ワイヤレスイヤホンおすすめ7機種、音質や機能の違いを徹底比較

充電ケースのワイヤレスイヤホン

イヤホン売場やレビュー動画を30分見て、結局決められなかった、という経験はありませんか。結論から言うと、機種を先に見比べても候補は減りません。先に「自分は何を解きたいのか」を決めれば、見るべき機種は3〜4つまで絞れます。この記事では、解きたい問題ごとに分けた7機種から、自分に合う1台が見つかります。

この記事でわかること

  • 自分が何を解きたいかで機種を絞る方法
  • 毎日つけっぱなしでも疲れない3台
  • 通勤の騒音を消しにいく2台
  • 音の情報量で選ぶ2台

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

イヤホン選びで効くのは、この4つ

大手アパレル企業で商品計画をしていたころ、商品を設計する仕事を毎シーズン繰り返していました。同じ「シャツ」という名前でも、生地に手間を寄せたものと、縫い方に手間を寄せたものでは、出来上がるものがまるで違います。そこで身についたのは、全部を少しずつ良くするのではなく、解きたい問題をひとつ決めて手間を寄せるという見方でした。

ワイヤレスイヤホンも、まったく同じ組み立て方をしています。ノイズキャンセリングが3千円台まで下りてきた今、この機能を載せているかどうかは、もう分かれ目になりません。分かれるのは4つです。充電を挟まずに持つ時間。片耳の重さと、接続の安定。ノイズキャンセリング専用のプロセッサーを別に積んでいるかどうか。そしてLDACのように、より多くの情報量を送れる方式に対応しているかどうか。

だから「いちばんコスパのいいものを」という探し方は、いちばん答えの出にくい探し方でもあります。4つのうちどれを取りにいくかが決まっていないと、どの機種も一長一短に見えてしまうからです。買う前に決めるべきなのは機種ではなく、自分が何を解きたいのかという一点でした。

毎日つけっぱなしにするなら、この3台

まずは、朝から晩まで耳に入れっぱなしにする人から。ここで効くのは音の細かさより、片耳の重さと、充電を挟まずに鳴り続ける長さのほうです。3台とも、耳から外す回数を減らす方向に手間が寄っています。

ソニー WF-C510

ソニーの仕様は、片耳の重量が約4.6g、連続再生が最大11時間(ASMオフ)、Bluetooth5.3、価格9,900円です。実売は8,325円前後です。時期と在庫で動くので、買う直前に表示を見てください。

片耳4.6gという軽さは、カタログの数字以上に日常で効きます。一日つけっぱなしにする人ほど、音質より先に「耳が疲れるかどうか」で機種を手放すからです。カフェで原稿を書く時間が長いので、僕自身も重量はまっさきに見る項目にしています。

ただし、この機種にはノイズキャンセリングが載っていません。満員電車の中で音楽に没入したい人にとっては、ここが決定的な弱点になります。逆に、外の音が聞こえたままで構わない人や、在宅でのBGM用途が中心の人であれば、使わない機能に払わずに済む選び方でもありました。

この1台を選ぶ理由は、機能の多さではなく安定のほうです。 定番として売れ続けているモデルは、装着感も接続の安定も平均点が高く、大きく外しません。ワイヤレスイヤホンの1本目を買う人にいちばん向くのは、実はこの位置でしょう。

外の音は聞こえたままでよく、それより軽さと接続の安定を優先したいという条件で選ぶなら、この1本が候補の中心に来ます。

ソニー ワイヤレスイヤホン WF-C510

ソニー ワイヤレスイヤホン WF-C510

参考価格 9,900円前後

とりあえず失敗したくない、普段使いの定番を求める中間層向け

Anker Soundcore P31i

2台目は Anker Soundcore P31i です。楽天市場のアンカー・ダイレクト店で確認できる仕様は、Bluetooth6.1、アクティブノイズキャンセリング搭載、最大50時間再生(ケース込み)で、価格は4,990円前後になります。

ノイズキャンセリングが載っているという一点だけなら、このあとに出てくる3,480円のXiaomiでも同じことが言えます。この機種に1,510円を足す理由は、そこではありませんでした。ケース込みで最大50時間という持ちと、Bluetooth6.1という接続の規格の新しさが、Xiaomiとの差になります。Xiaomiのケース込み36時間と並べれば、同じ数え方で14時間の開きです。

