眉を整えるとき、いちばん失敗しやすいのは道具の選び方です。T字カミソリは刃が大きすぎて眉尻の角を落としてしまいますし、毛抜きは一本ずつ抜くので時間がかかるうえに赤く腫れます。鏡の前で「思ったより細くなった」と気づくのは、たいてい剃り終わったあとでした。
電動の眉毛シェーバーが効いてくるのはここです。刃の幅が眉に合わせて小さく作られていて、コームを付ければ長さを残したまま整えられます。剃るのではなく、はみ出した分だけを刈る道具だと考えると分かりやすくなります。
今回は楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングの売れ筋から5本を選びました。分かれ目は単純で、眉だけを整える専用機か、顔の産毛や鼻毛まで任せられる多機能かの2つです。値段は1,430円前後から4,640円前後まで開きました。
先にひとつだけ断っておきます。この5本はすべて乾電池式で、USBで充電して使うタイプは入っていません。充電式を探している人は、この記事の対象から外れることになります。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
眉専用か、顔まで任せるか。5本はここで分かれます
眉毛シェーバーという名前でひとくくりにされていますが、中身は2種類あります。眉のラインを作ることだけに寄せた専用機と、眉を含めた顔まわり全体を担当する多機能機です。
専用機はパナソニックのER-GM30-Kと、貝印のKQ1840になります。どちらも本体が小さく軽いので、鏡に顔を寄せたまま細かく動かせるのが利点です。眉尻や眉間だけを整えたい、という目的がはっきりしている人はこちらで足ります。
多機能機はパナソニックのER-GZ50-K、コイズミのKMC-0651/H、シックのSMEC-101の3本です。ヘッドやアタッチメントを差し替えて、頬やあごの産毛、製品によっては鼻毛や耳毛まで1本でまかないます。洗面台に道具を何本も並べたくない人にはこちらが向いています。
値段の傾向もきれいに出ました。専用機のKQ1840が1,430円前後といちばん安く、多機能で防水のER-GZ50-Kが4,640円前後で最も高くなります。機能の数と値段はほぼ比例していました。
| 製品 | タイプと電源 | 実売の目安 |
|---|---|---|
| パナソニック ER-GM30-K | 眉専用・単4形乾電池1本 | 3,020円前後 |
| 貝印 眉毛トリマー KQ1840 | 眉専用・単4形乾電池1本 | 1,430円前後 |
| パナソニック ER-GZ50-K | 多機能・単3形乾電池1本(別売) | 4,640円前後 |
| コイズミ KMC-0651/H | 多機能・単4形乾電池1本 | 1,970円前後 |
| シック SMEC-101 | 多機能・乾電池式 | 2,080円前後 |

水洗いできるのは5本のうち1本だけでした
買ってから困りやすいのが手入れの話です。剃った毛は刃の隙間に細かく残りますので、丸洗いできるかどうかで手間がまるで違ってきます。
5本を確認したところ、本体ごと水洗いできるのはER-GZ50-Kだけでした。公式仕様に防水設計と水洗いの記載があり、風呂場に持ち込んで使えます。残る4本は事情がそれぞれ違いました。
ER-GM30-KとKQ1840は、公式にも販売ページにも防水の記載が見つかりません。付属の掃除用ブラシで刃をはらう手入れになります。KMC-0651/HとSMEC-101は、アタッチメントやトリマー部分だけを外して水洗いする形で、本体は非防水です。シックの公式には「本体の水をよく拭き取り、水滴が中に入らないよう注意」と明記がありました。
電源はどれも乾電池です。ER-GM30-KとKQ1840とKMC-0651/Hが単4形を1本、ER-GZ50-Kが単3形を1本使います。このER-GZ50-Kだけは電池が本体に付属しませんので、単3形のアルカリ乾電池か充電式ニッケル水素電池を別に用意してください。電池代が本体価格の上に乗る点は、買う前に頭に入れておいたほうがよいところです。
手入れで確認しておく3つ
- 本体ごと洗えるのか、刃だけを外して洗うのか
- 掃除用ブラシが付属しているか
- 電池が同梱か別売か
コームの刻みが、剃りすぎるかどうかを決めます
眉毛シェーバーで最も差が出るのは、刃そのものより付属のコームです。コームを付けずに当てると地肌ぎりぎりまで剃れてしまいますので、初めての人ほどここを見てほしいと思います。
