週末に出かけるとき、僕はTaylorのGS Miniをギグバッグに入れて肩にかけていきます。旅行や帰省のたびに、ギターを置いていくかどうかで迷う人に向けたレビューです。GS Miniは小さなボディなのに、弾くとしっかり鳴ってくれます。決め手は、焙煎したスプルース単板のトップと細いネックでした。
この記事でわかること
- GS Miniのいいところ3つ
- 夜の部屋と旅先で弾いた感想
- Little MartinやFG800との違い
- 注文で間違えない型番の見分け方
小さめのアコギを1本探しているなら、僕はまずこれを推します。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
GS Miniの基本情報
サイズや木材は、この表を見ればひと通りつかめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | Taylor GS Mini(サペリ・JAN 0887766128151) |
| 木材 | トップ トレファイド・スプルース単板/バック・サイド サペリ(Layered Sapele)/ネック トロピカル・マホガニー/指板 エボニー |
| スケール・ナット幅 | 23-1/2インチ・1-11/16インチ |
| ボディ | 長さ17-5/8インチ・幅14-3/8インチ・厚さ4-7/16インチ(全長35-5/8インチ) |
| 弦・付属品 | D’Addario XS Coated Phosphor Bronze Medium(.013-.056)・ギグバッグ付き |
| 価格 | 米国向けの公式価格は$499(日本円の公式価格は出ていません) |
右利き用で、カッタウェイはありません。塗装はすべてマットで仕上げてあります。
日本円での値段はメーカーのページに出ていないので、楽器店の通販で見ることになります。今いくらかは、下のボタンの先で確かめてください。
小さくても鳴るGS Miniのいいところ
GS Miniは、はじめてのギターを探している人にも、旅に連れていく1本がほしい経験者にも向けて作られたミニギターです。持ち運びやすさと豊かな音を両立させたのが売りになっています。
GS Miniのトップは焙煎したスプルース単板
表板には、焙煎したスプルースの単板が使われています。Taylor独自の焙煎の工程を通すことで、弾き込んだ古いギターにしか出ないような温かみと甘さが少し加わる、というのがメーカーの説明です。
裏板と側板はサペリです。スケールの短いギターとしては、はっきりした力強い音が出ます。
小さい体でも音をあきらめたくない人には、ここがGS Miniを選ぶ決め手です。
GS Miniは細いネックで押さえやすい
ネックは細めの形で、弦高も低めに合わせて出荷されています。力をあまり入れなくても弦を押さえやすく、初心者から経験者まで楽に弾ける作りです。
1フレットでのネックの厚みは.840インチ。指板はエボニーで、ポジションマークは4mmのドットです。ナット幅は1-11/16インチの1種類だけで、1-3/4インチの特注は受けていません。
コードを押さえる指が痛くて練習が続かない人には、ネックの細さと弦高の低さが助けになるはずです。
GS Miniはギグバッグごと持ち出せる
ボディは長さ17-5/8インチ、幅14-3/8インチ、厚さ4-7/16インチで、全長は35-5/8インチです。ヘッドはGS Mini専用のパドル型で、ボディにバインディングは巻かれていません。
形のしっかりしたギグバッグが付いてくるので、ケースを別に買い足す必要はありません。持ち出さない日は、そのまましまっておくケースとしても使えます。
最初に張られている弦は、D’AddarioのXS Coated Phosphor Bronze Medium(.013-.056)です。ブリッジもエボニーで、ナットにはNubone、サドルにはMicartaが使われています。ペグはダイキャストのクロームで、ピックガードとブリッジピンは黒です。

夜の部屋と旅先で弾いてみて
家でGS Miniを弾くのは、夕飯を済ませたあとの夜の時間です。テレビを消して、ソファに座ったまま膝にのせて、好きな曲のコードをなぞっています。
ソファで弾く夜
ボディが小さいので、ソファに深く座ったままでも右腕が楽に回ります。抱えたときに窮屈さがなく、弾き始めるまでの面倒がありません。ギタースタンドから取って、そのまま弾けます。塗装がマットなので、ネックを握った手もさらっと動きます。
ネックの細さは、手に取ってすぐ分かりました。Fのような押さえにくいコードも、フルサイズのアコギを弾いていたころより楽に感じます。指先が痛くなる前に曲を最後まで弾けるので、夜の短い時間でも弾いた気になれるのがうれしいところです。
