台所を片づけるなら、物を減らすより先に、出しっぱなしにしていい物を置き場ごとに1つずつ決めたほうが早いです。僕はコンロ横、シンク横、冷蔵庫の中の3か所を決めました。それだけで調理台の見え方が変わっています。
休みの日に調理台の上を全部片づけたのに、三日も経つと菜箸もお玉も油のボトルも元の位置に戻っている。僕は何度もそれを繰り返しました。原因は物が多いことではなく、使ったあとに戻す先が決まっていないことでした。料理をする人の台所で道具は減らないので、減らす方向で考えているかぎり同じところへ戻ってきます。
最初に手を付けるのはコンロ横です。火のそばはもともと置ける物が限られるぶん、選ぶのに迷いが少なく、直したときの変化が大きい。決める順番と、僕が3か所に何を置いているかを順に書いていきます。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
キッチンは「出しっぱなしにする物」を3つ決めた時点で片づく
台所が散らかって見えるのを直したいなら、最初にやることは物を減らすことではありません。出しっぱなしにしていい物を、置き場ごとに1つずつ決める。これだけで見え方が変わります。
僕が決めたのは3か所です。コンロ横に1つ、シンク横に1つ、冷蔵庫の中に1つ。この3つが決まると、それ以外の物は「決めた枠に入らないから引き出し」と自動的に行き先が決まる。判断が要らなくなるぶん、使ったあとに戻せるようになりました。
インテリアの記事を読むと、たいてい最初に「まず物を減らしましょう」と書いてあります。ただ、料理をする人の台所で物は減らない。菜箸もお玉もフライ返しも毎日使うし、水切りかごを捨てたら洗った食器の置き場が消えるだけ。減らせない物を無理に引き出しへ押し込むと、使うたびに出して戻す手間が増えて、三日で全部が調理台の上に戻ってきます。僕は一度それをやって失敗した。
だから逆にした。出す物を減らすのではなく、出す場所を決める。
散らかって見えているのは、量ではなく置き場の数
同じ本数の道具でも、調理台の上に3か所に散っているのと、1か所に立ててあるのとでは、目に入る情報量がまったく違います。人の目は「物の個数」より「まとまりの個数」を数えている。菜箸とお玉とトングが別々の場所に転がっていれば3つの散らかりですが、同じ筒に立っていれば1つの塊です。
インテリアの話をしているのに収納の話に聞こえるかもしれませんが、台所に限ってはここが分かれ目でした。おしゃれな雑貨を足すより先に、まとまりの数を減らすほうが効きます。
| 置き場所 | 出しっぱなしにする物 | 決めるときに見るところ |
|---|---|---|
| コンロ横 | 毎日使う調理道具だけ | 貼る面が磁石の付く素材かどうか |
| シンク横 | 水切りかご1つ | 作業台の奥行きと、かごを置く向き |
| 冷蔵庫の中 | 白い保存容器 | 色数を増やさないこと |
決める順番はコンロ横、シンク横、冷蔵庫の中
この順番にしたのは、直したときの見た目の変化が大きい順だからです。コンロ横は火のそばなので放り出せる物が少なく、選択肢がもともと狭い。シンク横は水を使うので置ける物が限られる。冷蔵庫の中は扉を閉めれば見えないぶん、後回しでも困りません。
上から順に手を付ければ、1か所終わるたびに調理台が広くなるのが分かります。

コンロ横に出すのは調理道具だけにする
コンロ横は、油はねと熱があるので置ける物が限られる場所です。紙のパッケージや布巾を火のそばに置き続けるのは避けたい。ここに出すのは、毎日握る調理道具だけと決めるのが一番ラクでした。
置き方は、立てる一択です。寝かせて置くと油が当たる面が広くなるし、取り出すときに隣の道具を巻き込む。立てるなら、壁面かレンジフードの側面にマグネットで貼る方式が調理台を1cmも使いません。
山崎実業のtowerシリーズにあるマグネットキッチンツールスタンド(品番5146・ホワイト/5147・ブラック)が、この用途にそのまま当たる形をしています。公式が出している寸法はW13.5×D5×H14cm、重さ540g、耐荷重1.5kg。中は仕切りで2つに分かれていて、内寸は8×4.5cmと5×4.5cmです。
ここで先に言っておくと、この容量は小さい。内寸8×4.5cmの側は、菜箸とお玉を挿した時点でほぼ埋まります。トングやヘラまで全部入れたい人には足りません。耐荷重も1.5kgなので、鋳物の重い道具を何本も挿す前提の作りではない。「毎日使う3〜4本に絞る」と腹を決めた人の道具であって、道具の総量が多い台所には向きません。
