ヨガマットを選ぶとき、最初に決めるのは厚みです。4mmと10mmでは、同じ「ヨガマット」という名前でも中身がまるで違います。
4mmは床の硬さが手のひらと足裏に伝わる厚みです。立ちポーズで踏ん張るときに床の位置が分かるので、ヨガを続けている人ほどこの薄さを選びます。一方の10mmは、膝や背骨が床に当たる痛みをクッションで受け止める厚みです。自宅で筋トレをする人や、フローリングに膝をつくと痛い人はここから選んでください。
今回は4mmから10mmまで5本を、厚みの薄い順に並べました。このあとの表も、見出しも、同じ順です。厚みの見当がついている人は、そのまま自分の数字のところまで飛んでください。
素材はTPE・PVC・NBR、それに独自素材が1本という内訳でした。ここで重さと手入れの手数が変わってきます。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
厚みが用途を決めます
5本の厚みは4mmが1本、6mmが2本、10mmが2本でした。用途で言うと、4mmがヨガ寄り、10mmが筋トレ寄り、6mmはその中間でどちらにも振れる厚みです。
| 製品名(素材) | 厚み・サイズ・重さ | 実売の目安 |
|---|---|---|
| スリア HDエコマットプラス(TPE) | 4mm・約61×183cm・約0.9kg | 6,600円前後 |
| ヨガワークス スタンダード(PVC) | 6mm・約173×61cm・約1.3kg | 3,800円前後 |
| クモリ 折りたたみワイド(TPE) | 6mm・185×80cm・重量表記なし | 3,800円前後 |
| プリマソーレ トレーニングマット(NBR) | 10mm・約173×61cm・約1.5kg | 2,400円前後 |
| STEADY ST135(高密度Core Cushion素材) | 10mm・約183×61cm・約750g | 2,980円前後 |
値段と厚みは、きれいに逆を向きました。いちばん薄い4mmのスリアが5本中もっとも高く、10mmのプリマソーレがもっとも安い、という並びです。厚ければ高い、という買い方は当てはまりません。

素材で手入れの手数が変わります
PVCはスタジオでも使われてきた定番の素材で、今回はヨガワークスがこれにあたります。6mmで約1.3kgと、同じ厚みのTPE製に比べると重くなるので、持ち運びの回数が多い人には不利です。
TPEはスリアとクモリの2本です。スリアは4mmで約0.9kg、クモリは丸めずに畳める折りたたみ式で、どちらも軽さや収納のしやすさに振っています。
NBRのプリマソーレは10mmで約1.5kg。クッションの量を優先した素材なので、厚みぶんの重さは受け入れることになります。
STEADYだけは素材の名前が違います。公式が高密度Core Cushion素材と呼んでいるもので、耐水・耐油・抗菌持続・断熱を特徴に挙げていました。汗が染み込みにくいかどうかを気にする人は、こういう記載があるかどうかを見比べてください。
買ったあとに効いてくる手入れの話
- 使い終わったら乾いた布で汗を拭いて、丸めずにしばらく広げておく
- 直射日光の当たる場所に立てかけたままにしない
- 抗菌加工の記載があるかどうかは、買う前に商品ページで確かめておく
4mm、床を感じて立ちたい人へ
スリア suria ヨガマット 4mm HDエコマットプラス
ヨガを1年以上続けていて、マットの厚みが邪魔になってきた人に向くのがこの1本です。約61×183×0.4cm、重さは約0.9kgで、5本のなかでもっとも薄く、もっとも高い値段でもあります。
定価は7,700円、実売は6,600円前後でした。楽天とAmazonはどちらも6,160円、Yahoo!ショッピングでは定価どおりの7,700円という開きがあります。素材は台湾製のTPEです。
薄さの代償ははっきりしています。極厚のマットに比べると床の硬さを感じやすいので、膝立ちのポーズが多い人や、床が硬い部屋で使う人には向きません。逆に、立ちポーズで足裏の感覚を頼りにしたい人には、この4mmが効いてきます。
同じ4mmでも重さが1kgを切るものは多くありません。スタジオへ通う日が週に何度もある人は、この0.9kgが毎回効いてくるはずです。
6mm、スタジオでも家でも使える標準の厚み
ヨガワークス ヨガマット 6mm スタンダード
スタジオで採用されている標準的な厚みが6mmで、その代表がヨガワークスです。約173×61cm、厚み6mm、重さ約1.3kg、素材はポリ塩化ビニル(PVC)と公式に明記されています。
希望小売価格は4,620円で、実売は3,800円前後。楽天3,828円、Amazon3,828円、Yahoo!ショッピング3,830円と、店による差がほとんど出ませんでした。値段が読みやすいのは、初めて買う人には安心材料になります。
弱点は重さです。PVCで約1.3kgあるので、TPE系の同じ6mmと比べると持ち運びでは不利になります。自宅に置きっぱなしにするか、車で移動する人向きの1本です。
ヨガをちゃんと続けるつもりで、まず標準を1枚押さえたい人には、この厚みと価格が素直に噛み合います。
クモリ(Kumori) ヨガマット 折りたたみ TPE素材 収納袋付き
