騒がしい場所で音を確かめたいとき、どのヘッドホンを耳に当てますか。重さや周波数特性は、すぐ下の基本情報の表で見られます。僕の答えはゼンハイザーのHD 25です。外の音を遮る密閉型で、イヤーカップを回せば片耳だけでも聞けます。音を確かめる道具を外に持ち出したい人に、まずすすめたい1台です。
この記事でわかること
- 騒がしい場所に強い理由と、片耳で聞ける仕組み
- 耳に乗せて使った感触と、合わなかった場面
- HD 280 PRO・MDR-CD900STとの違い
- HD 25 LIGHTとの見分け方
迷ったら、僕はこれを推します。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
HD 25の基本情報
ゼンハイザーがDJ、放送、現場録音向けとしている、密閉型オンイヤーのモニターヘッドホンです。数字で見るとこうなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ゼンハイザー |
| 商品名(品目番号) | HD 25(506909) |
| 形式 | 密閉型オンイヤー・ダイナミック型 |
| 周波数特性・インピーダンス | 16〜22,000Hz・70Ω |
| 製品の重量 | 140g |
| 接続 | 有線・3.5mmプラグ(着脱式ケーブル約1.5m) |
ゼンハイザーの製品ページには値段の記載が無いので、通販でいくらになっているかはここから確かめてください。
HD 25が騒がしい場所に強いわけ
選ぶ理由になるのは、外の音を遮る作りと、片耳で聞けるイヤーカップと、替えのきく部品です。
HD 25は外の音を遮る密閉型オンイヤー
耳の上に乗せるオンイヤー型で、外の音を通しにくい密閉型です。ゼンハイザーはこの機種を、ステージやブース、野外のような騒がしい場所での定番として紹介しています。
売りにしているのは優れたパッシブ遮音性。周りがざわついていても、手元の音を追いやすくなります。環境の騒音レベルに関わらず、この遮音性で頼られてきた、というのがゼンハイザーの説明です。大きな音の扱いにも強く、最大音圧レベルは120dBです。歪率も1kHzで0.3%未満と公表されています。
音については「明確に定義された中域と高域による、パンチの効いたディテール豊かなサウンド」とうたわれています。何十年にもわたって、DJや放送局、オーディオの仕事をする人たちに使われてきたヘッドホンです。
片耳で聞けるHD 25の回転式イヤーカップ
イヤーカップが回るようになっていて、片耳モニタリングができます。片方の耳はヘッドホンの音、もう片方は周りの音、と耳を分けて使えるわけです。ゼンハイザーがステージやブースでの定番に挙げる理由のひとつが、この回転式イヤーカップです。
ヘッドバンドは強いホールド力を持つ、軽量でミニマルなものとされています。製品の重量は140gです。
ケーブルと部品を替えられるHD 25
ケーブルは左右の片側からだけ出る片出しで、着脱式です。ツアー用に設計された耐久性の高いつくりとされていて、組み立てはヨーロッパで行われています。
ただし接続は有線で、バッテリーも付いていないので、ワイヤレスで使いたい人には向きません。
そのかわり、ケーブルだけを外せるので、傷んだときに本体ごと手放さずに済みます。ケーブルのほかにも現場で交換できる部品があるので、手を入れながら1台を使い続けられるつくりです。

HD 25を使ってみて
片方のイヤーカップを回して片耳で聞く使い方を覚えると、HD 25はぐっと便利になります。僕は動画の音を確かめるとき、片耳はHD 25、もう片耳は部屋の音、という形で使っています。ヘッドホンを外さなくても部屋の物音に気づけるので、これがかなり助かりました。
HD 25を耳に乗せたときの感触
初めて付けたとき、まず気づいたのは頭を挟む力の強さでした。首を振ってもずれる感じがなく、下を向いて作業していても落ちてきません。作業の合間に片耳だけ外して、また戻す動きを繰り返しても、イヤーカップがくるっと回るので手間がかかりません。使わないときに首にかけておいても、重さはほとんど気になりませんでした。ヘッドバンドが細いので、外したあとに髪がぺたんとつぶれにくいのも気に入っています。
外の音は、付けた瞬間にすっと小さくなります。エアコンの音やキーボードを打つ音が遠くなり、聞きたい音に気持ちを向けやすくなりました。
