テカっているのに、洗ったあとだけ突っ張る。この2つが同じ顔で起きている日は、化粧水を1本足すより、落とす工程を替えるほうが先です。クレンジングは1日のなかで肌にいちばん強く触れる時間なので、ここを間違えるとあとの手当てが全部追いつきません。
この記事で挙げるのは5本、剤形は4種類です。ミルク・ジェル・クレンジング水・バームの4つに割ったうえで、バームだけ2本入れました。同じバームでも片方は保湿寄り、もう片方は毛穴寄りで、選ぶ理由がまったく重ならないからです。1本にまとめてしまうと、どちらかの読者が損をします。
毎日の1本を安く固めたい人にも、角栓が気になる週だけ強い1本を足したい人にも、この5本のどこかに置き場所があるはずです。
弱点も正直に書きます。W洗顔がいるもの、濡れた手では使えないもの、店によって在庫が薄いものが混ざっています。買ってから気づくと面倒なので、条件は各点の節にそのまま書きました。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
剤形を4つに割ると、5本は迷わず並びます
クレンジング選びをブランド名から始めると、比べる軸がぶれます。先に剤形を決めてしまえば、候補は一気に絞れます。インナードライで悩んでいる人の場合、判断の材料になるのは「その日どれくらいの汚れを落とすのか」と「そのあと洗顔まで行けるのか」の2つでした。
ミルクは洗浄力を穏やかに置いた剤形で、日焼け止めと薄いメイクで終わった日に合わせやすい枠です。価格も抑えやすいところに落ちます。ジェルは毎日の枠に置きやすく、今回選んだ1本は公式がW洗顔を案内する設計でした。
クレンジング水は拭き取りで済ませる剤形で、今回の1本は公式が洗い流し不要としています。帰宅が遅い夜の逃げ道になる枠です。バームは2本あり、W洗顔不要をうたう点は共通しますが、片方は保湿寄り、片方は毛穴寄りで狙いが分かれます。
下の表は、このあとの見出しと同じ順に並べました。気になる行から本文に飛んでください。日中のテカリそのものを抑えたいなら、フェイスパウダーでのテカリ対策が別の打ち手になります。
| 剤形 | 商品と実売の目安 | こんな日に |
|---|---|---|
| ミルク | カウブランド 無添加 メイク落としミルク 150mL/700円前後 | 日焼け止めと薄いメイクだけで終わった日 |
| ジェル | キュレル ジェルメイク落とし 130g/850円前後 | 毎日同じ手順で回したい日 |
| クレンジング水 | ビオデルマ サンシビオ H2O D 500mL/2,600円前後 | 風呂まで待てず顔だけ拭きたい夜 |
| バーム(保湿寄り) | CLAYGE モイスチャライジング クレンジングバーム 95g/1,760円 | こする癖を剤形の側で止めたい日 |
| バーム(毛穴寄り) | パーフェクトワンフォーカス スムースクレンジングバーム 75g/2,970円 | 鼻の角栓が戻ってきた日 |

ミルク|カウブランド 無添加 メイク落としミルク 150mL
実売の中心は700円前後で、公式サイトには希望小売価格968円(税込・ポンプ付150mL)と書かれています。
この1本が担当するのは、汚れがいちばん軽い日です。ミルクは洗浄力を穏やかに置いた剤形なので、日焼け止めと薄いメイクだけで一日が終わる人ほど噛み合います。
男性の場合、そもそもファンデーションまで塗らない日が大半です。そこを厚い1本で埋める必要はないので、この容量と価格で毎日の枠が済む意味は小さくありません。容量は150mLでポンプ付きです。
反対に、しっかりメイクをした日は1回で落としきれないことがあります。公式にW洗顔の可否までは書かれていないので、そこは落ちきったかどうかで判断してください。
まず安いところから剤形を試したい、という入口ならここで足ります。
ジェル|キュレル ジェルメイク落とし 130g
洗浄剤を替えると乾燥が進む、という実感がある人が毎日の枠に置きやすい1本です。130g入りで実売は850円前後です。800円台で買えれば妥当なところです。
有効成分としてグリチルリチン酸ジカリウムを配合していると、花王の公式ページに記載があります。洗ったあとの突っ張りが毎回気になるなら、常用の候補に入れておいて損はありません。
価格と手に入りやすさも効いてきます。3モールとも出品が確認できて切らしにくいので、「気に入ったのに次が買えない」が起きにくい。長く続ける前提の1本を探しているなら、ここは意外と重い条件です。
洗顔まで含めてひと続きの手順を組めるなら、続けやすさで選べる1本になります。
引っかかるとすれば手順のほうです。公式ページには「ご使用後洗顔料で洗ってください」と書かれています。クレンジングのあとに洗顔をもう1回はさむ設計なので、時短目的で選ぶと肩透かしです。夜の工程をどうしても増やせない日は、このあとのクレンジング水やバームに切り替える手もあります。こすらずに済ませる順番そのものを見直したいなら、敏感肌のクレンジングを剤形と時間で比べた記事も参考にしてみてください。
クレンジング水|ビオデルマ サンシビオ H2O D 500mL
帰宅が遅くて、風呂まで待てない夜があります。そこを埋めるのがクレンジング水です。コットンで拭き取る剤形で、公式ページには「W洗顔・洗い流し不要」と書かれています。洗い流す工程が要らないので、風呂に入る前でも落とせる枠です。
500mLの大容量で、実売の中心は2,600円前後です。同じ500mLでも売り場によって値の付き方が変わるので、買う前に容量と価格の組み合わせを見てください。
