同じ「ナイアシンアミド配合」でも、商品説明を並べて読むと狙っている先はばらばらです。シワとシミを正面から書いている一本もあれば、皮脂と水分のバランスに寄せた一本もあります。ここを取り違えると、気になっていた一本を選んだのに、自分の肌の悩みとかみ合わないまま1本を使い切ることになりかねません。
この記事では、実売価格と容量、それに公式の商品説明をそのまま引いた7点を紹介します。シワとシミをまとめてケアしたい人、毛穴とテカりを何とかしたい人、うるおいと透明感を底上げしたい人。章はこの3つで分けました。
結論を先に置きます。年齢とともに出てきた線とシミの両方が気になるなら、ナイアシンアミドを有効成分として表示している4点から。夕方の皮脂で困っているならKISO CARE GGローション、化粧水そのものを美容液に寄せたいならジェネリック化粧品かエシエンスです。
選ぶ順番は、悩みのほうから入ると早く決まります。何に効かせたいのかを先に置けば、7点は自然に3つに分かれます。あとは容量と、いっしょに入っている成分を見比べるだけです。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
ナイアシンアミドの化粧水は何に効くのか
7点の商品説明を並べると、この成分に期待されている働きは大きく3つに分かれます。1つめがシワです。ファンケルは有効成分について「真皮の線維芽細胞に働きかけコラーゲン産生を促進しシワを改善」と書いています。山田養蜂場も「真皮のコラーゲン産生をサポートし、シワを改善します」という書き方です。
2つめがシミ。肌ラボは「シワ改善・シミ対策を同時に行い」と表記し、アテニアは「美白・シワ改善有効成分のナイアシンアミドを配合」と続けます。山田養蜂場はさらに「メラニンの生成過程をブロックしてシミを予防」まで書いています。
3つめが皮脂と水分のバランスです。KISO CAREは「ナイアシンアミドを配合し、水分と油分のバランスを整え、ハリツヤのある肌へ導く」、エシエンスは「ナイアシンアミドが肌のバリア機能をサポート」と説明しています。同じ成分名でも、書かれている効能はここまで違います。
表記の仕方もそろっていません。有効成分としてナイアシンアミドの名前が挙がっているのが4点、配合成分の並びの中に入っているのが3点。前者は説明文の中でシワや美白にはっきり触れており、後者はうるおいや成分の設計そのものが話の中心になります。同じ成分を美容液のほうで探している人は、ナイアシンアミドの美容液にまとめてあります。
買う前に決めておく3つ
- いちばん先に何とかしたいのはシワか、シミか、皮脂か
- 説明文にシワや美白まで書かれた一本がいいか、うるおい中心で足りるか
- 1本をどのくらいのペースで使い切るか(容量は30mLから170mLまで開きがあります)

シワとシミをまとめてケアしたい人へ
ここで挙げる4点に共通しているのは、有効成分としてのナイアシンアミド表示です。説明文の中でシワとシミの両方に触れているところが共通していて、あとは容量と価格、それといっしょに入っている成分で分かれます。
肌ラボ 極潤 薬用ハリ化粧水は毎日たっぷり使いたい人に
ロートの通販サイトでの価格は1,221円、容量は170mLです。
商品説明は「エイジングケアにこだわった極潤シリーズです。有効成分ナイアシンアミドと、3種のヒアルロン酸(うるおい成分)配合」と始まり、「シワ改善・シミ対策を同時に行い、年齢を重ねた大人の肌に、すみずみまでうるおいを与える薬用化粧水です」と続きます。「ピンとハリのある、もちもち肌が続きます」という一文もあります。
成分ページを見ると、有効成分はナイアシンアミド。その他の成分にヒアルロン酸Na-2、加水分解ヒアルロン酸、アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、アセチルグルコサミン、オウバクエキスなどが並びます。説明文にある「3種のヒアルロン酸」は、この並びの前半3つを指しています。販売名はロートH薬用リンクル化粧水Lbです。
