旅行の荷物を詰めるとき、僕はニコンのZ fcを最後にカバンへ入れます。レンズ交換式のカメラが初めてだと、ボディとレンズの組み合わせを自分で決めるのが最初の関門です。Z fc 16-50 VR SL レンズキットなら、シルバーのボディと16-50mmのズームが最初からそろいます。ダイヤルを回して撮りたい人に、迷わずすすめる1台です。
この記事でわかること
- ダイヤル操作と動画の中身
- 休日や旅先での使い心地
- バッテリーで困るところ
- Z50IIやZfとの違い
シルバーのキットはこちらです。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
Z fc レンズキットの基本情報
まずは中身を表で押さえておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ニコン Z fc 16-50 VR SL レンズキット(シルバー) |
| 発売 | 2021年7月23日 |
| 撮像素子 | APS-C(DX)CMOSセンサー・有効画素数2088万画素 |
| 動画 | 4K UHD 30p(クロップなし)・フルHD 120pまで |
| 質量 | 約445g(ボディ・バッテリーとメモリーカード含む) |
| 価格(税込) | 150,700円(オープンプライス) |
ボディの大きさは約134.5×93.5×43.5mmで、本体だけなら約390gです。付いてくるレンズは焦点距離16〜50mm、開放F値はf/3.5-6.3のズーム。マウントはニコン Z マウントなので、あとからレンズを買い足すこともできます。
記録はSD/SDHC/SDXCのカード(UHS-I対応)です。Wi-FiとBluetooth(Ver.4.2)にも対応しています。
この組み合わせで注文するなら、ここから選べます。
Z fcはどんなカメラ?
ひとことで言うと、昔のフィルムカメラの見た目に、今のミラーレスの中身を入れたカメラです。いいところは、見た目とダイヤル、それにAFと動画の3つに分けられます。
Z fcの外観はニコンFM2がモチーフ
Z fcのお手本は、ニコンのフィルムカメラ「FM2」です。ペンタプリズム部のデザインやボディーの大きさをFM2に近い印象で再現していて、モニターの背面にまで革シボ風の加工が入っています。
形はグリップのないフラットなフォルムで、撮りたいときにバッグからスムーズに取り出せます。
モニターは3.0型のバリアングル式で、タッチパネル対応です。ファインダーは0.39型の電子ビューファインダーで、約236万ドット、視野率は約100%です。
Z fcの天面にはダイヤルが3つ
天面には、シャッタースピード、ISO感度、露出補正の3つのダイヤルが並んでいます。F値を表示する小窓もあるので、いまの設定がひと目でわかります。
手応えのあるダイヤルで、設定を1つずつ合わせてからシャッターを切る。そういう撮り方を楽しみたい人には、ここが決め手になるはずです。
連写は高速で約5コマ/秒、拡張にすると約11コマ/秒まで上がります。動きのある場面では、連写に切り替えて撮れます。
Z fcは瞳AFと4K動画にも対応
AFは、像面位相差AFとコントラストAFを自動で切り換えるハイブリッドAFです。フォーカスポイントは209点。静止画でも動画でも瞳AFと動物AFが使えて、動物AFは犬と猫に対応しています。
動画は4K UHD/30pを、APS-Cサイズのままクロップなしで撮れます。モニターを正面に向けると自分撮りモードが起動するので、旅のVlogを自分で撮りたい人にも使いやすい仕様です。
ISO感度は100〜51200(動画は25600まで)。画像処理エンジンは上位機種にも使われているEXPEED 6です。暗い場所でも感度を上げれば、速いシャッタースピードを選べます。手ブレ補正はレンズシフト方式で、VRレンズを付けたときに働きます。キットのレンズも、名前に「VR」が付いたズームです。
休日にZ fcを持ち出してみて
ふだんの出番は、休日の午前中です。近所を歩きながら、気になった花や建物を撮っています。旅行の日は、朝から夕方まで首から下げたままです。
ダイヤルを回して撮る楽しさ
使ってみてまず感じたのは、ダイヤルの手応えです。回すとカチッと止まるので、目で見なくても指先で設定が変わったのがわかります。
日なたから日陰に入ったら、ISOのダイヤルを少し回す。明るすぎると思ったら、露出補正を戻す。この動きがそのまま撮る楽しさになっていて、スマホで撮っていたころより、1枚ごとに考えて撮るようになりました。
カバンから取り出すときに引っかからないのも助かっています。グリップがないぶん、カメラ用ではないふつうのトートにも入れやすいです。
旅先で自分を撮るとき
