「ヒアルロン酸配合」と書いてあっても、成分表の名前は商品によって全然違います。結論から言うと、表記がヒアルロン酸Naひとつだけの商品もあれば、名前の違うヒアルロン酸を5種そろえた商品、原液をそのまま塗るタイプもあります。
この記事では、この違いにそって7点を3つに分けて紹介します。
この記事でわかること
- 成分表に並ぶヒアルロン酸の名前を見比べる方法
- ヒアルロン酸を5種そろえた2点の違い
- セラミドやPDRNを足した3点の狙い
- 原液をそのまま塗るタイプの使い方
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
成分表に並ぶ名前を見比べる
7点の成分表を横に並べると、ヒアルロン酸の書かれ方がずいぶん違います。TorridenとKISO CAREは、ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Naといった名前が5種ずつ並びます。VTとみつきの表記は、ヒアルロン酸Naの1種。
もうひとつの分かれ目は、ヒアルロン酸のほかに何を組ませているかです。AESTURAはセラミドNPとヒアルロン酸を結びつけた成分を軸に置き、AnuaとVTは商品名にPDRNを並べます。太陽のアロエ社とみつきは、ヒアルロン酸の原液そのものを1本にしました。
表記の数が多いほど良い、と決めつけずに、自分の肌へ何を足したいのかを先に決めておくと選びやすくなります。化粧水の段階から同じ成分でそろえたい場合は、ヒアルロン酸の化粧水も並べて見ておくと迷いが減るはずです。
選ぶときに見る3つ
- ヒアルロン酸の表記が何種あるか
- ヒアルロン酸のほかに何が入っているか
- 顔だけに使うか、体まで使うか

ヒアルロン酸を5種そろえた2点
ここからは商品ごとに見ていきます。まずは、名前を5種ずつ載せた2点です。どちらも商品ページに文章の説明が置かれていないので、成分表と容量、実売価格から読むことになります。
Torriden ダイブイン セラム
Torridenのダイブイン セラムは、ヒアルロン酸の名前が5種並ぶ50mLの美容液です。成分表には、ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸クロスポリマーNa、加水分解ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Naが載っています。
商品ページに文章での説明は置かれていません。載っているのは商品タイプと成分表で、商品タイプの表記は「美容液」です。ブランドの言葉で効能を読みたい人には物足りない作りですが、逆に、何が入っているかだけで判断したい人には迷いの少ない構成といえます。
容量は50mLで、実売は2,178円前後。税込価格は2,420円です。この1本は単品でも取り上げているので、成分の並びをもう少し細かく見たい場合はTorriden ダイブイン セラムのレビューも参考になります。
説明文が置かれていないぶん、成分表がそのまま判断の材料になります。
いろいろな種類のヒアルロン酸をまとめて足したい人、美容液を1本だけ増やしたい人はここから入るのが分かりやすいところです。
KISO CARE ヒアロLQ
KISO CAREのヒアロLQは、5種のヒアルロン酸原液配合をうたう20mLの美容液です。成分表に並ぶのは、レチノイルヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸クロスポリマー-2-Na、加水分解ヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸Naの5種。Torridenとは名前の顔ぶれが少し違い、レチノイルヒアルロン酸Naが入っているところがこの1本の特徴になります。
生産国は日本と表記されています。ただし、こちらも文章での商品説明は置かれていません。画像が中心の作りなので、読み取れるのは容量と成分表、それに生産国までです。
実売は1,116円前後で、税込価格は1,240円です。
レチノイルヒアルロン酸Naまで名前が並んでいる点を重く見るなら、ここが入口です。
20mLという量なので、化粧水はそのままに、うるおいだけを足す使い方から始められます。