もうひとつ、マグネットである以上、貼る面が磁石の付く素材でないと使えない。レンジフードや冷蔵庫の側面が樹脂やアルミだと付きません。買う前に冷蔵庫のマグネットを剥がして、貼りたい場所に当ててみるのが確実です。磁力そのものの数値はメーカーが公開していないので、そこは実物で確かめるしかない。
同じシリーズに「ツールスタンド ワイド」(品番7841/7842)という名前の近い品もありますが、あれはマグネットではなく、底にシリコーンマットを敷いた置き型です。高さはどちらも14cm前後で見た目が似ているので、貼るか置くかと品番で見分けてください。検索するとどちらも同じ一覧に並びます。
条件で振り分けるなら、こうなります。貼りたい場所に磁石が付いて、出す道具を3〜4本まで絞れるならマグネット式。面がない、あるいは道具を絞れないなら、置き型か引き出しのほうが現実的です。まず1か所だけ直してみたい、2,000円台で試したいという入り方にはちょうどいい枠でした。
山崎実業 tower(タワー) マグネットキッチンツールスタンド ホワイト 品番5146
参考価格 2,200円前後
予算重視。2,000円台で1か所だけ直したい、まず1つ買って様子を見たい読者に当てる枠
コンロ横に出さないと決めた物
ついでに、出さないほうに回した物も挙げておきます。塩と砂糖の詰め替え容器、油のボトル、フライパン。この3つは出しっぱなしにしていた時期がありましたが、どれも表面に油が乗って、拭く手間が増えただけでした。
調味料は使うたびに引き出しから出す。油はボトルの外側が汚れるので、コンロから離す。フライパンはシンク下に立てる。「毎日使うから出しておく」という理屈は正しいのですが、火のそばは掃除の頻度が上がる場所なので、置いた物の数だけ拭く対象が増えます。ここだけは利便より掃除の手間で決めたほうが、結果として楽でした。
シンク横は水切りかご1つに決める
シンク横は、台所でいちばん散らかる場所です。洗った食器、スポンジ、洗剤、布巾、水筒のパーツ。ここを片づけようとして水切りかごを畳んでしまう人がいますが、僕は逆をおすすめします。水切りかごは出しっぱなしにすると決めてしまうほうが片づく。
理由は単純で、食器は毎日出るからです。畳めるマットや折りたたみラックにすると、出す・畳むという動作が毎日増える。その動作をサボった日に、洗った食器が調理台に直置きされて、そこから崩れます。
そして出しっぱなしにすると決めた物は、見え続けても平気な物にしないと意味がない。1年間ずっと視界に入るわけですから、ここだけは値段だけで選ばないほうがいい。安く済ませたかごは、毎日目に入るたびに気になって、そこだけが浮いて見えます。
ラバーゼのステンレス水切りかご スリム(LB-056)は、その「見え続ける前提」で作られている側の製品です。燕三条製で、サイズは450×218×140mm、重さは約1,300g。縦置きタイプと横置きタイプがあり、置き方を選べます。
ここが誤解されやすいところなのですが、450mmは長辺です。縦向きに置けば占める幅は21.8cmなので、「作業台が45cmないと置けない」ということはありません。むしろ先に決めるべきは奥行き。手前に21.8cm、奥行きに45cmを取れるかどうかを、メジャーで測ってから選んでください。
価格の話も正直に書きます。かご単体で9,350円。水切りかごとしてはっきり高い部類です。さらに引っかかるのが、LB-056はかご単品で、水切りトレーが付属しないという点。トレーは「ステンレス水切りトレー スリム」として別売5,500円で、シンク横の作業台に直接置くなら水が垂れるので実質必須になります。合わせると14,850円。公式のスリム3点セットは17,930〜19,250円という値付けです。
つまり、この枠は「シンク横をこの先ずっとこのままでいい形にする」ための出費であって、思いつきで買う金額ではありません。1万円前後で家の印象が変わる物にどう順番を付けるかは1万円で印象が変わる物を並べた記事のほうにまとめてあるので、優先順位に迷っている人はそちらを先に見てください。
振り分けはこうです。食器の量が多く、シンク横を毎日使い、10年単位で置き換えないと決めたなら、トレーまで含めて買ってしまったほうがいい。下の枠はかご単品なので、そのときは「ラバーゼ ステンレス水切りトレー スリム」も一緒に検索してください。一人暮らしで洗い物が数点、置き場所も仮なら、まずは安いかごで運用の形だけ作るほうが損をしません。
ラバーゼ(la base) ステンレス水切りかご スリム LB-056(かご単品/トレーは別売)
参考価格 9,350円前後
本命。シンク横が一番散らかる読者、水切りかごを出しっぱなしにすると腹を決めた読者に当てる枠

