「顔はテカるのに、洗ったあとだけつっぱる」。この二つが同時に起きている肌は、洗顔料の棚の前でいちばん迷います。
皮脂用と書かれたものに替えると、たしかに日中のテカりは落ち着きます。ところが今度は洗い上がりがキシキシして、化粧水を足す手が止まりません。かといって保湿寄りに戻せば、昼過ぎには額が光り出します。この往復で使いかけを何本も増やしてしまった人は、少なくないはずです。
そこで今回は、テカりと乾燥が同時に来ている肌に向けて、洗顔料を4点そろえました。皮脂トラブルに有効成分で当てにいくキュレルとオルビス、洗浄成分をやさしい側に寄せたファンケル、ジェルで洗うLAGOMという顔ぶれです。並びは、このあとの見出しの順と同じです。
1本目に迷ったらキュレルを推します。「皮脂トラブルケア」という名前を掲げながら、セラミドを守って皮脂を落とす設計だと公式が説明している、めずらしい1本だからです。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
テカりと乾燥、いま重いのはどちらですか
4点は、洗い方の考え方で二つに割れます。
片方は、皮脂によるトラブルに有効成分で当てにいく組です。キュレルはグリチルリチン酸2K、オルビスはグリチルリチン酸ジカリウムを有効成分として配合しています。2Kはジカリウムの略なので、表記が違うだけで指しているものは同じ成分です。荒れやすい時期の受け皿になります。
もう片方は、洗浄成分そのもので受ける組です。ファンケルは公式がアミノ酸系の洗浄成分を挙げています。LAGOMは商品名にジェルと入っていて、4点でこの形はここだけです。
インナードライで厄介なのは、皮脂を落としきる洗顔だと乾き、うるおいを優先するとテカりが残るという板挟みです。だから4点を横に並べて比べるより、いま自分がどちらで困っているかを先に決めるほうが、ずっと早く決まります。
日中の皮脂と吹き出物のほうが重いならキュレルかオルビス、洗浄成分の側から選びたいならファンケル、泡以外の形を試したいならLAGOM。ここで候補はぐっと絞れます。
| 商品 | 向いている人 | 実売と容量 |
|---|---|---|
| キュレル 皮脂トラブルケア泡洗顔料 つめかえ用 | 皮脂用に替えたら今度はつっぱった人 | 1,000円前後/130mL |
| ファンケル ピュアモイスト泡洗顔料 | 洗ったあとのつっぱりが苦手な人 | 1,320円/150mL |
| ORBIS クリアフル ウォッシュ | テカる時期に吹き出物まで出る人 | 1,430円/120g |
| LAGOM ジェルトゥウォーター クレンザー | 朝は水だけだったがテカりが気になり出した人 | 2,310円/220mL |
皮脂と乾燥を1本で受ける|キュレル 皮脂トラブルケア泡洗顔料 つめかえ用
商品名に「皮脂トラブルケア」と入っている1本です。インナードライという言葉がそのまま当たる位置にいます。
有効成分はグリチルリチン酸2Kで、容量は130mLです。商品名は「泡洗顔料」で、しかもつめかえ用にあたります。詰め替える先の容器を持っていない人は、本体もあわせて用意してください。
公式の説明は、洗浄力の強さよりも洗い上がりのほうに寄っています。説明の中心に置かれているのは「つっぱり感がありません」という表現です。セラミドを守りながら皮脂を落とす設計になっているので、洗ったあとに残る感触は保湿寄りに振ってあります。
値段は1,000円前後です。なお花王の公式通販では「大変申し訳ございませんが、ただいま品切れ中です」と表示が出ていましたが、3つのモールではいずれも出品を確認できました。公式直販で止まっているだけで、手に入らないわけではありません。
すでにキュレルの泡洗顔を使っていて、2本目以降を安く続けたい人にはいちばん素直な選択です。皮脂用に替えたら今度はつっぱった、という往復をしてきた人にも、まずここから試してほしい1本になります。
洗ったあとのつっぱりが苦手なら|ファンケル ピュアモイスト泡洗顔料
公式が挙げている洗浄成分はアミノ酸系です。皮脂を強く落としにいく組み立てではないので、洗ったあとのキシキシが苦手な人は、ここから試すのが順当だと思います。
税込1,320円で、容量は150mLです。公式が約60回分と回数まで出しているため、割り算ができます。1回あたり22円、1日1回なら2か月分にあたる計算です。洗顔料として安いほうではありませんが、1回22円と考えると受け入れやすい金額になります。
商品名は「泡洗顔料」です。公式は開封後120日以内に使い切るよう案内していますが、約60回分という数字と突き合わせると、1日1回で2か月、朝晩使っても1か月ほどで1本が終わります。期限のほうが先に来ることは、まず起きません。
実売は1,320円前後です。3つのモールとも出品を確認できました。
テカりよりも乾きのほうが辛い、という人に当てる1本です。
皮脂の多い時期に吹き出物まで出るなら|ORBIS クリアフル ウォッシュ
テカりと同時にポツポツが出てくる季節がある人は、この1本を見てください。有効成分はグリチルリチン酸ジカリウムで、肌荒れが出やすい時期の受け皿になります。
