「PS5とSwitchとPCを行き来していて、対応機種で迷う」——そんな方へ。結論から言うと、ゲーミングヘッドセットは有線か無線かより先に対応機種を確かめるのが近道です。有線4点・無線3点、計7点をドライバー径やマイクの着脱、対応機種、電池の持ちまで、僕が1点ずつ公式ページと販売ページで確認しました。
この記事でわかること
- 有線と無線どちらを選ぶか
- 対応機種の確かめ方
- マイクと重さの違い
- 買う前に注意したい落とし穴
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
有線か無線か、7点はここで二つに割れます
7点を接続方式で並べ直すと、性格の違いがそのまま出てきました。
無線にするかどうかを決めた時点で、候補はかなり絞れます。有線の4点か、無線の3点か、という整理でほとんど間違いません。
有線の強みは、対応機種の広さと値段です。3.5mmのプラグはPS5のコントローラーにも、Switchの本体にも、PCにもスマホにも挿さります。ドングルの相性を心配せずに済むのは、想像以上に気楽です。
無線の強みは当然ケーブルからの解放ですが、実はもうひとつあります。バッテリーが長くなったぶん、ゲーム以外の時間にも使えるようになったこと。50時間を超える機種が普通になったおかげで、充電を意識せずに1週間持つ感覚に近づきました。
| 商品 | 接続 | 対応機種の表記 |
|---|---|---|
| Razer BlackShark V2 X | 3.5mm有線 | PC・Mac・PS5・Xbox・Switch・モバイル |
| SteelSeries Arctis Nova 1 | 3.5mm有線 | PC・PlayStation・Xbox・Switch・Chromebook・Mac |
| Logicool G PRO X | USBサウンドカード+3.5mm | PC・PS5・PS4・Switch・Xbox・スマホ |
| HyperX Cloud III 有線 | 3.5mm有線 | PC・PS5・PS4・XboxシリーズX/S・Xbox One・Switch・モバイル |
| Logicool G G733 | 2.4GHz LIGHTSPEED | PC・PS5・PS4(Switchの記載は見当たらず) |
| SteelSeries Arctis Nova 7 Gen 2 | 2.4GHz+Bluetooth | PC・PS4・PS5・Switch・XboxシリーズS/X |
| ソニー INZONE H9 II | 2.4GHz+Bluetooth LE Audio | PC・PlayStation5(説明にもとづく。一覧表の記載はなし) |

無線は「ドングルが挿せる機種」までしか届きません
ここが冒頭で触れた注意点です。無線のゲーミングヘッドセットは、Bluetoothではなく2.4GHzの専用ドングルで音を飛ばすものが主流になっています。遅延を減らすための作りですから理屈は分かるのですが、裏を返すとドングルを受け付ける端子がない機種では鳴りません。
3点それぞれで事情が違いました。Logicool GのG733はBluetoothを積んでおらず、2.4GHzのLIGHTSPEED専用です。しかも必要システムに書かれているのはPCとPlayStation 5、PlayStation 4だけで、Switchの記載は確認できませんでした。Switchで使う前提の人は、ここで候補から外れます。
SteelSeriesのArctis Nova 7 Gen 2は、USB-Cのプラグアンドプレイという形でPC・PlayStation 4と5・Switch・XboxシリーズS/Xに対応しました。ただし基本がUSB-Cですので、USB-Aしかない古いPCへは変換アダプター経由になります。手持ちの端子を一度見てから決めてください。
ソニーのINZONE H9 IIは、2.4GHzとBluetooth LE Audioを同時につなげる作りです。ゲームの音を2.4GHzで受けながら、スマホの通話をBluetoothで拾う使い方ができる設計です。対応機種の一覧表はありませんが、PCでの利用と、PlayStation5などPC以外の機器での利用は、いずれもページに書かれている内容です。
買う前に確認する3つ
- 使う機種にドングルを挿せる端子があるか(USB-CかUSB-Aか)
- Switchで使うなら、対応機種にSwitchが載っているか
- 通話アプリを別の端末で使うなら、2つ同時につなげるか
