夕飯を済ませたあと、僕はRolandのFP-30Xにヘッドホンを挿して鍵盤に向かいます。部屋で置ける場所は限られていて、それでも鍵盤は88鍵ほしい。そんな条件で探している人に、FP-30Xは安心してすすめられる1台です。鍵盤には、エスケープメント付きのPHA-4スタンダード鍵盤を積んでいます。
この記事でわかること
- FP-30Xの鍵盤と音のよさ
- ヘッドホンとスピーカーで弾いた感想
- FP-10・FP-60Xとの違い
- 本体とセット出品の見分け方
88鍵を1台選ぶなら、まずFP-30Xを見てほしいと思っています。
Roland FP-30X ポータブル・ピアノ(88鍵・FP-30X-BK ブラック/FP-30X-WH ホワイト)
参考価格 88,000円前後
自宅練習から小さなステージまで使える、88鍵の持ち運べるピアノがほしい人向け。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
FP-30Xの基本情報
RolandのFP-30Xは、スピーカーを内蔵した88鍵のポータブル・ピアノです。本体の色はブラックのFP-30X-BKと、ホワイトのFP-30X-WHがあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Roland |
| 商品名と型番 | FP-30X(ブラック FP-30X-BK/ホワイト FP-30X-WH) |
| 鍵盤 | PHA-4スタンダード鍵盤(エスケープメント付き・象牙調・88鍵) |
| 外形寸法 | 幅1,300×奥行284×高さ151mm(譜面立てをはずしたとき) |
| 質量 | 14.8kg(譜面立て含む) |
| 価格 | 本体単品で88,000円 |
電源はACアダプターで、消費電力は16Wです(付属のACアダプターを使ったとき)。幅は1,300mmあるので、置きたい場所の横幅だけは先に測っておくと安心です。
色をブラックとホワイトのどちらにするか決めたら、ここから在庫と値段を見てください。
Roland FP-30X ポータブル・ピアノ(88鍵・FP-30X-BK ブラック/FP-30X-WH ホワイト)
参考価格 88,000円前後
自宅練習から小さなステージまで使える、88鍵の持ち運べるピアノがほしい人向け。
FP-30Xのいいところ
FP-30Xのいいところは、鍵盤とピアノの音、それにスマホとつながる練習機能の3つです。Rolandはこのピアノを、趣味で弾く人だけでなく、プロの演奏家が持つ2台目のピアノとしても紹介しています。自宅の練習から小さなステージやスタジオまで持ち出せる、という位置づけです。
FP-30XのPHA-4スタンダード鍵盤
鍵盤はPHA-4スタンダード鍵盤です。エスケープメント付きで、表面は象牙調。88鍵がそろっています。
キータッチは5段階で切り替えられ、固定にもできます。鍵盤そのものは1種類でも、タッチの設定はあとから何度でも選び直せる作りです。
FP-30Xの音とスピーカー
ピアノの音は、スーパーナチュラル・ピアノ音源です。最大同時発音数は256。内蔵音色は321音色あり、そのうち56音色は本体のフロントパネルから直接選べます。
スピーカーは12cmが2つで、定格出力は11W×2です。FP-30Xになって、スピーカーからの音を強めたと紹介されています。
エフェクトも入っています。アンビエンス、ブリリアンスのほか、ストリング・レゾナンス、ダンパー・レゾナンス、キー・オフ・レゾナンスなどです。マスターチューニングは415.3〜466.2Hzの範囲です。
FP-30XのBluetoothと練習機能
Bluetoothは標準規格Ver.4.2で、オーディオ(A2DP)とMIDIの両方に対応しています。使えるアプリは、iOSとAndroidのRoland Piano AppとPiano Designerです。ただ、アプリのサポートは予告なく終わる場合がある、と仕様に注記があります。
本体だけで使える練習用の機能は、次のとおりです。
- メトロノームとトランスポーズ
- デュアル、スプリット、ツインピアノ
- 内蔵曲30曲
- SMF形式で1曲・1パートを録れるレコーダー
ヘッドホン端子は2つあり、ステレオ・ミニとステレオ標準の両方が付いています。

FP-30Xを家で弾いてみて
僕がFP-30Xを弾くのは、だいたい平日の夜と休日の昼です。夜はヘッドホンを挿して、音を部屋の外に出さずに弾きます。休日は内蔵スピーカーで鳴らして、気がすむまで音を出します。同じ1台なのに、時間帯で使い方がまるで変わるピアノです。
夜はヘッドホンで指の練習
夜に弾くときは、キータッチを少し重めにしています。鍵盤を押し込んだときにしっかり手応えが返ってくるので、指を動かしている実感がちゃんとあります。ヘッドホン越しでも、ペダルを踏んだときの響きの広がりが分かるのが好きなところです。
端子がステレオ・ミニと標準の両方あるので、普段から使っているヘッドホンをそのまま挿せました。変換プラグを探さなくて済んだのは、地味ですが助かりました。
メトロノームを鳴らしながら、同じフレーズを少しずつ速くしていく練習もよくやります。スマホのアプリを開かなくても本体だけで練習が回るので、夜の短い時間でも気が楽です。
休日はスピーカーとスマホで遊ぶ
休日は、スマホをBluetoothでつないで、好きな曲を本体のスピーカーから流します。その曲に合わせて弾くと、ひとりで練習しているのにセッションをしている気分になれて、これが思った以上に楽しいんです。ケーブルをつながなくていいので、思い立ったらすぐ始められます。
レコーダーで自分の演奏を録って聴き返すこともあります。弾いている最中は気づかないテンポの揺れが、聴き返すとはっきり分かるので、なかなか耳が痛いです。それでも、録れるものが手元にあるのは練習の励みになっています。
気になったのは置き場所です。本体だけだと置く台が要り、最初に机に置いたときは鍵盤の高さが合いませんでした。結局、別売りのスタンドを足しています。持ち運べるピアノではありますが、部屋の中で動かすときも両手で抱えて慎重に運ぶ重さなので、気軽に出し入れするより、置き場所を決めて弾くほうが僕には合っていました。
FP-10・FP-60Xとはどう違う?
