夕方に靴を脱ぐ一瞬だけ、妙に身構えてしまう人は少なくないはずです。座敷の飲み会、友人の家の玄関、ジムのロッカールーム。足のにおいは自分では気づきにくいのに、脱いだその瞬間だけは自分にもはっきり分かってしまいます。あの居心地の悪さは、正直こたえますよね。
対策を探しはじめると、スプレー、クリーム、5本指ソックス、インソール、消臭パウダーと、まるで種類の違うものが同じ棚に並んでいます。ここで多くの人は「結局どれを1つ買えばいいのか」で止まってしまいます。ただ、足のにおいと長く付き合ってきた感覚でいうと、選ぶべきは「1つ」ではなく「攻める場所の違う組み合わせ」でした。
足に塗るもの、靴下を替えるもの、靴の中に置くもの。この三つは狙っている相手がそれぞれ別なので、どれか1つだけでは手の届かない範囲が残ります。逆にいえば、300円台の乾燥剤と1,000円台のスプレーを重ねるだけでも、朝と夜の両側から手が打てるということです。
この記事では、その三つの場所に加えて靴そのものを乾かす手段まで、楽天市場で在庫と価格を確認できた8品を並べました。価格は309円から4,900円までと幅があります。有効成分で汗ごと抑えにいくのか、ニオイを外へ逃がすのかも1点ずつ書き分けていますので、そこも合わせて見てください。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
足の臭い対策は「足・靴下・靴」のどこを攻めるかで決まります
道具を選ぶ前に、足のにおいがどこから来るのかをざっくりだけ押さえておくと、迷う時間が短くなります。足の裏は汗腺が密集していて汗をかきやすく、その汗と皮膚の上にいる常在菌、それに古い角質が、靴の中という高温多湿の密室で長い時間いっしょになります。これが基本的な流れです。
だとすると、打てる手は自然と三つに割れてきます。汗そのものを減らすか、靴下で蒸れを逃がすか、靴の中の湿気を抜くか。どれも間違っていませんが、どれも単独では届かない範囲を残します。朝にスプレーをしても、帰宅後の靴は湿ったままです。逆に靴だけ乾かしても、翌日に足が汗をかく量そのものは変わりません。
ですから最初に決めるのは商品ではなく、自分がいまどこを放置しているかのほうになります。朝は何かしているのに夜は何もしていない人、靴下は綿のまま何年も変えていない人、同じ革靴を毎日履き続けている人。放置している場所に1点だけ足すのが、いちばん体感の出やすい入り方でした。
| 攻める場所 | この記事で扱う品 | 足りていない人 |
|---|---|---|
| 足そのもの | クリーム・スプレー | 朝の外出前に何もしていない |
| 靴下 | 5本指ソックス | 綿の普通の靴下を履き続けている |
| 靴の中 | 消臭パウダー・インソール・乾燥剤 | 帰宅後の靴を放置している |
| 靴の湿気 | 靴乾燥機 | 毎日同じ靴を履く・雨の日が多い |

ひとつ先に書いておきます。足に強い痛みやかゆみがある、皮がむける、ただれているといった状態のときは、市販のケア用品で押し切ろうとしないでください。皮膚科で診てもらったほうが結果的に早く片づきます。ここから紹介するのは、あくまで日常のにおいケアの範囲の話です。
足に直接使う2点——塗るクリームと吹きかけるスプレー
まずは汗をかく側、つまり足そのものに手を打つ道具からです。この節の2点は有効成分が商品ページに明記されているタイプで、汗そのものを抑えにいきます。ニオイを覆うだけのアイテムとは狙いが違いますので、あえて節を分けて紹介します。
デオナチュレ 男足指さらさらクリーム(30g×3個セット)
シービックのデオナチュレから出ている、足指用のクリームです。楽天の商品ページには、有効成分として焼ミョウバンとイソプロピルメチルフェノールが配合されていると明記されています。汗とニオイのもとをケアする、足指用としてはいちばんの定番といっていい1本です。
クリームである強みは、塗った場所にとどまってくれることに尽きます。足の裏だけでなく、いちばん蒸れがこもる指の間まで、自分の指で押し込むように塗り広げられました。3個セットで2,970円前後ですから、1個あたりは1,000円弱に収まります。洗面所と職場のデスク、旅行用と置き場所を分けておける入り数も、地味にありがたいところでした。
