エイジングケアのクリームは、たいてい重い。重いから効いている気がして、朝には使えない——という形になりがちです。キュレルのこれは、そこが少し違いました。
この記事でわかること
- エイジングケアのクリームで重さが問題になる理由
- 朝に使えるかどうかの分かれ目
- 潤浸保湿のクリームとの差
- ジェルクリームとどちらを選ぶか
重さと効き目は別の話
油分が多いほど水分は逃げにくくなりますが、それは「フタが厚い」だけで、肌の中で何かが増えるわけではありません。重さを効き目の証拠だと思わないほうが、選択肢が広がります。
成分表から読めること

有効成分と全成分
| アラントイン(有効成分) | 肌荒れを防ぐ有効成分(消炎剤) |
| グリセリン | 水を抱える保湿成分。配合量順で上位にあるほど、しっとり側に振ってある |
| ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド | 公式が「セラミド機能成分」と呼んでいるものの正体。キュレルの全ラインに入っている、このブランドの背骨 |
| アスナロエキス | ヒノキ科の植物エキス。整える側で、キュレルの複数のラインに共通して入っている |
| ユーカリエキス | 公式が「潤い成分」として名指ししている植物エキス。セラミド機能成分と必ずセットで入っている |
| パラベン | 防腐剤。キュレルは防腐剤フリーではない。ここを誤解したまま勧めている記事が多い |
成分は花王 キュレル公式サイトの表示による(医薬部外品)
| ブランド | キュレル(花王) |
| 商品名 | キュレル エイジングケアシリーズ フェイスクリーム【医薬部外品】 |
| 位置づけ | シリーズの最後に重ねる。ハリ感に寄せた設計 |
| 使う場所 | 顔全体でなく、乾く場所に絞るのが現実的 |
| 肌への配慮 | 弱酸性・無香料・無着色・アルコールフリー(エチルアルコール無添加) |
使ってみて
指ですくうとしっかり固形ですが、手のひらで温めると素直にゆるみます。顔に置いてから伸ばすまでの時間が短く、こすらずに済みました。
目のまわりと口のまわりに効く
全顔に広げるより、動きの多い場所に置くほうが手応えがある。笑ったときの乾いた感じが、翌朝に持ち越されにくくなりました。
比べたうえで「これだ」と思ったなら、こちらです。
潤浸保湿のクリームとの違い
保湿の持ちだけを見るなら、正直そこまで大きな差はありません。違うのは塗ったあとの肌の張りで、こちらのほうが少しだけ弾みます。ただこれは翌朝には落ち着くので、積み上がる差なのかどうかは1シーズン見ないとわからない。
ジェルクリームとの選び分け
同シリーズにはジェルクリームもあります。重さが苦手ならそちら、冬にしっかり守りたいならこちら。両方は要りません。季節で持ち替えるより、自分がどちらを続けられるかで選んだほうがいい。
目のまわりに使うときの注意
目のまわりは皮膚が薄いので、顔と同じ量を置くと重くなります。薬指で軽く置いて、こすらずに温めるだけにとどめるのがいい。
それと、朝に目のまわりへ厚く塗ると、日中に目のふちがにじんだように光ることがあります。朝は目のまわりを避けるという割り切りも、選択肢のひとつです。
1シーズン使って残ったもの
冬を1つ越えて残った実感は、「粉をふく日が減った」という一点でした。ハリについては、正直はっきりとはわかりません。
ただ乾きにくくなると、肌をこする回数が減ります。こすらない日が積み上がることのほうが、結果としては大きいのかもしれない、というのが今の見方です。
残念なところ
ジャー容器なので、出先には持っていけません。それと価格。毎日全顔に使うと減りが速く、続けるなら塗る場所を絞る前提になります。
シリーズで固めるかどうか
エイジングケアシリーズは化粧水・クリーム・ジェルクリームの3つです。全部そろえると出費がまとまって重くなるので、まず1つだけ入れ替えるのがすすめです。
入れ替えるならクリームからでした。化粧水は潤浸保湿のままでも、最後に重ねるものを変えるほうが手触りの差が出やすい。土台より仕上げのほうが、体感に近いところにあります。
半年使ってから次を考える
1つ替えて半年。それで物足りなければ次を替える。この速度なら、どれが効いたのかを見失いません。一気にそろえると、良くも悪くも原因が分からなくなります。
ジャー容器との付き合い方
指ですくう形なので、そのまま使うと容器の中に手の菌が入ります。気になるならスパチュラを使う。僕は無印の小さなヘラを1本置いて、それで取っています。
あとはフタを最後まで閉めること。半分閉まりで置くと、表面が乾いて固くなります。固くなったところは伸びが悪く、こすることになるので結局は肌に返ってくる。
冬の1シーズンを通して
11月から3月まで使いました。外を歩く時間が長い日ほど手応えがあり、室内にいる日は乳液でも足りていた気がします。環境で必要量が変わるので、毎日同じ量を塗る必要はありません。
いちばん助かったのは、マスクを外したときの口まわりでした。擦れて乾く場所に前の晩から油分を置いておくと、翌日の荒れ方がまるで違います。
鼻の下と口角に置く
顔全体ではなく、擦れる場所に置く。鼻の下、口角、あごの先。この3点だけでも、翌朝の状態が変わりました。クリームは面ではなく点で使うほうが、費用対効果が高いというのが1シーズンの結論です。
クリームを足す判断
クリームは、乳液で足りなくなってから足すものです。最初からクリームに行くと、自分がどれだけの油分を必要としているのかが分からなくなる。
目安は、朝起きたときの頬の状態です。前の晩に乳液まで塗って、朝に頬がつっぱっているならクリームの出番。つっぱっていないなら、まだ乳液で足ります。
部分的に足すところから
いきなり全顔ではなく、乾く場所だけに足す。頬と口まわりから始めて、それで足りなければ範囲を広げる。足りているのに広げると、テカりが出るだけです。
塗る時間帯で印象が変わる
風呂上がりすぐに塗ると、肌がまだ湿っているぶん伸びが良い。逆に寝る直前だと、表面が乾いていて伸ばすときに引っかかります。風呂を出て5分以内が、いちばん使いやすい時間でした。
朝に使う日は、洗顔と化粧水のあと、髭を剃るなら剃ったあとに置きます。剃る前に塗ると刃が滑りすぎて深く当たるので、順番は守ったほうがいい。
量の目安
パール1粒より少し小さいくらいを、頬・口まわり・目のまわりに分けて置きます。一度に全部を手のひらで伸ばすと、乾かない場所にまで広がって重くなる。
置いてから伸ばすまでのあいだに、手の熱で少しゆるみます。置く → 待つ → 伸ばす。この3拍子にすると、同じ量でも広がり方が変わりました。
キュレルの別の製品なら、エイジングケアシリーズ 化粧水と並べて読むと違いが見えます。
キュレルで近い立ち位置のものだと、潤浸保湿 フェイスクリームも同じ順番で読めます。
この記事の要点
重さを効き目と取り違えない。全顔ではなく動きの多い場所に置く。ジェルクリームとは併用せず、続けられるほうを選ぶ。
※本記事はプロモーションを含みます

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