ZOOM H5studioは、19.4mmの大口径XYマイクとXLR/TRSの入力2つを1台に積んだハンディレコーダーです。サイズや重さ、価格は、すぐ下の基本情報の表にあります。僕は自宅の弾き語りとトークの録音に使っていて、歪みを気にせず録りたい人にまず手に取ってほしい1台です。
この記事でわかること
- H5studioのマイクと入力で録れるもの
- 弾き語りとトーク録音で使った感じ
- 電池の持ちと別売品のこと
- H4essential・DR-40Xとの違い
XLRマイクの録音を1台で済ませるなら、僕はこれを推します。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
H5studioの基本情報
この記事で扱うのはH5studioの本体単品で、記録用のmicroSDカードは別売です。電源は単三電池4本のほか、ACアダプターやUSBバスパワーでも動きます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ZOOM |
| 商品名 | H5studio ハンディレコーダー |
| 外形寸法・質量 | 86.0×206.0×54.6mm・410g(電池含む) |
| 入力 | XYステレオマイク・XLR/TRSコンボ×2・MIC/LINE IN×1 |
| 録音 | 最大6トラック同時・WAV 最大192kHz・32-bit float |
| 価格 | オープン価格(ZOOM STORE販売価格 42,900円) |
ZOOM STOREの表示額には、税込かどうかの書き添えがありません。通販での額は、ボタンの先で見てみてください。
H5studioはここが強い
H5studioの強みは、本体のマイク、外部マイクの入力、録ったあとの扱いやすさにあります。順に見ていきます。
H5studioの19.4mm大口径XYマイク
本体の頭についているのは、19.4mmの大口径ダイヤフラムを使ったXYステレオマイクです。方式は90°のXYステレオで、単一指向性。最大入力音圧は140dB SPLあります。
ZOOMはこのマイクを、ジェットエンジンの轟音まで歪みなく収音できる耐音圧だと説明しています。ダイナミックレンジは123dB。周波数特性はフラットで、原音に忠実なステレオイメージを録れるつくりです。
外部マイクを買い足さなくても、まずこのマイクだけで録り始められます。
H5studioのXLR入力はFシリーズと同じプリアンプ
外部マイクは、XLR/TRSのコンボ入力2つにつなぎます。ここにはZOOMのFシリーズと同じプリアンプが使われていて、入力換算雑音は-127dBu以下(IHF-A、150Ω)です。
入力ゲインは−∞から+60dBまで回せます。+48Vのファンタム電源も出せるので、ファンタム電源が要るマイクもそのままつなげます。
デュアルAD回路と32bit Float処理を組み合わせて、ダイナミックレンジは132dB。小さな音から大きな音まで、ノイズや歪みによる失敗のない録音ができる、とメーカーは書いています。弾き語りのように、小さな歌い出しと強く弾くところが同じ曲に入る録音を考えている人には、ここが見どころです。
H5studioはパソコンとの行き来もできる
録音はWAVで、44.1/48/96/192kHzと16/24/32-bit floatから選べます。モノラルとステレオを切り替えられて、BWFとiXMLにも対応しています。同時に録れるのは最大6トラック、再生は4トラックまでです。
USB Type-Cでパソコンにつなぐと、USBオーディオインターフェースとしても使えます。Multiモードなら4イン/2アウト、Stereoモードなら2イン/2アウトです。
細かい機能も手厚くて、録音データを30秒ごとに自動で保存する機能、Advancedリミッター、ローカットフィルタ、0.5〜2.0倍の可変速再生、A-Bリピートがそろっています。録音モードは32bit Floatと16/24bit Fixedを切り替えられ、画面は2.00インチのフルカラー液晶です。7言語の音声フィードバックにも対応しています。

H5studioを使ってみて
H5studioを手に取ったのは、弾き語りを録るたびに、音量の合わせ直しで録り直すのに疲れていたからです。それまではスマホで録っていて、強く弾いたところだけ音が割れることがありました。手持ちのXLRマイクも本体のマイクも使えるものを探して、これに決めました。
弾き語りを録るとき
録音モードを32bit Floatにして、机の上に置いて録っています。液晶はカラーで見やすく、録れているかどうかが少し離れた場所からでも分かります。
助かったのは、強く弾いた瞬間を気にしなくてよくなったことです。小さな声の歌い出しも、サビの強いストロークも同じ設定のまま録って、あとで音量をそろえるだけで済んでいます。
GAINノブが手で回すつまみなので、外部マイクの入力を合わせるときも迷いません。一方で、手に持つと重さははっきり感じます。片手で持って録るより、置いて録る使い方のほうが僕には合っていました。
トークを録ってパソコンに送るとき
話し声を録るときは、XLRのマイクを1本つないで、ローカットフィルタを入れて録っています。パソコンにUSB-Cでつなげばオーディオインターフェースとしても動くので、同じマイクをそのまま通話や配信にも使えます。
