資生堂メンでいちばん高いのがこれです。13,750円。いちばん安いフェイス クレンザーが3,300円なので、4倍以上。
全成分を見ると、この製品にだけ入っているものがありました。酢酸レチノールです。
この記事でわかること
- 13,750円の根拠が成分のどこにあるか
- 9,130円のトータルR クリームとの違い
- レチノール系を使うときに気をつけること
- 買うべきかどうかの線引き
この1本にしか入っていない成分

全成分から読めること
| 酢酸レチノール | レチノールの誘導体。資生堂メンではこの製品にだけ入っている。13,750円という価格の中心はここ |
| スクワラン(6番目) | 肌になじみのいい油分。上位に置かれているので、油分でしっかりふたをする設計 |
| テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル(2番目) | 軽い油分。厚みのわりに伸びが重くならない理由 |
| 酢酸トコフェロール | ビタミンE系。酢酸レチノールと並べて置かれている |
| グリチルリチン酸2K | 整える側。刺激が出やすい設計に対する備えだと読める |
| ソメイヨシノ葉エキス・レイシエキス・ヨーロッパブナ芽エキス ほか | 植物エキスの数が多い。上位ラインに共通する組み方 |
成分は資生堂 公式サイトの全成分表示の表示による(化粧品)
トータルR クリーム N(9,130円)はナイアシンアミドが上位、こちらは酢酸レチノール。同じ「高いクリーム」でも、狙っているところが違います。
| ブランド | SHISEIDO MEN(資生堂) |
| 商品名 | SHISEIDO MEN スキンエンパワリングクリーム N |
| 価格 | 13,750円(税込) |
| 区分 | 化粧品 |
| ブランド内の位置 | 最高価格。酢酸レチノールが入るのはこれだけ |
使ってみた
すくうとかなり固い。手のひらで30秒ほど温めないとゆるみません。そのぶん、伸ばしたあとの膜がはっきり残ります。
翌朝の肌が違う
夜に塗って寝ると、翌朝の頬がやわらかい。これは他のクリームでは起きなかったことです。変化を感じたのは、資生堂メンではこれだけでした。
ただし、それが酢酸レチノールのおかげかどうかは分かりません。油分の量も多いので、単純に膜が厚いだけという可能性もあります。
人によっては刺激が出る
レチノール系は、使い始めに乾燥や皮むけが出ることがあります。僕は出ませんでしたが、毎晩ではなく2日に1回から始めるほうが安全です。
肌が敏感な人は、この価格を出す前に安いレチノール系で試したほうがいい。13,750円で合わなかったときの損が大きすぎます。
朝は使わない
レチノール系は夜だけにしています。朝に使って日中の紫外線を浴びるのは、刺激の観点で避けたほうがいいと考えているからです。
公式に朝の使用を禁じる記載はありません。ただ夜だけにしても1つが5か月ほど保つので、結果として費用対効果は上がりました。
13,750円をどう見るか
夜だけ・乾く場所だけに使えば、5か月ほど。月2,750円です。毎日の乳液より高いですが、1年で3万円強という数え方はできます。
ただ、これを最初の1本にするのは勧めません。洗顔や乳液で肌が落ち着いていない段階で高いものを足しても、何が効いたか分からなくなります。
先に整えるものがある
順番としては、洗顔と乳液を先。そこが安定してから、足りないと思ったときに検討するのがこれです。
僕の場合、モイスチャライザー EG を半年続けて「冬に足りない」と分かってから、ここに来ました。問題がはっきりしてから買うと、判断がぶれません。
逆に、最初から一式そろえると何が効いたか分かりません。合わなかったときも、どれを外せばいいか特定できない。1段ずつ入れ替えるほうが、結果として無駄な買い物が減りました。
レチノールという言葉の扱い
化粧品でよく見る言葉ですが、「レチノール」と「レチノール誘導体」は別のものです。この製品に入っているのは酢酸レチノールで、誘導体のほう。
誘導体は肌の上で変換されてから働くので、純粋なレチノールより穏やかとされています。そのぶん、変化も穏やかだと考えておくのが素直です。
化粧品なので効能は書かれていない
この製品は化粧品で、医薬部外品ではありません。つまり公式サイトにも「シワを改善する」といった表示はありません。
成分が入っていることと、効能を名乗れることは別です。ここを混ぜて紹介している記事が多いので、買う前に区分の欄だけは見てください。
9,130円のクリームとどちらを買うか
乾燥が主訴ならトータルR クリーム N。乾燥は落ち着いていて、そのうえで何かしたいならこちら。両方買う必要はありません。
価格差は4,620円ですが、使う頻度が違います。トータルRは毎日、こちらは2日に1回。1か月あたりで見ると差はもっと小さくなります。
惜しいところ
固さのせいで、朝の忙しい時間には向きません。温める30秒が毎回かかる。手間が続かない人は、そもそも使い切れないと思います。
容器も重く、つめかえもありません。13,750円の製品でつめかえが用意されていないのは、続ける前提の設計になっていないように見えます。
香りも他の資生堂メンより主張があります。夜だけに使う製品なので実害は小さいのですが、無香料を探している人はここで落ちると思います。
5か月使って
酢酸レチノールが入った、資生堂メンで唯一の製品です。翌朝の肌がやわらかくなる実感はありました。ただし最初の1本ではありません。洗顔と乳液を整えて、それでも足りないときの選択肢です。
※本記事はプロモーションを含みます

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