買う場所には少し注意が要ります。楽天のビオデルマ公式ショップは、特定商取引法の表記で運営会社がNAOS JAPAN株式会社と確認でき、100mL・250mL・500mL・850mLを併売していて在庫もありました。一方、Yahooのサンドラッグe-shopは本稿を書いている時点で在庫なし、お取り寄せ9〜11日の表示になっています。
同じブランドの別ラインには「並行輸入品」と明記された出品も並んでいます。どの窓口から買うにしても、出品者の表記を見てからボタンを押すほうが安心です。脂性肌向けの別ラインを試したことがある人なら、ビオデルマ セビウム H2Oの検証記事と読み比べてみてください。
洗顔までいきたくない夜の逃げ道として、1本置いておく枠が向いています。
すすぎの工程がないぶん、汗をかいた日や皮脂が多い日はベタつきが残ることがあります。公式は洗い流し不要としていますが、皮脂の量が多い日まで1本で完結させる前提では選ばないほうが無難です。
バーム その1|CLAYGE モイスチャライジング クレンジングバーム 95g
ここからバームが2本続きます。1本目は保湿寄りのピンク、CLAYGEのモイスチャライジング クレンジングバームです。公式サイトの価格は1,760円(税込)、容量は95gと記載されています。
ブランド直営店の商品ページには「W洗顔不要」の表記があります。夜の工程を1つ減らせるかどうかは、続くかどうかに直結する条件です。
この1本が向くのは、指で強くこすってしまう自覚がある人です。ピンクの見た目どおり保湿寄りに振ったバームで、同じ剤形のパーフェクトワンフォーカスとは狙いが逆になります。バームを初めて買う枠としても、1,760円という価格は入りやすいところです。
価格を上げすぎずにバームを試したいなら、最初の1個はここからで足ります。
公式は、肌に異常があるときは使わないこと、赤味や腫れ、かゆみが出たら使用を中止することを注記しています。天然由来の成分を使っているため、香りや色調が変わる場合があるという案内も添えられていました。届いた個体の色が写真と違っても、それ自体は想定の範囲です。
バーム その2|パーフェクトワンフォーカス スムースクレンジングバーム ディープブラック 75g
2本目のバームは狙いが逆です。炭と泥を配合した黒いバームで、鼻の角栓や黒ずみに向けて作られています。同じ剤形でも、CLAYGEとは行き先がまるで違います。
公式サイトの通常価格は2,970円(税込)で、容量は75gです。公式の定期購入なら2,673円になります。
W洗顔は不要です。ただし使う条件がひとつあって、公式は乾いた状態の手肌で使うことを求めています。風呂場で濡れた手のまま使う想定だと、ここで引っかかります。まつげエクステについては、一般的なグルー(シアノアクリレート系)なら対応と書かれていました。
鼻の角栓が定期的に気になる、というところに正面から向けて作られた1本です。

角栓そのものの正体と、落とす側・作らせない側の分け方は鼻の黒ずみを角栓から見た記事にまとめてあります。落とす回数を増やす前に、そちらで手順を確認しておくと空振りが減るはずです。
同じバームでも、この2本は行き先が逆です
バームを2本入れた理由を、もう一度はっきり書きます。CLAYGEは保湿寄り、パーフェクトワンフォーカスは毛穴寄りで、買う理由が重なりません。剤形が同じというだけで並べると、片方を選んだ人がもう片方でがっかりします。
価格の差もはっきり出ます。CLAYGEは95gで1,760円なので1gあたり約18.5円、パーフェクトワンフォーカスは75gで2,970円なので1gあたり約39.6円です。倍以上ひらきます。こする癖を止めたい人に向けたCLAYGEと、角栓に向けたパーフェクトワンフォーカスでは、そもそも買う理由が違うからでしょう。
W洗顔が不要という点は共通しています。そのぶん、どちらを選んでも夜の工程は1つ減ります。インナードライで手数を増やしたくない人にとって、この共通点はかなり大きい要素です。
こする癖を止めたいならCLAYGE、角栓が気になるならパーフェクトワンフォーカス。両方を1本にまとめようとすると、どちらの役目も半端になります。バームを2本並べたのは、そこを分けたかったからです。
買ってから気づきやすいところを先に出します
5本それぞれに、押す前に見ておいたほうがいい条件があります。ここを飛ばすと、届いてから使わない引き出しの中身が増えます。
買う前に見るところ
- カウブランド:しっかりメイクの日は1回で落としきれないことがあります
- キュレル:公式が洗顔料でのW洗顔を案内しています
- ビオデルマ:すすぎが無いので皮脂の多い日はベタつきが残ることがあります
- CLAYGE:天然由来の成分を使うため、香りや色調が変わる場合があります
- パーフェクトワンフォーカス:乾いた手肌で使う必要があります
在庫にはばらつきがありました。ビオデルマは楽天の公式ショップで在庫を確認できた一方、Yahooのサンドラッグe-shopはお取り寄せ扱いです。急ぐなら在庫のある窓口を選んでください。
今日の1本を、この順で決めてください
迷ったときの順番はこうです。日焼け止めだけの日が多いならカウブランド、毎日同じ手順で回したいならキュレル、洗顔まで届かない夜があるならビオデルマ。ここまでで、剤形3種が埋まります。
バームに進むなら、こするのをやめたい人はCLAYGE、角栓を落としたい人はパーフェクトワンフォーカスです。剤形が4種類で商品が5本あるのは、この最後の分岐で手が二手に分かれるからです。
落とす工程を替えたら、そのあと肌に何を置くかも一度そろえてみてください。落とす側だけを強くしても、突っ張りは残ったままになります。
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