雨の日の朝、玄関で靴を見て気が重くなる人は多いはずです。革靴で出れば夕方には中まで濡れて、翌日も乾ききりません。かといって長靴で出社するわけにもいかず、結局いつもの一足で出てしまいます。レインシューズを探しはじめる動機は、たいていこの板挟みでした。
ところが「レインシューズ メンズ」で検索すると、ビジネス革靴・防水スニーカー・スリッポン・ショート丈のブーツ・膝下までの長靴が、同じ一覧に混ざって出てきます。値段も2千円台から1万円台まで開いているので、何を基準に比べればよいのか分からなくなります。
決め手になるのは値段よりも型でした。通勤で履くのか、雨の日だけ玄関から出す一足なのか、それとも水たまりを踏み越える必要があるのか。用途が決まれば型が決まり、型が決まれば候補は2足まで絞れます。
そこでこの記事では6足を、通勤用・普段履き・長靴の順に並べました。あわせて公式に「完全防水」と書ける3足も先にはっきりさせています。価格は2026年9月時点の楽天とYahoo!ショッピングでの実売です。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
レインシューズは値段より先に「型」で絞ると外しません
今回の6足は、ビジネス革靴型・ローカットの防水スニーカー・レインスニーカー・スリッポン・ショート丈のラバーブーツ・ロング丈の長靴という6つの型に、ちょうど1足ずつ分かれました。通勤で履けるものほど見た目が普通で、水位に強いものほど見た目が長靴に寄っていきます。この2つは基本的に両立しません。
型が決まったら、次に見るのは防水の表記とサイズ展開です。ここは商品ごとに書きぶりが違い、同じ「防水」でも意味する範囲が変わります。下の表は本文の見出しと同じ順、つまり通勤用から長靴へ向かう順に並べました。
| 商品名と型 | 実売の目安 | サイズ展開と防水の表記 |
|---|---|---|
| テクシーリュクス ゴアテックス(ビジネス革靴型) | 12,900円前後 | 24.5〜28.0cm・防水耐久性と透湿性 |
| コロンビア ホーソンレイン ロー WP(ローカット) | 11,500円前後 | 23.0〜28.0cm・撥水素材と防水メンブレン |
| アモジ HL2056(レインスニーカー) | 3,680円 | サイズ表記は未確認・一体成型で完全防水 |
| マルゴ マンダム56(スリッポン) | 2,300円前後 | 21.0〜29.0cm・PVC底の防水シューズ |
| ムーンスター 810s ET027(ショート丈ラバーブーツ) | 8,800円 | 22.0〜30.0cm・ラバー製 |
| 日本野鳥の会 バードウォッチング長靴(ロング丈) | 6,930円 | 23〜29cm・完全防水の表記あり |

通勤で履くなら、スーツから浮かない2足
朝の電車に乗る一足に求められるのは、見た目が普通であることです。ここで長靴を選ぶ人はいません。革靴の形のまま守りを足すか、スニーカーの軽さを取るか。この2択になります。
テクシーリュクス ゴアテックス搭載の全天候型
スーツのまま一日を通したい人の第一候補です。アシックス商事のテクシーリュクスにはGORE-TEXメンブレンを内蔵したモデルがあり、TU8001からTU8004までの型番が該当します。見た目は通常の革靴そのままで、雨に強い層が内側に仕込まれた構成です。
ただし公式サイトの言い方は「優れた防水耐久性・透湿性」で、「完全防水」という表記は使われていません。表面は牛革ですので、豪雨のなかを長時間歩いたり、深い水たまりに踏み込んだりする使い方には限界が出ます。駅から会社までの数分を守る靴、と考えてください。
サイズは24.5〜28.0cmの展開です。TU8001からTU8004までは3E幅、TU8005からTU8007までは4E幅になるため、甲が高い人は後者の型番も見ておくとよいでしょう。
実売は12,900円前後です。ただし同じシリーズでも取扱店によって額の動きが大きい商品でしたので、注文の前に必ず複数の店を見比べてください。
コロンビア ホーソンレイン ロー ウォータープルーフ
通勤で歩く距離が長い人、休日も同じ靴で済ませたい人にはこちらが向きます。品番はYU7149、アウトドアブランドらしい軽装のローカットで、革靴型より足が疲れにくい形です。
