アルティミューンは資生堂の看板です。そのメンズ版が9,900円。美容液としては高い部類に入ります。
全成分を並べると、資生堂メンの他の製品と明らかに顔ぶれが違いました。
この記事でわかること
- 他の資生堂メンと成分がどう違うか
- ナイアシンアミドが入っていない意味
- 9,900円をどこに使うか
- 買わなくていい人
顔ぶれが他と違う
全成分から読めること
| カルノシン(10番目) | 資生堂メンではこの製品にしか入っていない。アミノ酸が2つつながった成分で、上位に置かれている |
| 乳酸桿菌/ハイビスカス花発酵液 | 発酵液。この手の成分が入るのも資生堂メンではここだけ |
| 水・グリセリン・変性アルコール(1〜3番目) | 土台。アルコールが3番目なので、美容液としては軽い部類 |
| ツバキ花エキス・ツバキ葉エキス・ツバキ種子エキス | ツバキ由来が3種類。植物エキスの数は資生堂メンで最多 |
| グリシルグリシン・グリチルリチン酸2K | 整える側。ここは他の製品と共通 |
| ナイアシンアミド | 入っていない。トータルR の2本とは狙いが違うということ |
成分は資生堂 公式サイトの全成分表示の表示による(化粧品)
トータルR はナイアシンアミド、スキンエンパワリングクリームは酢酸レチノール、そしてこれはカルノシンと発酵液。資生堂メンの上位3本は、それぞれ違うものに賭けています。
| ブランド | SHISEIDO MEN(資生堂) |
| 商品名 | SHISEIDO MEN アルティミューン パワライジング セラム |
| 価格 | 9,900円(税込) |
| 区分 | 化粧品 |
| 特徴 | カルノシンと発酵液。資生堂メンでこの組み合わせは1本だけ |
使ってみた
とろみのある液体で、伸ばすと薄い膜が残ります。塗った直後に少しぬるつきますが、30秒ほどで落ち着きました。
あとに重ねるものの入りが変わる
これを挟むと、上に乗せた乳液の伸びが明らかに違います。体感としていちばんはっきりしたのはここでした。
肌そのものがどうなったかは、正直わかりません。3か月使って、写真で見比べても差は見つけられませんでした。
香りは資生堂メンの中で強め
つけた直後にしっかり香ります。30分ほどで消えますが、朝に香水をつける人は喧嘩する可能性があります。
9,900円の使いどころ
美容液は工程の真ん中に入る、省いても成立してしまう段です。だからここに1万円近く出すのは、優先度としては後ろになります。
洗顔・化粧水・乳液が整っていて、それでも何か足したいと思ったとき。その順番で来るなら、この製品は噛み合います。
先に手を付けるべきもの
乳液を持っていないなら、まずそちらです。肌に乗っている時間が長いぶん、4,950円のモイスチャライザー EG のほうが体感は大きい。
美容液から入る買い方は、いちばん効率が悪いと思っています。土台が無いところに1段だけ良いものを足しても、支えるものがありません。
カルノシンという成分

聞き慣れない名前だと思います。アミノ酸が2つつながった構造の成分で、資生堂メンではこの製品にしか入っていません。
ただし、これは化粧品であって医薬部外品ではありません。つまり公式に効能を書ける区分ではない。「カルノシン配合だから効く」という読み方はできません。
資生堂メンの上位3本をどう選ぶか
9,130円のトータルR、13,750円のスキンエンパワリングクリーム、そして9,900円のこれ。全部買う人はいないので、選び方を書いておきます。
乾燥が主訴ならトータルR。乾燥は落ち着いていて何か足したいならスキンエンパワリング。この2つのどちらでもないなら、そもそも上位ラインは要りません。
美容液は最後に検討する段
クリームや乳液は肌に乗っている時間が長く、省くと明確に変わります。美容液は挟んでも挟まなくても、翌朝の顔がひっくり返るほどは変わりません。
だから僕は、洗顔・化粧水・乳液の3段が固まってからここを検討しました。順番を守ると、無駄な出費がかなり減ります。
比べたうえで「これだ」と思ったなら、こちらです。
ブランドの本家との違い
資生堂の女性向けアルティミューンとは別処方です。名前が同じでも中身は違うので、本家のレビューを参考にしても当てになりません。
メンズ版は変性アルコールが3番目に入っていて、本家より軽い作りに寄せてあります。皮脂が多い肌を想定した調整だと読めます。
同じ名前を見て本家のつもりで買うと、「思っていたより軽い」と感じるはずです。とろみのある美容液を期待しているなら、そこは先に知っておいたほうがいい。
量と使い方
2〜3滴で顔全体に足ります。多く出しても入りが良くなるわけではなく、ぬるつきが長引くだけでした。
朝晩で使うと2か月ほど。月5,000円弱です。資生堂メンの中でいちばん減りが速いので、継続の負担は価格表以上に重く感じます。
惜しいと感じたところ
効いている実感が、乳液の伸び以外に無い。9,900円という価格に対して、手応えの手掛かりが少なすぎると感じました。
減りも速く、つめかえもありません。毎日続ける前提だと年6万円近くになる計算で、ここは正直に「僕は毎日は続けていない」と書いておきます。
いまは夜だけ、それも乾きが気になる時期だけ使っています。毎日でなくてもいい製品だと割り切ると、9,900円が急に扱いやすくなりました。2か月が4か月になれば、月の負担は半分です。
3か月使って
カルノシンと発酵液が入った、資生堂メンでは異質な1本です。あとに重ねるものの伸びは確かに変わりました。ただ、洗顔と乳液より先に買うものではありません。
SHISEIDO MENを成分から見た記事だと、ハイドレーティング ローション Cの記事も残しています。
SHISEIDO MENで近い立ち位置のものだと、スキンマットセラムの記事もあわせてどうぞ。
※本記事はプロモーションを含みます

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