オーディオテクニカ ATH-M30xレビュー|宅録向きの音と弱点

音響機器のミキシングコンソール

自宅で打ち込んだ曲や録った演奏を、味付けなしで聴き返せるヘッドホンはどれでしょうか? 型式や重さは、少し下の基本情報の表にまとめました。オーディオテクニカのATH-M30xは、明瞭度の高い音を狙った密閉型のモニターヘッドホンです。家で録音やミキシングの確認をしたい人の、最初の1台としてすすめます。

この記事でわかること

  • ATH-M30xの音と作りの特徴
  • 宅録とギター練習で使ってみた感想
  • 3mのコードや蒸れといった弱点
  • ATH-M20x・ATH-M40xとの違い

家の机でも気軽に使えますよ。

オーディオテクニカ プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M30x

オーディオテクニカ プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M30x

参考価格 13,310円前後

録音やミキシングのモニタリング用に、密閉型の有線ヘッドホンを探す人向け。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

プロフィールを見る ▶ YOUTUBE

目次

ATH-M30xの基本情報

ATH-M30xは、オーディオテクニカが「プロフェッショナルモニターヘッドホン」として出しているモデル。密閉ダイナミック型で、コードでつなぐ有線のモデルです。

項目内容
ブランドオーディオテクニカ(audio-technica)
型番ATH-M30x(プロフェッショナルモニターヘッドホン)
型式密閉ダイナミック型・有線
質量220g(コード除く)
コードとプラグ3mの片出しコード・φ6.3mm標準/φ3.5mmミニの2ウェイプラグ
価格(税込)13,310円
数字は各商品ページの表記にもとづきます

表の220gは、コードを除いた重さです。発売日は2014年2月14日になります。色違いのモデルは案内されていません。値段は時期で動くので、下のボタンの先で今の額を見てから決めてください。

オーディオテクニカ プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M30x

オーディオテクニカ プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M30x

参考価格 13,310円前後

録音やミキシングのモニタリング用に、密閉型の有線ヘッドホンを探す人向け。

ATH-M30xの良いところ3つ

このヘッドホンの売りは、音の聴き取りやすさ、外の音のさえぎり方、扱いやすい作りの3点です。順番に見ていきます。

ATH-M30xは新開発のφ40mmドライバーで音がクリア

音を決めているのは、新しく開発された強磁力のφ40mmドライバーです。ボイスコイルにはCCAWを使っていて、明瞭度の高い音を出すように作られています。

公式はこのモデルを、スタジオモニタリングなどに向けたモニターヘッドホンとして紹介しています。うたっているのは「広帯域でフラットな特性」で、解像度の高いモニタリングができる、という説明です。

再生周波数帯域は15~22,000Hz、インピーダンスは47Ω、出力音圧レベルは96dB/mWです。数字だけ見てもピンと来ないかもしれません。要は、広い音域を、どこかだけ持ち上げずに聴かせる作りということ。

メーカーが挙げている使い道も、スタジオでのレコーディングやミキシングです。家で同じ作業をするなら、そのまま当てはまります。録った音のバランスを細かく詰めたい人に向いたヘッドホンです。

ATH-M30xは楕円形のイヤカップで外の音を防ぐ

イヤカップは楕円形です。遮音性を高めるための形で、長い時間使っても快適にモニタリングできるようにしてあります。

型式は密閉ダイナミック型です。そこにこの楕円形のイヤカップを合わせて、外の音をさえぎる側に寄せた作りです。

イヤパッドとヘッドパッドには新しく採用した素材を使っていて、耐久性を高めています。

ATH-M30xはたためて、コードは片側から1本

持ち運び用に折りたたみ機構がついています。たたんで付属のポーチに入れられるので、スタジオや練習場所へ持っていくのも苦になりません。

コードは片側からだけ出る片出しコードです。取り回しやすく、絡みにくいのが利点です。長さは3mで、線材にはOFCリッツ線を使っています。

プラグは金メッキのステレオ2ウェイです。φ6.3mm標準とφ3.5mmミニの2つのサイズに対応していて、太い差し込み口の機材にも、細い差し込み口の機材にもつなげます。

宅録とギター練習で使ってみて

かぶるときのコツは、コードが出ている側を機材のある側に向けることです。片出しコードなので、向きをそろえておくだけで顔の前をコードが横切りません。

僕はM30xを、打ち込んだ曲の聴き返しと、夜のギター練習に使っています。どちらもスピーカーで音を出しにくい時間の作業です。夜の部屋でも、まわりの物音に気を取られにくいのは助かっています。

打ち込みの曲を夜に聴き返すとき

聴き返してみると、ベースとキックが重なったところでも、それぞれの音が分かれて聴こえます。低音だけがふくらんで、ほかの音が埋もれる感じはあまりありません。

そのおかげで、ボーカルが小さすぎる、ハイハットだけ浮いている、といった粗に気づきやすくなりました。気づいたところをその場で直して、また聴き直す。この往復がしやすいヘッドホンです。

