ユニボール ワンを初めて手に取ったとき、黒い軸がまっすぐ伸びているだけで、ずいぶん素っ気ないペンだなと思いました。型番や値段を先に確かめたい人は、少し下の基本情報の表から見てください。
ところが、書いてみると印象が変わります。紙に残る黒が、ふつうのゲルペンよりはっきり濃いんです。ノートや手帳の文字を濃く残したい人に、僕はこの1本をすすめます。
この記事でわかること
- 黒が濃く出る理由
- にじみにくさと乾きの速さ
- サラサクリップやエナージェルとの違い
- 2種類ある黒の見分け方
自分のノートで試すなら、黒軸はこちらです。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
ユニボール ワンの基本情報
この記事で取り上げているのは、0.5mmの黒インクで、軸も黒のモデルです。注文コードとJANコードは、あとで出てくる「黒の2種類」の話でも使います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | 三菱鉛筆 |
| 商品名 | ユニボール ワン 0.5mm 黒(黒軸) |
| 品名(型番) | UMN-S-05(注文コード UMNS05BK.24) |
| JANコード | 4902778261316 |
| 種類 | ゲルインキボールペン(ノック式) |
| 参考価格(税込) | 165円(税抜150円) |
三菱鉛筆のページには替芯への案内もあり、芯を替えて同じ軸を使い続けられます。販売ページに書かれている替芯の品番は、UMR05Sです。
色違いと取り違えないように、黒軸の商品ページで今の値段を見ておいてください。
濃い黒とにじみにくさが推しどころ
推せるところは、インクの黒さと、にじみにくさと、手帳に挟みやすいクリップです。順番に見ていきましょう。
ユニボール ワンの黒は一般的なゲルインクより濃い
このペンのインクには、三菱鉛筆が独自に開発した「ビーズパック顔料」が使われています。インクの色を出す顔料を小さな粒の中に閉じ込めて、粒そのものを大きくしたものです。
粒が大きいと、色が紙の繊維に染み込みにくくなります。色が紙の上に残るので、黒はより濃く見えるわけです。一般的なゲルインクと比べて、黒がより一層濃く発色するというのが三菱鉛筆の説明です。
黒の濃さには、もうひとつ話があります。三菱鉛筆と立命館大学の共同研究で、濃くくっきりした文字ほど記憶に残りやすいことが分かった、と公式は書いています。服部雅史教授が監修した記憶再生課題の実験で、一般的なゲルインクより単語の再生率が高い結果が出て、日本基礎心理学会の第38回大会で報告されたそうです。
ノートを見返したときに、印象に残りやすい文字が書ける。三菱鉛筆はこのペンを、そう打ち出しています。
ユニボール ワンはにじみにくく乾きが速い
速く乾くインクは、紙にインクを素早く染み込ませて乾かすのが一般的でした。そのぶん、にじみや裏抜けが起きることがあった、と三菱鉛筆は書いています。
ユニボール ワンのインクは、中の固形分と液体分の割合を変えています。液体のほうは紙に素早く染み込ませて、色のもとになる固形分は紙の上に残す。だから乾きが速いのに、にじみにくく、裏抜けもしにくいインクになっています。
速く乾くのに、にじみや裏抜けを起こしにくい。一般的な速乾性インクとの違いは、ここにあります。
軸とクリップ
軸はまっすぐで、飾りのないシンプルな形です。黒インクのモデルは、インクの濃さを強調するために軸も黒にしてあります。カラーインクのほうは、生活空間にとけこむオフホワイトの軸です。
クリップはオーバル形の「オープンワイヤークリップ」です。可動式なので、ノートや手帳の表紙に挟みやすく作られています。見た目のすっきりさと、挟みやすさの両方を考えたクリップです。

手帳に挟んで使ってみて
使うときのコツは、クリップで手帳の表紙に挟んでおくことです。可動式のクリップは表紙を挟むときに引っかかりにくく、僕はいつも手帳に挟んだまま持ち歩いています。手帳を開けばペンがそこにあるので、カバンの中でペンケースを探さずに済むのが助かるところです。
片手でノックしてすぐ書ける
ノック式なので、立ったまま手帳を片手で持って、もう片方の手でペン先を出してそのまま書けます。メモを取りたいときにすぐ書き出せるのは、思っていた以上に楽でした。
書いてすぐ手帳を閉じても、向かいのページに写って困ったことはありません。速く乾くインクだというのは、こういう場面で実感します。
見返したときに黒がはっきりしている
