ボディソープを替えたくなる理由は、だいたい2つに割れます。人にニオイを指摘されたか、洗ったのに夕方には肌が脂っぽく戻っているかのどちらかです。この2つは原因が違うので、同じ1本で両方を狙うと中途半端になります。
そこで今回は、ニオイと皮脂という2つの軸で6本を並べました。ニオイ側は殺菌の有効成分がどう入っているか、皮脂側は落とす設計になっているかどうかを、それぞれの成分表示から見ています。
価格の幅も広く取りました。いちばん安いルシードの本体450mLが798円前後、いちばん高いNULLが3,036円前後です。詰め替えの大容量まで含めれば、1回あたりの負担はもっと下げられました。
以下は、悩みの種類が近い順に並べています。表も見出しも締めも同じ順にしてあるので、気になった行の商品名をそのまま本文でたどってください。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
ニオイと皮脂は、当てる成分が違います
ニオイのほうから整理します。体のニオイは、汗そのものではなく、汗や皮脂を皮膚の常在菌が分解することで生まれるものです。だからニオイに当てにいく製品は、殺菌の有効成分を入れてきます。今回で言えばイソプロピルメチルフェノール、シメン-5-オール、ベンザルコニウム塩化物がそれにあたりました。
皮脂のほうは考え方が変わります。落とす力を上げれば脂っぽさは減りますが、落としすぎた肌は皮脂を戻そうとします。そこで最近は、界面活性剤で削り切るのではなく、吸着させて連れ出す設計が出てきました。デ・オウの特殊吸着炭トリポーラスがその形です。
もう1つ、どちらでもない選び方があります。ニオイを消すのではなく、風呂上がりに残る香りを自分で作りにいく方向です。この場合は殺菌成分より、香りの質と保湿成分の中身を見ることになります。
| 商品と価格 | ニオイと皮脂のどちらに寄るか | 容量とタイプ |
|---|---|---|
| NULL 薬用ボディソープ 3,036円前後 | ニオイ寄り。殺菌成分2つと肌荒れケアを両立 | 本体400mL |
| DiNOMEN 薬用デオドラント 1,700円前後 | ニオイに全振り。加齢臭を指摘された人向け | 本体700mL |
| デ・オウ 薬用ジェルクレンズ 1,980円前後 | 皮脂寄り。吸着炭で脂を連れ出す | 詰め替え930mL |
| ルシード 薬用デオドラント 798円前後 | ニオイ寄り。香りを足さない方向 | 本体450mL |
| REDEN ボディソープ 990円前後 | 香りと保湿。落としすぎない側 | 本体500mL |
| 太陽のさちEX 柿渋 1,400円前後 | ニオイ寄り。大容量でたっぷり使う | 詰め替え1.2L |

人にニオイを指摘されたことがあるなら、この2本から
いちばん切実なのがここです。自分では分からないから対策のしようがなく、指摘されて初めて動くことになります。ニオイの元に当てにいく製品は、殺菌の有効成分を名前で書いているので、パッケージの成分欄で見分けられました。
NULLの薬用ボディソープは3,036円前後で、内容量は400mLです。有効成分はグリチルリチン酸2Kとシメン-5-オールの2つで、皮膚の殺菌・消毒と、体臭・汗臭を防ぐ目的で配合されています。柿タンニンなどの保湿成分も入っていました。
この1本を先頭に置いた理由は、ニオイと肌荒れの両方に手が届くからです。グリチルリチン酸2Kは肌荒れを防ぐ側のはたらきが期待できる成分なので、背中のニキビが気になって、しかもニオイも気になるという人の一本目に向きます。香りはマリンシトラスでした。楽天の「ボディソープ メンズ」では3位と7位、Amazonのボディソープでも30位に入っています。
気になるのは価格です。3,036円前後というのは今回の6本で最も高く、しかもこれは本体だけの値段でした。詰め替え用は別売りで2,420円前後です。続けるつもりなら、この2つを足した年間の負担で考えてください。