肌へのやさしさについては「健康な素肌と同じ弱酸性」とあり、「無香料・無着色・鉱物油フリー・アルコール(エタノール)フリー・パラベンフリー」の表示が付いています。170mLという容量と価格を合わせると、量を気にせず朝晩たっぷり重ねたい人に向く一本です。
エイジングケアの一本目を決めかねている人は、まずこの一本の成分表示から見てみてください。
ファンケル エンリッチプラス 化粧液 II しっとりはコラーゲンから立て直したい人に
1,870円で1本30mL。品番は3762-41です。剤形の表記が「化粧水」ではなく「化粧液」になっているところに、この一本の性格が出ています。
説明文の書き出しは「シワを改善しながらふっくらハリに満ちた肌に整える、しっとりタイプの化粧液」です。有効成分の働きについては「真皮の線維芽細胞に働きかけコラーゲン産生を促進しシワを改善」と、どこにどう作用するのかまで踏み込んで書かれています。成分表示のほうでも、ナイアシンアミドに「シワ改善剤」という但し書きが付いています。
コラーゲンの話はここで終わりません。「『新鮮さ』『質』に加えて『スピード』にもこだわったトリプルケアで、より素早く、質の良いコラーゲンで肌を満たします」「特別な技術として速攻型エクトインカプセルにより角層までの浸透を実現」と続きます。守りの側では「『スイートピー花エキス』に加え、シソから抽出した独自原料『シソ葉エキス』を新たに配合し、乾燥や摩擦から肌を守ります」という説明です。
その他の成分には精製水、濃グリセリン、BGなどが並びます。30mLという容量なので、まず1本ぶん試したうえで、続けるかどうかを決めたい人にも合います。
線が気になり始めて、何から手をつけるか迷っている段階の人には、読み解きやすい説明文です。
アテニア ドレススノー ローションのつめかえ用は色ムラも一緒に抑えたい人に
つめかえ用(140mL)が3,685円です。同じ商品ページで売っている本体ボトル(150mL)は4,070円で、つめかえ用が10mL少ないのは、詰め替えるときのあふれを防ぐための仕様だと書かれています。
説明文の一行目が「美白・シワ改善有効成分のナイアシンアミドを配合した、薬用化粧水」です。続けて「硬く厚くなってしまう大人の肌をやわらかくほぐしながら、高浸透ルート処方で美白・ハリ成分をすばやく届ける」とあります。シワよりも先に「美白」を置いている書き方で、色ムラのほうを気にしている人には読み取りやすい一本です。
配合成分としては、推進性カテキン、浸透強化EGT、白麹発酵コラーゲン、サーチュライザーS6、マンニトールなどが挙がっています。表示は「弱酸性、無着色、無鉱物油、パラベンフリー、オイルフリー」です。販売名はアテニア ローション DSnです。
外にいる時間が長くて、日焼けのあとに残る色ムラが気になってきた人。シミとシワを1本でまとめたい人。この2つに当てはまるなら、候補に残しておく理由があります。
美白とシワ改善の両方を有効成分の説明に書いている点が、この一本の軸です。
山田養蜂場 RJエクセレント 薬用リンクルクリア ローションはとろみのある一本を探している人に
4,730円で120mL。製造販売元は株式会社ヤマダビーコスメティックです。
公式は「こっくりとしたとろみを感じる、ミルキィなテクスチャー。肌の上でみずみずしく変化し、角質層のすみずみまですっとなじみます」と書いています。とろみのある化粧水を探している人にとっては、この一文が判断材料になります。
有効成分の説明はかなり細かく、「真皮のコラーゲン産生をサポートし、シワを改善します。同時にメラニンの生成過程をブロックしてシミを予防。色ムラのない明るい肌へ導きます」と両方の働きを分けて書いています。肌全体については「美肌土台力が低下した角質層を濃密な潤いで満たし、ハリ・ツヤのある肌へ」「次に使用する美容液やクリームがなじみやすい状態に整えます」という説明です。
全成分の一覧は、商品ページの別タブにまとめられています。シワとシミの両方に、とろみのある一本で向かいたい人が選ぶところです。
化粧水のあとに美容液やクリームを重ねる前提で組まれているので、スキンケアの手順がすでに決まっている人ほど、置き場所がはっきりします。