短所も先に書いておきます。通話品質やアプリの作り込みは、上位機ほど練られていません。装着感や耐久性まで含めた完成度は価格なりだと割り切って買うものです。仕事の通話で毎日使うつもりなら、この1台には期待しないでください。

もうひとつ、「最大50時間」という数字の読み方に触れておきます。これは充電ケースを併用したときの合計時間で、イヤホン単体で連続再生できる時間とは別の数え方です。この後に出てくる機種の「連続再生11時間」とは、そのままでは比べられません。カタログの再生時間を見るときは、ケース込みなのか単体なのかを揃えてから比較してください。

ノイズキャンセリングを一度試すだけなら、このあとのXiaomiで足ります。この機種に手を伸ばすのは、充電の回数をできるだけ減らしたい人、そして接続の規格を新しいものにしておきたい人でした。

Anker Soundcore P31i

Anker Soundcore P31i

参考価格 4,990円前後

とにかく安くANC付きイヤホンを試したい入門層向け

Xiaomi Redmi Buds 8 Lite

楽天市場のXiaomiストアの仕様は、Bluetooth5.4、最大42dBのアクティブノイズキャンセリング、連続再生8時間(充電ケースを含めて36時間)で、メーカー希望小売価格は3,480円です。カラーはブラック・ブルー・ホワイトの3色、防滴防塵性能ありと表記されており、発売は2026年1月でした。

この1台の価値は、性能ではなく外したときの痛みの小ささにあります。ワイヤレスイヤホンは片方をなくしただけで使えなくなる商品で、しかも耳の形との相性は商品ページからは読めません。合わなければ自宅用に回せますし、通勤用と部屋用で分けてしまっても構いません。そういう逃げ道を用意できる金額に、ノイズキャンセリングが降りてきたのが今の3千円台です。電車やカフェで低い唸りが薄くなる感覚は、文章で読むより一度耳で当ててみたほうが早く分かるでしょう。

短所も先に書きます。ノイズキャンセリングの効きは上位機ほど強くありませんし、対応コーデックはSBCとAACだけで、LDACには対応していません。イヤホン単体の連続再生も8時間とやや短めなので、朝から晩までつけっぱなしにする使い方には向かないでしょう。

ただ、その8時間という数字は覚えておいてください。この記事でいちばん高い機種の本体再生時間は最長6時間で、単体で鳴り続ける長さだけを見れば3千円台のこちらが上回ります。再生時間は価格に比例しません

最小の金額でノイズキャンセリングというものを確かめたい人、あるいは予備やサブとして雑に扱える1台がほしい人にとって、この1台が入口になります。

Xiaomi Redmi Buds 8 Lite

Xiaomi Redmi Buds 8 Lite

参考価格 3,480円前後

とにかく手軽に1台試したい人、サブ機・子ども用など紛失や破損が不安な場面で気軽に使いたい人向け

通勤の騒音を消しにいく2台

次は、電車やバスでまとまった時間を騒音の中で過ごす人へ。この2台はどちらも、騒音を消す仕事そのものに原価を振っています。片方は専用のチップで、もう片方はアクティブとパッシブの両方式で消しにいく、という違いでした。

ソニー WF-1000XM5

楽天市場のTRYX3店(国内正規品の表記あり)で確認できるのは、統合プロセッサーV2とノイズキャンセリングプロセッサーQN2eを搭載しているという構成で、価格は27,980円前後です。

注目してほしいのは、ノイズキャンセリング専用のプロセッサーを別に積んでいるという設計です。3千円台の機種にもノイズキャンセリング自体は載りますが、処理のためのチップをもう1つ余分に積むという判断は、そこに原価を寄せないと取れません。ここが27,980円という金額の中身になります。

向いているのは、通勤で毎日まとまった時間を騒音の中で過ごす人です。片道50分の電車に週5日乗ると、往復で1日100分、ひと月では30時間を超える計算になりました。その時間の質を上げるための買い物だと考えれば、27,980円という金額の見え方も変わってくるでしょう。

一方で、この機種にははっきりした前提があります。2026年2月に上位モデルの WF-1000XM6(価格44,550円)が発売済みで、XM5はすでに型落ちの位置にいます。型落ちを承知で買うぶんには価格の面で有利ですが、最新であること自体に価値を置く人には向きません。

