アンプそのままの見た目に惹かれて調べ始めると、WILLEN、EMBERTON、STOCKWELL、MIDDLETON、ACTON、STANMORE、WOBURNと型番が並びます。どれも同じ格子柄の顔をしているので、写真だけでは大きさの差すら見えてきません。
決め方はひとつだけです。持ち歩くのか、部屋に置きっぱなしにするのか。ここが決まった瞬間に、候補は4台か3台のどちらかへ一気に絞られます。バッテリーを積んでいるかどうかで、Marshallのラインナップはきれいに二つへ割れているからです。
この記事では、楽天のMarshall公式ストアで2026年9月3日時点の在庫を確認できた7台を、その2つのグループに分けて並べました。防水等級と重さは7台すべて、連続再生時間は持ち運ぶ4台について、メーカー公式の仕様表の数字を載せています。据え置きの3台はバッテリーを積んでいないため、連続再生の数字そのものがありません。
もうひとつ、買う直前の人にお伝えしておきたいことがありました。据え置きのACTONとSTANMOREは、すでに第4世代が同じ店で並んで売られています。第3世代を選ぶ理由も、第4世代へ上げる理由も、後半で価格差と一緒に書きました。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
バッテリーがあるかどうかで、7台は二つに割れます
持ち運ぶ4台(WILLEN II・EMBERTON III・STOCKWELL III・MIDDLETON II)はバッテリーを内蔵していて、防水性能が付いています。風呂場でもキャンプでも鳴らせる代わりに、本体に詰め込める容積には限りがあります。
部屋に置く3台(ACTON III・STANMORE III・WOBURN III)は、公式の仕様表で防水性能が「なし」と書かれていて、AC電源が必須です。持ち出す用途は最初から想定に入っていません。そのぶん有線入力を備えていて、WOBURN IIIにいたってはHDMI入力まで持っています。
面白いのは、この二つのグループが価格で重なっている点です。持ち運びの上位にあたるSTOCKWELL IIIと、据え置きの入り口にあたるACTON IIIは、どちらも39,980円前後で並びます。同じ予算で、外へ持ち出す道と部屋を鳴らす道のどちらへも進めます。だからこそ、先に用途を決めてから候補を見てください。

外で鳴らす4台は、再生時間と重さで性格が分かれます
まずは持ち運ぶ側の4台です。数字を並べると、価格が上がるほど重くなり、鳴らせる範囲が広がっていく形がはっきり見えてきます。
| 機種 | 連続再生と防水 | 重さと実売価格 |
|---|---|---|
| WILLEN II | 最大約17時間・IP67 | 0.36kg/17,980円前後 |
| EMBERTON III | 最大約32時間・IP67 | 0.67kg/28,980円前後 |
| STOCKWELL III | 約40時間・IP55 | 1.3kg/39,980円前後 |
| MIDDLETON II | 最大30時間・IP67 | 1.8kg/51,990円前後 |
WILLEN II ── いちばん小さく、いちばん軽い入り口
重さ0.36kgは、上着のポケットにも押し込めてしまう部類です。公式の連続再生は最大約17時間で、持ち運ぶ4台のなかではもっとも短い数字になります。ただしIP67に対応していて、水深1mに30分沈めても大丈夫とされているので、風呂場や自転車のハンドルに付けて鳴らす使い方には向きます。
出力はモノラルなので、左右の広がりを求める用途には合いません。急速充電は20分で約5.5時間ぶん回復するため、出かける直前に充電を思い出しても間に合います。メーカー直販は19,990円で、楽天のMarshall公式ストアは17,980円前後でした。
Marshallの音をまず試したい、置き場所も予算も小さく始めたい。そういう1台目としてちょうどよい価格に収まっています。
EMBERTON III ── 屋内と屋外を1台で兼ねる
楽天の「Marshall スピーカー」検索でいちばん上に出てくるのがこの型です。0.67kg・幅160mmとWILLEN IIより一回り大きい程度に収まりながら、出力はステレオへ変わります。
連続再生は最大約32時間まで伸びます。20分の充電で約6時間ぶん戻り、フル充電にかかる時間は約2時間です。IP67なので、屋外へ持ち出す前提でも扱いは変わりません。ただし有線入力を持たず、接続はBluetoothだけになります。手持ちの機器をケーブルでつなぎたい人は、ここで引っかかります。
部屋でも外でも使う、置き場所をひとつに決めたくない。その条件なら、この価格帯でもっとも無理がありません。
STOCKWELL III ── 7台で最長の再生時間とストラップ
