ナチュラルなインテリアは木の色を揃えると失敗しない|3つの選び方

ベージュでまとめた部屋

ナチュラルな部屋にしたいなら、家具を買い足す前に、その部屋で使う木の色を2つまでに決めてしまうのが早いです。

「インテリア ナチュラル」で画像を眺めて、出てくる部屋と自分の部屋の差を家具のグレードだと思っている人ほど、この決め方が効きます。僕もカートに棚を入れたまま、ナチュラルオークにするかダークオークにするかで何日も止まっていたことがあって、そのとき迷っていたのは値段ではなく色でした。基準になる色が決まっていないから、どれを選んでも正解に見えなかっただけだと思います。

決め方自体は複雑ではありません。面積の大きい家具で基準色を1つ決める、2色目はそこから遠ざけない、3色目が欲しくなったら色ではなく素材のほうを足す。やることは、その順番を守るだけです。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

プロフィールを見る ▶ YOUTUBE

目次

木の色を2つまでに絞ると、ナチュラルは勝手にまとまる

ナチュラルな部屋を作るときに最初にやることは、素材選びでも配置換えでもなく、その部屋で使う木の色を2つまでに決めることです。僕の部屋は一時期、ラックが白っぽいオーク、テレビ台が濃い茶色、テーブルだけ少し赤みのある木、という状態でした。写真に撮ると何かがおかしいのに、原因が分からないまま「物が多いからだ」と思い込んで捨てるものを探していた時期があります。結局、物の量は今もほとんど変わっていません。変えたのは木の色の数だけでした。

ナチュラルという言葉は範囲が広くて、白木に近い明るい色から、ウォールナットのように暗い色まで全部が「木」です。だから自分では木で揃えたつもりでも、明るさがばらばらだと目は別々のものとして拾ってしまう。逆に色を2つに絞ってしまえば、家具の形もメーカーも揃っていない部屋が、それなりにまとまって見えます。

ここで言う2つは、基準になる色を1つと、それに寄せた色を1つという意味。3つ目を足した瞬間に、どれが基準なのかが読めなくなります。この記事では、その2色をどう決めて、どう守って、木を増やさずに自然素材の感じだけ足すかを、3つの選び方に分けて書きます。

なお、雑誌やSNSで見るナチュラルな部屋が整って見えるのは、たいてい家具のグレードが高いからではありません。写り込んでいる木の色が1色か2色しかないだけです。逆に言うと、値段をかけずに真似できるのはこの部分だけとも言えます。素材の質やブランドは後から効いてくる要素で、最初に効くのは色の数のほう。

部屋のインテリア(1)

選び方1|木の色は面積の大きい家具から決める

部屋で一番大きい木の面が、その部屋の基準色になります。クッションやトレーをどれだけ吟味しても、壁一面を占める棚が違う色をしていれば、目はそちらを先に見る。だから決める順番は大物が先、小物が後です。

僕が転んだのはまさにここでした。気に入ったテーブルとチェアを先に買って、収納は後から寸法と値段だけで選んだ。その結果、部屋で一番大きい木の面が、想定していなかった色になりました。基準色を、あとから来た家具に持っていかれた形です。

とはいえ、大物から決めると言われても、いきなり無垢のシェルフを買うのは重い。現実的なのは、同じ形のまま色を選べる棚を1本入れて、それを部屋の基準色にしてしまうやり方です。色の選択肢が用意されている製品なら、既存の家具に寄せるのも、まっさらな状態から決めるのも手間は変わりません。

白井産業のタナリオ TNL-1559 は、幅59×奥行29×高さ150cmのフリーラックで、色はナチュラルオーク/ホワイトオーク/ダークオークの3種類。移動できる棚板が4枚入り、天板・棚板・地板の耐荷重はいずれも10kg、本体の重量は約18.5kgです。タナリオというシリーズ自体が高さ6サイズ・幅5サイズ・3色で全78種類あり(すべての組み合わせが揃っているわけではありません)、あとから別の場所に足すときも「同じ色のまま寸法だけ変える」ことができる。基準色を決める側の1本としては、扱いやすい構成だと思います。