毎日の通勤時間を静かにするために専用チップを積んだ機種を選ぶと決めたのであれば、国内正規品の表記がある店で買ってください。

ソニー ワイヤレスイヤホン WF-1000XM5

ソニー ワイヤレスイヤホン WF-1000XM5

参考価格 27,980円前後

通勤の騒音を本格的に遮断したい、音質にもこだわりたい上位層向け

Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)

Boseの税込価格は37,334円です。挙がっている仕様は、アクティブとパッシブの両方式を使うノイズリダクションと、本体で最長6時間の再生(充電ケースで3回分を追加)になります。

パッシブは耳栓と同じで物理的にふさいで音を減らす方向、アクティブは逆の波をぶつけて打ち消す方向を指します。この2つを別々の担当として設計に織り込んでいる点が、さきほどのソニーとの差でした。ソニーの答えが「専用チップをもう1つ積む」だったのに対し、こちらの答えは「耳とイヤホンのあいだの作りにも、消す仕事を持たせる」です。

物理的にふさぐ側で消すということは、耳との密着そのものが性能の一部になるという意味でもあります。装着感を第一に挙げる人がこの機種に集まるのは、そこに理由があるのでしょう。

数字の面では覚悟が要ります。本体だけで鳴らせるのは最長6時間、充電ケースで3回ぶんを足して合計およそ24時間という設計です。片道1時間の通勤なら往復で2時間ですから、3日に一度はケースに戻す前提になります。7機種の中でもっとも高い金額でありながら、本体だけで鳴る時間は3千円台の機種より短いという組み合わせなので、ここは納得したうえで選んでください。

金額の順位ではなく、耳に入れている時間の質を最優先にすると決めたのであれば、この1台が最後の選択肢になります。

Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)

参考価格 39,600円前後

価格よりも、包み込まれるような装着感と没入感のある空間オーディオ体験を最優先したい人向け

音の情報量で選ぶなら、この2台

最後は、音の送り方から選びたい人へ。ここに並ぶ2機種は、Bluetoothでより多くの情報量を送れるLDACという方式への対応と、振動板の口径を、どちらも販売ページに書いています。逆に、コーデックにもブランドの音づくりにも関心がないのであれば、この2台は飛ばして構いません。

Nothing Ear (a)

楽天市場のNothingストアの仕様は、11mmダイナミックドライバー、最大45dBのアクティブノイズキャンセリング、LDAC対応、Bluetooth5.3という構成で、価格は12,800円です。充電ケースを含めた再生時間は最大42.5時間、10分の充電で最大10時間使えると表記されていました。

今回の7機種のうち、振動板の口径が公表されているのはこの機種とTechnicsの2つで、11mmと6mmでは倍近い開きがあります。口径が大きいほど動かせる空気の量は増えますが、音の印象はチューニングで決まる部分が大きく、口径の数字だけで優劣は付きません。この2機種で迷ったときは、数字ではなく音の方向の好みで選んでください。

中身が透けて見える外観も、この機種が選ばれている理由のひとつでしょう。デザインは仕様表に載らない項目ですが、毎日耳から出ているものである以上、好みで決めて構わないと僕は考えています。

短所は防水防塵の弱さです。本体がIP54、充電ケースがIPX2という表記で、あくまで生活防水の範囲にとどまります。ジムでの発汗や雨の日のランニングで酷使する前提なら、この機種は候補から外してください。

音の情報量と見た目の個性、どちらも譲りたくないのであれば、ここが着地点になります。

Nothing Ear (a)

Nothing Ear (a)

参考価格 12,800円前後

音質(ハイレゾ・LDAC対応)と、他社には無い透明な個性的デザインを両方とも譲りたくない人向け

パナソニック Technics EAH-AZ40M2

楽天市場のPanasonic Store Plusの仕様は、6mmドライバー、LDAC対応、ノイズキャンセリング搭載、カナル型の左右分離型で、価格は14,986円です。防滴・防水機能ありという表記と、Bluetoothのマルチポイント対応が明記されていました。発売は2023年10月19日になります。

この機種を選ぶ理由は、音づくりよりマルチポイントのほうが説明しやすいかもしれません。パソコンで会議に入り、終わったらスマホで音楽に戻ります。この行き来のたびに接続をやり直している人は、1日に何度も同じ操作を繰り返しているはずです。マルチポイントに対応していることは販売ページにも明記されており、つなぎ替えを減らしたい人にはそのまま選ぶ理由になります。