約40時間という連続再生は、持ち運ぶ4台のなかで最長です。30W対応のUSB-C PD充電器を使えば20分の充電で7時間ぶん戻り、フル充電も3時間かかりません。ストラップが付属していて、肩から掛けて持ち出す前提の作りになっています。
重さは1.3kgあり、持ち運ぶ4台のなかでは重いほうでした。防水等級はIP55にとどまり、同じグループの3台が持つIP67より一段下がります。強い水しぶきまでを想定した等級ですから、水辺や浴室で雑に扱いたいならEMBERTON IIIのほうが気楽です。
音量を落とさずに外へ持ち出したい、充電の回数はできるだけ減らしたい。そこがはっきりしている人に向いた1台です。
Marshall STOCKWELL III(ストックウェル3)ポータブルBluetoothスピーカー
参考価格 40,000円前後
外に持ち出す前提で、音量を落としたくない人
MIDDLETON II ── 人が集まる場所で鳴らす上限
庭やバーベキューで人数分の音量が要るとなると、持ち運ぶ4台の最上位まで上がることになります。1.8kg・幅230mm×高さ110mm×奥行98mmと体積がひとまわり大きく、価格も51,990円前後です。
連続再生は最大30時間、20分の充電で約5時間ぶん戻り、フル充電には約3時間かかります。IP67の防水を保ったまま、鳴らせる範囲だけを広げた形です。カバンへ気軽に放り込む重さからは離れるので、車で運ぶ前提の人向けだと考えてください。
人が集まる場所へ持っていく用途がはっきりしているなら、ここまで上げる意味があります。
部屋に置く3台は、鳴らしたい範囲の広さで決まります
ここからはAC電源で使う3台です。3台とも公式の仕様表では防水性能が「なし」と書かれていて、バッテリーも積んでいません。選ぶ軸は再生時間ではなく、部屋のどこまでを鳴らしたいかへ移ります。
| 機種 | 電源と防水 | 重さと実売価格 |
|---|---|---|
| ACTON III | AC電源・防水なし | 2.85kg/39,980円前後 |
| STANMORE III | AC電源・防水なし | 4.25kg/55,980円前後 |
| WOBURN III | AC電源・防水なし | 7.45kg/99,980円前後 |
ACTON III ── 棚に載る据え置きの入り口
据え置き3台のうち、いちばん小さくていちばん安いのがこの型です。幅170mm×高さ150mm×奥行260mm・2.85kgなので、本棚の一段やサイドボードの上に無理なく載ります。
Bluetoothは5.2で、有線入力は3.5mmです。電源コードは同梱されていて、AC入力は100-240Vに対応します。裏を返せばバッテリーは積んでいないため、停電時や屋外では鳴らせません。
寝室や書斎など、鳴らす範囲がひと部屋で足りる場所。そこへ置くなら、この大きさがいちばん扱いやすく感じられます。
STANMORE III ── リビングのメインに据える1台
幅350mmまで広がってくると、置き場所の話が急に現実的になります。高さ203mm×奥行188mm・4.25kgですから、テレビ台の隣へ置くなら面積を先に確保しておきたいところです。
入力は3.5mmに加えてRCAも備えます。Bluetoothは5.2で、Auracastには対応していません。実売は55,980円前後で、想定していた予算の上限に近づく人も多いはずです。
家族が過ごすリビング全体を鳴らしたい人にとって、ここがちょうど中心の選択肢になります。ACTON IIIでは物足りず、WOBURN IIIでは置き場所が足りない。そのあいだを埋める位置づけです。
WOBURN III ── HDMI入力でテレビの音まで任せる
7台で唯一、実売が10万円に届く位置にあります。幅400mm×高さ317mm×奥行203mm・7.45kgという寸法と重さは、一度置いたら動かさない前提で考えてください。
ほかの2台と決定的に違うのはHDMI入力です。3.5mmとRCAに加えてHDMIを持つので、テレビの音声もこの1台へ集められます。サウンドバーを別に買わずに済ませたい人にとっては、99,980円前後という価格の見え方が変わってくる部分です。
映画も音楽も1台にまとめたい、置き場所も確保できる。その条件がそろったときの上限がここです。

ACTON IVとSTANMORE IVが、同じ店に並んでいます
ここまで第3世代でそろえて書いてきましたが、買う直前の人には伝えておかなければならないことがあります。ACTONとSTANMOREは第4世代が発売されていて、同じ楽天のMarshall公式ストアで併売されています。
まず価格差です。ACTON IVは49,980円前後で、ACTON IIIより10,000円高い値付けです。STANMORE IVは69,980円前後で、STANMORE IIIとの差は14,000円になります。