加齢臭を指摘された、という場面に絞るならDiNOMENです。実売の中心は1,700円前後で、内容量は700mLと多めでした。有効成分はイソプロピルメチルフェノールで、殺菌のはたらきが期待できます。保湿側には茶エキス、柿タンニン、コラーゲンなどが入っていました。
NULLとの違いは、狙いを1つに絞っているところです。肌荒れケアを兼ねる代わりに、ニオイ対策の側へまっすぐ振ってあります。700mLという容量もあって、体を洗う回数が多い人でも減りが気になりにくいでしょう。楽天の「ボディソープ メンズ」では1位でした。
ただし価格表示には注意してください。モールによって1,045円から2,114円まで幅があり、安い側には定期購入を前提とした価格が混ざっている可能性があります。単品でいくらになるかを、買う前に必ず確認してください。
洗った直後なのに、もう脂っぽいと感じるなら
ニオイではなく脂のほうが悩みの中心なら、選ぶ製品が変わります。皮脂は洗い流すだけだと戻りが早く、そのうえ落としすぎると余計に出ることがあります。ここで見たいのは洗浄力の強さではなく、皮脂をどう連れ出すかという設計でした。
デ・オウの薬用ジェルクレンズは、その考え方がはっきりしている1本です。有効成分はベンザルコニウム塩化物で、皮膚の洗浄・殺菌・消毒の目的で入っています。そこに特殊吸着炭のトリポーラスが加わっていて、皮脂や汚れを吸着させて落とす形になっていました。
今回選んだのは詰め替え用の特大930mLで、1,980円前後です。この容量で2千円を切るので、1回あたりの負担はかなり軽くなります。ノンメントールなので、冬場に清涼感が刺さって困るということもありません。楽天の「ボディソープ メンズ」では6位と18位に入っていました。
ひとつ補足があります。ロート製薬の公式製品情報ページに載っているのは本体520mLと詰替420mLで、930mLの記載はありませんでした。930mLという内容量は、モールの商品ページとJANコードで確認した数字です。中身そのものは同じジェルクレンズですが、公式ページで容量を照合したい人は、この点を知っておいてください。

香りを足したくない人と、あえて足したい人で分かれます
ここから2本は、香りに対する立場が正反対です。どちらが正解ということはなく、通勤時に香水やヘアフレグランスを使うかどうかで決まります。
香りを重ねたくない人にはルシードの薬用デオドラントボディウォッシュです。本体450mLが798円前後、詰め替えの380mLが688円前後でした。有効成分はイソプロピルメチルフェノールで、殺菌のはたらきが期待できます。香りはハーバルシトラスで、ノンメントールのタイプです。
800円を切る価格でニオイ対策の有効成分が入っているというのは、続けやすさの面でかなり効いてきます。ボディソープは毎日使うものなので、値段の低さはそのまま「切らさない」につながりました。Amazonのボディソープで35位、楽天の「ボディソープ メンズ」で11位です。
注意点は買い間違いです。同じルシードにはメントール配合の通常版があり、パッケージがよく似ています。ノンメントールを狙うなら、商品名にその表記があるかを見てから注文してください。
逆に、風呂上がりの匂いを自分で作りたい人にはREDENが向きます。990円前後で内容量は500mL、香りはマリンムスクでした。詰め替え用の400mLも用意されています。Amazonのボディソープでは3位、楽天の「ボディソープ メンズ」でも5位と20位に入っていました。
中身は保湿に寄せてあります。セラミド3、グリセリン、コラーゲン、ホホバ種子油、シア脂など、22種類の保湿成分が配合されていました。2つの軸で言えば、皮脂を落としきらない側に立った1本です。洗ったあとに突っ張るのが苦手な人や、落としすぎて逆に荒れるタイプの人に向きます。
はっきり書いておくと、この1本には殺菌の有効成分の記載がありません。ニオイの元に当てにいく製品ではなく、香りと保湿で組み立てられた製品です。ニオイを指摘された経験があるなら、先に挙げたNULL・DiNOMEN・ルシードのほうを見てください。
家族と共用する、毎日たっぷり使う。そういう買い方なら