朝の身支度で1〜2分ほど取られる点だけは、先に覚悟しておいてください。指の間まで丁寧に塗ろうとすると、それなりに時間がかかります。裏を返せば、その1〜2分をかけられる人にとっては、いちばん確実に狙った場所へ届けられる形でもあります。
デオナチュレ 男足指さらさらクリーム(30g*3個セット)
参考価格 2,970円前後
有効成分入りの制汗デオドラントクリーム。有効成分の焼ミョウバンとイソプロピルメチルフェノールで汗とニオイのもとをケアする、足指用の定番。
エージーデオ24 フットスプレー h S(40g×3セット)
同じく有効成分入りで、こちらはスプレータイプです。ファイントゥデイのエージーデオ24シリーズの足用で、有効成分にIPMP(イソプロピルメチルフェノール)、そこに汗吸着パウダーと制汗成分の焼ミョウバンが配合されています。靴を履く直前に足全体へシュッと回せる速さが、クリームとの決定的な差です。
朝に1分でも惜しい人であれば、こちらのほうが確実に続きます。40gが3本のセットで1,464円前後という価格も助かるところで、玄関に1本、鞄に1本という置き方もできます。ただし吹きかけたあとに数十秒ほど乾かす時間は要りますので、そこだけは急がないでください。乾ききる前に靴下を履くと、ベタつきが残ることがあります。
塗るか、吹きかけるか。どちらが優れているという話ではなく、朝に確保できる時間で決めてしまってよい部分だと考えています。
エージーデオ24 フットスプレー h S(40g×3セット)
参考価格 1,464円前後
足用の制汗スプレー。有効成分イソプロピルメチルフェノールと焼ミョウバン(制汗成分)を配合し、靴を履く前に足全体へシュッと使う速攻タイプ。
手軽さで足すなら、ミョウバン系のスプレーという選択肢もあります
SS ミョウバン パーフェクトスプレー 100ml
アルバ化粧品の、ミョウバン水をベースにしたスプレーです。100mlのボトルで1,208円前後と、この8点のなかでも手を出しやすい価格に収まっています。使い方は商品ページに「気になる部分に適量をスプレー」と書かれているだけで、朝に限らず、外出先で靴を脱ぐ前にひと吹き足すような使い方もできます。
ここは正直に書いておきたいところです。この商品は楽天の販売ページに全成分の記載が無く、有効成分も確認できませんでした。ですから本記事では制汗やデオドラントの効能としては扱っていません。あくまで「気になったときに手軽に足せるミョウバンのスプレー」という位置づけになります。
効能の裏づけをはっきりさせたい人は、前の節の有効成分入り2点を選んでください。逆に、鞄に放り込んでおく2本目として、価格を優先して選ぶという判断もあります。
SS ミョウバン パーフェクトスプレー 100ml
参考価格 1,208円前後
ミョウバン水をベースにしたスプレータイプの足用対策アイテム。気になったタイミングでシュッと使え、朝のケア以外に日中の靴を脱ぐ前にも足せる手軽さが特徴。
靴下を替える——5本指で指の間の蒸れそのものを減らす
岡本 SUPER SOX メンズ 5本指 クルー丈
靴下メーカーの岡本が出している5本指ソックスです。商品ページには「独自開発の『ブリーズファイバー』を使用し、高い消臭効果を発揮」「天然の消臭力を持つウールを使用」と説明されていて、素材はポリエステル・ウール・その他、原産国は中国と明記されています。1足1,430円前後です。
5本指の何が効くのかというと、指が1本ずつ分かれることで、いちばん蒸れがこもる指の間に布が入るところです。スプレーやクリームが「かいてしまった汗をどうするか」の道具だとすれば、こちらは「蒸れをためない」ほうの発想でした。一日じゅう歩き回る日や、革靴を長く履く日ほど差を感じます。
正直に言うと、5本指は履き始めに違和感があります。指先の縫い目が当たる感覚に慣れるまで、数日はかかると思ってください。それと素材はポリエステルとウールが中心ですので、綿100%でないと嫌だという人には合いません。夏に素足に見せたい場面で使うカバーについては、SEEKのフットカバーの記事にまとめています。