出さない物は白い容器にそろえて冷蔵庫へ
3か所目は冷蔵庫の中です。扉を開けたときに散らかって見えるかどうかは、中身の量ではなく色数で決まります。買ってきたパックのまま、袋のまま、タッパーの蓋だけ青、という状態だと、量が少なくても雑然として見える。
だから、出さないと決めた物の入れ物を白でそろえます。ここでの「そろえる」は1個買って終わりではないので、そこは先に言っておきます。2〜3個から効き始める話です。
野田琺瑯のホワイトシリーズにあるレクタングル深型 L(WRF-L・シール蓋付)は、この用途で買い足していきやすい形をしています。容量1.5L、外寸はW228×D155×H68mm。棚板の間隔が狭い冷蔵庫でも入れやすい高さです。
琺瑯の短い側から書くと、まず中身が見えない。開けるまで何が入っているか分からないので、マスキングテープなどでラベルを貼る運用が前提になります。そして金属なので電子レンジには入れられない。作り置きを温め直す使い方をしている人には、ここがそのまま不便です。
ただし、片手落ちにならないよう反対側も書いておくと、公式は直火・オーブンに対応と明記しています。鍋のまま火にかけて、そのまま冷蔵庫に戻せる。ただし付属のシール蓋は熱に弱く、公式にも食器洗浄機・乾燥機にはかけられないと書かれているので、蓋だけは手洗いになります。レンジは使えませんが、火にかけてオーブンまで通せる容器だということです。どちらが自分の作り置きに合っているかで決まります。
振り分けるなら、温め直しがレンジ中心なら耐熱ガラスのほうが合います。コンロやオーブンを使う人、そして冷蔵庫を開けたときの見た目を整えたい人はこちら。1個で試して、合いそうなら同じシリーズで数を増やしていくのが失敗しない順番でした。
野田琺瑯 ホワイトシリーズ レクタングル深型 L シール蓋付 WRF-L
参考価格 2,151円前後
出しっぱなしにしない側を決めたい読者、冷蔵庫を開けたときの散らかりが気になる読者に当てる枠
3か所が決まったあとは、色と素材を2種類までに寄せる
置き場が決まると、次に気になるのが素材のばらつきです。ステンレスの水切りかご、白い琺瑯、木のまな板、黒い鍋。ここまで来ると量の問題ではないので、色と素材を2種類までに寄せると落ち着きます。
僕の台所は、金属はステンレス系、それ以外は白、という2本立てにしました。towerのツールスタンドは白、水切りかごはステンレス、保存容器は白。この3つが同じ理屈で選ばれているだけで、雑然として見えなくなります。逆に、木のトレーやくすんだ色のマットを1枚足しただけで、まとまりが崩れた。足すほど良くなるわけではないというのが、やってみて分かったところです。
観葉植物やポスターのような「効かせる物」は、この2種類が揃ってから1つだけ足す。順番を逆にすると、散らかった台所におしゃれな物が1つ浮いている状態になります。
買う前に測っておく3か所
ここまでの3つは、どれも先に測っておけば失敗しないはずです。買ってから合わなかったという事故は、だいたいこの3か所を測っていないときに起きます。
- コンロ横の壁面 … 磁石が付くかどうかを、冷蔵庫のマグネットを剥がして当てて確認する
- シンク横の作業台 … 手前の奥行きと横幅。縦置きにするか横置きにするかを、置く前に決める
- 冷蔵庫の棚板の間隔 … 外寸H68mmは低いほうですが、棚の高さは機種で違うので実測が要ります
僕はシンク横だけ測らずに買って、置き方を変えて収めました。運が良かっただけです。
出しっぱなしにして失敗した物
逆に、出しっぱなしにしてはいけなかった物も書いておきます。詰め替え用の袋、スポンジの替え、輪ゴムやクリップの類。これらは「一時的にここへ置く」が定位置になりやすく、しかも見た目が揃わない。3つの枠に入らない物は、面倒でも扉の中に入れたほうが結果は良かったです。
調理器具そのものを増やしたい場合は、出す前提の見た目かどうかで選ぶと後が楽になります。
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台所のインテリアは、足すより先に決めるほうが早い。火のそば、水のそば、扉の中。この3つの枠さえ埋まっていれば、残りの物は勝手に行き先が決まります。全部を一度に揃える必要はない。僕も1か所ずつ、数か月の間隔を空けて直していきました。
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※本記事はプロモーションを含みます

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