毛穴とテカりが気になるならこの一本
夕方になると鼻や頬がテカる、毛穴の影が目立ってくる。この悩みで探しているなら、説明文に「皮脂」という言葉が出てくるかどうかで絞り込めます。
KISO CARE GGローションは皮脂のバランスを整えたい人に
実売価格は1,985円、容量は120mLで「約2ヵ月分」と書かれています。
説明文の見出しは「キメの整った健やかな肌へ グリシルグリシン6%配合化粧水」です。グリシルグリシンについては「グリシンというアミノ酸が2つ繋がったペプチドで、保湿性が高くNMF(天然保湿因子)の働きもする為、乾燥を防ぎ、キメを整える効果があると言われている美容成分」という説明が付いています。
皮脂まわりについては「アゼライン酸誘導体3%×アゼライン酸をダブルで配合し、皮脂のバランスを整える」との記載です。ナイアシンアミドは配合成分の一つとして「水分と油分のバランスを整え、ハリツヤのある肌へ導く」と書かれています。成分名のうしろに%が並んでいるところがこの一本の特徴で、グリシルグリシン6%とアゼライン酸誘導体3%は商品ページに明記されています。
全成分は、水、グリシルグリシン、ペンチレングリコール、アゼロイルジグリシンK、アゼライン酸、ナイアシンアミド、ビスグリセリルアスコルビン酸、グリチルリチン酸2K、タウリンの順。新型ビタミンC誘導体のビスグリセリルアスコルビン酸も入っています。毛穴そのものへの向き合い方は毛穴ケアの記事にまとめました。
鼻や頬の毛穴が目立ってきた人、夕方の顔のテカりを何とかしたい人には、この一本が入り口になります。
数字で選びたい人には、%の書かれた成分表がそのまま決め手になります。
うるおいと透明感を底上げしたいなら
シワやシミという言葉よりも、肌全体の調子を上げたい。そういう探し方をしているなら、残りの2点が近い位置にいます。どちらもガラクトミセス培養液が全成分の先頭に来ていて、化粧水というより美容液に寄った作りです。
ジェネリック化粧品 GCフェイシャルエッセンスは美容成分の量で選びたい人に
2,227円で145mL。ブランド独自の直営サイトは見あたらず、楽天の「ジェネリック化粧品 楽天市場店」が直営の窓口です。
商品ページの説明は「GCフェイシャルエッセンスは、全成分中94%以上を美容成分で構成した高機能化粧水です」から始まります。続けて「ガラクトミセス培養液や発酵プラセンタ、ナイアシンアミドなど、透明感・保湿・肌荒れケアに優れた話題の成分を贅沢に高濃度配合」「デパコス級のコスメを、毎日惜しみなく使える『コンビニ価格』でご体感いただけます」という言い方です。
全成分は、ガラクトミセス培養液、サッカロミセス/(黒砂糖/プラセンタエキス)発酵液、BG、グリセリン、水、イソペンチルジオール、1,2-ヘキサンジオール、ナイアシンアミド、グリチルリチン酸2K、クエン酸、フェノキシエタノール、ソルビン酸Kの順で並びます。水よりも先に、発酵由来の成分が2つ来ています。
「高濃度配合」という言葉は使われていますが、%の表示はありません。数字で比べたい人には物足りない部分です。それでも全成分の並びは公開されているので、何がどのくらい前に来ているかで読み取れます。透明感と肌荒れケアをまとめて上げたい人が選ぶ一本です。
成分表を上から順に見て決めたい人にとっては、商品ページの全成分欄が読みどころです。
エシエンス ナノディープローションは水を使わない処方が気になる人に
3,300円で120mL、「約1ヶ月分」と書かれています。運営は株式会社はぐくみプラスです。剤形の表記は「化粧水」でも「化粧液」でもなく、「美容液化粧水」になっています。
説明文の書き出しは「発酵成分や美容成分を凝縮配合した、水不使用の美容液化粧水。ナノ化された全成分が肌へ瞬間浸透し、理想の潤う肌へ」です。水を使わない理由については「通常の化粧水で主成分となる水を使用せず、代わりに肌への効果を最大限に発揮できる『ガラクトミセス培養液』を配合」と書かれています。
そのガラクトミセスの由来まで説明があります。「麹や酵母に触れる作業に従事している杜氏。彼らの手が、透き通るように美しいことをきっかけに発見されたのがガラクトミセスです」と書かれています。ナイアシンアミドについては「肌のバリア機能をサポート」という位置づけです。
