初めて握ったとき、刃から柄までひと続きの金属で、つなぎ目に指が引っかからないのが手に残りました。下村工業のヴェルダン 三徳庖丁 OVD-11は、重さ130gのオールステンレス包丁です。家の料理を1本でまかなう万能包丁がほしい人に、僕はこれをすすめています。決め手は、柄の付け根まで丸ごと洗えるつくりでした。
この記事でわかること
- OVD-11の大きさと材質
- 洗いやすさと切れ味の実際
- 合わなかった場面
- 牛刀・ミドル三徳との使い分け
包丁を1本だけ替えるなら、まずこれを見てほしいです。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
ヴェルダン OVD-11の基本情報
先に、OVD-11の中身を表にしておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | 下村工業 |
| 商品名 | ヴェルダン 三徳庖丁 165mm OVD-11 |
| 刃渡り | 165mm |
| 重量・板厚 | 130g・1.8mm |
| 材質 | 刃 モリブデンバナジウムステンレス刃物鋼・本体 18-8ステンレス |
| 価格(税込) | 4,400円(税別4,000円) |
楽天で「下村工業 公式」と名乗る店の商品説明によると、燕三条でつくられた日本製です。刃と本体で鋼材を分けていて、切る部分には刃物鋼、本体には18-8ステンレスが使われています。
今いくらで買えるかは、下からのぞいてみてください。
OVD-11の切れ味と洗いやすさ
OVD-11のつくりで押さえたいのは、継ぎ目のない一体成形、職人の水研ぎ刃付け、165mmの大きさの3つです。
ヴェルダン OVD-11は柄まで継ぎ目のない一体成形
OVD-11は、刃から柄までがオールステンレスのひと続きです。下村工業はこれを、継ぎ目のない一体成形の清潔仕様と説明しています。
刃と柄が分かれていないので、柄の付け根にも境目はありません。
食洗機対応をうたっているのは、さきほどの楽天の店の商品紹介文です。同じ紹介文には、継ぎ目がなく手入れも簡単だとも書かれています。
OVD-11の刃は職人による水研ぎ刃付け
刃付けは、職人の手による水研ぎです。メーカーは、切れ味とその持続性に優れていると説明しています。
刃の素材はモリブデンバナジウムステンレス刃物鋼です。名前は長いですが、切る部分にだけ刃物用の鋼材を使っている、ということです。そのうえで、刃付けを人の手でやっているのがこのシリーズの売りになっています。
この説明は、ヴェルダンのシリーズ全体に向けた文です。公式サイトに、OVD-11だけの説明文は載っていません。
OVD-11の165mm・130g・板厚1.8mm
刃渡りは165mm、重さは130g、刃の厚みは1.8mmです。全長は公式サイトで295mmとされています。同じヴェルダンのミドル三徳OVD-14は刃渡り145mmなので、OVD-11はそれより長いほうの三徳です。楽天の「下村工業 公式」を名乗る店は、このOVD-11を燕三条製の万能包丁として紹介しています。紹介文の書き出しは「気持ちいい切れ味が持続するオールステンレス製」で、ここも店の言葉です。
見た目は、下村工業が「フラットフォルム」と呼ぶ平らな形です。手に持つところについては、メーカーが「流れるフォルムが優しく手になじみ」と書いています。

僕の台所でOVD-11を使ってみて
合わなかった場面から書きます。大きな白菜を縦に半分に割ろうとしたとき、165mmの刃では向こう側まで一度に届かず、途中で包丁を入れ直しました。丸ごとのかぼちゃに体重をかけて刃を押し込むのも、この薄い刃に任せる気にはなれません。そういう日は、もっと刃の長い包丁を出しています。
逆に言うと、困ったのはそのくらいです。ふだんの夕飯の下ごしらえは、ほとんどOVD-11で済んでいます。
OVD-11で野菜や肉、魚を切るとき
手に合うなと感じたのは、玉ねぎのみじん切りでした。刃が薄く感じるぶん、繊維に沿って入れた切れ目がつぶれにくく、まな板の上で玉ねぎが逃げません。トマトは皮に刃を当てて軽く引くだけで、するっと入っていきます。
にんじんやごぼうのような硬めの根菜も、輪切りやささがきくらいなら気にせず切れます。力を入れて押し切るより、少し前後に動かしたほうが刃がまっすぐ入る感覚でした。
鶏もも肉の皮も、押しつぶさずに切れました。キャベツの千切りは、刃を前へ滑らせるように動かすと細くそろいます。刺身のさくを切るときも、165mmあれば手前に一度引くだけで切り口がきれいに決まりました。