書いた予定をあとで開いて見ると、文字の黒がしっかり濃く見えます。前に使っていたゲルペンと並べると、線のくっきり感が違いました。ノートでは見出しだけ色ペンで書いて、中身はユニボール ワンの黒で書くようにしています。黒が濃いので、色ペンの見出しに負けずに読めます。
手帳の紙は薄めなので、裏抜けは気になるところでした。ユニボール ワンで書いたページは、裏から見ても文字が目立ちにくかったです。覚えやすくなったかどうかまでは、自分では分かりません。それでも、見返すたびに字が読みやすいので、手帳にはこのペンばかり挟むようになりました。
ユニボール ワンの弱点
まず、重さと長さ、軸の太さが分からないことです。重量・全長・軸径は、三菱鉛筆の商品ページにもラインナップの一覧にも載っていません。インクが水性か油性かといった種類の名前も出ていないので、数字で比べてから選びたい人には材料が足りません。
使っていて感じたのは、黒い軸の見分けにくさです。ペン立てに黒いペンがたくさん並んでいると、ユニボール ワンがどれか分かりにくくなります。僕はオーバル形のクリップを目印にして探しています。
もうひとつは線の太さです。0.5mmは普段のメモにはちょうどいいのですが、手帳の小さなマスに細かく書き込むと、少し太く感じる場面がありました。比べたサラサクリップとエナージェルも、ボール径は同じ0.5mmです。
ユニボール ワンが合う人・合わない人
- ノートや手帳の文字を濃く残したい人
- 紙の裏にインクが響くのが気になる人
- 重さや長さを数字で比べてから選びたい人には材料が少ない
- 小さなマスに細い線で書き込みたい人には少し太い
サラサクリップやエナージェルとの違い
比べる相手は、同じ0.5mmの黒インクで出ているゼブラのサラサクリップと、ぺんてるのノック式エナージェルです。優劣ではなく、それぞれ何を打ち出しているペンなのかで書いていきます。
ゼブラのサラサクリップ JJ15-BKは、税込132円の0.5mmの黒です。インクは水性顔料のジェルインクで、可動式のバインダークリップが付いています。軸径11.0mm、全長141.0mm、重さ10.9gと寸法が公表されていて、替芯はJF-0.5芯です。
ぺんてるのノック式エナージェル BLN75Z-Aは、税込275円の0.5mmの黒で、軸はシルバーです。ペン先は〈極細〉のニードルチップ。エナージェルインキは、潤滑剤が従来のゲルインキの3倍(ぺんてる比。ボール径0.5と0.7)で、書くときの粘度も従来のゲルインキより低いとされています。リフィルはXLRN5-Aで、税込99円です。
3本並べると、寸法まで公表していて、握りの太さを数字で確かめてから選べるのがサラサクリップ。〈極細〉のニードルチップと、インキの粘度の低さを打ち出しているのがエナージェル。一般的なゲルインクより濃い黒と、にじみにくさを打ち出しているのがユニボール ワンです。
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黒は黒軸とオフホワイト軸の2種類
ユニボール ワンの0.5mmの黒には、軸の色が違う2種類があります。黒軸は注文コード UMNS05BK.24で、JANコードは4902778261316です。オフホワイト軸は注文コード UMNS05.24、JANコードは4902778261262になります。
品名(型番)はどちらもUMN-S-05で、型番だけで探すと両方が出てきます。ここが取り違えやすいところです。カラーインクのモデルもオフホワイト軸なので、黒の濃さを軸の色でも見せたいなら黒軸、ほかのカラーと見た目をそろえたいならオフホワイト軸、という選び方もできます。
通販の商品名では、黒軸が「UMNS05BK.24」と書かれていたり「UMN-S-05BK」と書かれていたりします。オフホワイト軸の黒は別のページで売られているので、軸の色か、JANコードの末尾が「1316」かどうかで確かめてください。
ユニボール ワンをすすめたい人
ユニボール ワンは、紙に残る黒の濃さで選ぶゲルインクのボールペンです。色を紙の上に残すビーズパック顔料のおかげで黒が濃く、にじみにくくて乾きも速い。可動式のクリップで手帳に挟んでおけるので、予定やメモを書く1本にちょうどいいペンです。
注文するときは、黒軸のJANコード4902778261316かどうかだけ見てください。
エナージェルはインキの粘度の低さ、ユニボール ワンは黒の濃さを打ち出したペンです。見返す手帳に挟んでおくのは、僕はユニボール ワンのほうにしています。
※本記事はプロモーションを含みます

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