白井産業 タナリオ フリーラック TNL-1559(幅59×奥行29×高さ150cm)

白井産業 タナリオ フリーラック TNL-1559(幅59×奥行29×高さ150cm)

参考価格 11,800円前後

本命枠。部屋の木の色を“決める”側の大物。ナチュラルオーク1/ホワイトオーク/ダークオークから1色だけ選ぶ

気をつけたいのは、扉のないオープンシェルフだという点。置いたものがそのまま視界に入るので、色を揃えても棚の上が雑多なら、まとまって見える効果は打ち消されます。奥行29cmは壁際に寄せやすい代わりに浅く、レコードや大きめの収納ボックスは前にはみ出す。それと、色が3種類あることは選ぶときの利点であると同時に、後から「もう1本、今度は別の色で」と買い足しやすい入口でもあります。2色までのルールを自分で崩す典型がこれなので、増設するなら同じ色でと最初に決めておきたいところ。素材はプリント紙化粧繊維板で、木目は印刷です。無垢や突板のような木そのものの表情は出ませんが、個体ごとの色ムラが無いぶん、基準色としてはむしろ読みやすい。

明るい木と濃い木、どちらを基準にするか

基準色をどちらに振るかで迷ったら、部屋の広さと日当たりで決めるのが分かりやすいです。ワンルームや窓が小さい部屋なら明るい木のほうが壁と地続きに見えて、家具の存在感が下がる。逆に、日中よく光が入る部屋や、床がすでに明るい色で足元が白っぽく浮いている部屋なら、濃い木を基準にしたほうが締まります。

僕は北向きの部屋に住んでいた頃、濃い茶色の家具を基準にして失敗しました。夕方になると家具のかたまりだけが暗く沈んで、部屋が実際より狭く見える。今は明るい木を基準にして、濃い色は座卓と椅子の脚まわりだけに残しています。基準色は「好きな色」ではなく「面積を取っても平気な色」で選ぶ、というのが今のところの結論です。

床の色を3色目に数えるかどうかもよく迷うところですが、賃貸の床は自分で選べない前提なので、僕は数えていません。数えるのは、あくまで自分で買った家具の木目だけ。ただし床がかなり赤みの強い色だったり、逆に白に近かったりする場合は、基準色をそちらに寄せておくと家具が浮きにくくなります。

選び方2|2色目は「同じ形で色違い」から選ぶ

すでに家具が揃っている人は、基準色を決め直すより、2色目をこれ以上増やさないほうが現実的です。手持ちの木が明るい色と暗い色の2種類で止まっているなら、その2つで打ち止めにして、次に買うものはどちらかに寄せる。

このとき効くのが、同じ形で色違いが用意されている製品です。形が共通していれば、色が多少違っても「シリーズ違い」に見えて、まったく別の家具には見えません。逆に、形も色も違うものを足すと、2色のつもりでも視覚的には3つ目のグループが生まれます。

東谷(AZUMAYA)のサイドテーブル PT-615 は、オーク/ウォールナット/ホワイトウォッシュの3色が同じ形で用意されています。サイズは幅50×奥行29.5×高さ36.5cm、重量4.8kg、静的耐荷重10kg、台湾製の完成品なので届いたら置くだけ。縦置きと横置きのどちらでも使えるので、ソファの脇でも、ベッドサイドでも、手持ちの木の色に近いほうを選んで足せます。手元の家具に明るいオーク系が多いならオーク、濃い茶が基準ならウォールナット、白っぽい床に合わせたいならホワイトウォッシュ、という振り分けができる1台です。

東谷(AZUMAYA)サイドテーブル PT-615(オーク/ウォールナット/ホワイトウォッシュ)