しばらく使っていますが、使い始めのころと比べて切れが鈍ったと感じる場面は、まだありません。研ぎ直しもしていないので、刃付けの持ちについてはメーカーの説明どおりの印象です。
130gという重さは、僕の手にはちょうどいい加減でした。玉ねぎを1個まるごと刻んでも、手首がだるくなる感じはありません。平たい形なので、まな板の端に置いても転がらず、作業の合間に手を離しやすいのも地味に助かっています。
洗うときと、しまうとき
洗い物は本当に楽になりました。スポンジで刃から柄まで一気にこすれば終わりです。前に使っていた木の柄の包丁は、付け根の黒ずみがずっと気になっていました。OVD-11に替えてからは、そこを見る必要がなくなりました。
食洗機にもそのまま入れています。包丁差しに戻すときも、柄の根元に水がたまる場所がないので、ふきんでひと拭きすれば片づけが終わります。水切りかごに立てておいても、柄がふやけたり色が変わったりする心配をしなくていいのは気が楽です。
気になったのは柄の握りです。柄までステンレスなので、手が濡れているとつるっとすべる感じがあります。冬の朝は、握った瞬間のひやっとした冷たさが少し苦手でした。肉の脂がついた手で持ち直すときは、ふきんで手と柄を拭いてから握るようにしています。
牛刀・ミドル三徳との違い
同じヴェルダンには、形や長さの違う包丁がほかにもあります。三徳庖丁OVD-11と迷いやすいのは、牛刀OVD-12とミドル三徳OVD-14の2本です。
牛刀OVD-12は、刃渡り185mm・全長315mmです。重さは130g、板厚は1.8mmで、ここはOVD-11と変わりません。値段も税別4,000円で並びます。刃の長さだけを伸ばしたいなら、こちらが候補になります。大きな白菜やキャベツを丸ごと割る機会が多い家なら、刃の長いこの牛刀のほうが向いているかもしれません。
ミドル三徳OVD-14は、刃渡り145mm・全長255mm・重さ85gです。板厚はやはり1.8mmで、税別3,700円です。ひとまわり小さく軽い三徳がほしい人や、狭いまな板で使う人なら、こちらのほうが扱いやすいでしょう。
板厚は3本とも1.8mmです。刃の薄さで迷う必要はないので、長さと重さだけ見比べれば選べます。
刃渡りで並べると、OVD-11は145mmと185mmのあいだに入る長さです。1本目のヴェルダンで迷ったら、長さが真ん中のOVD-11から始めるのが分かりやすいと思います。
ほかのメーカーの包丁と並べて見たい人は、包丁のおすすめも読んでみてください。
OVD-11が合う人・合わない人
- 合う:1本で家の料理をまかなう三徳庖丁を探している人
- 合う:柄の付け根まで丸ごと洗える包丁がほしい人
- 合わない:白菜やかぼちゃを丸ごと割る作業が多い人
- 合わない:木や樹脂の柄の握り心地が好きな人
OVD-11とヴェルダンSの見分け方
通販でヴェルダンの三徳を探すと、名前の近い別の商品も一緒に出てきます。ヴェルダンS(VDS-101など)やネオヴェルダン(NVD-01)は、OVD-11とは型番の違う商品です。楽天でOVD-11を探したときは、検索結果の上のほうにヴェルダンSのVDS-101の出品が出てきました。
注文するページでは、型番のOVD-11と刃渡り165mmの表記を見てください。商品名に三徳と書いてあっても、型番がVDS-101やNVD-01なら別の包丁です。JANコードは4962336114362なので、型番の表記が見当たらないページでは、この番号がそろっているかで確かめられます。
全長の数字にも、ひとつ食い違いが見つかりました。メーカーの公式サイトでは295mm、楽天の「下村工業 公式」を名乗る店の商品説明では292mmと書かれています。包丁差しの深さがぎりぎりの人は、長いほうの295mmで測っておくと安心です。
OVD-11をすすめたい人
ヴェルダン OVD-11は、刃から柄まで継ぎ目のないオールステンレスの三徳庖丁です。職人の水研ぎ刃付けで、刃渡り165mm・重さ130g。家の料理を1本で回したくて、柄の付け根の汚れにうんざりしている人に、僕は迷わずすすめます。合わなかったのは、大きな野菜を丸ごと割る場面と、濡れた手で握るときくらいでした。
まな板も一緒に見直すなら、まな板のおすすめも参考になります。
使うときは、手と柄の水気をさっと拭いてから握ってください。それだけで、ステンレスの柄がすべる感じはぐっと減ります。
※本記事はプロモーションを含みます

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