週末に河川敷で野鳥を探すとき、僕が首から下げているのがニコンの双眼鏡PROSTAFF P7 8×30です。見掛視界は62.6°で、ニコンはこれを広視界タイプと呼んでいます。動く鳥や選手を追って見たい人に、僕はこの1台をすすめます。重さが485gある点も、隠さず書くつもりです。
この記事でわかること
- 視界の広さとレンズの作り
- 野鳥探しと観戦で使って感じたこと
- 重さ・防水・ピントの距離
- 8×42・ACULON T02との違い
広く見渡せる1台がほしい人は、ここからどうぞ。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
PROSTAFF P7 8×30の基本情報
2022年6月24日に発売された、PROSTAFFシリーズの双眼鏡です。倍率は8倍で、対物レンズの有効径は30mm。ニコンは、バランスのとれた性能でオールラウンドに使えるシリーズとして紹介しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Nikon(ニコン) |
| 商品名 | PROSTAFF P7 8×30 |
| 倍率・対物レンズ有効径 | 8倍・30mm |
| 視界 | 見掛視界62.6°・実視界8.7°・1000mにおける視界152m |
| 大きさ・重さ | 高さ125×幅130×厚さ52mm・485g |
| 防水 | 1mの水深に10分間浸かっても影響のない防水設計(水中での使用はできません)・防曇 |
価格はオープンプライスで、公式ページには値段の記載がありません。ニコンの公式オンラインショップ、ニコンダイレクトでも扱っています。「PROSTAFF P7」は、2022年度のグッドデザイン賞を受けた双眼鏡です。
通販でいくらになっているかは、ここから確かめられます。
PROSTAFF P7 8×30の特徴
この双眼鏡のよさは、広い視界、見え方を整えるコーティング、外で気兼ねなく使える作りの3つに分けられます。
PROSTAFF P7 8×30は見掛視界62.6°の広視界タイプ
覗いたときにどれだけ広く見えるかを表すのが見掛視界で、PROSTAFF P7 8×30は62.6°です。実視界は8.7°で、1000m先を見ると152mの範囲が視界に入ります。
広く見えるぶん見たいものを捉えやすい、というのがニコンの説明です。そのうえで、バードウォッチングで素早く動く野鳥を探す、スポーツ観戦で選手の動きを追い続ける、アウトドアや旅行で景色を楽しむ、といった使い方が挙がっています。
動くものを追いかけて見たい人ほど、この62.6°が生きてきます。鳥も選手も、じっとしていてはくれませんから。
PROSTAFF P7 8×30のレンズとプリズムのコーティング
まず、すべてのレンズとプリズムが多層膜コーティングです。そのうえで補助プリズムには高反射誘電体多層膜コーティング、ダハプリズムには位相差補正コーティングを使っています。
この2つのコーティングで、明るく自然な色調と鮮明な視界を実現した、とニコンは説明しています。野鳥の羽の色やユニフォームの色を見分けるときに関わってくるのが、このコーティングです。
外側にも手が入っています。対物レンズと接眼レンズには撥水・撥油コーティング。後で書くロック付きの視度調整リングとあわせて、外でアクティブに快適に使えるように作られています。
PROSTAFF P7 8×30は防水・防曇でロック付きの視度調整
中に窒素ガスを充填して防水・防曇にしてあり、1mの水深に10分間浸かっても影響のない防水設計です。
ボディーにはグラスファイバー入りのポリカーボネイト樹脂を使い、軽く仕上げています。表面は、手に馴染みやすく衝撃に強いラバーコートです。
細かいところでは、視度調整リングにロック機構が付いていて、一度合わせたリングを止めておけます。アイレリーフは15.4mmのロングアイレリーフで、メガネを掛けたままでも見やすい設計とされています。接眼目当ては、クリック付きのターンスライド方式です。

PROSTAFF P7 8×30を使ってみて
僕がこの双眼鏡を手に取ったのは、河川敷の野鳥とスタジアムの試合、どちらにも使える1台がほしかったからです。動くものを見るなら視界は広いほうがいいと考えて、見掛視界の数字を見比べてこれに決めました。
野鳥を探すときに助かったこと
最初に覗いたとき、思っていたより広い範囲がぱっと目に入ってきました。枝から枝へ移る小さな鳥を一度見失っても、もう一度視界に入れ直すのがわりと楽です。双眼鏡を覗いたまま鳥を探して、うろうろしてしまう時間が減りました。
視度調整リングのロックも、地味に役立っています。最初に視度を合わせてリングをロックしておいたら、首から下げて歩いたあとでもずれていませんでした。覗くたびに合わせ直さなくていいので、見つけてからすぐ見られます。
接眼目当てを回すと、カチッと止まる手応えがあります。止まるところが分かるので、毎回同じ高さに戻しやすいです。ラバーのボディーは握ったときにすべりにくく、片手で持ち上げても不安がありませんでした。
スタンドで試合を追うとき