有線の4点は、マイクと重さで性格が変わります
どれも3.5mmで挿せばそのまま鳴りますが、マイクを外せるかどうかと重さで、使い勝手はずいぶん変わります。
Razer BlackShark V2 X
実売は6,500円前後、重さは240gで、これは無線を含めた7点のなかでも最軽量でした。3.5mmの有線ですから、PS5のコントローラーにそのまま挿すだけで音が出ます。
音を出しているのはTriForceの50mmドライバーです。マイクはHyperClearのカーディオイド型で、口元の音を拾って周囲の音を拾いにくくする指向性を持っています。加えてイヤーカップの物理的な遮音、つまりパッシブのノイズキャンセリングが効く作りでした。
対応機種はPC・Mac・PS5・Xbox・Switch・モバイルと、この価格でいちばん広い部類です。
ひとつ惜しいのは、マイクが着脱式ではないところです。本体固定のフレキシブルブームで、折り曲げて位置を変えることはできますが、外して普通のヘッドホンとして持ち出す使い方はできません。アクティブなノイズキャンセリングも積んでいませんので、静かな部屋で使う前提の1台と考えてください。
はじめてのゲーミングヘッドセットとして、PS5にそのまま挿して使いたい人におすすめします。
SteelSeries Arctis Nova 1
眼鏡をかけていると、こめかみの当たりが気になって長時間はつらくなります。頭が痛くなりやすい人も同じです。そこを気にするなら、こちらのほうが向いています。実売7,300円前後、重さは253gと軽い部類に入ります。
こちらも3.5mmの有線です。対応機種はPC・PlayStation・Xbox・Switch・Chromebook・Macと広く、学校や職場のChromebookまで入っているのは珍しい表記でした。マイクはClearCast Gen2で、使わないときは本体へ完全に収納できます。飛び出したままにならないのは、机の上で邪魔になりにくい形です。
ドライバーの口径はページに数値の記載がありませんでした。数字で比べたい人には物足りない部分ですので、ここは正直に書いておきます。マイクも収納式であって着脱式ではありませんから、取り外して別用途に回すことはできません。
軽さと装着感を最優先する人、眼鏡の上から長時間つける人に合う1台です。
Logicool G PRO X ゲーミングヘッドセット(有線)
通話で「声がこもってる」と言われた経験があるなら、ここから見てください。実売14,150円前後です。この一台で効いてくるのは、ほぼマイクです。
マイクは着脱式の6mm大口径ノイズキャンセリングマイクで、Blue VO!CEに対応します。音を出すのはPRO-Gの50mmドライバー、USB接続時には7.1chのDolbyが使えます。付属のUSBサウンドカードを挟むか、3.5mmで直挿しするかを選べる形です。
対応機種はPC・PS5・PS4・Switch・Xbox・スマホと広く取ってあります。配信や実況を始めたい人が最初に名前を聞く1台だと思います。
注意したいのは、7.1chサラウンドとBlue VO!CEの調整がUSB接続とLogicool G HUBというソフトの導入を前提にしている点です。3.5mmで挿しただけでは、そこは使えません。重量もストアのページでは確認できませんでしたので、軽さで選びたい人は別の候補を見たほうが早いでしょう。
配信する人、通話の声を良くしたい人におすすめします。
HyperX Cloud III 有線
使う機種が複数あって、どれにも挿せる1台がほしい。そういう人の答えがここになります。実売12,980円前後です。
ドライバーは角度付きの53mmで、7点のなかでいちばん大きい口径です。マイクは10mmで取り外しができますので、外して普段のヘッドホンとして持ち歩く使い方もできます。DTS Headphone:Xの空間オーディオにも対応しました。
対応機種はPC・PS5・PS4・XboxシリーズX/S・Xbox One・Switch・モバイルと、7点でいちばん広い並びです。世代の古いXbox Oneまで拾っているのは、手持ちの機種が複数ある家庭にはありがたい表記だと思います。
短所は重さで、307gと有線4点のなかではいちばんずっしりします。またDTS Headphone:Xの空間オーディオは対応するソフトや機種があって初めて効く機能ですので、3.5mmで挿した相手によっては働きません。ここを目当てに買うなら、接続先を先に確かめてください。
対応機種を広く取りたい人、評判の落ち着いたものを選びたい人に向いています。
無線の3点で見るのは、電池の持ちと重さ