見比べるなら、同じRolandのFP-10とFP-60Xです。3台とも、鍵盤はエスケープメント付き・象牙調・88鍵のPHA-4スタンダード鍵盤です。鍵盤の名前がそろっているぶん、公式の仕様で数字が分かれるのは、音とスピーカー、重さのほうになります。
まずFP-10は、最大同時発音数が96音で、ピアノは4音色です。スピーカーは12cm×2で、定格出力は6W×2。Bluetoothは標準規格Ver 4.0で、質量は12.6kgです。
もう一方のFP-60Xは、最大同時発音数が256で、Pianoは16音色。スピーカーは(8×12cm)×2でスピーカー・ボックスが付き、定格出力は13W×2です。マイク入力端子があり、質量は譜面立て込みで19.3kgあります。
スピーカーの出力(11W×2)と質量(14.8kg)で見ると、FP-30Xは2台の間に入ります。最大同時発音数はFP-60Xと同じ256です。部屋で動かすことが多くて少しでも軽いほうがいいならFP-10、マイクをつなぎたいならFP-60Xが候補になります。BluetoothはFP-30XがVer.4.2、FP-10がVer 4.0です。
3台で迷ったら、最大同時発音数とスピーカーの出力、質量、マイク入力の有無を並べて見てください。この4つで、自分の使い方に合う1台が見えてきます。
ほかのメーカーも含めて電子ピアノを見比べたい人は、電子ピアノのおすすめもあわせて読んでみてください。
FP-30Xの型番と付属品
型番は、ブラックがFP-30X-BK、ホワイトがFP-30X-WHです。名前の似たFP-10やFP-60Xは別の機種なので、注文するときは型番の末尾まで見てください。
本体に付いてくるのは、次のものです。
- 取扱説明書と「安全上のご注意」チラシ
- ACアダプターと電源コード
- 譜面立て
- ペダル・スイッチ(DP-2)
- 保証書
通販では、本体だけの出品のほかに、スタンドやイス、ヘッドホン、ペダルを付けたセットの出品もあります。セットの中身は販売店が組み合わせたもので、そのぶん本体単品より高くなります。本体の値段を比べるときは、本体単品の出品どうしで見てください。
別売りの関連品は、専用スタンドのKSC-70、専用ペダル・ボードのKPD-70、キーボード・スタンドのKS-11Z・KS-13・KS-20X、ダンパー・ペダルのDPシリーズ、キャリング・ケースのCB-B88S、ヘッドホンのRHシリーズです。KSC-70とKPD-70を付けたときの質量は23.0kgになります。KPD-70は、本体のPedal2端子につなぐ専用のペダルボードです。
USBメモリーをつなぐ端子もありますが、使えるのは32GB以下のUSBメモリーだけです。手持ちのUSBメモリーを使うつもりなら、容量を確かめておきましょう。
もうひとつ、販売店によっては商品名に「生産完了」と入った出品があります。メーカーのページには、販売終了や生産完了の記載はありません。発売時期も書かれていないので、気になる人は注文前に販売店の表記を確かめてください。
取扱説明書のPDFとクイック・スタート・ビデオは、Rolandの製品ページに載っています。届く前に一度目を通しておくと安心です。
FP-30Xが向く人
FP-30Xは、PHA-4スタンダード鍵盤とスーパーナチュラル・ピアノ音源を積んだ、Rolandのポータブル・ピアノです。キータッチは5段階で選べ、ヘッドホン端子が2つ、BluetoothでオーディオとMIDIの両方がつながります。夜はヘッドホン、休日はスピーカーと、時間帯で弾き方を変えられるのが僕には合っていました。
台から用意する人は、別売りの専用スタンドKSC-70も一緒に選んでおくと、届いた日から弾き始められます。
FP-30Xが合う人・合わない人
- 自宅で88鍵をしっかり練習したい人
- 夜はヘッドホンで弾くことが多い人
- スマホの曲に合わせて弾きたい人
- マイクをつなぎたい人はFP-60Xを見る
88鍵の鍵盤で毎日練習したくて、夜はヘッドホン、休日はスピーカーと弾き方を変えたい人に、FP-30Xはまっすぐすすめられます。
Roland FP-30X ポータブル・ピアノ(88鍵・FP-30X-BK ブラック/FP-30X-WH ホワイト)
参考価格 88,000円前後
自宅練習から小さなステージまで使える、88鍵の持ち運べるピアノがほしい人向け。
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