セラミドやPDRNを足した3点
次の3点は、ヒアルロン酸に別の成分を組ませてうるおいを保たせる作りです。うるおいを抱えこむ成分を結びつけたもの、PDRNを商品名に並べたものがここに入ります。
Anua PDRNヒアルロン酸カプセル100 セラム
AnuaのPDRNヒアルロン酸カプセル100 セラムは、30mLのスポイトタイプ。Anua独自のスマートカプセル技術を採用し、美容成分を角質層まで届ける美容液とされています。注記を読むと、ここでいう美容成分はDNA-Na、ヒアルロン酸、加水分解コラーゲンの3つです。
うるおいの側の書き方も具体的で、「PDRNとヒアルロン酸が肌にうるおいを与え、キメの整ったすこやかな状態に導きます」と説明されています。うるおいを足しつつ、キメの側まで狙った位置づけです。成分表でのヒアルロン酸の表記は「ヒアルロン酸」の1つで、名前の数をそろえる作りとは方向が違います。
実売は3,450円前後です。容量は30mLで、スポイトで取り出す形です。
乾燥に加えて肌のもたつきも気になってきた人には、試す価値のある1本です。
ブランド側が説明を出している商品を選びたい人にとって、読める情報の量はそのまま安心につながります。
AESTURA アトバリア365 セラヒアルセラム
AESTURAのアトバリア365 セラヒアルセラムは、30mLのセラムです。表記は「セラム(美容液)」で、次世代成分「セラ-ヒアルロン酸」を配合とあります。内訳はヒアルロン酸Na、ヒドロキシプロピルビスパルミタミドMEA、セラミドNPの3つ。
うるおいの持ちについては「1回の塗布で72時間うるおいをキープ」と説明されています。水に溶けない脂溶性のセラミドをヒアルロン酸と結びつけた、というのがブランドの言い分です。乾燥やインナードライで水分不足になった肌に、水分補給と水分密封を同時にかける設計になります。
実売は3,300円前後で、容量は30mLです。セラミドの側からうるおいを抱えこむ考え方に興味があるなら、セラミドの化粧水も同じ流れで選べます。
乾燥とインナードライの両方に手を打ちたいなら、この1本を見てみてください。
うるおいを与えるだけでなく、抱えこむところまで1本でまかないたいなら、ここが答えになります。
VT PDRN+ヒアルロン酸 ミントマイクロバブルセラム
VTのPDRN+ヒアルロン酸 ミントマイクロバブルセラムは、70mLの美容液です。商品名にPDRNとヒアルロン酸が並びます。成分表でのヒアルロン酸の表記は「ヒアルロン酸Na」の1つ。
商品ページには基本情報と使用上の注意は載っていますが、文章での紹介文が置かれていません。そのため、この1本について確からしく書けるのは、容量と成分表、それに実売価格までです。
実売は2,310円前後。容量は70mLあります。
保湿はしたいけれど、顔のテカリが増えるのは避けたい。そういう人には、この1本を挙げておきます。
紹介文が無いぶん、成分表と容量から判断したい人には、かえって迷いが少ないはずです。
原液をそのまま塗るタイプの2点
最後の2点は、ヒアルロン酸の原液を1本にしたタイプです。美容液という枠よりも、うるおいの土台を足す使い方に近づきます。容量も大きめの2本。

太陽のアロエ社 ヒアルロン酸原液
太陽のアロエ社のヒアルロン酸原液は、80mLに10mLを2本足したセットです。微生物発酵法で製造した、自社独自開発のオリジナルヒアルロン酸とされています。ブランドが「土台原液」と呼んでいる1本で、「20年以上、ご愛顧いただいている当社のロングセラーアイテム」という説明も添えられました。
効能の書き方もはっきりしていて、「乾燥による小じわを目立たなくします」「<効能評価試験済み>」と明記されています。うるおいを与えるところから一歩踏み込んだ書き方で、乾燥小じわが気になり始めた人には読み取りやすい説明です。使う場所についても「ネック・デコルテ・バスト・ヒップ・フットのケアにも使用できます」と広めに書かれています。
実売は4,180円前後です。80mLの本体に10mLが2本付くので、顔以外にも回すなら量として足ります。ただし、全成分の表記は見つかりませんでした。
乾燥小じわが気になり始めた人、顔だけでなく体にもうるおいを回したい人は、ここを候補にできます。