全成分は、ガラクトミセス培養液、BG、DPG、グリセリン、ペンチレングリコール、オリーブ果実油、PEG-60水添ヒマシ油、エチルヘキシルグリセリン、アスコルビルグルコシド、ナイアシンアミドと続きます。成分の設計そのものに納得したうえで買いたい人に合う一本です。
水不使用という作りが自分に合うかどうかは、説明文をひと通り読むと見当がつきます。
買う前に見ておきたいこと
アテニアのつめかえ用は140mLで、本体ボトルの150mLより10mL少なくなっています。詰め替えるときのあふれを防ぐための仕様だと商品ページに書かれていて、本体ボトルは同じページで4,070円です。どちらを買うかで金額も容量も変わるので、注文の前に選択肢を見ておいてください。
ナイアシンアミドを何%入れているかは、今回の7点のどの商品ページにも数字がありません。KISO CAREのグリシルグリシン6%のように、ほかの成分では%を出しているところもありますが、ナイアシンアミドについては公開されていないのが現状です。%で並べれば話は早いのですが、そこは比べようがないので、書かれている効能と、いっしょに入っている成分で判断することになります。
KISO CAREとジェネリック化粧品の価格は、いずれもセール時の金額です。時期によって変わることがあるので、注文の画面で最終的な金額を確かめてから決めてください。化粧水のあとにもう一段足したいときの候補は、シワ改善クリームのほうにまとめてあります。
| 商品名 | 容量 | 実売価格 |
|---|---|---|
| 肌ラボ 極潤 薬用ハリ化粧水 | 170mL | 1,221円 |
| ファンケル エンリッチプラス 化粧液 II しっとり | 30mL | 1,870円 |
| アテニア ドレススノー ローション つめかえ用 | 140mL | 3,685円 |
| 山田養蜂場 RJエクセレント 薬用リンクルクリア ローション | 120mL | 4,730円 |
| KISO CARE GGローション | 120mL | 1,985円 |
| ジェネリック化粧品 GCフェイシャルエッセンス | 145mL | 2,227円 |
| エシエンス ナノディープローション | 120mL | 3,300円 |
容量の幅も見ておくところです。ファンケルの30mLと肌ラボの170mLでは、1本の持ちがまるで違います。毎日たっぷり重ねたいのか、少しずつ長く使いたいのか。ここが決まると、候補は自然に半分くらいまで減ります。
もう一度、悩み別に選び分ける
シワとシミを両方見たいなら、肌ラボ 極潤 薬用ハリ化粧水、ファンケル エンリッチプラス 化粧液 II しっとり、アテニア ドレススノー ローション、山田養蜂場 RJエクセレント 薬用リンクルクリア ローションの4点です。この4点の中では、量を使いたいなら肌ラボ、まず1本ぶん試したいならファンケル、色ムラを先に抑えたいならアテニア、とろみのある一本ならRJエクセレントという分かれ方になります。
毛穴とテカりが先ならKISO CARE GGローション。説明文に「皮脂のバランスを整える」とはっきり書かれていて、グリシルグリシン6%とアゼライン酸誘導体3%という数字も出ています。
うるおいと透明感を底上げしたいなら、ジェネリック化粧品 GCフェイシャルエッセンスか、エシエンス ナノディープローション。前者は「全成分中94%以上を美容成分で構成」、後者は「水不使用」という設計で、化粧水の一本を美容液の側に寄せたい人が選ぶところです。
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同じ成分名でも、書かれている効能も、いっしょに入っている成分も、1本の容量もここまで違います。いま自分の肌でいちばん気になっているところからたどれば、7点は思ったより早く絞れます。
※本記事はプロモーションを含みます

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