初めて開けたとき、さらさらした粉の細かさに、名前どおりだなと思いました。この記事は、成分のなかで数字が大きい「カリ」を軸に書いています。微粉ハイポネックスは、水に溶かして与える速効性の粉末肥料です。暑さや寒さで弱った草花や観葉植物のために1つ置いておくなら、僕はまずこれをすすめます。
この記事でわかること
- カリが多い肥料が頼りになる場面
- 植物ごとのうすめ方と間隔
- 使っていて戸惑った点
- 原液やストレート液肥との使い分け
元気のない鉢に何を足すか迷ったら、ここから見られます。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
微粉ハイポネックスの基本情報
水でうすめてから与える、粉のタイプの追肥です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ハイポネックスジャパン |
| 商品名 | 微粉ハイポネックス |
| 容量 | 500g(計量スプーン付き) |
| 成分(N-P-K) | 6.5-6-19 |
| 性状と使い方 | 粉状・水でうすめて与える |
| 価格(税込) | 1,518円(メーカーの価格) |
この記事で扱うのは500gです。JANコードは4977517003052。ほかの容量は、後半の買う前の節で触れます。
通販での今の値段は、こちらで見比べられます。
微粉ハイポネックスの特徴
微粉ハイポネックスはカリが19と多め
成分はN-P-Kで6.5-6-19です。3つの数字を並べると、Kにあたるカリだけが大きく出ています。
カリは、植物の株を丈夫にする成分です。この肥料はそれを多く含み、さらにカルシウムの働きで強健な植物に育てる、という作りになっています。NとPも入っていて、植物の生育に必要な各種栄養分をバランスよく含んでいます。
だから向いているのは、株そのものがへたっているときです。花色や葉色がさえないとき、ひょろひょろと徒長気味で弱々しいとき。暑さでバテ気味の夏や、寒さで弱っている冬にも使いどころがあります。植えかえや剪定のあとに、樹勢の回復を期待して足すこともできます。
水に溶けてすばやく効く微粉ハイポネックス
水に溶けて、すばやく効く速効性の肥料です。使う時期は生育中で、分類としては追肥に入ります。
花・実つきを良くしたいとき、花や葉の色を良くしたいときに使う肥料です。花が小さい、次々と咲かない、育ちが遅い。こうしたときに足す肥料として作られています。とくに効果的なのは梅雨前・夏・秋の3つの時期です。
歴史も古く、1962年に発売されたハイポネックス製品の第一号です。それに、この肥料には有効期限がありません。使い切れずに残っても、次のシーズンにそのまま回せます。
微粉ハイポネックスは植物ごとに倍率を変える
うすめ方は、植物によって4通りあります。かっこ内は、水2Lに溶かす粉の量です。
- 草花・観葉植物・野菜・バラ・キク・芝生・庭木など: 500倍(4g)・1週間に1回
- 鉢花・洋ラン・球根など: 1000倍(2g)・1週間に1回
- サボテン・東洋ラン・山野草・盆栽など: 2000倍(1g)・2週間に1回
- 葉面散布・育苗・さし木・水耕栽培: 1000倍(2g)・1週間に1回
ハイドロカルチャーや、トマト・キュウリなどの水耕栽培にも1000倍で使えます。花も野菜もランも、同じ粉で倍率を変えるだけで回せるのがこの肥料の強みです。
溶かさずに粉のまま与える方法もあります。4号鉢なら1g、5号鉢なら2gを2週間に1回です。ただしラン類・サボテン・山野草・盆栽・東洋ラン・カンノンチク・エビネには、必ず水で溶かして使います。

微粉ハイポネックスを使ってみて
使い始めたのは、夏にベランダの鉢花がぐったりして、花も小さくなってきたのがきっかけでした。部屋では観葉植物も育てているので、どちらにも使える追肥を探していたんです。粉の量を変えるだけで500倍にも1000倍にもできるので、これにしました。
水やりのついでにジョウロで溶かす
使うのは、たいてい水やりのついでです。ジョウロに水を張って、付属の計量スプーンで粉を入れ、よくかき混ぜてから株元に注ぎます。観葉植物とベランダの草花は500倍、鉢花は1000倍なので、鉢花のぶんだけ別に作っています。
葉の色がさえない鉢花には、1000倍にうすめた液を葉にかける葉面散布も試しました。株元に注ぐ液と同じ倍率なので、作った液を分けて使えるのが楽でした。
粉が細かいので、かき混ぜると水になじむのは早いと感じました。ただ、水が少しにごって、底に細かいものが残りました。最初は溶け切っていないのかと焦りましたが、これは緩効性の成分なんだそうです。かき混ぜて、にごったまま株元に与えるほうがいいとあったので、今はそのまま注いでいます。
梅雨どきに粉が固まった
しばらく開け閉めしているうちに、梅雨どきに粉が固まっていたことがありました。固まったり色合いが違ったりしても、品質には問題ないと注意書きにあります。それを読んで少しほっとしました。
それからは、使ったらすぐ密封して、直射日光や湿気の当たらない棚の奥にしまうようにしています。ベランダに出しっぱなしにしないだけで、ずいぶん扱いやすくなりました。冬のあいだ出番が減っても、同じ容器のまま春まで置いています。
微粉ハイポネックスで困ることは?