ケーブルが無くなるぶん、無線は充電が要ります。だから見るのは電池がどれだけ持つかと、長く着けていられる重さのほうです。価格は17,800円前後・25,400円前後・43,400円前後と、一段ずつ上がります。
Logicool G G733 LIGHTSPEED ワイヤレス
ケーブルが机の角に引っかかる、椅子のキャスターに巻き込む。あの小さなストレスを消したいだけなら、無線の入口はここになります。実売17,800円前後、重さは266gで、無線3点のなかでは最軽量でした。
接続は2.4GHzのLIGHTSPEEDです。バッテリーはライトを消した状態で約58時間、初期設定のライトを点けた状態で約25時間です。58時間というのは、1日2時間遊ぶ人なら4週間近く充電しなくていい計算です。色を光らせる機能に興味がなければ、そのぶんがまるごと持ち時間に変わります。
音はPRO-Gの40mmドライバー、DTS Headphone:X 2.0の7.1chに対応します。マイクは着脱式の6mm大口径ノイズキャンセリングマイクで、Blue VO!CEも使えますので、上のG PRO Xと同じ考え方のマイクが載っている形です。
弱点は先に書いたとおりで、Bluetoothを積んでいません。必要システムもPCとPlayStation 5、PlayStation 4の記載までで、Switchは確認できませんでした。
PCかPlayStationが主戦場で、ケーブルだけ外したい人におすすめします。
SteelSeries Arctis Nova 7 Gen 2
PCでゲームをしながらスマホでDiscordをつなぐ、あるいは仕事のPCと私用のPCを行き来する。2台を同時に相手にする使い方なら、この1台が現実的な着地点です。実売25,400円前後になります。
2.4GHzのワイヤレスとBluetoothを同時にミックスできるのが最大の持ち味です。ゲームの音を2.4GHzで受けながら、Bluetooth側の通話や音楽を重ねられます。バッテリーは50時間駆動、マイクはAIノイズキャンセリングを積んでいます。
接続はUSB-Cのプラグアンドプレイで、PC・PlayStation 4と5・Switch・XboxシリーズS/Xに対応しました。無線でSwitchまで拾えるのは、3点のうちこれと次の1台だけでした。
重さは約330gで、7点のなかではいちばん重い部類に入ります。ドライバーの口径も「ネオジウムマグネティックオーディオドライバー」という表記のみで、数値は確認できませんでした。USB-Aしかない環境では変換アダプターが要る点も、買う前に見ておきたいところです。
PCとスマホを行き来する人、通話アプリを別の端末で使う人に合っています。
ソニー ゲーミングヘッドセット INZONE H9 II
実売は43,400円前後の1台です。ここまで出す必要があるかは人によりますが、周りの音を消して集中したい人にとっては、選ぶ理由がはっきりしている機種でした。
ドライバーはWH-1000XM6と同じ開発の30mmです。ソニーのノイズキャンセリングヘッドホンの系譜がそのままゲーム側に入ってきた形ですので、音楽を聴く時間が長い人にも無駄になりません。重さは260g、マイクを含めても273gと、この機能量にしては軽く仕上がっています。
マイクは取り外しができます。接続は2.4GHzとBluetooth LE Audioの同時対応で、ゲーム機とスマホを同時に相手にできる作りです。マイクを外してしまえば、そのまま外へ持ち出せる見た目になります。
バッテリーは30時間とありますが、これはノイズキャンセリングをオフにしたときの数字です。オンにしたときの時間は明記が見当たりませんでしたので、実際はこれより短くなる前提で考えてください。価格も4万円台と、ゲーミングヘッドセットとしてはかなり上の位置になります。
周りの音を消して集中したい人、1台で音楽まで聴きたい人におすすめします。

重さとマイクで、最後の1点を絞ります
対応機種で候補が残ったら、次に効いてくるのは重さです。ゲーミングヘッドセットは2時間3時間と付けっぱなしになりますから、240gと330gの差は思っているより大きく出ます。首と耳の上に一日中乗り続ける重さですので、迷ったら軽いほうを選んで損はしません。
マイクは「着脱できるか」で使い道が変わります。外せる機種は、マイクを抜けばそのまま普通のヘッドホンになりますから、通勤や在宅の会議にも回せます。外せない機種は、ゲーム机の前に置きっぱなしにする1台という位置づけです。
| 商品 | 重さ | マイクの形 |