公式の仕様表で第3世代と見比べると、変わったのは3点でした。ひとつはBluetoothのバージョンで、5.2から5.3へ上がっています。あわせてAuracastに対応しました(第3世代はいずれも非対応です)。Auracastは、ひとつの音源から複数の機器へ同時に音声を届けられるBluetoothの仕組みです。もうひとつは重さで、ACTONが2.85kgから2.65kgへ200g、STANMOREが4.25kgから3.99kgへ260g軽くなりました。本体サイズはほぼ同じままです。
ここをどう受け取るかは、この先の使い方しだいです。将来もう1台足して同時に鳴らす可能性があるなら、Auracastは第4世代を選ぶ理由になります。1台で完結させるつもりなら、10,000円から14,000円の差を別のところへ回す判断も十分に成り立ちます。新しい世代が出ていることを知らずに買って、あとから気づくのがいちばん惜しいところです。
STOCKWELL IIIだけ、ほかの6台と2か所ちがいます
同じ楽天のMarshall公式ストアに並ぶ7台ですが、STOCKWELL IIIには気づきにくい違いが2つあります。買う前に押さえておいてください。
ひとつは商品タイトルの文言です。ほかの6台が「国内正規品」と書かれているのに対し、STOCKWELL IIIは「国内正規代理店」という表記になっていました(2026年9月3日時点)。同じ公式ストアで扱われている点は変わりませんが、文言がそろっていないことは事実として知っておいて損はありません。
もうひとつは防水等級です。持ち運ぶ4台のうちWILLEN II・EMBERTON III・MIDDLETON IIがIP67なのに対して、STOCKWELL IIIだけがIP55でした。水没を想定した等級ではないので、雨や水しぶきまでにとどめる使い方が前提になります。据え置きの3台は公式仕様で防水性能が「なし」と書かれているため、この比較は持ち運ぶ4台のなかでの話です。
買ったあとに気づきやすいところ
弱点も正直に書きます。据え置きの3台は、電源が抜けたら鳴りません。停電時はもちろん、庭やベランダへ持ち出す用途も範囲外です。設置予定の場所にコンセントがあるかどうか、買う前に一度だけ確かめておいてください。
EMBERTON IIIには有線入力がありません。手持ちのプレーヤーやテレビをケーブルでつなぎたい場合、選択肢は据え置きの3台側へ寄ります。逆に言えば、スマートフォンだけで完結する人には関係のない話です。
重さの幅も見ておきたいところです。0.36kgのWILLEN IIと7.45kgのWOBURN IIIでは、持ち上げたときの感覚がまったく別物になります。ネット通販の写真は7台とも同じ角度で撮られているので、寸法の数字を自分の置き場所に当ててから決めるほうが安全です。
STOCKWELL IIIとACTON IIIが同じ39,980円前後で並んでいる点も、迷いの種になります。片方は肩に掛けて外へ持ち出す道具、もう片方はコンセントに挿しっぱなしにする道具ですから、値段が同じでも役割は重なりません。
買う前に確かめる3つ
- 置き場所にコンセントがあるか。据え置き3台はAC電源が必須で、抜ければ鳴りません
- ケーブルでつなぎたい機器があるか。EMBERTON IIIには有線入力がありません
- 置き場所の幅を測ったか。STANMORE IIIは幅350mm、WOBURN IIIは幅400mmあります
音まわりをまとめて見直したい人は、ブランドを横断して選べるBluetoothスピーカーのおすすめも合わせて読んでみてください。
音まわりで次に読むなら
- Bluetoothスピーカーのおすすめブランドを横断して価格帯から選びたいときはこちら
- サウンドバーのおすすめテレビの音だけを良くしたい場合の比較
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迷ったら、置き場所から逆算します
最後に決め方だけもう一度なぞります。持ち出す場面が月に何度かでもあるなら、持ち運ぶ4台から選んでください。一日中おなじ部屋で鳴らすなら、据え置きの3台です。
持ち運ぶ側なら、17,980円前後のWILLEN IIから試して、音の広がりが欲しくなったらEMBERTON IIIへ上げます。外での音量と再生時間を優先するならSTOCKWELL III、人が集まる場所で鳴らすならMIDDLETON IIまで届きます。据え置き側なら、ひと部屋のACTON III、リビング全体のSTANMORE III、テレビの音まで任せるWOBURN IIIという並びで見てください。
そして据え置きを選ぶときは、第4世代のACTON IVとSTANMORE IVが並んでいることを思い出してください。差額は10,000円と14,000円です。その金額で何が変わるのかまで見比べてから、レジへ進んでもらえればと思います。
※本記事はプロモーションを含みます

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