音は、思っていたよりずっと大きく出ます。低い弦を鳴らしても響きがやせず、コードをジャーンと鳴らしたときの気持ちよさは、小さいギターだからと割り引く必要を感じません。夜はピックを使わず、指で弾いて音量を抑えています。
弦を替えるときも、最初から張られていたのと同じミディアムゲージを選びました。メーカーのQ&Aでは、ライトゲージに替えると音量と鳴りが少し下がると書かれていたので、張られていたままの太さで続けています。
ギグバッグで持ち出す日
出かける日は、付属のギグバッグに入れて肩にかけています。バッグの形がしっかりしているので、電車の中でも中身を気にしすぎずに済みました。片手が空くので、もう片方の手で旅行かばんを持てるのも助かるところです。
旅先の宿で、寝る前に少しだけ弾く時間ができました。椅子のない部屋でベッドに腰かけて弾いても、ボディが小さいので抱え方に困りません。フルサイズのギターだったら、そもそも荷物に入れていなかったはずです。ギターを置いていくか迷う日が減ったのは、このサイズのおかげだと思っています。
向かなかったのは、人前で音を大きく届けたい場面です。この型の仕様にはピックアップの記載が無く、メーカーのQ&Aでも、GS Miniのすべてに電装が付くわけではないと答えています。なので僕は、人前で弾く日にはGS Miniを持ち出していません。指の太い僕には、ナットの幅が少し狭く感じるコードもありました。
LX1・FG800と比べると
小さめのアコギで見比べるなら、Martinの「Little Martin」LX1と、ヤマハのFG800が候補に上がります。木の素材と、ボディの型で違いが出ます。
GS MiniとLittle Martin LX1
LX1の価格は、米国向けで$449.99です。トップはGS Miniと同じく、スプルースの単板を使っています。
違いが出るのは、裏板と側板、指板、ケースです。LX1の裏板と側板はマホガニー柄のHPLで、指板はRichlite、付属するのはソフトケースです。スケールは23インチで、GS Miniは23-1/2インチになります。保証はLX1が1年です。
GS Miniは、裏板と側板にサペリ、指板にエボニーを使い、形のしっかりしたギグバッグが付きます。木の素材と持ち運ぶときのケースまで含めて選びたいならGS Mini、ソフトケースで足りるならLX1も候補になります。
GS MiniとヤマハFG800
FG800は、ヤマハの希望小売価格が36,300円(税込)のトラッドウェスタン型です。胴の長さは505mmで、弦長は650mm。トップはスプルースの単板で、裏板と側板はナトー(またはオクメ)です。
トップに単板を使っている点はGS Miniと同じです。ボディの型が違うので、旅に持ち出すつもりならGS Mini、家で弾くトラッドウェスタン型を探しているならFG800、という分け方になります。
ほかのギターも見比べたい人は、初心者向けギターのおすすめも読んでみてください。
持ち出して弾くことを考えているなら、僕はGS Miniを選びます。
型番とJANの見分け方
GS Miniには、名前の似た別の型番がいくつかあります。メーカーのページに並んでいるのは、この記事のGS Miniのほか、GS Mini Mahogany、GS Mini-e Mahogany、GS Mini-e Bass、それに特別仕様の各種です。どれも別の型番で、この記事の対象ではありません。名前に「Mahogany」「-e」「Bass」が付いているものは、この記事のGS Miniとは別の型番だと覚えておくと迷いません。
この記事のGS Miniは、裏板と側板がサペリのモデルです。通販では「GS Mini Sapele」や「GS Mini S」の名前で出ていて、JANは0887766128151です。カートに入れる前に、商品名とJAN、それに新品かどうかを見ておくと間違えません。
左利き用は、Taylorの正規販売店を通して特注できます。製造はメキシコのテカテ工場です。
保証は米国とカナダ向けのLimited Lifetime Warranty、またはExtended Warrantyで、登録が必要です。日本での保証の条件はメーカーのページに書かれていないので、気になる人は注文する楽器店に確かめておいてください。JANが合っていれば、あとは届くのを待つだけです。
GS Miniが合う人
GS Miniは、焙煎したスプルース単板のトップと細いネックを、ギグバッグに入る小さなボディに収めたミニギターです。僕にとっては、夜の部屋でも旅先でも手が伸びる1本になりました。
仕様にピックアップの記載が無いぶん、生音で弾くギターとして選ぶ1本です。そして生音で弾くぶんには、この大きさを忘れるくらいよく鳴ります。
家でも外でも、生音のギターを気軽に弾きたい人に向くミニアコギです。
※本記事はプロモーションを含みます

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