短所も書いておきます。まず、発売が2023年10月で、いま買うには時間が経っているモデルです。次に防水で、防滴・防水機能があるという記載だけで、IPXの等級までは公開されていません。そして、同じブランドの上位モデル(AZ60M2・AZ80)と比べれば、ノイズキャンセリングの効きや装着感はミドルクラスの位置づけになります。

パソコンとスマホを毎日行き来していて、つなぎ替えの操作を減らしたいと考えているなら、そして国内ブランドの音づくりに惹かれているのであれば、この1本が答えになります。

パナソニック Technics ワイヤレスイヤホン EAH-AZ40M2

パナソニック Technics ワイヤレスイヤホン EAH-AZ40M2

参考価格 14,986円前後

国内老舗オーディオブランドならではの音作りを、コンパクトな本体サイズで求める人向け

使う場所から引くと、もっと早く決まる

仕様表から入って迷ったなら、逆から引いてください。1日のうちでいちばん長くイヤホンを入れている場所を1つ挙げるだけで、候補はほとんど決まります。

電車やバスでまとまった時間を過ごす人は、騒音を消しにいく2台を見てください。あたるのは ソニー WF-1000XM5 と Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)の2つで、どちらも騒音を消す仕事そのものに原価を振っています。前者は専用チップで、後者はアクティブとパッシブの両方式で消しにいく、という違いでした。

オフィスと自宅を行き来し、パソコンとスマホの両方でつなぐ人へ。つなぎ替えの手間を減らしたいなら Technics EAH-AZ40M2、機能より軽さと接続の安定を取るなら ソニー WF-C510 が近いでしょう。

音楽を聴く時間そのものが長い人には、販売ページでLDAC対応が明記されている Nothing Ear (a) と Technics EAH-AZ40M2 が候補になります。同じLDAC対応でも、片方は11mmドライバー、もう片方は6mmドライバーと設計が違いますから、ここは好みで選ぶ部分です。

なくす心配や、耳に合わなかったときの損のほうが気になる人は、この2台を見てください。Xiaomi Redmi Buds 8 Lite(3,480円)と Anker Soundcore P31i(4,990円)なら、合わなかったときの傷が浅く済みます。ケース込みの再生時間は36時間と50時間に分かれました。1本目から外したくないなら本命は ソニー WF-C510 ですが、まずこの2台で耳との相性とノイズキャンセリングの要不要を確かめ、次の1台で上に行くという順番も取れました。

7機種の中で、自分がどれに当たるか

ここまでの7機種を、解いている問題・主な仕様・向いている人の順に並べます。記事に出てきた順で並べてあるので、いちばん自分に近い行から読んでください。

解いている問題と機種主な仕様向いている人
軽さと接続の安定 / ソニー WF-C510片耳約4.6g・連続再生最大11時間(ASMオフ)・Bluetooth5.3軽さと接続の安定を優先する人。外の音が聞こえたままでよい人
充電の回数を減らす / Anker Soundcore P31iBluetooth6.1・ANC搭載・最大50時間再生(ケース込み)充電の回数をできるだけ減らしたい人。接続の規格を新しいものにしておきたい人
まず1台試す / Xiaomi Redmi Buds 8 LiteBluetooth5.4・最大42dBのANC・連続再生8時間(ケース込み36時間)最小の金額で1台試したい人。予備やサブとして雑に扱いたい人
騒音を消す / ソニー WF-1000XM5統合プロセッサーV2+ノイズキャンセリングプロセッサーQN2e通勤の騒音を本格的に遮断したい人。音質にもこだわりたい人
騒音を消す / Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)アクティブとパッシブの両方式によるノイズリダクション・本体最長6時間(ケースで3回分を追加)装着感と没入感に最優先で払える人
音の情報量 / Nothing Ear (a)11mmドライバー・最大45dBのANC・LDAC対応・ケース込み最大42.5時間音の情報量と見た目の個性を両方ゆずりたくない人
音の情報量とつなぎ替え / Technics EAH-AZ40M26mmドライバー・LDAC対応・ANC搭載・マルチポイント対応国内ブランドの音づくりで選びたい人。パソコンとスマホをつなぎ替えたくない人
仕様は各社のサイトおよび販売ページの表記にもとづきます。価格は時期と在庫によって動きます

