鏡の前で「また荒れてる」とつぶやいた回数だけ、原因を検索してきた人は多いと思います。ただ、原因の名前が分かっても、その日の肌は変わりません。先に手を動かすなら、洗う・水分を入れる・ふたをする、この3つの工程のうちどこが抜けているかを見るほうが早いです。
男性の肌は、ヒゲ剃りで毎朝けずられ、皮脂が多いぶん洗いすぎにもなりやすく、そのくせ洗いっぱなしで終わりがちです。どれか1つを犯人だと決めつけられるものでもありません。重なって出ていることのほうが多いので、原因を言い当てることに時間をかけるより、抜けている工程を1つ埋めるほうが手が早いと考えています。
ここで挙げる5品は、種類をわざとばらばらにしました。洗顔が2品、化粧水が1品、乳液が1品、そして3つの工程を1本にまとめたオールインワンが1品あります。5品で1位を決めるための記事ではありません。「どこから手をつけるか」で並べています。
3本そろえるのか、それとも1本で終わらせるのか。そこを決めるだけで、かかるお金も朝にとられる時間も変わってきます。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
男の肌荒れで、先に疑っておきたい3つ
まずはヒゲ剃りです。刃は毛と一緒に、肌の表面もけずっていきます。古い刃を使い続けている、強く押しつけている、シェービング剤なしで当てている……そんな心当たりがあるなら、ここが引き金のひとつになっている可能性はじゅうぶんあります。
洗いすぎも見落とされがちです。テカるからと1日に3回洗う、スクラブでごしごしこする、熱い湯で流す。皮脂を根こそぎ取ったあとの肌は、かえって荒れやすいほうへ傾きます。
3つめが、洗いっぱなしという習慣です。洗顔のあとに何も塗らないまま家を出る男性は、まだかなり多いはずです。水分が抜けたところに皮脂だけが出てくるので、テカるのに荒れるという、いちばんやっかいな組み合わせが起こりやすくなります。
原因を1つに絞りきれなくても問題ありません。この3つのうち、自分にいちばん心当たりのあるところから工程を埋めていけば、買うものは自然に決まります。ケアの並び順そのものを見直したい人はメンズスキンケアの基本もあわせて読んでみてください。

5品を「どこから手をつけるか」で並べた早見表
先に全体を見せておきます。左から順に、洗顔・洗顔・化粧水・乳液・オールインワン。この並びのまま、下の見出しでも1品ずつ説明していきます。
| 商品 | こんな人から手をつける | 価格の目安 |
|---|---|---|
| オルビス ミスター フォーミングウォッシュ 120g | 今まさに荒れていて、何から替えるか迷っている | 1,650円前後 |
| NULL 薬用アクネブロック フェイスウォッシュ 120g | ヒゲ剃りのあとに決まって荒れる | 2,017円前後 |
| NILE 高保湿化粧水 150mL | 洗ったあとに水分を入れる工程がない | 2,480円前後 |
| ルシード 薬用トータルケア乳液 100mL | 化粧水は塗るが、そのあとが抜けている | 850円前後 |
| クワトロボタニコ ボタニカル オールインワン 150mL | 工程を増やすと続かない | 2,310円前後 |
今まさに荒れているなら、洗顔から替える(オルビス ミスター フォーミングウォッシュ)
荒れている最中に新しいものを何本も足すと、何が合って何が合わなかったのかが分からなくなります。まず1つだけ替えるなら、毎日かならず使う洗顔から手をつけてください。
オルビス ミスターのフォーミングウォッシュは、無香料・無着色で、アルコールもパラベンも入っていません。荒れている肌に対して、刺激になりうる要素をできるだけ持ち込まない方向でつくられた1本です。5品のなかでは、いちばん引き算でつくられた1本になります。
容量は120gで、価格は1,650円前後です。
香りつきの洗顔を使っていて、なんとなく合っていない気がする人ほど、この1本に替えたときの違いは分かりやすいはずです。
ヒゲ剃りのあとに決まって荒れる人へ。NULL 薬用アクネブロック フェイスウォッシュ
剃った直後にヒリつき、赤みが引かないうちに翌朝また剃る。この繰り返しに入っている人には、洗顔を「落とすもの」ではなく「荒れを防ぐ側」に寄せる手があります。
NULLの薬用アクネブロック フェイスウォッシュには、有効成分としてグリチルリチン酸ジカリウムが配合されています。肌荒れやニキビを防ぐ方向で使われる成分なので、剃ったあとに荒れやすい人には理由のある選択になるはずです。合成着色料・鉱物油・合成香料・パラベン・石油系界面活性剤は無添加です。
容量は同じ120gで、2,017円前後になります。オルビスより数百円高いぶん、有効成分が入っているかどうかで差がついている、と考えると分かりやすいと思います。
ヒゲ剃りそのものの当て方から見直したいなら、ヒゲトリマーの使い分けも見ておいてください。ただ、道具を買い替える前に洗顔を寄せてみるほうが、財布への負担は軽く済みます。
同じ洗顔でも、オルビスは余計なものを足さない方向、NULLは防ぐ側の成分を足す方向です。剃ったあとの赤みが毎朝の恒例になっているなら、手数がいちばん少ないのはここを替えることでした。
水分を入れる工程を足すなら、NILE 高保湿化粧水
洗顔だけ替えて満足してしまう人は多いのですが、洗ったあとの肌は水分が出ていきやすい状態です。ここに1本足すだけで、日中のつっぱり感の出方は変わってきます。
NILEの高保湿化粧水は150mLで2,480円前後です。有効成分としてトラネキサム酸が配合されています。公式店の商品説明には約16時間の保湿持続をうたう記載があり、朝に塗って夕方まで、という使い方を想定した設計になっています。
150mLという容量は、顔だけに使うなら数か月もつ量でしょう。ヒゲ剃りのあとに手のひらでおさえるように塗る使い方をしても、1本がすぐ空になることはありません。
化粧水そのものの選び方で迷っているなら、脂性肌向けの化粧水も参考になります。テカりやすい人と乾く人では、基準がそもそも違うからです。
洗顔のあとに何も塗らない習慣を今日でやめるなら、この1本が入口になります。手のひらに出して顔にあてるだけなので、朝の工程が増えたという実感はほとんどないはずです。
ルシード 薬用トータルケア乳液は、入れたあとの「ふた」役
化粧水を塗って終わりにしている人が、次に足すのが乳液です。入れた水分をとどめる役なので、単体で使うものというより、化粧水とセットで意味が出てきます。
ルシードの薬用トータルケア乳液は100mLで、850円前後で並んでいます。ドラッグストアの棚にも置かれている1本です。有効成分はナイアシンアミドで、無香料・無着色・防腐剤フリーになっています。
この値段でナイアシンアミド配合の乳液が手に入る点は、続けやすさに直結します。スキンケアが途切れる理由の上位は「切らしたまま買い足さなかった」なので、思い立った日に近所で買える1本には、それだけの価値があるはずです。
乳液そのものをもう少し比べたい人は、メンズ乳液のおすすめに他の候補も並べました。
化粧水はもう塗っていて、あとはふたをするだけという段階まで来ている人にとって、1,000円を切るこの乳液はかなり手を出しやすいはずです。
工程を増やすと続かないなら、クワトロボタニコのオールインワン1本
ここまでの4品は、洗う・入れる・ふたをするを別々の商品で埋める考え方でした。ただ、朝に3工程は現実的ではないという人もいます。そこに向くのが最後の1品です。
クワトロボタニコのボタニカル オールインワンは、化粧水・美容液・乳液の役割を1本にまとめたタイプです。150mLで2,310円前後。バクチオールが配合されていて、合成着色料・パラベン・鉱物油・合成香料はいずれもフリーです。
NILEとルシードを組み合わせると合計3,330円ほどかかり、洗面台にはボトルが2本並びます。オールインワン1本なら2,310円前後で、置くボトルも1本で済みます。金額だけで見ないでください。朝に何回手を伸ばすかも、同じくらい効いてきます。
どちらが上ということはありません。手順を自分で組みたいなら3本立て、続けることを最優先するなら1本。オールインワンをもっと見比べたい人は、メンズオールインワンの比較も見てみてください。
三日坊主を何度も繰り返してきた自覚があるなら、工程を減らすほうへ振ってください。この1本にまとめてしまうのが、いちばん早い手当てになります。