スタジアムの高い席からだと、肉眼では選手が小さすぎて動きが分かりません。PROSTAFF P7 8×30で追いかけると、パスを受けた選手からボールの行き先まで、視界の中で追い続けられました。覗いたまま追いかけても、視界が揺れて見失うことはあまりありませんでした。
小雨の日の観戦でも、しまわずに首から下げたままにしていました。防水設計なので、急な雨で慌てなくていいのは気が楽です。
一方で、試合の間ずっと構えていると、さすがに腕がだるくなってきます。このあたりは次の節で書きます。
気になった重さと防水、ピントの距離
使っていて気になったのは、まず重さです。この8×30は485gあります。
樹脂で軽く作られたボディーではあるものの、同じニコンの小さなモデル、ACULON T02 8×21は195gです。首から下げて長い距離を歩く日は、僕も途中で首まわりに重さを意識しました。試合中に構え続けて腕がだるくなるのも、この重さがあるからだと思います。軽さを何より取りたい日なら、195gのT02は8×30の半分以下の重さです。
防水も、できることとできないことがあります。防水設計とはいえ、水中での使用はできません。雨の中で使えても、水に沈めて使う道具ではないと覚えておいてください。
もう1つは最短合焦距離で、2.5mです。これより近いものにはピントが合いません。僕も足元の花をのぞこうとして、ピントが合わずにあきらめたことがあります。
少し離れたところの鳥や選手を見るのが中心なら、この3つはそれほど困らない弱点です。
P7 8×42・ACULON T02との違い
同じニコンの8倍の双眼鏡から、PROSTAFF P7 8×42とACULON T02 8×21の2つと比べてみます。3つとも倍率は8倍で、対物レンズの大きさ、視界、重さが違います。
| モデル | 対物レンズ有効径・見掛視界 | 重さ |
|---|---|---|
| PROSTAFF P7 8×30 | 30mm・62.6° | 485g |
| PROSTAFF P7 8×42 | 42mm・53.4° | 590g |
| ACULON T02 8×21 | 21mm・47.5° | 195g |
PROSTAFF P7 8×42は、この8×30と同じ2022年6月24日に発売された、同じPROSTAFF P7のモデルです。対物レンズが42mmと大きく、明るさは28.1。8×30の明るさは14.4なので、数字ではっきり差があります。アイレリーフも20.2mmと長めです。大きさは高さ152×幅130×厚さ55mmで、590gあります。
ACULON T02 8×21は2019年12月13日発売で、高さ87×幅104×厚さ34mm、195gの小さなモデルです。明るさは6.8、アイレリーフは10.3mmです。公式の仕様表には防水性能の行がありません。
最短合焦距離は、8×42とT02がどちらも3.0mで、8×30は2.5mです。
使い分けで考えると、明るさの数字を重く見る人は8×42、小ささと軽さを重く見る人はT02が候補になります。8×30は対物レンズの大きさがその間で、見掛視界は62.6°です。
防振機能のある双眼鏡まで広げて比べたい人は、防振双眼鏡のおすすめも参考にしてください。
動く鳥や選手を、広い視界で追いかけたい人にとっては、8×30がちょうどいい1台になると思います。
8×42と見分ける型番とJAN
同じPROSTAFF P7には8×30と8×42の2つがあり、名前がよく似ています。商品名を見るときは、後ろの「8×30」まで確かめてください。JANは8×30が4580130921469、8×42が4580130921506です。ACULON T02は別のシリーズで、P7とは違う商品です。
付属品も確かめておきましょう。公式のアクセサリーのページには、接眼キャップ(31085)、対物キャップ 30mm(31245)、双眼鏡用ケース(31246)、双眼鏡用ストラップ(31083)が載っています。箱に入っているものか別売りかは、買う店の商品ページで確かめてください。
広い視界で選ぶPROSTAFF P7
見掛視界62.6°の広さで、動くものを追いかけやすい双眼鏡です。コーティング、防水・防曇、ロック付きの視度調整リングと、外で使うための作りもそろっています。弱点は485gの重さと、水中では使えないこと、そして2.5mより近いものにピントが合わないことの3つ。そこを分かったうえで選べば、野鳥にも観戦にも使い回せる1台だと思います。
PROSTAFF P7 8×30が合う人・合わない人
- 動く野鳥や選手を広い視界で追いたい人に
- 雨の日や水辺にも持ち出したい人に
- 首から下げる重さをとにかく軽くしたい人には重め
- 足元の近いものを見たい人には向かない
8×42と迷ったときは、首から下げて歩く時間の長さで決めてください。歩き回る日が多いなら、590gの8×42より軽い485gのこの8×30が合います。
※本記事はプロモーションを含みます

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