表を見ても迷うようなら、機種の比較ではなく自分の生活のほうを先に確定させてください。次の3つが決まれば、候補は自動的に絞られます。

買う前に決めておく3つ

  • 使う時間がいちばん長い場所はどこか(電車・オフィス・自宅)
  • 仕事の通話やWeb会議で使うかどうか
  • 外の音が聞こえないと困る場面があるかどうか

3つ目でつまずいた人は、この記事で挙げた機種すべてが合わない可能性があります。理由は次の節に書きました。

仕様の表に出てこない部分も残る

音の鳴り方は、価格ではなくメーカーで決まります

価格を揃えても、鳴り方はメーカーごとにはっきり違います。同じ1万円前後でも、低音を厚く出す方向で設計されたものと、音の輪郭を細かく出す方向のものでは別物です。ここは性能ではなく好みの領域なので、数字の大小では決められません。

国内メーカーの中では、オーディオテクニカが音づくりの個性を前に出しており、重低音を効かせたシリーズと、軽量コンパクトを優先したシリーズを別々に用意しています。同じ価格でシリーズが分かれている以上、選ぶ基準は性能ではなく「どちらの音が好きか」になりました。音の傾向から先に決めたい人は、価格帯よりブランドで絞ったほうが早く着地するでしょう。

耳をふさぎたくない人には、別の系統があります

そもそも今回挙げた機種は、いずれも耳に入れて使う形です。ランニング中に後ろから来る車の音を聞きたい人や、在宅勤務でインターホンと家族の声を逃したくない人には、この形自体が合いません。

その場合に選ぶのが骨伝導タイプです。耳の穴ではなくこめかみの付近に当て、振動で音を伝えるので、耳が空いたまま音を聞けます。入門機でも1万円台からという価格帯で、今回の7機種とは選ぶ理由がまるで違いました。周囲の音を消したいのか、それとも残したいのかという一点だけは、価格の話より先に決めておいてください。

部屋の中で流すだけなら、そもそも耳につけない手もあります。防水を取るか音質を取るかで分かれるBluetoothスピーカーを6台比べました。

耳に入れる形そのものが窮屈なら、耳をおおう形に変える道もあります。ヘッドホンのおすすめ8台は、1万円台から選べる人気モデルを比べました。

買ってから気づきやすいのは、この3つでした

ひとつ目は、ノイズキャンセリングの有無を確かめないまま買ってしまうことです。今回の7機種でいえば、WF-C510だけが非搭載でした。価格が上がれば全部付いてくると思い込むと、ここで取り違えます。商品ページで「ノイズキャンセリング」の表記があるかどうかを、必ず自分の目で確認してください。

静けさそのものを目的に選ぶなら、搭載の有無より効き方の差を見るほうが早いです。ノイズキャンセリングイヤホンは6機種を、静けさで比べました。

ふたつ目は、再生時間の数え方です。先に書いたとおり、ケース込みの合計時間と、イヤホン単体の連続再生時間は別物になります。「50時間」と「11時間」を並べて4倍以上長持ちすると読むのは誤りです。同じ数え方の数字どうしを比べるだけで、この取り違えは防げました。

みっつ目は、通話品質がカタログの表に出てこないことです。マイクの数や通話用の処理は、再生時間や重量のように一行では書けません。仕事の通話を毎日する人ほど、上位の機種を選んでおいたほうが後悔は少なくなるでしょう。

もうひとつ、上位機を買うときは販売ページの表記も見ておいてください。WF-1000XM5のように人気の続くモデルは、国内正規品と輸入品が同じ検索結果に並びます。保証の扱いが変わるので、正規品の表記があるかどうかは金額と同じ重さで確認してください。

何を解きたいのかを、今日のうちに決める

改めて整理します。軽さと接続の安定を優先して毎日つけるなら ソニー WF-C510、充電の回数を減らして長く持たせたいなら Anker Soundcore P31i、なくす心配のほうが大きいなら Xiaomi Redmi Buds 8 Lite です。通勤の騒音を専用プロセッサーで遮断したいなら ソニー WF-1000XM5、装着感と没入感に最優先で払えるなら Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)、音の情報量と見た目の個性を両方取るなら Nothing Ear (a)、パソコンとスマホをつなぎ替えたくないなら Technics EAH-AZ40M2 になります。7機種とも同じ土俵の商品ではなく、解こうとしている問題が違いました。

順番としては、まず自分が何を解きたいのかを決め、そのうえで音の好みや耳をふさぐかどうかを見ます。この順番で進めれば、売場でもう30分立ち尽くすことにはなりません。価格は時期と在庫で動くので、買う直前に各販売ページの表示を確かめてください。

※本記事はプロモーションを含みます

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30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

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