SUPER SOX メンズ ソックス クルー丈 5本指 足底サポート
参考価格 1,430円前後
靴下メーカー岡本の独自繊維「ブリーズファイバー」と天然消臭力を持つウールを使った5本指ソックス。指が1本ずつ分かれる分、指の間の蒸れそのものを減らす発想の対策。
靴の中を攻める——パウダー・インソール・乾燥剤の3点
ここからは足を離れて、靴の側の話になります。帰宅後に何もしていない人にとっては、伸びしろがいちばん大きいのが実はこちらでした。この節の3点は、手のかけ方と価格がそれぞれ違います。
グランズレメディ 靴用消臭パウダー 50g
ニュージーランド発の、靴用の消臭パウダーです。専用スプーンで靴の中に粉を振り入れておくだけという単純さで、翌朝までのニオイ戻りを抑える置き型として長く支持されてきました。50gで1,889円前後になります。
先に伝えておきたいのは、この販売ページで扱われているのは並行輸入品だという点です。ページに「この商品は新品の並行輸入品です」「並行輸入品ですので日本国内正規品にある保証書のシールは付属しません」と明記されており、専用スプーンが付かない場合もあります。そこを承知したうえで価格を取る、という選び方になります。実際に使ってみた感想はグランズレメディで靴の中を消臭した記事に書きました。
グランズレメディ 靴用消臭パウダー 50g
参考価格 1,889円前後
ニュージーランド発の靴用消臭パウダー。専用スプーンで靴の中に振り入れておくだけで、翌朝まで靴自体のニオイ戻りを抑える置き型タイプ。
コロンブス 活性炭入りインソール
靴用品のコロンブスが出している中敷きです。素材は塩化ビニリデン、吸湿シート、不織布活性炭と記載されており、インソールの厚さは約4mmです。サイズは24.0cmから28.0cmの範囲で選べます。880円前後という価格は、8点のなかでも手を出しやすいほうです。
インソールの良さは、履いているあいだじゅう足の裏の真下で汗と湿気を受け止め続けてくれるところにあります。朝に何かを塗る手間もなく、一度敷いてしまえば意識から外れます。ただし約4mmぶん靴の中が狭くなりますので、もともときつめの靴には向きません。歩き心地そのものを変えたい人であれば、ニューバランスのインソールのほうが目的に合うはずです。
コロンブス 活性炭入りインソール 消臭 抗菌 中敷き
参考価格 880円前後
活性炭・吸湿シートを重ねたインソールを靴に敷いておくだけの置き型対策。厚さ約4mmで、24.0〜28.0cmまで0.5cm刻みでサイズを選べる。
エステー 備長炭ドライペット くつ用
いちばん手間の少ない入口がこれになります。備長炭を配合した乾燥・消臭剤で、帰宅して脱いだ靴にそのまま入れておくだけで済みます。309円前後という値段ですから、対策をまだ何も始めていない人がとりあえず1つ試すのに、これ以上ちょうどいいものは思いつきません。
置き型ですので、スプレーのように今すぐ何とかする力はありません。靴を休ませている数時間から一晩のあいだに、じわじわと湿気を吸わせていくタイプです。玄関に数足ぶんまとめて置いておくと、靴を履き回すサイクル全体の湿り具合が変わってきます。靴の消臭アイテムをもう少し見比べたいなら、靴の臭い取りアイテムの記事も参考になります。
エステー 備長炭ドライペット くつ用 90760
参考価格 309円前後
靴の中に置いておくだけの備長炭配合の乾燥・消臭剤。帰宅後に脱いだ靴へそのまま入れておける、いちばん手間の少ない入口の1点。

湿った靴そのものを乾かすなら、靴乾燥機まで行きます
アイリスオーヤマ カラリエ 靴乾燥機 SD-C1-WP
ここまで見てきた道具は、汗や湿気を吸わせたり、蒸れをためないようにしたりする方向のものでした。最後の1点だけは発想が違って、温風を送り込んで靴の中を積極的に乾かします。
アイリスオーヤマのカラリエは、ノズルにホースを差して靴にセットする電動タイプです。標準・革靴・低騒音の3モードがあり、温風は標準モードで約50℃、革靴モードで約40℃と記載されています。タイマーは30分・60分・120分・180分の4段階から選べます。消費電力は標準215W、革靴190W、低騒音180Wです。