旅行では、モニターを正面に向けて自分を入れた動画も撮っています。画面に自分が映るので、腕を伸ばしたまま構図を確かめられるのが便利です。
低い位置から花を撮るときも、モニターを開いて上からのぞけば、しゃがみ込まずに済みます。16mm側で風景を広く入れて、50mm側で近くの花に寄る。キットのレンズ1本で、休日の撮りたいものはだいたい収まっています。

撮影できるのは約310〜360コマ
Z fcのバッテリー1本で撮れるのは、ファインダーだけで約310コマ、モニターだけで約360コマです。動画なら約80分。1回の動画は最長29分59秒で記録が止まります。
僕も旅行の日は、夕方になると残りの目盛りが気になってきます。1日歩き回る予定なら、予備のバッテリー(EN-EL25)を1つ持っていくと安心です。
グリップがない形は、取り出しやすさの裏返しでもあります。片手で長く構えていると、指のかかりが浅くて少し疲れました。キットのレンズで歩くぶんには、付属のストラップで首から下げておけば気になりません。
キットのレンズは50mmまでなので、遠くの被写体を大きく写すのには向きません。離れたものを大きく撮りたいなら、望遠のレンズを別に考えることになります。
Z fcが合う人・合わない人
- ダイヤルで設定を見ながら撮りたい人に合う
- 旅先で静止画も自撮りの動画も撮りたい人に合う
- 1日中バッテリー1本で撮り続けたい人には合わない
- 遠くのものを大きく撮りたい人はレンズの買い足しが前提
Z50IIやZfとの違い
比べる相手として挙げたいのは、同じAPS-CのZ50IIと、フルサイズのZfの2台。どちらもオープンプライスです。
Z50IIは2024年12月13日発売で、有効画素数は2088万画素とZ fcと同じです。ISO感度も100〜51200で並びます。違うのは大きさで、Z50IIは約127×96.8×66.5mm、質量は約550g(バッテリー・メモリーカード含む)。モニターは3.2型のバリアングル式です。
Zfはフルサイズ(FX)のセンサーで、有効画素数は2450万画素。ISO感度は64000まであります。質量は約710g(バッテリー・メモリーカード含む)で、モニターは3.2型の約210万ドット、ファインダーは0.5型の約369万ドットです。
Z fcは約445gで、奥行きは約43.5mmです。同じ画素数で、もっと大きなモニターがほしいならZ50II。フルサイズのセンサーで撮りたいならZfが候補に入ります。
ニコンのほかのカメラともまとめて見比べたい人は、ニコンのカメラのおすすめも見てみてください。
約445gの軽さのまま、ダイヤルを回して撮りたいなら、Z fcがちょうどいい落としどころです。
レンズキットの中身と型番
シルバーのレンズキットは、販売ページではJAN 4960759906335で出ています。ボディだけのシルバー(JAN 4960759906311)とは番号が違うので、注文画面で見分けられます。
ボディの同梱品は、バッテリー(EN-EL25aまたはEN-EL25)、バッテリーチャージャー MH-32、ストラップ AN-DC27、ボディーキャップ BF-N1、接眼目当て DK-32です。バッテリーは「EN-EL25aが付属されている場合があります」と案内されていて、どちらが入るかは届くまでわかりません。
レンズの細かい数字は、同じ16-50mmのブラックのVRレンズのものです。7群9枚(EDレンズ1枚・非球面レンズ4枚)、最短撮影距離は0.25m、質量は約135g。シルバーの「SL」で同じかどうかは確かめられていないので、目安として見てください。
持ち歩き用のカバンも一緒に探しているなら、カメラバッグのおすすめから選ぶと、Z fcの大きさに合うものが見つけやすいです。
ファームウェアは、発売後も公式から更新版が配布されています。2024年3月のファームアップでは、動画の記録中に赤い枠を出す表示や、起動アニメーションが加わりました。届いたら、一度バージョンを見ておくと安心です。
Z fc レンズキットのまとめ
Z fc 16-50 VR SL レンズキットは、FM2をもとにした見た目と天面の3つのダイヤルで、設定を目で見ながら撮れるカメラです。中身は2088万画素のAPS-Cで、瞳AFと4K動画にも対応しています。弱点はバッテリーの持ちと、グリップのない持ち方。ここを予備のバッテリーで補えるなら、休日も旅行も気持ちよく持ち出せます。
注文する前に1つだけ見てほしいのが、SDカードです。同梱品の一覧にカードは入っていないので、SD/SDHC/SDXC(UHS-I対応)のカードが手元に無ければ、一緒に用意しておいてください。
※本記事はプロモーションを含みます

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