丸めずに畳めるのがこの1本の構造上の違いです。折りたたむと38×40×6cmになるので、クローゼットの棚や車のシート下に立てずに入ります。丸めたマットが部屋の隅で転がる状態が嫌な人には、ここが決め手になります。
サイズは185×80cm。5本のなかでもっとも長く、もっとも広いマットです。身長が高い人や、動きの大きいポーズで膝が外に出てしまう人には、この80cm幅が効いてきます。厚み6mm、素材はTPE、両面に滑り止めと抗菌加工が入ります。
実売は3,800円前後です。楽天の販売ページで3,806円、Amazonでは185×80cmのワイド・アイボリーが2,380円でした。なお、Yahoo!ショッピングでは今回在庫を確認できていません。
メーカーの公式サイトは見つからず、仕様は販売ページの記載で確認しています。その販売ページに重量の表記がなく、ほかの4本のように携帯時の重さを数字で比べられませんでした。持ち運びの軽さを最優先する人は、この一点だけ引っかかると思ってください。
畳んでしまえる形と、5本でいちばん広い面積。この2つで選ぶなら候補に入ります。

10mm、膝と床のあいだにもう一枚
プリマソーレ ヨガマット 10mm トレーニングマット ストラップ・収納ケース付き
膝を床につくポーズや、あお向けの腹筋で背骨が当たって痛い、という人のための厚みが10mmです。プリマソーレは約173×61cm、重さ約1.5kg、素材はNBR。ストラップと収納ケースが最初から付いてきます。
実売は2,400円前後で、5本のなかでいちばん安く買えます。楽天2,419円、Yahoo!ショッピング2,405円、Amazonでは1,895円から1,955円という値でした。厚みが欲しくて、予算を抑えたい人にはここが入口になります。
色については先に書いておきます。展開はアザレアピンクやミントグリーンといったパステル系が中心で、落ち着いた色の選択肢は多くありません。機能そのものは男女兼用として売られているので、色にこだわらない人には関係のない話です。ただ、リビングに敷きっぱなしにするなら、部屋の色との相性を先に見ておいてください。
メーカーの公式サイトは無く、仕様はAmazonの商品ページなどで確認しました。10mmの厚みを2千円台で確保できる点が、この製品のいちばん分かりやすい価値です。
STEADY ヨガマット 極厚10mm ST135
集合住宅で夜に運動したい人に向くのがST135です。公式は高密度Core Cushion素材として、耐水・耐油・抗菌持続・断熱を挙げています。厚さ約10mm、サイズ約183×61cm、そして重さが約750gです。
この750gという数字が効いてきます。重量の表記がある4本のなかでいちばん軽く、10mmの厚みを持ちながらプリマソーレの半分ほどの重さで済みます。厚さは欲しいけれど片付けのたびに重いのは困る、という人に向いた1本でしょう。
値段の見方には注意が要ります。定価は2,490円ですが、実勢は色によって1,490円から3,190円まで動きました。楽天は1,890円から2,990円、Yahoo!ショッピングは3,190円、Amazonは1,490円から3,190円という具合です。実売の中心は2,980円前後でした。狙った色が定価より高くなることがあるので、色と値段は必ずセットで見てください。
厚み・軽さ・抗菌の3つを2千円台で押さえたい人は、この1本から比べ始めると話が早くなります。
買う前に引っかかりそうなところ
5本それぞれに、買ってから気づくと面倒な点があります。先に並べておきましょう。
スリアは薄さを優先した4mmなので、極厚マットに比べると床の硬さを感じやすくなります。ヨガワークスはPVCで約1.3kgと、このクラスでは重めです。TPE系の同じ厚みと比べたときの携帯性では負けます。
クモリは販売ページに重量の表記がなく、携帯時の重さを数字で比較できません。プリマソーレは色展開がパステル系中心で、落ち着いた色を探すと選択肢が絞られます。STEADYは実勢価格が色によって1,490円から3,190円まで開くので、欲しい色が定価に近い値段になることがあります。
もう一つ、出どころの話も書いておきましょう。クモリとプリマソーレはメーカーの公式サイトが確認できず、仕様は販売ページの記載で確認しました。公式が数字を出している3本と比べると、情報の確からしさには差があります。
厚みが決まらないときの決め方
迷ったら、まず床を触ってみてください。フローリングに直接ひざをついて痛ければ10mm、カーペットや畳の上で使うなら6mm、というのが一番はずれの少ない決め方です。
ヨガのポーズを深くしていきたい人は4mmへ寄せてください。スリアのように薄いマットは、床の位置が分かるぶん立ちポーズの安定が取りやすくなります。逆に、腹筋やプランクのように床と体が長く接する運動が中心なら、10mmのプリマソーレやSTEADYのほうが続けられます。
持ち歩く回数が多い人は、厚みより先に重さと畳み方を見てください。STEADYの約750g、クモリの折りたたみ式は、どちらもこの軸で選ばれる形です。
マットが決まったら、次は床でやることを増やす話になります。器具を足していくつもりならホームジムの装備から先に読むと、置き場所の計画が立てやすくなるはずです。
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