3本立てと1本、どちらで組むか
迷ったときの決め方
- 朝に使える時間が3分未満なら、オールインワン1本から
- 部位や季節で調整したいなら、化粧水と乳液を別々に持つ
- 荒れが出ている時期だけ洗顔を有効成分入りに替える、という組み替えもできます
この2つは、上位互換と下位互換の関係ではありません。3本立ては、乾く季節だけ乳液を厚くする、テカる時期は化粧水だけにする、といった調整がききます。かわりに、買い足すタイミングが年に何度も来るという面倒さがついてきました。
オールインワンは調整の幅が狭いぶん、朝の判断がなくなります。悩んでいるうちに塗らずに出ていくくらいなら、1本で終わらせるほうが結果として続くはずです。クワトロボタニコの1本は150mLで2,310円前後、化粧水・美容液・乳液の3役を兼ねます。買い足しの回数も、洗面台に置くボトルも1つで収まる形です。
洗顔だけはどちらの組み方でも必要になるので、5品のうち洗顔2品は、どちらのルートを選んでも候補に残ります。そこがこの5品の並べ方の芯になっています。
弱点も正直に書いておきます
オルビス ミスター フォーミングウォッシュは、洗浄成分の配合濃度といった細かい数値までは公開されていません。中身を数字で確かめてから買いたい人には、物足りなく映るはずです。しっかり泡立てて使う前提なので、泡立てネットを別に用意する場面もあります。
NULL 薬用アクネブロック フェイスウォッシュには、ライムシトラスの香りがついています。合成香料は無添加ですが、無香料の商品ではありません。香りのついた洗顔を避けたい人は、ここでオルビス側に振ったほうが後悔が少ないでしょう。
NILE 高保湿化粧水で気をつけたいのは、同じブランドに「ニキビ化粧水」という見た目のよく似た別商品がある点です。ボトルの雰囲気が近いので、注文画面で商品名を最後まで読んでください。
ルシード 薬用トータルケア乳液は、40才からの肌悩みに向けた設計であることが明示されています。若い世代が使う軽いテクスチャーのものとは狙いが違うため、さらっとした仕上がりを求める人には合わない可能性もあります。
クワトロボタニコのオールインワンは、買う先によって値段が動きます。どこで買うかまで決めてからカートに入れたほうが安心です。
今日、どれか1つだけ替えるとしたら
肌荒れの原因を1つに特定できなくても、手をつける場所は決められます。今まさに荒れているならオルビス、ヒゲ剃りのあとに荒れるならNULL、洗いっぱなしをやめたいならNILEかルシード、そもそも続かないならクワトロボタニコ。この4つの入り口のどれかに、たいていの人は当てはまります。
大事なのは、5つ全部を一度に変えないことです。1つ替えて2週間ほど様子を見れば、自分の肌が何に反応していたのかが少しずつ見えてきます。荒れがなかなか落ち着かないときの考え方は肌荒れが治らないときでも整理しました。
替えるのは、まず1つで足ります。洗面台にあるもののうち、いちばん納得できていない1本から手をつけてみてください。
※本記事はプロモーションを含みます

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