効能の書き方が具体的なので、目当てをはっきりさせて買いたい人にも読み取りやすくなっています。
みつき ヒアルロン酸原液 100%
みつきのヒアルロン酸原液 100%は、120mLの保湿ジェルです。剤形の表記は「保湿ジェル」で、説明には「乳酸菌の発酵過程で生まれるヒアルロン酸を使用しました」とあります。全成分は水、ヒアルロン酸Na、L-アルギニン、フィチン酸、酸化銀、フェノキシエタノールの6つ。
無添加をうたう作りで、界面活性剤、香料、鉱物油、パラベン、シリコン、着色剤、グリセリンなどを外しています。成分そのものについては「ヒアルロン酸1gで水6リットルを保持できます」という一文つきです。イオン導入器でも使えると書かれている点は、道具を持っている人には見どころになります。
実売は1,510円前後。120mLという容量があるので、顔だけに使うより、腕や脚まで回す前提のほうが合います。
顔だけでなく腕や脚の乾燥も一緒にどうにかしたい人なら、120mLという量が生きてくるはずです。
イオン導入器を持っている人には、使い道がもう一つ増えます。
買う前に見ておきたいところ
良いところばかり並べても選べないので、7点を見ていて引っかかった点を書いておきます。
まず、文章の説明が置かれていない商品が3点ありました。Torriden、KISO CARE、VTの3点は、成分表と容量、それに価格までしか読み取れません。ブランドの言葉で効能を確かめたい人には、この3点はもどかしく映るはずです。
KISO CAREのヒアロLQは、開封後3ヵ月以内に使い切るという使用期限があります。20mLという容量とあわせて、使う頻度から逆算しておきたい点です。
みつきのヒアルロン酸原液 100%には、「全ての方に肌刺激が起きないというわけではない」という注意書きがあります。肌が敏感な人は、この一文を読んだうえで判断してください。
太陽のアロエ社のヒアルロン酸原液は、全成分の表記が見つかりませんでした。成分の中身まで確かめたうえで買いたい場合は、店頭やパッケージの表示を見るほうが確実です。VTのミントマイクロバブルセラムも、販売ページが4種のセラムをまとめた形になっていることがあります。注文の前に、どのセラムを選んでいるかを見ておくと安心につながります。
7点をひと目で見比べる
容量と実売価格を1つの表にしました。価格は買う時期で動きますので、目安として見てください。
| 商品名 | 容量 | 実売価格 |
|---|---|---|
| Torriden ダイブイン セラム | 50mL | 2,178円 |
| KISO CARE ヒアロLQ | 20mL | 1,116円 |
| Anua PDRNヒアルロン酸カプセル100 セラム | 30mL | 3,450円 |
| AESTURA アトバリア365 セラヒアルセラム | 30mL | 3,300円 |
| VT ミントマイクロバブルセラム | 70mL | 2,310円 |
| 太陽のアロエ社 ヒアルロン酸原液 | 80mL+10mL×2本 | 4,180円 |
| みつき ヒアルロン酸原液 100% | 120mL | 1,510円 |
容量の幅が広いので、1本を使い切るまでの期間も商品によってかなり違います。顔だけに使うのか、体まで回すのかを先に決めておくと、選ぶ範囲がぐっと狭まるはずです。
どれを1本目にするか
Torridenのダイブイン セラムと、KISO CAREのヒアロLQ。成分表に並ぶ名前の数から選びたいなら、この2点が入口になります。
Anuaのセラムは、カプセル技術で美容成分を角質層まで届けると説明されている1本です。VTのミントマイクロバブルセラムは、成分を絞ったうえで70mLの容量があります。
AESTURAのアトバリア365 セラヒアルセラムは、セラミドと結びつけた成分でうるおいを抱えこむ設計です。乾燥とインナードライの両方に手を打ちたい人はここから。
顔から体まで1本で回したいなら、太陽のアロエ社のヒアルロン酸原液か、みつきのヒアルロン酸原液 100%です。前者は80mLに10mLが2本、後者は120mLと、容量の考え方が違います。
迷ったら、いま使っている化粧水との組み合わせから逆算するのが早道になりますよね。
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