KQ1840とKMC-0651/Hは、2mmと4mmのマユ用コームが2種類付きます。2mmで全体の長さをそろえてから、はみ出した毛だけをコーム無しで落とす、という進め方ができました。ER-GM30-KはマユコームがAとBの2種類、ER-GZ50-Kは長さそろえアタッチメントA・Bにマユカバーが加わります。SMEC-101にも長さ調整アタッチメントが付属しました。
眉の形そのものを決めたい人は、シェーバーの前にテンプレートを使う方法もあります。道具の組み合わせ方は貝印のアイブロースタイリングキットの記事で詳しく書きましたので、形から作り直したい人はそちらも見てください。
刃の幅も見どころです。KQ1840は5mmのショート刃と25mmのロング刃を持っていて、細かい部分と広い部分で使い分けられます。ER-GM30-Kはマユ用刃とウブ毛用刃が別々に付属する構成でした。
眉だけ整えたい人に選んだ2本
パナソニック マユ・フェイスシェーバー ER-GM30-K
眉を整えることだけを考えるなら、まずこれが基準になります。質量は20gで、単4形乾電池1本で動く小さな1本です。マユ用刃とウブ毛用刃、そしてマユコームAとBが付属しますので、眉の長さをそろえてから輪郭を作るところまで1本で進められます。
実売は3,020円前後でした。楽天のOCNオンラインショップが3,260円、ケーズデンキが2,809円、Yahoo!ショッピングのヤマダ電機が3,600円、Amazonの参考価格は2,573円です。専用機としては安くありませんが、パナソニックのメンズ向けシリーズとして仕様が公開されている安心感があります。
弱点は防水です。公式仕様に防水の記載がなく、本体を水洗いできません。使ったあとは付属の掃除用ブラシで刃をはらう手入れになりますし、風呂場に持ち込む使い方もできない設計でした。マユ用刃はコームと組み合わせて使う小幅の直線刃ですので、ボディ用途にも対応しません。
眉だけを毎朝きちんと整えたい人、道具を1つに絞りたい人におすすめします。
貝印 KAI 眉毛トリマー KQ1840
まず安く試したい、あるいは職場や旅行用の2台目がほしい。そういう人にはこの1本がちょうどよく収まります。実売1,430円前後で、今回の5本ではいちばん手を出しやすい価格でした。
中身は価格のわりに欲張っています。5mmのショート刃と25mmのロング刃という2枚刃の構成で、眉尻の細かいところはショート刃、頬に近い広い面はロング刃という使い分けができました。マユ用コームも2mmと4mmの2種類が付きます。電源は単4形乾電池1本です。
短所は先に書いたとおり防水の記載が無いところでした。公式にも販売ページにも水洗いの案内が見つかりませんので、水に浸けての使用は想定されていません。刃物メーカーの製品らしく刃の作りには手が入っていますが、手入れは乾いた状態で行うものと考えてください。
楽天のTHINK RICH STOREが1,395円、Yahoo!ショッピングでは1,390円から1,580円、Amazonの参考価格は1,391円から1,460円という並びでした。千円台前半で買えますので、電動の眉毛シェーバーがどんなものかを確かめる最初の1本に向いています。
顔まわりをまとめて任せる3本
パナソニック ファーストマルチシェーバー ER-GZ50-K
風呂に入ったついでに、眉もヒゲも産毛もまとめて片づけたい。その使い方ができるのは5本のなかでこれだけです。防水設計で本体の水洗いに対応していますから、湯気のこもった風呂場でそのまま使えます。
構成はシェーバーヘッドとI型トリマーヘッドの交換式で、長さそろえアタッチメントA・Bとマユカバーが付属します。質量は約80gと今回の5本ではいちばん重いのですが、その分ヘッドの守備範囲が広くなりました。電源は単3形乾電池1本で、1本あたり連続使用は約40分です。
注意点は電池が別売という一点に尽きます。箱を開けても電池は入っていませんので、単3形のアルカリ乾電池か充電式ニッケル水素電池を一緒に買ってください。本体の実売はケーズデンキで4,870円、Yahoo!ショッピングのヤマダ電機やベスト電器が5,110円、Amazonの参考価格が3,927円で、目安は4,640円前後になります。
5本のなかで唯一、風呂場で使って洗って終われる1本です。手入れの手間を減らしたい人はここを選んでおくと後悔しません。
コイズミ フェイス&マユシェーバー KMC-0651/H
頬やあごの産毛まで気になっている人には、これが合います。フェイス用とマユ用のアタッチメントを差し替える構造で、マユ用コームは2mmと4mmの2種類が付属しました。男女どちらでも使える作りで、公式にも男性向け限定という書き方はされていません。