4,900円前後とこの中では最も高く、電源のある場所でしか使えません。ノズルをセットする準備の手間もかかります。それでも、雨で濡れた靴を翌朝までに乾かせるという働きは、他の7点では代わりが効かないところでした。毎日同じ靴を履かざるを得ない人ほど、投資として意味が出てきます。
カラリエ 靴乾燥機 SD-C1-WP
参考価格 4,900円前後
温風で靴の中を乾かす電動シューズドライヤー。標準・革靴・低騒音の3モードとタイマー(30/60/120/180分)を備え、汗で湿った靴そのものを根本から乾かしたい人向けの上位選択肢。
8点をどう重ねるか、1日の流れに置いてみます
冒頭に書いたとおり、この8点は「どれか1つを選ぶ」ものではありません。朝の足、日中の靴下、夜の靴と、時間帯ごとに担当が違うと考えたほうが、買い方がはっきりします。全部を一度に揃える必要もなく、放置している時間帯から順に埋めていくのが現実的です。
いちばんもったいないのは、朝のスプレーだけを何本も買い替えているパターンでした。夜の靴が湿ったままなら、翌朝には同じ環境に足を入れることになります。順番としては、まず夜側を1つ埋めるほうが手応えが出やすいと感じています。
迷ったときの足していく順番
- 1つめは309円の乾燥剤。夜の靴を休ませる側から埋める
- 2つめは朝のクリームかスプレー。時間が取れるならクリーム、取れないならスプレー
- 3つめは靴下を5本指へ。歩く量が多い日から試す
- 毎日同じ靴を履くなら、最後に靴乾燥機を検討する
| こんな日 | 朝にすること | 帰宅後にすること |
|---|---|---|
| 一日じゅう歩き回る日 | クリームを指の間まで塗る | 靴に乾燥剤かパウダーを入れる |
| 座敷や小上がりに行く日 | スプレーを直前にひと吹き | 靴を風の通る場所へ出す |
| 雨で靴が濡れた日 | 替えの靴下を持って出る | 靴乾燥機で中まで乾かす |
| 毎日同じ靴を履く日々 | インソールを敷いておく | 2足を交互に回す |
買ってから「そうだったのか」となりやすい点
良いところばかりを並べても選べませんので、引っかかりやすい部分もまとめておきました。まず効き方の違いです。デオナチュレとエージーデオ24は有効成分を配合していて、においのもとに直接はたらきかけます。残りは足もとの環境そのものを整えるタイプなので、組み合わせて使うと噛み合います。
次に即効性です。インソールと乾燥剤は、置いているあいだにゆっくり湿気を吸わせるタイプですので、今すぐ何とかしたい場面には向きません。逆にスプレーやクリームは、靴の中に染み込んだにおいそのものには手が届かない側です。ここを取り違えると「効かなかった」という結論になりがちでした。
細かいところでは、グランズレメディの並行輸入、5本指ソックスの履き始めの違和感、インソール約4mmぶんの窮屈さ、靴乾燥機の電源とセットの手間が挙がります。どれも事前に分かっていれば許せる範囲ですが、知らずに買うと不満になります。それから、足の状態そのものに異常があるときは、繰り返しになりますが皮膚科が先です。
においが気になるのは足だけではありません
- 汗拭きシートの比較体の汗とにおいを外出先で拭き取る道具を比べています
- 頭皮のにおい向けシャンプー皮脂と洗浄成分で選ぶシャンプーを5本まとめています
- 革靴のお手入れ靴そのものを長持ちさせる手入れの手順です
どこから手をつけるかを、今夜のうちに1つ決める
足の臭い対策で行き詰まる人の多くは、商品が悪いのではなく、攻める場所が偏っていました。朝だけ、あるいは靴だけを何年も続けていて、反対側が空いたままになっています。この記事の8点を場所ごとに分けて並べたのは、その空きに気づいてもらうためです。
まずは自分の1日を思い出して、手つかずの時間帯を1つ見つけてみてください。夜の靴が空いているなら309円の乾燥剤から、朝が空いているならクリームかスプレーからでかまいません。そこに1点足すだけで、次に靴を脱ぐときの気持ちはずいぶん違ってきます。
※本記事はプロモーションを含みます

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