|---|---|---|
| Razer BlackShark V2 X | 240g | 本体固定のフレキシブルブーム |
| SteelSeries Arctis Nova 1 | 253g | 本体に収納するClearCast Gen2 |
| Logicool G PRO X | 販売ストアのページに記載なし | 着脱式6mm・Blue VO!CE対応 |
| HyperX Cloud III 有線 | 307g | 取り外し可能な10mm |
| Logicool G G733 | 266g | 着脱式6mm・Blue VO!CE対応 |
| SteelSeries Arctis Nova 7 Gen 2 | 約330g | AIノイズキャンセリングマイク |
| ソニー INZONE H9 II | 260g(マイク込み273g) | 取り外し可能 |
買ってから気づきやすい引っかかり
良いところばかり並べても選べませんので、7点それぞれで引っかかりやすい部分をまとめておきます。
マイクが外せない機種があります。Razer BlackShark V2 Xは本体固定のフレキシブルブーム、Arctis Nova 1は本体収納式で、どちらも取り外しはできません。ヘッドホンとしても持ち出したいなら、G PRO X・Cloud III・G733・INZONE H9 IIから選ぶことになります。
サラウンドは条件付きの機能です。G PRO Xの7.1chはUSB接続とソフトの導入が前提ですし、Cloud IIIのDTS Headphone:Xも対応する機種やソフトがあって初めて効きます。3.5mmで挿しただけの状態を想像していると、期待とずれてしまうはずです。
数字が出ていない項目もあります。G PRO Xの重量、Arctis Nova 1とArctis Nova 7 Gen 2のドライバー口径は、表記で確認できませんでした。ここを重視して選びたい人は、店頭で実機を持ってみるのがいちばん早いです。
無線のバッテリー表記には条件が付きます。G733の約58時間はライトを消した状態、INZONE H9 IIの30時間はノイズキャンセリングをオフにした状態の数字です。全部の機能を使いながらこの時間が出るわけではありませんので、少し余裕を持って見ておいてください。
ゲーミング環境をそろえるなら
- ゲーミングチェアのおすすめ長時間座る前提の椅子を価格帯別に比べています
- ゲーミングマウスのおすすめセンサーと重さで選ぶマウスをまとめました
- モバイルモニターのおすすめサブ画面を足したいときの候補です
ゲーム以外の時間にも音を使いたいなら、ワイヤレスイヤホンのおすすめも合わせて見ておくと、持ち出し用と据え置き用の役割分担が決めやすくなります。
結局どれを選べばいいか
7点を並べたうえで、決め方をひとつにまとめます。
予算1万円以下で、PS5にそのまま挿したいなら Razer BlackShark V2 X です。240gの軽さと3.5mmの気楽さが、この価格で手に入ります。眼鏡をかけていて側圧が気になるなら、同じ価格帯の SteelSeries Arctis Nova 1 に振ってください。253gで、マイクは本体へ収納できます。
通話や配信で声を良くしたいなら Logicool G PRO X です。着脱式のマイクとBlue VO!CEが価格の理由になっています。逆に、機能より対応機種の広さと評判の数で安心したいなら HyperX Cloud III が向いています。XboxシリーズX/SからSwitchまで拾う守備範囲は、今回の7点で最も広いものでした。
ケーブルだけ外したいなら Logicool G G733 です。266gの軽さとライトなし約58時間のバッテリーが効きます。ただしSwitchで使う予定があるなら、対応機種にSwitchが載っている SteelSeries Arctis Nova 7 Gen 2 を選んでください。2.4GHzとBluetoothの同時接続も、PCとスマホを行き来する人には効いてきます。
予算を上に伸ばせて、周りの音まで消したいなら ソニー INZONE H9 II です。43,400円前後という価格は確かに重いのですが、ノイズキャンセリングと音楽用途まで含めて1台にまとめられるのは、この7点でこれだけでした。
自分の機種と、1日に何時間つけるか。この2つを先に決めてしまえば、7点はすぐ2〜3点まで絞れます。
※本記事はプロモーションを含みます

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