税込1,430円、容量は120gあります。4点のうちこれだけがg表記なので、130mLや150mLと横に並べても、多い少ないは同じものさしで測れません。
肌が敏感になりやすい人への配慮も書かれています。敏感肌対象パッチテスト済み、アレルギーテスト済みという記載です。ただし公式は続けて「すべての方に皮膚刺激・アレルギーがおきないというわけではありません」とも明記しています。テスト済みという表示は刺激が出ない保証ではないので、肌が荒れている最中に新しい洗顔を足すなら、顔全体に広げる前に少量で様子を見てください。
実売は1,430円前後です。3つのモールとも出品を確認できました。
季節の変わり目に決まって吹き出物が出る人、テカりと肌荒れをまとめて見たい人には、4点の中でここが本命です。
4点でここだけ形が違う|LAGOM ジェルトゥウォーター クレンザー
商品名を並べると違いが見えます。キュレルとファンケルが「泡洗顔料」、オルビスが「ウォッシュ」、そしてこれが「ジェルトゥウォーター クレンザー」です。名前にジェルと入っているのは、4点でここだけになります。
税込2,310円で、容量は220mLあります。mLで表記されている3点の中ではいちばん多い量です。1本の値段は張りますが、入っている量も多いため、単純な高い安いでは比べにくいところがあります。
置いている理由は、朝の洗顔の乗り換え先としてです。これまで朝は水だけで済ませてきた人が日中のテカりを気にし始めたとき、いきなり有効成分入りへ動くのは幅が大きくなります。まず形の違う1本を挟む、という順番も選べます。
先に伝えておきたいのが、全成分表にある「香料」の記載です。洗顔料は無香料でと決めている人は、ここで外れます。香りがあったほうが続けやすい人なら、気にする必要はありません。
実売は2,310円前後です。Amazonにも出品がありました。Yahoo!ショッピングでの出品は、今回は確認できていません。
泡タイプの洗顔が続かなかった人、朝の1本だけ別のものに替えたい人に向きます。
4点それぞれ、惜しいと思ったところ
いいところだけ並べても選べないので、弱点も正直に書きます。
キュレルは、皮脂に向けた洗顔料としては洗い上がりのさっぱり感が控えめです。公式の説明も「つっぱり感がありません」という保湿寄りの表現が中心で、ゴシゴシ落とした手応えを求める人には物足りないはずです。つめかえ用という形も、初めて買う人には一手間になります。
ファンケルは、衛生面の期限がはっきり決まっている1本です。開封後は120日以内に使い切ること、詰替を2回使ったら本体を交換することが公式に明記されています。こまめに使い切るのが前提の設計なので、洗顔を何本か並行して回している人には向きません。
オルビスは、テスト済みの表示が刺激ゼロの意味ではないと、公式自身がはっきり書いています。荒れているときほど慎重に、というのはここに効いてきます。
LAGOMは香料入りである点と、2,310円という価格です。朝だけ使うなら220mLはかなり長く持ちますが、最初の1本としては手を出しにくい額でしょう。
4点に共通する注意も、ひとつだけ書いておきましょう。洗顔を替えても、洗ったあとに何もしなければつっぱりは残ります。洗顔は入口で、出口は保湿の側にあります。
洗ったあとに足すもので、結果が変わります
インナードライは洗顔だけで終わる話ではありません。落とす量を整えたら、次は入れる側と守る側です。
化粧水で水分を足し、油分でふたをするところまでやると、日中のテカり方まで変わってきます。順番から整理したい人はメンズスキンケア完全ガイドを先に読むと、どこに手を入れるべきかが見えてきます。油分の量で選び分けたい人向けには、メンズの保湿クリームを別にまとめました。
肌が荒れやすい時期なら、本数を絞る考え方も使えます。洗う・水分・守るの3本で足りるという話は敏感肌のスキンケアに書きました。日中のテカりを物理的に抑えたいなら、テカリ防止のフェイスパウダーという手も残っています。
洗顔まわりで続けて読むなら
- 肌タイプ別のおすすめ洗顔乾燥肌と脂性肌で洗顔を分けたい方へ
- メンズビオレの洗顔3品ドラッグストアで買える範囲から選びたい場合に
- オルビス ミスター フォーミングウォッシュ同じオルビスの男性向け洗顔を単品で見た記事です
- 毛穴の開きを目立たなくするにはテカりと一緒に毛穴も気になっている人へ
どれから試すか
もう一度だけ整理します。
洗ったあとのつっぱりが最大の悩みならファンケル、日中の皮脂と吹き出物が重いならオルビス、その両方を1本で受けたいならキュレルです。泡タイプが続かなかった経験があるなら、LAGOMのジェルという選択肢が残ります。
金額で見れば、キュレルの1,000円前後がいちばん試しやすい入口です。合わなかったときの痛手が小さく、皮脂に有効成分で当てながらセラミドを守ると公式が説明している点でも、最初の1本として無理がありません。

肌の状態は季節で動きます。夏に選んだ洗顔が冬にも正解とは限らないので、つっぱると感じた時点で洗顔から見直してみてください。
※本記事はプロモーションを含みます

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