外の音が入りにくいので、音量を上げすぎなくても細かいところまで拾えます。リバーブの消えぎわまで追いやすいと感じました。耳が疲れにくいのも、夜の作業ではうれしい点でした。ヘッドパッドが頭に当たる感じもやわらかく、つけたままミキシングに戻りやすいです。

ギター練習で首にかけたまま

ギターの練習では、アンプのヘッドホン端子にφ6.3mm標準のプラグで挿しています。コードが3mあるので、椅子から少し立ち上がっても引っぱられません。

休むときは首にかけておくことが多いのですが、重さはあまり気になりません。スタジオへ持ち出す日は、たたんでポーチに入れてリュックへしまっています。

コードが片側からしか出ていないので、ギターのネックに絡みにくいのも助かりました。練習のたびにコードをほどく手間がほとんどありません。弾いたフレーズを録って聴き返すときも、ヘッドホンを替えずにそのまま確かめられます。

3mのコードと夏の蒸れ

使っていて気になった点もあります。まずはコードの長さです。

コードの長さは3mです。机や練習場所では余裕のある長さですが、外に持ち出してスマホで聴くには長すぎます。僕は持ち出すときにコードを束ねていて、毎回その手間がかかります。

次に、夏場の蒸れです。密閉型なので、暑い時期は耳のまわりに熱がこもります。冬はむしろ暖かくて快適ですが、夏の長い作業ではときどき外して休ませるようにしました。

遮音がしっかりしているぶん、まわりの音にも気づきにくくなります。キッチンタイマーの音を聞き逃したことがあるので、火を使っているときは片耳を外すようにしました。

ワイヤレスでは使えない点も、人によっては気になるはずです。M30xは有線専用なので、コードなしで動き回りたい人には合いません。

M30xを選んでいい人・ほかを見たほうがいい人

  • 選んでいい:家で録音やミキシングの音を聴き返したい人
  • 選んでいい:楽器の練習で、外に音を出さずに確かめたい人
  • ほかを見たい:通勤や散歩でコードなしで聴きたい人
  • ほかを見たい:暑い部屋で長くつけっぱなしにしたい人

M20x・M40xと比べると

M30xと同じシリーズに、ATH-M20xとATH-M40xがあります。3機種とも2014年2月14日に発売された密閉ダイナミック型で、ドライバーはどれもφ40mm。

モデル音まわりの仕様作り
ATH-M20x15~20,000Hz・最大入力700mW・47Ω約190g・コード3.0m
ATH-M30x15~22,000Hz・最大入力1,300mW・47Ω220g・3mの片出しコード
ATH-M40x15~24,000Hz・最大入力1,600mW・35Ω240g・着脱コード2本・90度の反転モニター機構
数字は各商品ページの表記にもとづきます

出力音圧レベルは、M20xとM30xが96dB/mW、M40xが98dB/mWです。M20xは、M30xの220gに対して約190gです。最大入力は700mWで、M30xの1,300mWより小さい値になっています。公式の税込価格は9,680円です。

M40xは、コードを付け替えられるのが大きな違いです。1.2mのカールコードと3.0mのストレートコードの2本が付いていて、90度の反転モニター機構もあります。公式の税込価格は16,940円です。

3機種は、重さだけでなく、再生周波数帯域や最大入力、コードの仕様もそれぞれ違います。重さを少しでも抑えたい人はM20x。長さの違う2本のコードを付け替えて使いたい人や、反転モニター機構がほしい人はM40x。M30xは、重さも再生周波数帯域の上限も、この2機種のあいだに入るモデルです。

密閉型以外も含めて広く比べたい人は、ヘッドホンのおすすめにほかのメーカーのモデルをまとめています。

M30xで押さえておきたいのは、片側から1本だけ出るコードと、たたんでポーチに入れられる作りの2つです。机と練習場所を行き来する使い方なら、この2つが毎日の手間に関わってきます。

型番と交換用イヤパッドの確かめ方

注文するときは、型番がATH-M30xになっているかを見てください。ATH-M20xやATH-M40xは名前がよく似ていますが、別の商品です。

確実に見分けたいときは、JANコード4961310125417で照らし合わせると間違えません。販売ページにJANが載っていれば、この番号と同じかどうかを確かめるだけです。

付属品はポーチです。交換用のイヤパッドはHP-M30xという型番で、別売で用意されています。替えたくなったときは、この型番で探せば迷いません。

ATH-M30xを選ぶ理由

ATH-M30xは、φ40mmドライバーで明瞭度の高い音を出す密閉型のモニターヘッドホンです。楕円形のイヤカップで外の音をさえぎり、たためて持ち出せて、コードは片側から1本で取り回しやすい。家で録音やミキシングの音を聴き返したい人の1台目にちょうどいいモデルです。

楽器をこれから始める人は、初心者向けギターのおすすめもあわせて見ておくと、練習の道具がそろえやすくなります。

届いたら、まず手持ちの機材の差し込み口がφ6.3mmかφ3.5mmかを見てから挿してください。

オーディオテクニカ プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M30x

オーディオテクニカ プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M30x

参考価格 13,310円前後

録音やミキシングのモニタリング用に、密閉型の有線ヘッドホンを探す人向け。

※本記事はプロモーションを含みます

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

コメント

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。

目次