長いトークを聴き返すときは、可変速再生が地味に便利です。少し速めにして、言い直したところを探しています。30秒ごとの自動保存があるので、長く回しっぱなしにするときも気持ちが楽でした。
アルカリ電池の4トラック録音は約6時間
電源の単三電池は4本使います。目安は、2トラック録音ならアルカリ乾電池で約15時間、ニッケル水素で約13時間、リチウムで約21時間です。
4トラック録音になると、アルカリとニッケル水素は約6時間、リチウムでも約11.5時間に縮みます。メーカーの注記には「電池持続時間は当社試験法によるものです。使用条件により大きく変わります。」とあります。
XLRのマイクもつないで長く録る日は、僕は予備の電池を用意しておくか、USBバスパワーで動かしています。外で録るときに電池の持ちを気にしたくない人には、ここは引っかかるかもしれません。
大きさも、人によっては弱点になります。本体は86.0×206.0×54.6mmで、電池込みの質量は410g。僕はカバンに入れて持ち出していますが、それなりに場所を取ります。
H5studioが合う人・合わない人
- 合う:XLRのマイクを2本まで使って録りたい人
- 合う:弾き語りのように小さな音と大きな音が混ざる録音をする人
- 合わない:ポケットに入る大きさを求める人
- 合わない:4トラックで長時間を乾電池だけで回したい人
似たレコーダー2台との違い
比べる2台は、同じZOOMのH4essentialと、TASCAMのDR-40Xです。
H4essentialは4トラック同時録音で、XLR/TRSのコンボ入力が2つあります。内蔵XYマイクの最大入力音圧は130dB SPL、録音は44.1/48/96kHzの32-bit Floatです。電源は単三電池2本で、外形寸法は66.9×155.7×37.9mm、質量は電池込みで243g。ZOOM STOREの販売価格は26,900円です。
DR-40Xは4トラック録音で、ロック付きのXLR/TRSコンボ入力が2つあり、USBオーディオインターフェース(2イン/2アウト)としても使えます。電源は単3形電池3本かUSBバスパワーで、記録メディアはSD/SDHC/SDXCの最大128GBまで。外形寸法は70×155×35mm、質量は213gで、ティアックストアの販売価格は27,500円(税込)です。
XLR/TRSの入力が2つある点は、3台で同じです。違いは、同時に録れるトラック数、本体の大きさと質量、電池の本数、記録メディアと、いくつもの項目に出ます。
H5studioは最大6トラックを同時に録れて、録音は192kHzまで選べます。本体のXYマイクの最大入力音圧は140dB SPLで、同じZOOMのH4essentialの130dB SPLより高い数字です。そのぶん本体はほかの2台より大きく、質量も410g。持ち出す身軽さを優先するならH4essentialかDR-40X、6トラックの同時録音や192kHzでの録音まで使いたいならH5studio、という使い分けになります。
付属品と別売品のこと
通販では、H5studioの本体単品のほかに、専用アクセサリパッケージを組み合わせたセット品も並んでいます。この記事で書いているのは本体単品です。商品名にアクセサリパッケージとあるものは、中身も値段も別物として見てください。
専用アクセサリパックのAPH-5sには、シェルケース、ウィンドスクリーン、ACアダプター、USB-Cケーブルが入っています。ZOOM STOREの表示額は7,000円です。ACアダプターのAD-17も、別売品として出ています。
記録メディアはmicroSDHCとmicroSDXCで、対応は最大2TBまでです。カードを持っていない人は、microSDカードのおすすめから本体と一緒に選んでおくと、届いた日から録れます。パソコンとつなぐUSBケーブルには、データ転送に対応したものを使うよう注意書きがあるので、そこも見ておいてください。
付属のXYマイクは、XYH-5eとXYH-5sの2通りの型番で書かれています。型番や付属品の中身を細かく知りたい人は、販売店に確かめてみてください。
マイクを替えたくなったときは、マイクカプセル交換システム3.0に対応していて、別売のSSH-6eやEXH-6eに付け替えられます。
H5studioをすすめたい人
H5studioは、本体のXYマイクとXLRの入力2つで、音楽もトークも1台で録れるレコーダーです。32bit Floatで録れるので、小さな音と大きな音が混ざる録音でも歪みを気にせず回せます。大きさと電池の持ちを受け入れられるなら、弾き語りやポッドキャストを始める1台として僕は推します。
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使い方で1つだけ伝えるなら、録り始める前に、録音モードが32bit Floatになっているかを画面で確かめることです。16/24bit Fixedにも切り替えられるので、僕は録るたびに見るようにしています。
本体単品の値段は、こちらから見られます。
※本記事はプロモーションを含みます

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