音は、声がくっきり聞こえる印象です。ナレーションの言い間違いや、小さなノイズに気づきやすくなりました。低い音がずっしり響くというより、一つ一つの音がはっきり分かれて聞こえるタイプだと感じています。
外に持ち出したときのHD 25
本体が小ぶりなので、カバンのすき間にそのまま入れておけます。ケーブルが片側からしか出ていないので、首にかけて歩いても左右のコードがからまりません。出先でちょっと音を確かめたいときも、カバンから出してすぐ使えるのが気楽です。
電車の中で使うと、走る音がぐっと下がって、音量を上げなくても曲の細かいところまで聞こえました。耳に乗せるタイプなのに、ここまで外の音が気にならないのは意外でした。降りる駅が近づいたら片耳を空けておくと、車内のアナウンスも聞き逃さずに済みます。
家では付属のアダプターを付けて、6.3mmの端子に挿して使うこともあります。ネジで留めるタイプなので、作業中に手が当たってもぐらつきません。好きな曲を聞き直すと、ボーカルの息づかいやギターの弦をはじく音がよく聞こえて、聞き慣れた曲でも新しい発見がありました。
合わなかったのは、長い時間つけっぱなしにする場面です。耳に押し当てて固定するつけ方なので、続けて使っていると耳が熱くなってきて、途中で外して休みたくなります。映画を最後まで通して見るような使い方なら、耳を覆うタイプのほうが楽だと感じました。
似た2機種とHD 25の違い
HD 25と比べておきたいのが、同じゼンハイザーのHD 280 PROと、ソニーのMDR-CD900STです。違うところは機種ごとに変わります。HD 280 PROとは耳へのかけ方と重さ、MDR-CD900STとはコードの長さと修理の扱いが分かれるので、1機種ずつ見ていきます。
ゼンハイザー HD 280 PRO
HD 280 PROは耳をすっぽり覆う形で、折りたたみ式です。周波数特性は8〜25,000Hz、インピーダンスは64Ω、最大音圧レベルは113dB、歪率は0.1%と公表されています。製品の重量は285gで、140gのHD 25とは重さがかなり違います。
耳に乗せるつけ方がどうしても合わない人は、HD 280 PROの耳を覆う形を。片耳で聞く使い方をしたい人は、HD 25の回転式イヤーカップを。僕はこの分け方で十分だと思います。
ソニー MDR-CD900ST
MDR-CD900STは、ソニーストアの税込価格が24,860円です。ドライバーユニットは40mm、インピーダンスは63Ω、音圧感度は106dB/mW、再生周波数帯域は5〜30,000Hz。コードは2.5mで、質量はコードを除いて約200gです。
気をつけたいのは修理の扱いです。ソニーはこの機種に無償修理期間を設けておらず、修理はすべて有償としています。一方のHD 25は、ゼンハイザーの2年間保証の対象なので、ここははっきり違います。
コードの長さを取りたい人はMDR-CD900ST、片出しで着脱できるケーブルを持ち歩きたい人はHD 25が使いやすいはずです。
耳を覆う形やワイヤレスまで広げて探したい人は、ヘッドホンのおすすめもあわせて見てみてください。
そのうえで、騒がしい場所で片耳を空けながら音を確かめたいなら、僕はやっぱりHD 25を選びます。
HD 25の付属品と保証
箱に入っているのは、HD 25本体、着脱式ケーブル(1.5m)、3.5mm – 6.3mmのネジ式ジャックアダプター、安全説明書の4つです。3.5mmの端子にはケーブルのプラグをそのまま挿し、6.3mmの端子にはアダプターを付けて、と使い分けられます。
2年の保証期間は、国や地域によって異なる場合があるとされています。通販では商品名に「国内正規品」「メーカー保証2年」と書かれた出品があるので、その表記を目印にすると安心です。
HD 25をひとことで言うと
HD 25は、騒がしい場所で音を確かめたい人のための密閉型オンイヤーです。遮音性と、片耳で聞ける回転式イヤーカップ、着脱できるケーブルを1台に持っていて、外に持ち出す道具としてよくできています。長い時間つけっぱなしにするのは得意ではないので、そういう使い方が中心の人は耳を覆う形も比べてみてください。
取り違えを防ぐ目印は品目番号です。通販では名前の似たHD 25 LIGHT(品目番号508664)という別の商品や、イヤーパッドだけの出品も同じ検索に出てくるので、注文画面で品目番号が506909になっているかを見てから買ってください。
※本記事はプロモーションを含みます

コメント