質量は約26gと軽く、電源は単4形乾電池1本です。チャコールグレーの落ち着いた色で、洗面台に置いても道具らしさが目立ちません。キャップと掃除用ブラシも同梱されますので、買ってすぐ使い始められます。
弱点は水洗いの範囲でした。洗えるのはアタッチメントだけで、本体は非防水になります。風呂場での使用を前提にしているならER-GZ50-Kのほうが向いていますし、洗面台で使って拭き上げる運用ならこちらで問題ありません。
実売は1,970円前後です。Yahoo!ショッピングのy-kojimaが1,730円、楽天のネイチャーの丘が2,213円、コイズミの公式ショップは2,444円、Amazonの参考価格は1,573円でした。二千円前後で顔の産毛まで任せられる価格帯は、今回の5本のなかでも競争力があります。
シック スタイリングパートナー マルチエチケットグルーマー SMEC-101
出張や旅行が多く、荷物に何本も入れたくない人向けの1本です。鼻毛・耳毛用トリマーと眉・顔用トリマーの両方が付属しますので、身だしなみの道具をこれ1つに集約できます。長さ調整アタッチメントも同梱されました。
電源は乾電池式で、ネイビーの本体はポーチに入れても目立ちません。実売は2,080円前後で、楽天のAILショップが2,241円、Yahoo!ショッピングのvittorieが2,050円、Amazonの参考価格は1,640円という並びでした。
短所は水まわりです。水洗いできるのはトリマーとアタッチメントだけで、本体を沈めての丸洗いはできません。公式にも「本体の水をよく拭き取り、水滴が中に入らないよう注意」と書かれています。鼻毛の手入れを本体ごと洗いたい人は、電動鼻毛カッターの選び方で丸洗いできるモデルを確認してから決めてください。
顔まわりの手入れを一度に片づけたい人に向いた1本です。

買う前に知っておいてほしい弱点
5本を並べて確認するなかで、購入後に効いてくると感じた部分を書いておきます。
いちばん大きいのは防水の差です。本体を水洗いできるのはER-GZ50-Kだけで、残る4本は刃やアタッチメントを外して洗うか、ブラシで払うかになります。剃った毛は思っている以上に細かく散りますので、洗面台で使ったあとの掃除も込みで考えておいてください。
電源も見落としがちです。5本とも乾電池式ですから、外出先で止まったときは電池を買いに行くことになります。特にER-GZ50-Kは電池が同梱されませんので、届いた日に使えないという事態になりかねません。
コームの刻みにも限界があります。2mmと4mmという2段階しか用意されていない製品が多く、その中間の長さは自分で当て方を調整するしかありません。眉毛シェーバーは細かく段階を刻む道具ではありませんので、そこを求めるならハサミとの併用が現実的です。
値段の振れ幅も無視できません。ER-GM30-Kは2,573円前後から3,600円前後まで、SMEC-101は1,640円前後から2,762円前後まで、同じ製品で店によって開いていました。家電量販店の通販とAmazonでは価格の付き方が違いますので、注文の直前に見比べるだけで千円近く変わることがあります。
最後にひとつ。眉毛シェーバーは形を作る道具ではなく、決めた形を保つ道具です。眉の形そのものに迷いがあるなら、先にテンプレートやサロンで形を決めてから買ったほうが満足度は上がります。
顔まわりの手入れで一緒に見ておきたい記事
- 髭トリマーとシェーバーの違い長さを残す道具の選び方をまとめました
- フィリップスシェーバーおすすめ5機種ヒゲそり本体から見直したい人へ
- デート前に必ずやるべきこと7つ眉以外の身だしなみも一度に整えたいときに
5本のどれを選ぶかは、2つの質問で決まります
1つめの質問は「眉だけでいいのか」です。眉のラインを整えることだけが目的なら、専用機のほうが小回りが利きます。予算を抑えたいならKQ1840、仕様が公開されているものを選びたいならER-GM30-Kが答えになります。
2つめは「風呂場で使いたいか」です。使いたいならER-GZ50-Kの一択になります。本体を水洗いできるのはこの1本だけですし、シェーバーヘッドとI型トリマーヘッドの交換で顔まわりを広くカバーできます。電池が別売という点だけ忘れないでください。
洗面台で使って拭き上げる運用でよく、顔の産毛まで任せたいならKMC-0651/Hが軽くて扱いやすくなります。鼻毛や耳毛まで1本で済ませたい人、荷物を減らしたい人はSMEC-101です。この2つの質問に答えれば、5本は自然に1本まで絞れます。
※本記事はプロモーションを含みます

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