フケが出ると、まずシャンプーを疑います。実際、変えて収まることもある。ただフケには種類があって、種類を間違えると逆のものを選ぶことになります。買い替える前に見ておく点を整理します。
フケは2種類に分かれる
見た目と手触りで、おおよそ判別できます。
| 乾いたフケ | 湿ったフケ | |
|---|---|---|
| 大きさ | 細かい粉状 | 大きくてまとまる |
| 色 | 白い | 黄色みがかる |
| 落ち方 | 肩に落ちる | 髪や地肌に張りつく |
| さわり心地 | さらさら | べたつく |
| 伴う症状 | つっぱり・かゆみ | かゆみ・匂い |
この2つは原因が違います。だから対処も逆になる。
乾いたほうは洗いすぎや保湿不足。湿ったほうは皮脂と、そこで増える菌が関わります。
洗浄力の強いものを選ぶと、乾いたフケの人は悪化します。逆に湿ったフケの人が保湿を足すと、これも合わない。
見分けがつかないときは、洗った翌日の昼に頭皮を指でこすってみてください。
粉になって落ちるなら乾いたほう。指に脂っぽいものが付くなら湿ったほうです。
両方が混ざっている人もいます。その場合は、頭頂部と生え際で状態が違うことが多い。場所ごとに見てください。
乾いたフケが出るとき
頭皮の水分と皮脂が足りず、角質がはがれている状態です。
心当たりを確認したい項目
- お湯の温度が高い
- 洗う回数が1日2回以上
- 指ではなく爪で洗っている
- 乾燥する季節に始まった
- 洗浄力の強いものに変えた直後
お湯の温度は見落とされがちです。40度を超えると皮脂が落ちすぎます。38度前後で十分に汚れは落ちる。
回数も同じで、朝晩2回洗っている人は片方をお湯だけにすると変わることがあります。
季節で出る人は、加湿と保湿で収まることが多い。シャンプーを変える前に、この2つを試す価値があります。
湿ったフケが出るとき
皮脂が多く、それを分解する菌が増えている状態と説明されます。誰の頭にもいる菌なので、増え方の問題です。
洗浄力を上げれば一時的に収まりますが、落としすぎると皮脂がかえって出ることがあります。この往復にはまる人が多い。
見るところは、洗ったあと何時間でべたつくか。半日持たないなら、洗い方より皮脂そのものの量の問題です。
この場合は、菌の増殖を抑える成分の入ったものが選択肢になります。薬用と書かれた区分のものです。
この型で気をつけたいのは、洗う回数を増やすことです。気になるからと1日2回3回と洗うと、落としすぎて皮脂が余計に出ます。
1日1回、夜に洗うのが基本。朝どうしても気になるなら、お湯だけで流す。
それと、洗ってから乾かすまでの時間を短くしてください。濡れている時間が長いほど、菌には有利な条件になります。
変える前に見る3点
シャンプーを変えるのは最後でかまいません。先に見るところが3つあります。
| 見るところ | 確認のしかた |
|---|---|
| すすぎ | 3分すすいでも残る感じがあるか |
| 乾かし方 | 自然乾燥で寝ていないか |
| 温度と回数 | 熱すぎないか・洗いすぎていないか |
すすぎ残しは、フケの原因として最も多いものの1つです。泡が消えた時点でやめる人が多いのですが、そこから1分は流したほうがいい。
濡れたまま寝ると、菌が増える条件がそろいます。湿ったフケの人は、ここだけで変わることがある。
この3点を直しても続くなら、そこで初めて製品の話になります。
保湿という選択肢
顔には化粧水を使うのに、頭皮には何もしない人が多い。皮膚としては地続きです。
乾いたフケが出ているなら、洗ったあとに頭皮用のローションを足すと落ち着くことがあります。
つけるのは髪ではなく地肌です。分け目を変えながら数か所に落として、指の腹で広げます。
べたつくのが嫌でつけない人がいますが、量が多いだけのことが多い。少量から始めてください。
季節で出方が変わる理由
同じ人でも、時期によってフケの型が入れ替わることがあります。
| 時期 | 出やすい型 | 背景 |
|---|---|---|
| 冬 | 乾いたフケ | 空気が乾く・湯温が上がる |
| 梅雨 | 湿ったフケ | 湿度と汗で菌が増える |
| 夏 | 湿ったフケ | 皮脂が増える・帽子で蒸れる |
| 季節の変わり目 | どちらも | 皮膚の状態が揺れる |
冬に乾いたフケが出る人は、湯温を下げるだけで収まることがあります。寒いと熱いお湯を使いたくなるので、ここが盲点になる。
夏の湿ったフケは、帽子と汗の影響が大きい。洗い方より、日中の蒸れを減らすほうが効きます。
つまり、1年を通して同じ製品が最適とは限りません。季節で洗浄力を変える人がいるのは、これが理由です。
洗い方を直す手順
製品を変える前に、洗い方だけで変わることが多い。
順番に直していく
- お湯だけで1分流す(ここで大半の汚れは落ちる)
- 泡立ててから頭に乗せる
- 指の腹で地肌を動かす。爪は立てない
- 泡が消えてから1分すすぐ
- タオルで押さえて水気を取る
- 根元から乾かす
最初にお湯だけで流す工程を飛ばす人が多い。ここをやると、シャンプーの量が少なくて済みます。
泡立てずに直接つけると、濃い状態が一部分だけに当たります。その場所だけ乾燥することがある。
タオルでこするのも避けてください。濡れた髪と頭皮は傷つきやすい。押さえて水を吸わせます。
市販で対応できない範囲
フケの中には、市販品では収まらないものがあります。
受診を考えたほうがいい状態
- 赤みと痛みを伴う
- かさぶたのように厚く固まる
- 髪の生え際以外にも出ている
- 1か月以上変わらない
- 抜け毛が同時に増えている
眉やこめかみ、鼻の脇にも同じような症状が出ているなら、頭だけの話ではありません。
厚く固まるタイプは、こすって取ると悪化します。無理にはがさないでください。
抜け毛が同時に増えている場合は、フケのほうを先に落ち着かせないと他の対策も効きにくい。順番として、炎症が先です。
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まとめ
フケは乾いたものと湿ったもので原因が逆です。
乾いたほうは温度・回数・保湿。湿ったほうは皮脂と菌の話になります。
変える前に、すすぎ・乾かし方・温度の3点を見てください。
赤みや痛み、厚いかさぶたを伴うなら市販品の範囲を越えています。
※本記事はプロモーションを含みます









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