東谷(AZUMAYA)サイドテーブル PT-615(オーク/ウォールナット/ホワイトウォッシュ)

参考価格 11,000円前後

すでに家具がある人が“2色目を作らない”ための1台。同じ形のままオーク/ウォールナット/ホワイトウォッシュから既存の木に寄せて選べる

ただ、サイドテーブルなので収納力はほとんどなく、これ1つで部屋の印象が変わることはありません。小さいわりに値段は控えめとは言えず、置き場所を決めないまま買うと、縦置きも横置きもできる自由さが逆に中途半端さになります。天板は無垢ではなく天然木化粧合板、いわゆる突板で、板の厚みは公表されていません。もう1つ、買うタイミングの話として、ナチュラルな部屋で本命になるオークは東谷の公式通販では在庫が切れていて、小売に残っているぶんが最後になる可能性があります。「3色から選べる」という前提が、この色に関しては先に崩れるかもしれない、という点は頭に入れておいてください。

寸法や仕様で見るところ先に知っておきたいところ
部屋の基準色を決める大物幅59×奥行29×高さ150cm・可動棚4枚・耐荷重10kg・重量約18.5kg・3色木目はプリント(プリント紙化粧繊維板)/扉が無く置いた物が見える/奥行29cmは浅い
2色目を増やさないための1台幅50×奥行29.5×高さ36.5cm・重量4.8kg・静的耐荷重10kg・完成品・3色突板で板厚は非公表/オークは公式通販が在庫切れ
木を増やさず素材だけ足す約120×180cm(約1.5畳)・ジュート・インド製・手織り洗えない/1枚ずつ手作りでサイズと色にばらつき
寸法と仕様は各社の公式表記から。公表されていない項目は「非公表」と書いています。

選び方3|木を増やさず、床で素材を足す

2色に絞ると、部屋は整う代わりに少しあっさりします。ここで「もう1色、木を足そう」と考えると振り出しに戻るので、足すのは色ではなく素材です。いちばん面積を取れて、いちばん失敗しにくいのが床。

部屋のインテリア(2)

ここで言う素材というのは、麻、綿、陶器、籐、和紙といった、木目を持たない自然素材のこと。どれも色としては生成りやベージュの範囲に収まるので、基準色が明るい木でも濃い木でも喧嘩しません。木を足すと色が増えますが、素材を足しても色は増えない——この違いが、2色ルールを守りながら部屋に表情を足せる理由です。

自然素材のラグを1枚敷くと、木の色を増やさずに、ざらっとした手触りと編み目の陰影が部屋に入ります。木は2色のまま、質感だけ3つ目の要素として足す形。麻や綿の質感は明るい木とも濃い木ともぶつからないので、基準色がどちらでも後から足せます。

萩原のジュートラグ「トロン」は約120×180cm、素材はジュートで、インド製の手織り。ホットカーペットと床暖房に対応しているので、冬に敷きっぱなしにしておける点も扱いやすいところです。品番270098810がトロンのホワイト。同じトロンでもグレーは270098800と1桁違いの別品番になっているので、注文画面では品番まで見て確定させてください。木の色をこれ以上増やしたくない、でも部屋が硬く見える——という段階の人に向いた枠です。

萩原 ジュートラグ トロン 約120×180cm(品番270098810)

萩原 ジュートラグ トロン 約120×180cm(品番270098810)

参考価格 11,521円前後

木の色を3色目に増やさずに自然素材の質感だけ足したい人。床側で“ナチュラル”を作る枠

一方で、公式に洗えないと明記されている点は先に知っておくべきところ。床に敷くものなので、飲みこぼしや食事の頻度が高い部屋だと運用が窮屈になります。1枚ずつ手で織られているぶん、寸法や色味には個体差が出る。約120×180cmは約1.5畳なので、大きめのソファの前に敷くと思ったより小さく見えることもあります。厚みと重量は公表されていません。なお「メーカー直送・代引不可・北海道沖縄離島不可」といった条件は、商品そのものの制約ではなく出品している店ごとに違います。代引きに対応していて北海道や沖縄にも送料追加で発送する店もあるので、条件が合わない場合は店を変えれば解決することがあります。

