ
クイックイージー QE10Lは、ジャッキを使わずに、3か所を締めて付ける非金属タイヤチェーンです。108本のスパイクピンと寒さで固くなりにくい素材を持っていて、雪の日の備えとして頼りになります。
ただし、合うかどうかはタイヤ次第です。迷ったら、最初の基本情報の表に戻って、品番がQE10Lかどうか、重さ6200g、価格31,799円をもう一度見てください。そのうえで適合表と照らし合わせておけば、品番違いで慌てずに済みます。
サイズが合っていると分かったら、ここから売り場を見られます。
CARMATE カーメイト バイアスロン クイックイージー QE10L 非金属タイヤチェーン
参考価格 31,799円前後
雪道に備えて、ジャッキアップ不要で付けやすい非金属チェーンを選びたい人向け。
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