構成は、高密度ポリエステルのアッパーに撥水加工を施し、内側の防水メンブレンで浸水を止める形になっています。商品ページの説明にも「(撥水)加工を高める高密度のポリエステル素材」と書かれていて、長靴のような完全防水はうたっていません。同じページには「アウトソールにラバーを採用し高い滑り抵抗」の記載もありました。濡れたタイルや駅の階段で滑りたくない人には、この一文が効いてきます。
サイズは23.0〜28.0cm(US5〜10)です。ユニセックス展開のため、レディースサイズ表記の同型と混同しないよう、注文前に表記を確かめてください。実売はおよそ11,500円でした。
雨の日だけ履く一足なら、安く用意できる2足
通勤の靴は今のままでよくて、雨の日だけ玄関から出す一足がほしい。そういう買い方なら、値段を抑えたほうが結局よく使われます。ここで紹介する2足は、どちらも実売4千円を切りました。
アモジ レインスニーカー HL2056
玄関に「雨の日用」を置いておきたい人には、いちばん素直な選択肢です。実売は3,680円前後で、6足の中では手に取りやすい部類に入ります。
見どころは構造にあります。公式ページには「天然な特製ゴムで仕上げ、また一体成形のため、水がいっさい侵入できません」と書かれていました。縫い目から水が染みる余地がない一体成型で、6足のうち完全防水と言い切れる3足のひとつです。
その裏返しとして、ゴムで包まれているぶん通気性はありません。長い時間履けば内側が蒸れます。朝の移動だけ履いて職場で履き替える、という使い方が現実的でしょう。なお、サイズ展開は商品ページの本文に数値の記載がなく、今回は確認できませんでした。画像側に表が載っている可能性があるので、注文の前に必ず見ておいてください。
マルゴ 防水シューズ マンダム56
脱ぎ履きの回数が多い仕事なら、紐のないスリッポンが効きます。丸五のマンダム56は実売2,300円前後で、6足の中でもっとも安い一足でした。厨房や立ち仕事の現場で使われてきた、実用一辺倒の形をしています。
底材はPVC、足幅は2E相当、片足の重量は26cmで300gです。サイズは21.0〜29.0cmを0.5cm刻みで用意していて、サイズが分かっている5足では下限がいちばん小さい数字になりました(カーキのみ23.0〜28.0cmの展開)。足の実寸が標準から外れている人ほど、ここが効いてきます。
防水の表記は、店によって書きぶりが揺れていました。楽天の公式ページの本文は「防水シューズ」という名称だけでしたが、Amazonでの流通名には「完全防水」と入っています。PVCで包まれた構造ですから、通気性はアモジと同じく期待できません。
水たまりを避けきれない日は、長靴の出番です
歩く道に水が溜まる、あるいは屋外で作業する。そういう日は、くるぶしから上を覆う型に切り替えたほうが早いです。丈の短い順に2足を紹介します。
ムーンスター 810s マルケ モディ ET027
足首まで守りたい、けれど膝下の長靴は大げさ。その中間を埋めるのがショート丈のラバーブーツです。ムーンスターの810sシリーズ、マルケ モディ ET027は実売8,800円で、楽天とYahoo!ショッピングの価格が一致していました。
素材はラバー、ワイズは2E、片足の重量は26cmで約300gです。スニーカーより水位に強く、ロング丈の長靴より軽い位置に収まります。サイズは22.0〜30.0cmの9サイズ展開で、サイズが分かっている5足では上限がいちばん大きい数字でした。足が大きくて選択肢が少ない人には、ここが決め手になります。
ひとつ補足しておきます。ラバー製ですので構造としては水を通しませんが、公式ページの本文に「完全防水」といった等級の表記は見当たりませんでした。うたっていないものを、こちらで足すわけにはいきません。蒸れやすさはアモジやマルゴと共通の弱点です。
日本野鳥の会 バードウォッチング長靴
膝下まで覆うロング丈で、実売は6,930円前後でした。屋外のイベントや作業で年に何度か長靴が要る、という人の定番になっています。