農薬と混ぜて使えない点は、最初に押さえておいてください。とくに石灰硫黄剤と混ぜると、有毒ガスが出るおそれがあります。虫が気になる時期でも、肥料は肥料だけで溶かして使います。
溶け残りが出るのも、最初は戸惑うところです。中身は緩効性の成分なので、僕が困ったのは見た目だけでした。
倍率が植物ごとに分かれているのも、慣れるまではややこしい点です。僕が気を使うのは、サボテンや盆栽向けの2000倍です。水2Lに1gなので、スプーンで量るとほんの少しで、最初は本当にこれで足りるのか不安になりました。少ない量を量るのが苦手な人は、ここで手が止まるかもしれません。
それと、うすめずに注げるタイプではありません。水やりのたびに粉を量って溶かす手間は、毎回かかります。
しまう場所の注意もあります。食べ物ではないので、子どもの手の届かない所や、ペットが触れない所に置くこと。使い終わった空容器は、適切に捨てることになっています。
微粉ハイポネックスが合う人・合わない人
- 合う: 草花や観葉植物が暑さ寒さで弱ったときの追肥を探している人
- 合う: 鉢花や洋ラン、水耕栽培まで1つの肥料でまかないたい人
- 合わない: 肥料と農薬をジョウロ1杯でまとめて済ませたい人
- 合わない: うすめずにそのまま注げる肥料がいい人
原液やストレート液肥と比べると
同じハイポネックスの名前が付いた、ハイポネックス原液とストレート液肥(観葉植物用)と並べてみます。
ハイポネックス原液800mLは、液体の肥料です。N-P-Kは6-10-5で、水でうすめて使い、早く効くタイプです。pHは6〜7の弱酸性。メーカーの価格は1,078円です。微粉ハイポネックスはKが19と大きく、原液はPが10と大きいのが違いです。同じうすめて使う速効性でも、数字の山がある場所が違います。手間のほうは、粉を溶かすか液を量るかの差くらいでしょう。
ストレート液肥の観葉植物用600mLも液体ですが、こちらはうすめずにそのまま使います。N-P-Kは0.2-0.1-0.1で、メーカーの価格は660円です。水で割らずに注げるので、量る手間がかかりません。
部屋に置く鉢をこれから増やすなら、インテリアに合う観葉植物の話も参考になるはずです。ベランダで草花を始めるなら、プランターのおすすめと合わせて見ておくと、そろえるものがはっきりします。
僕の場合、株が弱っている鉢には微粉、と決めました。うすめるのが面倒な日のために、そのまま使える液肥を置く手もあります。粉を量って溶かすか、液を量るか、そのまま注ぐか。手間の好みで選べばいいと思います。
買う前に見ておくこと
微粉ハイポネックスには、100g(5g×20本のスティックタイプ)、120g、200g、500g、1.5kg、5kgの容量があります。N-P-Kの6.5-6-19は全容量で共通なので、選ぶときに見るのは量と、スティックタイプかどうかです。ベランダの鉢がいくつかある程度なら500gで、花壇や菜園まで広く使うなら1.5kgや5kgも選べます。
計量スプーンが付くのは、スティックタイプ以外です。500gにはスプーンが付いているので、届いたその日から量って使えます。
この記事の500gを選ぶなら、JANコードが4977517003052かどうかで確かめると安心です。名前が似た「ハイポネックス原液」は液体の別の商品なので、粉の肥料がほしいなら商品名に「微粉」が入っているかも見てください。
微粉ハイポネックスはこんな人に
カリが多めで、水に溶かせばすばやく効く粉末肥料です。花や葉の色がさえない鉢、暑さや寒さで弱った株に足す追肥として、僕は手元から切らさないようにしています。扱いで気をつけるのは、農薬と混ぜないこと、植物ごとに倍率を変えること、溶け残りはかき混ぜて一緒に与えること。しまうときは密封して、湿気や雨水の当たらない場所に置きます。水やりのたびに粉を量る手間はかかりますが、そこを引き受けられるなら手放しにくい肥料です。
草花と観葉植物の両方を、1つの肥料で世話したい人に向いています。
※本記事はプロモーションを含みます

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