化粧水を選ぶとき本体価格だけを見ていました。3,000円は高い、1,000円は安い、という判断です。
ただ容量と使う量が違えば1回あたりの費用は逆転します。出し方は簡単なので一度やっておく価値があります。
この記事でわかること
- 1回あたりの出し方
- 価格が逆転する例
- 使用量をどう見積もるか
- この計算が効かない場面
出し方は割り算だけ
本体価格を容量で割って1mLあたりの単価を出す。それに1回の使用量を掛ければ1回あたりの費用が出ます。
化粧水なら1回に使う量は500円玉くらいで約1mLが目安です。朝晩で2mL、1か月で60mL。150mLの製品なら2か月半で無くなる計算になります。
価格が逆転する例
| 製品 | 価格 | 容量 | 1mLあたり | 1日(2mL) |
| A | 1,000円 | 150mL | 約6.7円 | 約13円 |
| B | 3,000円 | 500mL | 6円 | 12円 |
| C | 2,500円 | 120mL | 約20.8円 | 約42円 |
本体価格ではAがいちばん安いのに、1回あたりではBのほうが安い。こういう逆転が実際に起きます。大容量が置いてある理由はここにあります。
使用量は製品によって違う
同じ1mLでもとろみのある製品は伸びが違います。少量で足りる場合もあれば重ねないと物足りない場合もある。
だから計算はあくまで目安です。1本使い切るのに何日かかったかを記録するほうが正確になります。2本目からは自分の実測で計算できます。
詰め替えがあるかで大きく変わる
つめかえ用は本体より安く設定されていることがほとんどです。容器の分だけ差が出ます。
149品にはつめかえ用が16組ありました。本体と全成分を突き合わせたところ16組すべて一致していて、違いは表記の全角と半角だけ。中身が薄くなっているということはありません。
乳液とクリームは別に数える
乳液は化粧水より使用量が少ない。容量が小さくても持ちます。同じ150mLでも化粧水は2か月半、乳液は倍近く持つことがある。
だから化粧水と乳液を同じ物差しで比べると乳液が高く見えます。1回あたりで出すとその錯覚が消えます。
年間で見るといくらか
1日13円なら年間で約4,700円です。毎日のコーヒー1杯より安い。
この数字を出すともう少し出してもいいという判断がしやすくなります。逆に、1日42円なら年間15,000円で、そこまで出す価値があるかを考える材料になります。
洗顔料は回数で数える
洗顔料はmLではなく1回に出す量で数えるほうが早い。チューブなら1回に2cmほど出すのが目安です。
130gの製品を朝晩使うとおおむね2か月から3か月。泡立てるかどうかで消費が変わります。ネットを使うと少ない量でも足りるので結果として長持ちします。
道具を1つ足すだけで本体の消費が2割ほど落ちる感覚があります。数百円の道具で毎回の量が減るなら回収は早い。
1回あたりで見ると高い製品
小容量の美容液は1mLあたりが跳ね上がります。30mLで5,000円なら1mLあたり約167円。化粧水の20倍を超えることもある。
だからといって悪いわけではありません。入っている成分が違えば別物です。ただ「毎日たっぷり使う」という使い方はできない価格帯だと数字で分かります。
セットで買うと安く見える
3点セットは単品で買うより安いことが多い。ただし3品とも同じ速度で減るとは限りません。
化粧水だけ先に無くなって乳液が残る、ということが普通に起きます。結局は単品で買い足すので、セットの割引が見た目ほど効かない場合がある。
セットが向くのはまだ何を使うか決まっていないときです。決まったら単品と詰め替えに切り替えるほうが1回あたりは下がります。
この計算が効かない場面
日焼け止めのように塗る量が決まっているものは節約する余地がありません。量を減らすと数字どおりに働かなくなります。
美容液のように狙いのある製品も単価で比べる意味が薄い。入っている成分が違えば同じ1mLでも別物だからです。
それとこの計算は合っている製品どうしを比べるときだけ意味があります。合わないものが安くても使わないので費用はゼロにはなりません。
送料を入れて計算する
通販で1本ずつ買うと送料が毎回乗ります。500円の送料は1,000円の化粧水なら5割増しです。
まとめ買いか送料無料の金額まで足すか。ただし足すために要らないものを買うと本末転倒になります。
日用品と一緒に買うのがいちばん無駄が出ません。単価の計算に送料を入れると、店頭で買うほうが安い場合もあると分かります。
安いものを多く使うか、高いものを少なく使うか
同じ1回あたりでも使い方の自由度が違います。安い大容量なら気にせずたっぷり使える。
高い小容量は「もったいない」が働いて結果として量が減ります。量が減れば本来の働きも出にくい。
だから毎日たっぷり使う工程は安い大容量に寄せるほうが噛み合うことがあります。費用の話であると同時に使い方の話でもあります。
高い化粧水の中身については価格差の記事にまとめています。
月いくらで組むかは予算別の組み方にまとめています。
一度だけ出しておく
毎回計算する必要はありません。今使っているものの1回あたりを1回だけ出す。それが基準になって次から比べられます。
基準が1つあると売り場での判断が速くなります。この製品は今の1.5倍かと分かるだけで買うかどうかを決められる。毎回電卓を出す必要はありません。
買い方の考え方はメンズ美容の基本ガイドに、製品ごとの容量はランキング記事にまとめています。
※本記事はプロモーションを含みます

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