この長靴の持ち味は、折りたたんで収納袋に入れられるところにあります。使わない時期に玄関を占領しません。Yahoo!ショッピングの商品名には「完全防水」と入っていて、水位への備えとしては今回の6足でいちばん厚い一足です。サイズはSS(23cm)から3L(28cm)まで、さらに4L(29cm)まで用意されています。
サイズ選びだけは注意書きが付きます。公式のサイズ表に「この長靴は足首周りが小さめにできています。通常お使いのサイズより1つ大きめをおすすめします」と書かれているため、いつもの数字のまま頼むと足が入りません。重量は26cmの片足で約460gと、ロング丈のなかではやや重めでした。
「完全防水」と書けるのは、6足のうち3足だけです
ここは盛りたくなる場所なので、線を引いておきます。今回の6足で、公式ページか商品名に「完全防水」相当の表記があったのは3足でした。
- アモジ HL2056は、公式ページに「天然な特製ゴムで仕上げ、また一体成形のため、水がいっさい侵入できません」と書かれています。
- 日本野鳥の会の長靴は、Yahoo!ショッピングの商品名に「完全防水」の語が入っていました。
- マルゴのマンダム56は、Amazonでの流通名に「完全防水」と入っています(楽天の公式ページ本文は「防水シューズ」という名称のみ)。
残りの3足は、どこかで言葉を弱めていました。テクシーリュクスの公式表記は「優れた防水耐久性・透湿性」まで。コロンビアの商品説明には「撥水」の語が使われています。ムーンスターにいたっては、公式ページの本文に等級の表記そのものがありませんでした。
この差は、そのまま使い方の差になって表れます。完全防水の3足はゴムやPVCで全体を包む構造なので、水が入らないかわりに空気も通りません。いっぽう防水メンブレン型のテクシーリュクスとコロンビアは、透湿性があるぶん内側が蒸れにくく、そのかわり水位の高い場所は苦手です。雨の強さと歩く距離、それに履いている時間の長さで、どちらを選ぶかが決まります。
蒸れとサイズ、買ってから困りやすい2点
ひとつめは蒸れです。アモジ・マルゴ・ムーンスターの3足はゴムやPVCの一体構造なので、通気はほとんど期待できません。半日履き続ければ、靴下まで汗で湿ります。職場に履き替えを一足置いておく運用にすると、この弱点はかなり消えます。においが気になる人は、足のにおい対策も合わせて読んでみてください。
ふたつめはサイズです。日本野鳥の会は公式が1つ大きめを推奨しているので、いつもの数字で頼むと入りません。アモジはサイズ表記そのものが本文で確認できませんでした。テクシーリュクスは24.5cmが下限になるため、足が小さい人はマルゴかムーンスターに回ることになります。コロンビアはユニセックス展開ですので、レディース表記の同型を掴まないよう気をつけてください。

注文の前に確かめておくこと
- 同じ型番でも店で価格が変わる。テクシーリュクスはとくに動きが大きい
- ゴム系の3足は蒸れる。職場に履き替えを置けるかを先に決めておく
- 日本野鳥の会は1つ大きめ。ムーンスターは30.0cmまで、マルゴは21.0cmから
- 「完全防水」の表記があるかを商品ページで自分の目でも確かめる
一足でまかなうか、二足で分けるか
6足を型で並べ直してみると、選び方は使う場面の数で決まりました。通勤の行き帰りだけを守れればよいなら、テクシーリュクスかコロンビアの一足で足ります。見た目が普通のまま雨に強くなるので、履き替えの手間もかかりません。
一方、雨の日だけ使う靴を別に持つなら、アモジかマルゴを玄関に置いておくのがいちばん安く済みます。どちらも通勤靴を濡らさないための保険としては軽い出費でしょう。台風の日や屋外の予定がある日まで見込むなら、ムーンスターか日本野鳥の会を足しておくと隙がなくなります。
迷ったときは、いちばん濡れて困った日を思い出してください。その日の水位が足首より下ならローカットで足り、足首より上ならラバーブーツか長靴が要ります。そこさえ決まれば、6足の中から選ぶ作業は5分で終わります。
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※本記事はプロモーションを含みます

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