ここまでの5本は自分ひとり用の想定でした。最後の1本は買い方が違います。家族と一緒に使う、あるいは体だけでなく毎日惜しまず使いたいという人向けです。
太陽のさちEXの柿渋ボディソープは、詰め替え用1.2Lで1,400円前後でした。有効成分はイソプロピルメチルフェノールで、殺菌のはたらきが期待できます。柿タンニンが保湿成分として入っていて、販売名は「NKスキンウォッシャブルA」です。Amazonのボディソープでは28位に入っていました。
容量については補足が要ります。マックスの公式サイトに載っているラインナップは本体450mL、詰替400mL、詰替大容量1,150mLの3つで、モールで見かける「1.2L」はこの1,150mLを丸めた表記とみられます。実際に届く量を厳密に知りたい人は、大容量の1,150mLだと思っておくほうが安全でしょう。
もう1点、これは詰め替え専用品です。手元にポンプの本体がないなら、最初だけ別売りの本体を買う必要があります。価格も店によって1,291円から1,737円まで動いていました。
6本それぞれ、買う前に知っておきたい引っかかり
長所だけでは選べません。ここまでで触れた弱みを、もう一度まとめておきます。
- NULL … 3,036円前後は6本で最も高く、しかも本体のみ。詰め替えは別売りで2,420円前後
- DiNOMEN … モールごとの価格差が大きく、安い表示に定期購入の条件が混ざっている可能性がある
- デ・オウ … 930mLは公式の製品情報ページには載っておらず、容量はモールの表記とJANでの確認
- ルシード … メントール配合の通常版と見た目が近く、店頭でも通販でも取り違えやすい
- REDEN … 殺菌の有効成分の記載がないので、ニオイ対策そのものには向かない
- 太陽のさち … 詰め替え専用で、最初の1本は別売りの本体ポンプが必要
もうひとつ全体に言えることがあります。殺菌成分の入ったボディソープは、洗い流した時点で役割を終えます。日中のニオイまで押さえたいなら、ボディソープだけで完結させず、日中に使うものと組み合わせるほうが現実的でした。
洗い方でも結果が変わります
- 皮脂の多い胸元と背中は先に洗い、泡を最後まで残さず流す
- ナイロンタオルで強くこすらない。傷んだ肌はかえってニオイの元になりやすい
- 殺菌成分入りは泡をすぐ流さず、少し置いてから流して成分が肌に当たる時間を作る
- 詰め替えを注ぐときはボトルを洗って乾かす。水が残ると中身が傷みやすい
体のニオイ対策は、ボディソープだけでは終わりません
風呂で洗える範囲には限りがあります。ニオイが出やすい場所は人によって違い、頭皮から出ている場合も、足元から立ち上がっている場合もありました。ボディソープを替えて効きが薄いと感じたら、出どころを疑い直したほうが早いです。
頭皮の脂とニオイが気になるなら頭皮のにおい向けのシャンプー、日中の汗そのものを止めたいならエージーデオ24メンの使い分けが効きます。背中のニキビが主役になっているなら背中ニキビ向けのアイテムも見てください。
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最後に、どれを選ぶかの決め方
順にたどり直します。ニオイと背中の肌荒れを両方どうにかしたいならNULL、加齢臭を指摘された経験があるならDiNOMEN、洗ってもすぐ脂っぽくなるならデ・オウでした。香りを重ねたくない人はルシード、風呂上がりの匂いを作りたい人はREDEN、家族と共用して毎日たっぷり使うなら太陽のさちEXになります。
迷ったら、直近で困った場面を思い出してください。人に言われたのか、自分で鏡を見て脂に気づいたのか。前者ならニオイ側に振った4本、後者ならデ・オウの吸着炭が、それぞれ最初の一歩として素直です。
価格は798円前後から3,036円前後まで開いています。毎日使うものなので、続けられる価格かどうかも同じくらい大事な条件でした。
※本記事はプロモーションを含みます

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