色を揃えたのに散らかって見えるとき

木を2色にしたのに、まだ落ち着かない。その場合、原因は色ではなく見えている物の量であることが多いです。特にオープンシェルフを入れた部屋では、棚の中身がそのまま壁の模様になります。

これは色の話ではないので、木を1色に減らしても解決しません。棚の前に立って写真を1枚撮ってみると分かりやすくて、目で見ているときは気にならなかった箱や袋のロゴが、写真だと一気に主張してきます。僕の場合、犯人はたいてい家電の箱と、買ったままの紙袋でした。

僕がやったのは、棚の1段だけを空けることでした。全部を美しく並べるのは無理なので、視線が最初に行く高さの1段だけを何も置かない段にする。残りの段は多少ごちゃついていても、目が休む場所があるだけで印象が変わりました。箱に入れて隠すより、空きを作るほうが早い。

もう1つよくあるのが、木の色は揃っているのに、布の色が散らかっているケース。カーテン、ラグ、クッションカバー、ベッドカバーと、布は面積のわりに数が多いので、ここが4色5色になっていると木を2色に絞った効果が見えにくくなります。布についても考え方は同じで、白・生成り・グレーあたりから2色を選んで、それ以外は差し色1点までにしておくと収まります。

黒や白といった無彩色は、木の色の数には数えなくて大丈夫です。照明のシェード、時計、家電の類はたいてい黒か白なので、これを木の色として数え始めるとルールが回らなくなります。数えるのは、あくまで木目が見えている面だけ。家電の色と置き場所をどう決めるかは、メンズガジェット 完全ガイドにまとめています。

買う前に決めておく2つのこと

順番としては、まず基準色を1つ決める。次に、手持ちの中で基準色に寄せられないものが何点あるかを数える。その2点だけ先に決めておけば、店頭やカートの前で迷う時間はかなり減ります。

買う前に決める2つ

  • 1. 部屋で一番面積の大きい木の面を、どの色にするか
  • 2. その色に寄せられない家具が何点あるか(3点以上なら、大物のほうを買い替える判断もある)
  • 3つ目の色を足したくなったら、色ではなく素材(麻・綿・陶器)で足す

僕自身、この2つを決めるまでに1年くらいだらだらと家具を足していました。決めてからは、買う候補が勝手に絞られていくので、悩む対象が「色」から「サイズ」に変わっただけでも楽になっています。

買う順番についても、迷ったら大物からで問題ありません。ラグや小物を先に揃えると、あとから来る大物に基準色を書き換えられて、揃えたはずの小物が浮きます。逆に大物さえ先に決まっていれば、小物は基準色に寄せるか、無彩色にするかの二択に落ちるので、選ぶのが速い。予算の都合で一度に買えない場合も、最初の1点だけは面積の大きいものにしておくと、その後の判断が楽になります。

もし今の部屋がすでに3色以上になっているなら、全部を買い替える必要はありません。一番面積の小さい色から手放すのが現実的です。小さい木製品——スツール、ゴミ箱、鏡のフレームあたりは、買い替えの負担が軽いわりに、色の数を1つ減らす効果はそのまま出ます。大物を残したまま数だけ減らせるので、ここから着手するのがおすすめ。

合わせて読む

木の色を2つに絞る、というのは制約のようでいて、実際は選ぶ手間を減らすための仕組みです。基準色さえ決まっていれば、次に何を買うかは寸法と値段の話に落ちる。うまくいかなかったときも「色が増えたな」と原因の見当がつくので、戻し方が分かるのが一番助かっている部分でした。

部屋づくりで、一緒に考えると早いもの

※本記事はプロモーションを含みます

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

コメント

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次